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目の下のクマ取りのダウンタイム期間は?クマの種類別・施術別に解説

2022.09.15

目の下のクマ取りを行いたいと思いつつ、施術が怖いという人は少なくありません。施術そのものだけではなく、施術後どのようになるのか不安という人も多いでしょう。美容外科施術はダウンタイムがあるため、即元の生活スタイルに戻れるわけではないことも確かです。

本記事は目の下のクマ取りに施術を絞り、各種施術のダウンタイムについて解説します。参考にして、ダウンタイムは落ち着いて過ごせば心配しすぎるようなものではないことを知ってください

目の下のクマ取りとは


目の下のクマ取り施術は、美容外科においてメニューに含まれていても珍しくない、メジャーな施術です。

ただしひとくちにクマといっても3種類あり、いずれも目の下にできる可能性はあります。そのため、「目の下のクマ取り可能」と謳われている場合でも、自分の種類のクマに対応しているのかどうかは確認した方が無難です。

3種類のクマとは以下の3つです。

  • 黒クマ
  • 青クマ
  • 茶クマ

それぞれの特徴は後述します。また、見分け方も解説するため、「自分の悩みの原因がどのクマだかわからない」という場合も安心してください

クマ取りの効果

目の下のクマ取りを行うと、以下のような効果が期待できます。

  • 目元が明るくなる
  • 元気ではつらつとした印象になる
  • 若々しく見える

目元が自然な美しさを持ち、ハリがあってすっきりしていると、それだけで顔の印象が明るくなります。快活さ、元気さ、健康的というイメージが強くなり、若々しく見られるようになります。

目の下のクマを放っておくと?

目の下のクマを放置すると、顔の印象に対し以下のようなデメリットが発生します。

  • 老けて見える
  • 疲れたような印象を与える
  • 眠気や倦怠感があるかのように見える

目の下にクマがあると、実際どうなのかに関わらず、体が不調だという印象を相手に与えます。精神的に疲労しているイメージも強くなり、どことなく老けて見えてしまうのもデメリットです。

実際に強い疲労を覚えていたり、睡眠不足であったりする場合、一時的にクマが出てしまうことはめずらしくありません。しかし、慢性的にクマがある状態は審美性に関わるため、クマ取りを行った方が良いでしょう

黒クマ取り施術とダウンタイム

黒クマはクマの中でももっとも悩む人が多く、施術がおおがかりになりがちです。クマに悩む人が美容外科に訪れる場合、9割近くは黒クマが原因だと言われています。

黒クマができる原因は、目の下のたるみです。目の下がたるむとその下に影ができ、黒く見えてしまうのです。そのため見分け方としては、目の下を引っ張るなどして影を消してみましょう。もしも消えたら、黒クマである証拠です。

施術は「脱脂(脂肪除去)」と「皮膚切除」のどちらか、あるいは両方を併用して行います。ただしどちらの施術を行うかで、ダウンタイムは異なります。

脱脂

脱脂は脂肪除去とも呼ばれる施術であり、目の下のたるみの中にある脂肪を取り除く施術です。

下まぶたの裏を数mm切開し、そこから脂肪を取り除く方法で脱脂します。傷はほんのわずかであり、外からは施術跡が見えません。切らないクマ取りとも言われます。

ダウンタイムはおよそ1週間程度です。2~3日で施術の痛みはなくなりますが、内出血の跡などは1週間以上経たなければ消えません。

皮膚切除

皮膚切除はその名の通り、目の下のたるんだ部分を切開し直接除去してしまう施術です。

施術中は麻酔を行い、たるんだ部分を切除して再度縫合を行います。施術直後は縫合の糸が目立つため、少なくとも抜糸までの1週間ほどは、マスクなどで顔を隠す必要があります

ダウンタイムは1~3ヶ月ほどです。脱脂と異なってしっかりと切開してしまうため、内出血や腫れもひどくなり、ダウンタイムもその分伸びてしまいます。

青クマ取り施術とダウンタイム

青クマは、目の下が青くなるタイプのクマです。

原因は疲労や睡眠不足、脂肪の不足などにより、目の下の血管の色が透けて見えていることです。そのため見分け方としては、皮膚を引っ張ると色が薄くなります。しかし、位置は目の下から動きません。

美容外科施術としては、ピーリングなどで皮膚を刺激し、血流を良くする。また、脂肪などを目の下に注入し、皮膚と血管の間にある脂肪の層を厚くするなどの方法があります。

いずれもダウンタイムは2~3日であり、外から見て跡が目立つこともないため、受けやすい施術です。

青クマに対するセルフケア

青クマは美容外科施術も可能ですが、セルフケアも大切です。睡眠を十分とったりストレス解消するなどして、血流を良くするよう意識しましょう。目元を温めるのも効果的です。

また、過度なダイエットが青クマの原因となることもあります。太りすぎは体に良くありませんが、痩せすぎもまた良くないことを意識しましょう。

もちろん、セルフケアにダウンタイムはありません。青クマに対しては日頃の生活習慣が与える影響が大きいため、ほんの少しの意識で症状が大きく改善します

茶クマ取り施術とダウンタイム

茶クマは、目の下が茶色っぽくなるタイプのクマです。

原因は色素沈着です。アイメイクなどを施してきちんと落とさなかったり、目の下を手で触るくせなどがある場合、その刺激で皮膚の色そのものが変わってしまうのです。

見分け方は簡単で、皮膚が変色しているため、他のクマと異なり色が消えたり薄くなったりということがありません。目の下を引っ張ると、クマも一緒に動きます。

茶クマ取り美容外科施術の場合、レーザーやクリームの塗布などで色を薄くしていきます。レーザーといっても使い方はさまざまですが、茶クマ取りの場合それほど長く照射しないため、ダウンタイムは数日で済みます。照射の跡がわかるということもありません。

長引きがちな茶クマ取り

茶クマ取りはダウンタイムが短いですが、一方で治療期間が長くなりがちなのも茶クマ取りの特徴です。

色素沈着に対する施術は、一度でめざましい効果が出ると保証されているわけではありません。状態にもよりますが、何度か通院して徐々に色を薄くしなければならないケースも多いです。

そのため、施術一回あたりのダウンタイムは短くても、通院が終わるまでのトータル時間としては長引く可能性もあります。ダウンタイムの長さが気になるのであれば、そういったことも知った上で考慮に入れておきましょう。

まとめ

目の下のクマ取りは、具体的にどのクマに悩み、どの施術でなおすかによってダウンタイムの長短が変わります。まずは信頼のおけるクリニックにおとずれ、自分の状態を掴んで施術法を相談しましょう。ダウンタイムのことに限らず、不安や疑問はどんなことでも聞いてください。

「どこのクリニックに行けば良いのかわからない」という場合は、ぜひ当クリニックをおたずねください。明快な説明と丁寧なヒアリングで、不安を払拭いたします。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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