眉下切開に興味はあっても施術時間やダウンタイム、傷口が目立たなくなるまでにはどれだけの時間がかかるかご存知でしょうか?
前もって知っておけば余裕のあるスケジュール調整ができ、急なトラブルがあったとしても、その多くは想定内の出来事だと理解できます。
クリニックによって施術に必要な時間や禁止事項など異なる点はありますが、個人差もあるため施術後の経過を診てもらうことが大事です。
クリニックの医師が診察した上で抜糸するタイミングを決め、ダウンタイム中のアドバイスを行います。
眉下切開の施術は何時間かかる?
眉下切開の施術にかかる時間は、担当する医師や切開法などによって異なりますが、多くの場合は60〜90分以内に終わります。
①事前のカウンセリングでデザインを決める
②局所麻酔をかける
③眉下の皮膚を切開し、デザイン通りになるように余分な皮膚や脂肪を取り除く
④止血した後透明の溶ける糸で真皮を縫合する
⑤皮膚を縫合するし、血を抜くために管を入れる
⑥15分程経過したら管を抜く
上記が手術の流れです。他の施術と併用しない場合はほとんどがこのような手順で行われます。
局所麻酔は施術後で3〜4時間で効果が切れる
眉下切開では主に局所麻酔か静脈麻酔を使用しており、術後3〜4時間も経てば効果が切れます。痛みに敏感な人は眠っている間に終わる静脈麻酔がおすすめです。
施術中は問題ありませんが、麻酔が切れた後は痛みが出るため、痛み止めが処方されます。
眉下切開後の生活動作や仕事は何時間〜何日間空ける必要がある?
ダウンタイムとは「施術する前の通常の生活に戻すための期間」のことも指すため、生活動作を整えるためにはゆっくりと時間をかけた方が良いでしょう。術後患部が腫れますが、1週間後の抜糸の時には腫れが引いている場合が多いです。
メイク・洗髪・洗顔・シャワーは施術当日〜翌日から可能
クリニックによって禁止事項に関する期間は多少異なりますが、メイクや洗髪、洗顔、シャワーは施術当日から可能な場合がほとんどです。ただしメイクは眉下やその付近に行うことはさける必要があり、先発や洗顔の際も同様です。
シャワーに関しては時間をかけると血流が活性化し、問題がでる可能性があるため、手短に済ませましょう。
施術後3日間は飲酒やサウナなどの血流が活性化する行為は禁止
施術後3日間は飲酒やサウナ、または激しい運動などの血流が活性化する行為は控えましょう。施術した箇所が痒くなったり、赤くなったり、出血を起こす可能性があるためです。
施術後数日間は安静に過ごし、傷の状態がある程度回復してから生活動作を戻していくことが大切です。
可能なら仕事は1週間程度休むのがおすすめ
労働環境次第にはなりますが、施術後は1週間程度仕事を休むことを推奨します。またテレワークが可能な職場であれば、ぜひ利用してください。
仕事をしながら過ごすことがNGな訳ではありませんが、人に傷跡を見られたり、不意に傷口が開いたりすることを防ぐためです。難しい状況である場合は、数日間の休みや有給を取ると良いでしょう。
休みの日も過度の刺激や紫外線を受けないよう注意してください。
眉下切開後・抜糸後の生活動作は何時間〜何日後に行える?
眉下切開後や抜糸後の生活動作に関しては禁止事項もあるため、決まりを守りながら徐々に戻すことが大切です。ダウンタイムだけでなく、抜糸に必要な期間も個人差があるため、担当の医師に確認してもらう必要があります。
抜糸はおよそ1週間後
多くの場合は施術後のおよそ1週間後に抜糸しますが、10日後を推奨しているクリニックもあります。どちらが正解と言うわけではなく、縫合後の自然治癒力にも個人差があるため、傷口の様子を見た上で抜糸するタイミングを決めます。
抜糸後翌日はほとんどのケースで入浴可能
入浴に関しては施術した3日後から可能な場合もあれば、抜糸後の翌日から可能ということもあります。
クリニックによって基準の違いはありますが、ほとんどのケースで抜糸後の翌日は入浴可能です。ただし湯船に長い時間浸かって痒みが発生するようなら、入浴時間を程々にするか、シャワーに切り替えて対応する必要があるでしょう。
抜糸後翌日からはコンタクトレンズの着用とアイメイクが可能
施術後1週間も経てば禁止事項もほとんどなくなり、抜糸後翌日からはコンタクトレンズの着用やアイメイクもできるようになります。
ウォーキングなどの軽い運動や体操もできますが、傷口の具合が安定するまでは2週間の期間が必要です。
眉下切開後の内出血や腫れ・赤み・むくみは何時間〜何日後に治る?
眉下切開後の内出血・腫れ・むくみの治り具合に関しても個人差はありますが、ダウンタイム中の過ごし方に問題がなければ、1〜2週間以内には目立たなくなります。ただし赤みに関してはさらに長い期間が必要です。
内出血
眉下切開後の内出血は上まぶたや目の付近に発生することが多く、1〜2週間で徐々に消え去っていきます。白目の部分に内出血が起こることもありますが、これも1〜2週間で治まるため心配はいりません。
赤み
赤みが落ち着くまでには2〜3ヶ月の期間が必要です。施術後1ヶ月程度ではまだ赤みは強く残りますが、メイクによって目立たなくできます。また赤みは体質にも影響を受けるため、心配であれば医師に確認してもらいましょう。
腫れ・むくみ
腫れやむくみは施術後の翌日〜5日目にかけて出ることがありますが、ほとんどが1週間以内に良くなります。
ただし内出血が多い場合は腫れ・むくみが治るにも時間がかかる可能性があります。時が経つにつれ目立たなくなるので安心してください。
眉下切開後の傷跡が目立たなくなるまで何時間〜何日必要?
多くの人にとって一番気になる点は、傷跡が目立たなくなるまでの期間ではないでしょうか?眉下切開は腫れや内出血が他の切開法に比べて少ない特徴があります。
ダウンタイムは1〜2週間
眉下切開後のダウンタイムは1〜2週間です。傷跡を目立ちにくくするためには、ダウンタイム期間の禁止事項を守り、生活習慣を改めることが重要です。傷口付近に過剰な刺激を与えないよう注意しましょう。
半年も経てばほとんど目立たなくなる
半年もすれば傷口はほとんど目立たなくなります。それまでは帽子を深くかぶったり、アイメイクをしたりして傷口を隠す必要があるでしょう。医師の技量にもよりますが、毛包斜切開法であれば眉毛の中に傷跡を隠せるため、通常の眉下切開法と比べ目立ちません。
まとめ
眉下切開の施術や抜糸、ダウンタイムに必要な時間・期間などを解説しました。
眉下切開後は傷口だけでなく、内出血や腫れなどの症状も出ますが、時間の経過と共に徐々に消え去ります。傷口が目立たなくなるためには半年程度かかりますが、その間は帽子を深くかぶったり、アイメイクをしたりすることで目立たなくなります。
眉下切開は施術の時間が短いから良いというわけではなく、希望通りの結果になるかどうかが大切です。そのためには腕の良い医師の手で施術を受けることが最も重要と言われます。
イートップクリニックの院長増田は眉下切開におけるスペシャリストです。
たしかな技術や実績があることはもちろん、お客様の希望に沿った施術を心がけています。眉下切開でご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。