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下眼瞼脱脂のリスク・副作用は?トラブルを減らすポイントを解説

2022.09.21

下眼瞼脱脂は眼窩脂肪を取り除くことで目の下のたるみやクマを改善できる手術です。メリットは大きいですが、同時に失敗のリスクや副作用もあるため、慎重にクリニックの選択をする必要があります。副作用の多くは経過とともに改善することがほとんどですが、身体に長期間の悪影響が出るケースもあります。通常であれば医師からのカウンセリングの際、リスクや副作用などのデメリットについて説明がありますが、情報量が多いため事前に理解することが重要です。

下眼瞼脱脂のリスクには個人差がある


下眼瞼脱脂のリスクには個人差があります。手軽に受けられる若返りプチ整形の一つで、目の下に溜まった眼窩脂肪が適正量あれば効果を発揮しますが、少なすぎる場合は内出血や小ジワの目立ち、窪みなどが出来てしまうリスクが生じます。手術の成功率は医師の技量も関係しているため、クリニック選びが大切です。理想の見た目に近づけるためにもクリニック選びを慎重に行い、事前の診断とカウンセリングで自分に合った治療法を見極めてもらう必要があります。

下眼瞼脱脂で起こす可能性のあるリスク

下眼瞼脱脂で起こる可能性のあるリスクは、問題の小さいものから大きなものまで様々です。加齢の特徴の一つである目元のたるみは、下眼瞼脱脂で涙袋と呼ばれる部分に溜まった眼窩脂肪を取り除くことで解消が期待できますが、原因が別の場合は効果を発揮できません。手術時間も短くプチ整形として人気ですが、手軽に思われる下眼瞼脱脂にもリスクやデメリットがあるため、術後の生活に支障が出るかどうかも考慮して受けましょう。

痛み・腫れ・内出血が発生する

下眼瞼脱脂はまぶたの裏側を数ミリ切開して中の脂肪を絞り出すため、付近の血管が傷つき腫れと内出血を起こすことがあり、目立たなくなるまでには平均で1〜2週間、長引く場合は1ヶ月ほどの期間を要します。体質にもよりますが、メラニン色素が残ったことで色素沈着を起こしてしまい、完治するまで半年以上かかったというケースも報告されています。術後は腫れ・内出血が出ると想定し、予定を開けておく、コンシーラーを使用するなど対策を考えておきましょう。

シワが増える

下眼瞼脱脂は脂肪のみを取り除く手術で、たるみやクマの解消には効果が期待できますが、シワが増えてしまう可能性もあります。下眼瞼脱脂によって脂肪を取り除いたことで、皮膚が萎んでしまうためです。シワ取りも併用したい場合はヒアルロン酸の注入や他の手術を視野に入れましょう。

:凹みができる

目元の脂肪のつき方は百人百様のため、自然に仕上がるように脂肪が取れるかどうかは医師のセンスと技量にかかっています。眼窩脂肪は3つの塊に別れており、バランスよく取り除くことが大切ですが、均一に取ってしまうと不自然になることもあります。脂肪の付きかたは部位によって異なるためです。多く取り過ぎてしまうと修正手術が必要になるケースもあるため、腕の良い信頼できるクリニックを探しましょう。

症状が改善しない

症状が改善しないことの可能性として考えられることは、取り除く脂肪量が少なすぎたり、下眼瞼脱脂に適していない症状の人が手術を受けたりするケースです。目元の膨らみが原因の黒クマは術後改善しますが、色素沈着による茶クマ、血行不良による青クマの改善には向きません。脂肪が原因でなく皮膚が余って弛んでいる場合も症状の改善は期待できないため、別の治療法が必要です。

視力障害を起こす

術後の内出血や腫れの症状が悪化すると、患部が肥大して視力低下に繋がったり、眼球運動障害による複視が出たりすることがあります。また手術中に指が目元を圧迫することで、角膜腫瘍や角膜びらんを引き起こすこともあります。抗生剤点眼やヒアルロン酸点眼で回復が見込めますが、定期的に眼科にかかることが必要です。ほとんどは一時的で自然に回復していきますが、重篤であれば眼科のフォローが必要です。

感染症を引き起こす

手術は下瞼の裏側を切開して行われるため、手術時や前後の環境が不衛生だと傷口から細菌が入り込み、感染症を引き起こすことがあります。感染してしまうとダウンタイムが長引くだけでなく、術後の生活にも支障が出るため清潔を心がけましょう。

下眼瞼脱脂のリスクを減らすには

下眼瞼脱脂に限らずどんな手術でもリスクは生じますが、事前に情報を知り対策をすることで解消できる可能性が高まります。望んでいた結果を得るために、前もって理解を広げリスクを避けましょう。

リスクについて理解をもつ

どのような手術でも成功例やメリットばかりではなく、患者が全て結果に満足しているとは限りません。患者がどのようなことで、失敗したと感じているか理解することが大切です。受けてみて「聞いていたのと違った」「こんな風になると思わなかった」とならないように、起こりうるリスクは知っておきましょう。知識があれば術後にトラブルがあった際落ち着いて対処できます。

ダウンタイムの禁止事項を守る

術後は内出血や腫れが目立つ場合があります。ダウンタイムの禁止事項を説明されるため、期間中は必ず守りましょう。例えば血行が良くなると症状が改善しにくくなるため、1週間は浴槽での入浴や飲酒、運動を控える必要があります。またメイクやシャワーは当日可能としているクリニックもありますが、患部に触れると雑菌が入って炎症を起こす可能性があるため注意してください。

肌のケアを入念に行う

手術当日はタオルで包んだ保冷剤を使い、なるべくリラックスして過ごし、外出する必要がある場合は日傘や日焼けクリームを使って対応しましょう。肌のケアを疎かにしてしまうと、状況によって肌の状態が悪化するおそれがあります。

クリニック選びを間違えない

手術を成功させるために最も重要なのが信頼できるクリニックを選ぶことです。カウンセリングを重ね、医師と仕上がりのイメージを共有できているか、意思疎通がきちんと取れているか確認することも重要です。仕上がりは医師のセンスと技量に大きく左右されるため、ホームページ上の症例写真や、患者の口コミも参考にしましょう。

クリニック選びのポイント

下眼瞼脱脂は技術のある医師が在籍するクリニックを選ぶことが重要です。また目元の治療には様々な施術があり、多岐に渡った治療法を展開しているかどうかも大切なポイントです。たるんでいるからといって必ずしも自分に下眼瞼脱脂が適しているとは限りません。実績として症例数や口コミが多いかどうかも大切です。手術前は何度もカウンセリングを受け、こちらの希望に寄り添ってくれているか、アフターフォローはしっかりしているかも確認しましょう。

まとめ

下眼瞼脱脂で起こりうるリスクには個人差もありますが、医師の上が大きく関与しています。

リスクを抑え、効果を大きく実感するには技術のある医師が在籍するクリニックを選ぶことが重要です。イートップクリニックに在籍する医師は、目元手術のスペシャリストです。診断とカウンセリングによってお客様の状態や悩みの質に適した、リスクが低く効果の高い治療法を提案します。たるみやクマを改善したいと下眼瞼脱脂を検討される場合、ぜひ当クリニックをご利用ください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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