30代は目の下のクマが目立ち始める年齢?原因や施術法も解説

2022.12.21

年を取るにつれ、だんだんと目の下にクマが出てきたような?と感じる人は少なくありません。反面、まだそんな年齢じゃないと考える人も多いでしょう。

本記事では目の下のクマについて、30代という年齢層に特に焦点をあてて解説していきます。現在30代の方もそうでない方も、参考にしてクマ取りの知識を身に着けてください。

そもそもクマとは?


クマとは、目の周辺で色が肌色から変わってしまった部分の総称です。目の周辺であればすべてクマの範囲ですが、一般的には目の下に出現することが多いです。

また、ひとくちに目の下のクマと言っても正確には3種類あります。それが黒・青・茶の3つであり、原因や施術方法などがそれぞれ異なります。

30代で出現しやすい黒クマ

30代で出現しやすいのは黒クマです。黒クマの原因は目の下のたるみであり、たるみによって生じる影が黒クマと呼ばれる部分です。

一般的に目の下のクマは、黒クマの場合加齢によって進行します。そのため30代であっても、30歳と39歳では黒クマが発現している人の割合が変化します。

また30代だからといって、必ず目の下のクマが出現すると限っているわけではありません。

青クマ・茶クマについて

同じクマではありますが、青クマ・茶クマは年齢に関係なく、生活習慣が影響して出るクマです。若くして悩まされている人もいる反面、一生縁がないまま過ごす人もいます。

青クマは血流の悪さが原因であり、過度のストレスや疲労、睡眠不足が日常化している人に出ます。血行が良くなると治るため、セルフケアできれいにできます。

茶クマはメイクを落とせていなかったり、目を触り過ぎたりすると、色素沈着が起こり発生します。一度茶クマになると、生活習慣を改善しつつ、時間をかけてピーリング施術などを行う必要があります。

加齢と黒クマの関係について

前述しましたが、黒クマの主要な原因は加齢です。単純に、年齢を重ねれば重ねるほど出現しやすくなります。

黒クマがあると老けた印象に見えてしまうのはそのためです。

30代で脂肪がたるみ始める

個人差がありますが、一般的には30代から目の下の脂肪がたるみ始めます。いきなり黒クマができるほどたるむわけではありませんが、目の下の脂肪が段々と前にせり出し始めるためです。

若い頃は皮膚のハリなどで抑えられていますが、年齢を重ねると筋力や肌のハリがおとろえ、たるみが目立ち始めます

ただし若かったとしても、頬骨が低い人など、骨格の関係で黒クマが出やすい人もいます。

皮膚がのびていることも

脂肪のたるみではなく、皮膚だけが伸びてしまい黒クマができているケースもあります。皮膚の伸びは加齢よりも、どちらかというと生活習慣が原因である場合が多いです。

特に女性は、アイメイクの際に下まぶたを引っ張る習慣がある人も、少なくありません。しかし日常的にそういった刺激を与えていると、徐々に皮膚が伸び、黒クマの原因になってしまいます。

黒クマ施術について

黒クマの施術について、当クリニックでは以下の4つを適宜組み合わせて対応しています。

  • 脱脂
  • 裏ハムラ
  • 切開ハムラ

どの施術方法になるかは、その人の状態によって決定します。また、可能な施術はクリニックごとに異なります。そのため実際の施術方法は、実際に向かうクリニックに直接確認する必要があります。

脱脂

脱脂とは、脂肪の除去です。下まぶたの裏を数mm切開し、そこから脂肪を抜き取ります。

切開と言っても下瞼の裏側を切開するので、傷はすぐに塞がり、ダウンタイムが短く外から分からないのが魅力です。

裏ハムラ

裏ハムラは、脂肪を取るのではなく、脂肪を自然な位置に移動させる施術です。経結膜的眼窩脂肪移動術とも呼ばれます。

脱脂だけでは解決しないくらいのたるみの人や、たるみだけでなくくぼみもある人に適した施術です。たるんでいる部分の脂肪をくぼみの部分に移動させ、自然なハリのある目元に仕上げられます。

切開ハムラ

切開ハムラ法も大きくは裏ハムラ法と同様であり、脂肪を移動させてくぼみやたるみを解消する施術です。

異なるのは裏ハムラが下まぶたの裏側から施術するのに対し、切開ハムラは目の下にメスを入れて脂肪を移動させる点です。裏まぶたから施術する裏ハムラに対し、表ハムラとも言われます。

目の下を切開するため、傷が目立ちやすくダウンタイムが長めです。反面施術側からよく見えるため、仕上がりはきれいにしやすいです。

よくある質問

黒クマの概要と施術法の概要を前述しましたが、知ったことで新たに疑問が生まれる人もいるでしょう。以下によくある質問をまとめましたので、参考にして疑問を解消してください。

美容施術以外に解決策はない?

クマに対し美容整形施術以外に解決策はないのかというと、黒クマに限っては「はい」となります。

目の下のたるみや皮膚の伸びは、セルフケアだけで治すのは困難です。手で触れないなど悪化の防止はできますが、たるみを戻すには美容整形施術の力が必要です。

なお、青クマはセルフケアだけでも治しやすいです。茶クマも市販のクリームなどで治せますが、時間がかかるためピーリング施術を行う方は多いです。

施術は痛い?

黒クマの美容施術が痛いかというと、答えは「いいえ」です。施術中は必ず麻酔をかけるため、何も感じません。

ただし、施術後に麻酔が切れると傷が痛み始めます。脱脂や裏ハムラは傷も小さいため、数日で気にならなくなります。しかし切開ハムラや皮膚切除は、1週間ほど痛みが続くのが一般的です。

そのため、施術後は痛み止めも処方されます。忘れずに飲んでください。

効果はいつまで持続する?

黒クマ施術の効果は、一般的には数年程度です。数年を過ぎると、加齢によりまた徐々にたるみ始めます。

ただし一度施術すると脂肪が固定されやすくなるため、施術した方が後のたるみの軽減になります。

肝心なのはクリニック選び

クマ取りで肝心なことはクリニック選びです。施術の腕が仕上がりを左右しますので、実績のあるクリニックを選んでください

もしもどこに行けばいいのか判断できないのであれば、ぜひ当クリニックをご利用ください。

まとめ

目の下の黒クマは、遅かれ早かれ年齢と共に表れるものです。30代のうちに施術を行い、未来の自分の目元を守りましょう。同時に施術できればどこでも良いなどと考えず、きれいに仕上げてくれるクリニックに行きましょう。

  • 増田えりか

    院長

    増田 えりか
    Erika Masuda

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

      院長

    • 2021

      イートップクリニック

      開設

      院長就任

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