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目頭切開のダウンタイムはどのくらい?主な症状や術後の過ごし方を紹介

2022.10.06

「目頭切開のダウンタイムは、どのくらいなんだろう?」と疑問に思っている方はいませんか?

確かにダウンタイムの期間が分からなければ、手術のスケジュールを組むのは難しいですよね。

また手術を受ける前には、ダウンタイムの症状についても知っておく必要があります

この記事では、ダウンタイムの機関や主な症状、適切な過ごし方を紹介します。

目頭切開のダウンタイムはどれくらい?


目頭切開のダウンタイムは、1ヶ月程度です。

痛みが1〜2日程度続き、強い腫れは1〜2週間続きます。

2週間が経過した時点では、傷が安定していません。自然な状態に戻るまでには1ヶ月程度時間を要するでしょう

また人によっては目立たなくなるまでには、半年かかることもあります。

ただし、1〜2週間経過した地点で傷の赤みなどは落ち着いてきます。少し目立つ赤みは、メイクで隠して生活しましょう。

目頭切開のダウンタイムの主な症状

目頭切開をしたときのダウンタイムの主な症状は、以下の3つです。

  • 腫れ
  • 痛み
  • 内出血

それぞれの症状を理解しておくことで、ダウンタイムになっても慌てずに対処できます。どのような症状なのか詳しく見ていきましょう。

腫れ

特に術後すぐに現れる症状です。

術後2日目が一番ピークで腫れてしまう傾向にあります。強い腫れは1〜2週間ほど続くと言われていますが、ピークを過ぎれば徐々に目立たなくなってくるでしょう

術後5日を超えたあたりから、気にならなくなります。

痛み

目頭切開の手術は、目頭の蒙古襞と呼ばれる部分を切開します。手術当日は局所麻酔が効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、麻酔が切れて術後2〜3日程度は痛みを感じる場合が多いです

痛みは市販の痛み止めで抑えられる程度です。不安な方は医師に相談して、事前に痛み止めを処方してもらいましょう。

内出血

目頭切開は、皮膚を切る手術のため、どうしても内出血は起こります。

内出血が起こった場合、1〜2週間程度は赤紫色がでてきてしまうでしょう。赤紫色が濃いのは、最初の段階だけでその後は時間の経過とともに徐々に薄れていきます。

薄れてくれば、メイクで隠せる程度になってきます。

2週間経っても内出血が収まらない場合は、担当医師に相談してください。

目頭切開のダウンタイムの過ごし方

目頭切開を実施したときのダウンタイムの過ごし方は、以下の6つを押さえましょう。

  • 血流を良くする行動は避ける
  • できるだけ横にならないようにする
  • 目元は濡らさないようにする
  • まぶたは冷やす
  • 痛みがあれば痛み止めを服用する
  • 傷跡が目立つ場合はサングラスやメガネで隠す

ダウンタイムの過ごし方を知っていることで、余計に腫れたり、ダウンタイムが長引いてしまったりするリスクを減らせます

ダウンタイムの過ごし方が分からない方は、以下を参考にしてみてください。

血流を良くする行動は避ける

入浴や激しい運動などの血流を良くする行動は控えるようにしましょう。ダウンタイム中は、血行を良くすることで腫れや内出血をさらに悪化させてしまいます

汗を流したい場合は、シャワーなどで対応するようにしてください。入浴や激しい運動は、医師の判断を聞いた上で取り入れていくのがおすすめです。

できるだけ横にならないようにする

ダウンタイム中は、できるだけ横にならないようにするのがおすすめです。横になることで、まぶたは心臓と同じ高さになってしまい目元に血が溜まりやすくなります。

すると内出血や腫れが増してしまうのです。

立ったり、座ったりすることで、重力でまぶたの血液がたまりにくくなります。夜寝るときは枕を高くして、頭が高い位置になるように調節してみましょう。

目元は濡らさないようにする

シャワーや洗顔をするときには、目元を濡らさないようにしましょう。

特に1週間経過するまでは、傷が安定していないため濡れたことによるダメージで腫れなどが悪化する可能性があります。

目元を熱いシャワーで洗うと温めることにも繋がるため、症状が悪化することにも繋がります。

目やになどが出てきて洗いたい場合は、水で洗い付着した水分は早めに取るようにしてください

まぶたは冷やす

目頭切開をした際には、まぶたを冷やすのがおすすめです。氷や保冷剤で冷やすことで、腫れや内出血を抑えられます。

氷や保冷剤を直接患部に当てることは止めましょう。凍傷や血行障害を引き起こす場合があります。

保冷剤であれば、タオルやハンカチで包んで、氷であれば水と一緒に冷やしてください

氷や保冷剤を長時間当てることは避けて、5〜10分程度当てて様子を見てみましょう。

痛みがあれば痛み止めを服用する

痛みがある場合は、痛み止めを服用しましょう。

痛みを我慢して限界に達したら服用する方がいますが、痛み止めは効果が出るまで時間がかかってしまうためおすすめしません。

痛みを無理に我慢しないためにも、痛みを感じたらすぐに服用しましょう。

さらに痛み止めを服用することで、腫れや内出血も抑えられる効果があります

結果的にダウンタイムの短縮に繋がることも。痛みを感じたら用法・用量を守って服用してください。

傷跡が目立つ場合はサングラスやメガネで隠す

傷跡がどうしても目立って気になる場合は、サングラスやメガネで隠しましょう。

手術をした当日に、いきなりサングラスやメガネをしてしまうと、周りに怪しまれてしまいます。

手術前からサングラスやメガネをしている状態で過ごし、変化に違和感を与えないようにしてください

まとめ

目頭切開のダウンタイムは、1〜2週間と言われています。しかし完全に傷跡が自然な状態になるまでは1ヶ月程度かかるため注意しましょう

主に出てくる症状は、腫れや痛み、内出血などです。できるだけ症状を緩和させたい方は、今回紹介した過ごし方を参考にしてみてください。

イートップクリニックは、目頭切開の手術が受けられます。一人ひとりの目の状態に合わせて、適切な施術を提案してくれます。

清潔感のあるイートップクリニックで、リラックスして相談できることも魅力です。

気になる方は「LINE」からご相談ください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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