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クマ取りは自分でできる?セルフケアのコツや美容外科の施術を紹介

2024.06.10

目の下のクマが悪化すると、年齢よりも老けて見られがちです。クマができる原因はさまざまですが、加齢による筋肉の衰えや色素沈着が原因の場合、セルフケアではなかなか改善しないこともあります。

そうした方におすすめなのが、経結膜脱脂法やハムラ法などのクマ取り施術です。本記事では、クマ取りの費用相場を施術方法ごとに紹介します。


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目の下にクマができる原因を種類別に解説

目の下にできるクマは大きく青クマ・黒クマ・茶クマの3つに分けられます。

それぞれのクマにより原因やセルフケアの方法が異なるため、まずは自分のクマがどのタイプかを確認しましょう。

青クマの特徴と原因

青クマは目の下が青紫色に見えるクマで、血行不良により周辺の静脈が透けて見えるために起こります。

原因は睡眠不足や目の酷使による疲労、ストレス、冷えの他、目の周りの皮膚が生まれつき薄いために起こることもあります。

黒クマの特徴と原因

黒クマは目の下の皮膚がたるむことで影ができ、黒っぽく見えるクマです。

加齢によって生じることが多いですが、遺伝的に黒クマができやすい人もいます。

目の下の眼窩脂肪が下垂し、目の下と頬の間に段差ができることが影が生まれる原因になっています。

茶クマの特徴と原因

茶クマは目の下が茶色くなるクマで、皮膚を引っ張っても色が薄くならない点が特徴です。

先天性の場合もありますが、紫外線や摩擦、乾燥によって目元の皮膚にダメージが生じ、メラニン色素が蓄積されて生じることが多いです。

原因別に目の下のクマのセルフケアのコツを紹介!

クマ取りを自分で行うなら、クマができる原因別にケアを実践することがポイントです。

ただし、クマの中にはセルフケアでは効果が表れにくいものがあります。即効性は期待できないことを留意しておきましょう。

青クマのセルフケア方法

青クマはストレスや疲労による目の周りの血行不良が原因のため、まずは生活習慣を見直し、十分な睡眠時間を確保しましょう。

冷え性であれば、運動や入浴などで血行を改善し、目を酷使しているならホットタオルで温めるなどして、こまめに疲れを取り除きます。

黒クマのセルフケア方法

黒クマは加齢により眼輪筋が衰え、目の下にたるみができ影が生じることが原因です。

眼輪筋は意識して動かすことで鍛えられるため、トレーニングをしてたるみを防ぎましょう。

    【方法1】

  • 目を軽く閉じた後、目を強く閉じる動作を20回×3セット繰り返す。
  • 【方法2】

  • 下瞼を上に上げるようにして目を細めたまま20秒キープする。5回×3セット繰り返す。
  • 【方法3】

  • 右目を5回、左目を5回ウィンクする。3セット繰り返す。

ただし、既にまぶたの下に膨らみのあるクマがある場合には、セルフケアでは改善が難しくなります。

既に膨らみにあるクマがある場合には、クマ取りの手術を検討をしましょう。

茶クマのセルフケア方法

茶クマは色素沈着やシミが原因のため、紫外線対策を万全にして、スキンケアを丁寧に行うことが大切です。

外出時は天気にかかわらず日焼け止めを塗って紫外線を防止しましょう。

アイメイクは擦って落とさずに、専用のリムーバーなどを使い、できるだけ目の周りに負担をかけないことが大切です。

スキンケアではビタミンC誘導体や、トラネキサム酸など、メラニンの生成を抑える成分の含まれた化粧品を使うとよいでしょう。

美容外科の目の下のクマを解消する施術方法

セルフケアで目の下のクマ取り効果を実感できないときは、美容外科で専門的な施術を受けることをおすすめします。

黒クマや茶クマなどは、経結膜脱脂法やハムラ法と脂肪注入を組み合わせることで、より綺麗になることが多いです。

経結膜脱脂法

経結膜脱脂法とは、下瞼裏側の結膜を数ミリ程度わずかに切開して眼窩脂肪を取り出す施術です。

目の下のたるみや膨らみを改善することで、クマの改善が期待できます。

下瞼表面に傷はできない点、ダウンタイムが短い点もメリットです。

なお、目の下の皮膚のたるみが強い方は、脱脂だけ行うと皮膚が余り、シワが増える可能性があります。

この場合、状態に合わせて脂肪注入を行い、目の下のくぼみが目立たないように改善するケースもあります。

裏ハムラ法

裏ハムラ法は、結膜を切開し眼窩脂肪を目の下のくぼみに移動することで、目の下の形を整える方法です。

経結膜的眼窩脂肪移動術とも呼ばれます。経結膜脱脂法と同様、下瞼の表側に傷はできず、ダウンタイムは1週間程度です。

また、眼窩脂肪自体は除去せずに脂肪をくぼみに移動し脂肪の再配置を行うため、将来的に目の下がくぼむことも予防できる、再発リスクが少ないといったメリットもあります。

切開ハムラ法

切開ハムラ法とは、裏ハムラ法と同様に眼窩脂肪を移動して目元をフラットな状態に整える施術で、表ハムラ法とも呼ばれています。

裏ハムラ法と大きく異なる点は、結膜ではなく下瞼のキワを切開する点です。

裏ハムラ法よりダウンタイムは長くなりますが、施術後の傷はほとんど目立ちません。

眼窩脂肪を移動した後の余った皮膚も除去できるため、目元のたるみが気になる方や、年齢を重ねた方にもおすすめの方法です。

【まとめ】目の下のクマは自分に適した方法で改善しよう

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目の下のクマ取りは、自分でできるケアもあるものの、効果を実感しにくい場合もあります。しっかりとクマを改善したいなら、美容クリニックで自分の状態に適した施術を受けるのがおすすめです。

東京都港区にあるイートップクリニックでは、経結膜脱脂法や裏ハムラ法、切開ハムラ法だけでなく、必要に応じて目の凹み部分へ脂肪注入(ナノリッチファット)もご提案しています。お一人お一人に適した施術を心がけておりますので、目元のクマでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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