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クマ取りのダウンタイム期間はどれくらい?施術のリスクとダウンタイム中の過ごし方は?

2022.09.25

目をこすったり刺激を与えるとメラニン色素が沈着し、目の下に茶色いクマが現れます。

目元にクマがあると老けている印象になったりするため、美容医療でクマ取り施術を受ける方が多いです。

しかし、目のクマ取りを検討している方の中には、施術後のリスクやダウンタイムが不安で、施術をためらっている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、よくあるクマ取り施術のリスクやダウンタイム期間、ダウンタイムの過ごし方のポイントについて紹介します。

これからクマ取り施術を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

クマ取りのダウンタイムは2週間ほど


クマ取りのダウンタイムは、長くて2週間ほどです。

施術後2〜3日をピークにだんだん落ち着いてきます

ダウンタイム期間中の過ごし方に気を付ければ、長引く心配はありません。

ただし、腫れや痛みなどが悪化したり違和感を感じたりしたら、すぐにクリニックに相談してください。

クマ取りの施術方法

クマ取り施術の方法はいくつかありますが、その中でもこの2つの施術になることが多いです。

  • 経結膜脱脂術
  • ハムラ法

結膜脱脂術は、目の下の膨らみ(眼窩脂肪)を取り除く施術です。

一方で、ハムラ法は眼窩脂肪の位置を移動させる施術を行います。

それぞれの施術方法について詳しく紹介します。

経結膜脱脂術

経結膜脱脂術は、下まぶたの裏側にある赤い粘膜部分から約5〜7mm切開し、目元の余分な脂肪を取り除く施術です。

切る範囲がせまく、表から傷が見える心配はありません

切開部分を縫い合わせないため、ダウンタイム期間が短いのも特徴です。

目の下の膨らみやたるみが気になる方、黒クマ・赤クマを改善したい方に適しています。

ハムラ法

ハムラ法は、切開ハムラと裏ハムラの2種類があります。

切開ハムラ
  • 目の下を1~2mm切開し皮膚のたるみを取り除いた後、脂肪を目元のくぼみに移動させる施術
  • たるみが無くなり目元が若々しくなる
  • 裏ハムラよりダウンタイム期間が長い
  • 皮膚のたるみが強い方にオススメ
裏ハムラ
  • 下まぶた裏の結膜を切開し、脂肪を目元のくぼみに移動させる施術
  • 傷が目立たずダウンタイムが短い
  • 裏側を切開するため、皮膚のたるみは切り取れない
  • たるみを改善したいが、目の下を切開したくない方にオススメ

どちらも眼窩脂肪の位置を移動させる方法ですが、皮膚を切るのか下まぶたの裏を切るのかという違いがあります。

目元の状態は個人差があるため、まずはクリニックでカウンセリングを受けて適している施術方法を確認しましょう。

クマ取り施術のリスク

経結膜脱脂術やハムラ法は、目の下にある脂肪の膨らみやたるみ・クマの改善が可能ですが、リスクも少なからずあります。

施術後は特に腫れや痛みが起こりやすいです。

腫れ

施術して翌日から1週間は目の周りが腫れやすくなります。

ほとんどは気にならないぐらいの腫れで終わりますが、術後に目を酷使したり激しい運動をしたりすると悪化することも

目の周りが腫れていると感じたら、なるべく安静にしていましょう。

熱を持っているときは冷たいタオルや保冷材で冷やすのがオススメです。

また、腫れを引きやすくするためにも就寝時は枕を高くして寝てください。

痛み

クマ取りは、下まぶたの裏側または皮膚を切開しているため、目を動かしたときに痛みを感じる場合があります

大体は1~2週間程度でおさまりますが、痛みが長引く場合はクリニックで痛み止めを処方してもらいましょう。

また、刺激を与えないように目の周りをなるべく触らないようにするのも1つの方法です。

内出血

まれに顔の表面から内出血が見えることがあります。

2週間ほどで自然と治り始めるため、特に処置を行う必要はありません

気になる方は、メイクなどで目の周りをカバーしてください。

出血・血腫

人によっては血が涙腺や鼻から流れ出てしまう場合があります。

しばらくすれば大体は収まるため、様子を見るだけで大丈夫です。

また、施術した部分に血のかたまり(血腫)ができることがありますが、しばらくすると身体の中に吸収されます

あまりにも血腫が大きい場合は切除する必要があるため、気になる方はクリニックで診てもらいましょう。

目の下が凹む

経結膜脱脂術はクマ取りにピッタリの施術です。

しかし、目の下にある脂肪を余計に除去してしまうと、凹みが出来る場合があります

施術を検討している方はカウンセリングを受けて、クマ取り施術が可能か確認してください。

場合によっては、他の施術の方が合っているかもしれません。

外反

外反とは、下まぶたの皮膚が「あっかんべー」したように引っ張られてしまうことです。

上下のまぶたが閉じにくく、白目になりやすくなったり目が乾燥しやすくなったりします。

これは皮膚を切る切開ハムラで起こる可能性が高いため、施術には高度な技術力が必要です。

リスクを避けたい方は、施術経験が豊富な医師にお願いしましょう。

シワ

裏ハムラは外反になる可能性は低いですが、数年後にシワが増えやすくなる場合があります。

原因は、下まぶたの裏を切るだけでは皮膚のたるみを取り除けないためです。

もちろん加齢によって皮膚がたるんでシワが出来ている可能性もあります。

ダウンタイム中の過ごし方

クマ取り施術のダウンタイム期間は長くて2週間ほどです。

ですが、施術した部分に悪影響を与える過ごし方をしていると悪化することも。

なるべく長引かせないために、ダウンタイム中のメイクや入浴、就寝時に気を付けるべきポイントを紹介します。

メイク

クマ取りをした部分に刺激を与えてしまうと、治りが遅くなってしまいます。

メイクする場合は、施術から1週間程度は目の下を避けてください

ただし、ハムラ法は抜糸して2日後からメイクが可能です。

入浴

施術当日はシャワーのみですが、翌日からは湯船にも入れます。

長風呂は血流が良くなってしまうため、ダウンタイム中はひかえましょう。

就寝時

施術直後は目の周りが腫れやすくなっています。

腫れをおさえるために、寝るときは枕を高くして心臓より頭が上になるようにしてください。

また、施術から数日間は就寝時以外に横にならないようにしましょう。

仮眠をとったり、リラックスしたりする時は、頭の位置を心臓より高くすることを意識してください。

施術後のダウンタイム期間を短くするには過ごし方が大切

クマ取り施術には、経結膜脱脂術とハムラ法の2種類があります。

腫れや痛み、出血などのリスクもありますが、ほとんどは2週間程度で収まることが多いです。

ただし、ダウンタイム中は施術部分に刺激などを与えないように過ごすことが大切です。

メイクをするタイミング、入浴時間、就寝時の頭の高さに注意してダウンタイム期間を過ごしましょう。

目元の施術実績が豊富なイートップクリニックでは、3種類のクマ取り施術を行っています。

経結膜脱脂法・裏ハムラ・切開ハムラから希望の施術を選んでご相談ください。

執刀医が直接カウンセリングし、希望に沿った施術方法をご提案します。

目元のクマがなくなるだけで、見た目が若々しくなったり明るい印象になったりします

セルフケアでは治らない目のクマにお悩みの方は、イートップクリニックで改善して自分の好きな顔に近づけてみませんか。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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