眉下切開は、まぶたのたるみを改善し若々しい印象を与える人気の施術です。
そんな眉下切開ですが、「眉下切開をすると内出血になるの?」「内出血がひどいって本当?」と心配に思う方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、眉下切開をすると内出血はひどいのかどうかを解説します。また、眉下切開後の内出血の原因や経過、対処法も併せて紹介します。
この記事を読めば、眉下切開後の内出血について理解することができるので、眉下切開を受けようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
眉下切開後に内出血が起こる原因
眉下切開は、上まぶたのたるみを改善する手術ですが、切開を伴う手術のため小さな血管が切れてしまい、内出血が起こることがあります。青紫色や黄色のあざのような内出血は、施術中に小さな血管が損傷し、血液が皮下に広がることによって起こります。
特に、目元はデリケートな部分なので、内出血が目立ちやすいのが特徴です。内出血は通常、1〜2週間で自然に消えますが、体質や生活習慣によって治まるまでの期間が異なるため、対処法を把握しておくと良いでしょう。
眉下切開後に内出血がひどい場合の対処法
眉下切開後に内出血がひどくなった場合は、適切なケアと注意が必要です。以下の方法を実践することで、症状を軽減できます。
- 患部を強くこすったり揉んだりしないようにする
- 飲酒や喫煙、激しい運動は控える
- 入浴やサウナはさける
- アイメイクは控える
- 痛みやかゆみがある場合は薬を処方してもらう
1つずつ詳しく解説します。
患部を強くこすったり揉んだりしないようにする
内出血が気になるからといって、患部を触りすぎるのは逆効果です。強くこすったり揉んだりする行為は血流を悪化させ、内出血が広がる原因になります。また、細菌が入り込む可能性もあり、感染症を引き起こすリスクがあります。
術後の患部は非常にデリケートな状態なので、なるべく触れないよう注意しましょう。冷却シートや保冷剤を利用して適切に冷やすことで、炎症や腫れを抑える効果が期待できます。医師の指示に従い、適切なケアを行いましょう。
飲酒や喫煙、激しい運動は控える
術後の飲酒や喫煙は、内出血を悪化させる可能性があります。また、激しい運動は血圧を上昇させ、施術部位に負担をかける原因となるため控えましょう。これらの行為は内出血を広げて、腫れの引きを遅くする要因となります。
術後1〜2週間は体を安静に保ち、血流が穏やかになるよう心がけることで早期回復が期待できます。なかでも、喫煙は血管収縮を引き起こし、治癒を遅らせるため、術前後は禁煙するようにしましょう。
入浴やサウナは控える
術後の入浴やサウナなど、体温が上昇する行為も避ける必要があります。体温が上がることで血管が拡張し、内出血が広がったり腫れが悪化したりするリスクがあります。入浴は避けて、患部を濡らさないように気をつけることが重要です。
また、長時間の温水シャワーもさけ、ぬるま湯で短時間に済ませることが推奨されています。施術後の数日間は冷却を心がけ、血行を穏やかに保つことが早期回復のポイントです。医師の指示を守り、無理のない範囲でケアを行いましょう。
アイメイクは控える
眉下切開後の患部にメイクをするのは、感染リスクを高める行為です。特に、アイメイクは目元に直接触れるため、施術部位に刺激を与え、治癒を妨げる可能性があります。術後数日間はアイメイクをさけ、患部を清潔な状態に保つことが大切です。
増田院長の眉下切開の場合、パウダーアイブロウメイクは3日目以降可能です。ただし、傷跡へのペンシルアイブロウは赤みが引くまで控えてください。
また、メイクを再開する際は低刺激性の製品を使用し、ブラシやスポンジを清潔に保つようにしましょう。アイメイクを完全に再開するタイミングは、必ず医師に確認し、適切な指示を受けるようにしてください。
痛みやかゆみがある場合は薬を処方してもらう
術後に痛みやかゆみを感じる場合は、自己判断で市販薬を使用せず、必ず医師に相談しましょう。医師から処方される薬には、痛みを抑える鎮痛剤や炎症を軽減する抗炎症薬が含まれます。
かゆみが気になる場合は、抗ヒスタミン薬などを処方してもらうことで症状が緩和されます。薬の使用に際しては、医師の指示を守り、適切な用法・用量を遵守することが大切です。
不快な症状を和らげることで、術後の生活が快適になり、回復をスムーズに進められます。
内出血以外のダウンタイムの症状とは?
眉下切開後には、内出血以外にもさまざまな症状が現れる可能性があります。ここでは、内出血以外のダウンタイムの症状を紹介します。これらの症状に対して適切に対処し、スムーズな回復を目指しましょう。
傷跡
眉下切開の術後、傷跡が目立つことがあります。最初の1〜2週間は赤みを伴って目立つ場合がありますが、時間の経過とともに薄くなり、最終的にはほとんどわからなくなることが多いです。
手術から約1ヶ月経つと、傷跡は赤く硬くなる時期を迎えます。この時期は一番傷跡が目立ちますが、必ず赤みは引いて縫合部分は柔らかくなるので心配せず待ちましょう。日中の日焼け止めと、夜間の保湿はしっかりと行うことがポイントです。その後3ヶ月~6ヶ月ほど経てば、傷跡は目立たなくなります。
適切なケアをすることで、傷跡の目立ちにくさを早められます。また、医師から処方された軟膏や毎日の保湿とUVケアを行うことで、より効果的に傷口を保護できます。
赤み
術後の赤みは、多くの方に見られる一般的な症状です。赤みは皮膚の炎症反応によるもので、通常数日から1~2週間程度で自然に改善します。アイスノンや保冷剤を用いた冷却ケアが赤みの軽減に効果的です。
炎症を抑えるためには、患部を清潔に保つことも重要です。赤みが長引く場合や、悪化していると感じた場合は、早めに医師に相談することをおすすめします。適切なケアをすることで、早期の回復が期待できるでしょう。
腫れやむくみ
眉下切開後の腫れやむくみは、術後数日間で特に目立つ症状の1つです。腫れやむくみのピークは眉下切開から2日~3日後です。
多くの方は3日目以降から徐々にむくみや腫れが引きはじめ、更に5日目頃から一気に腫れが引いていくため、1週間後の抜糸後を目安に通常の生活に戻れることがほとんどです。
むくみを軽減するためには、高めの枕で頭を高くして寝ることが効果的です。また、保冷剤を使用して患部を冷やすことで、腫れを抑える効果が期待できます。無理をせず安静に過ごし、症状の悪化を防ぐことが重要です。
痛み
術後の痛みは個人差がありますが、鎮痛剤の使用で和らげることが可能です。痛みが強い場合や長引く場合は、無理をせず医師に相談してください。また、患部を刺激しないことが重要で、指で触れたり強く押したりしないよう注意が必要です。
冷却ケアをすることで炎症を抑え、痛みの軽減が期待できます。医師の指示に従い、適切なケアをして、快適な回復をサポートしましょう。
眉下切開のダウンタイムの経過
料金(自由診療)眉下切開¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+別途麻酔代¥110,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、二重の幅が手術前と変わらない、もしくは狭く見えることがあります、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
眉下切開のダウンタイムは、術後の回復段階によって症状が異なります。ここからは、眉下切開のダウンタイムの経過を紹介します。
術後~翌日
施術は局所麻酔もしくは静脈麻酔との併用で行われますが、施術後3~4時間程度で麻酔が切れます。麻酔が切れてから翌日までは痛みが出るため、処方される痛み止めを活用しましょう。
この期間は、患部を冷却することで症状を軽減し、回復を早めることが重要です。目元を触らないように注意し、できるだけ安静に過ごしましょう。
また、患部が汚れないように、清潔を保つことも大切です。腫れが強い場合でも、自然な回復過程であるため過度に心配せず、指示されたケアを続けましょう。
2日目~3日目
術後2〜3日目になると、腫れやむくみのピークを迎えます。当日から翌日は上まぶた、2日目~3日目には下まぶたや鼻の根元、目頭などにむくみが出るでしょう。飲酒や喫煙、激しい運動はさけることが重要です。
また、患部をこすったり圧迫したりしないよう注意しましょう。この時期は体を休め、無理をしないことで、回復をスムーズに進められます。
4日~1週間後
4日目~1週間後には、一気に腫れや内出血が引き始め、日常生活への復帰が見えてくる時期です。この段階では、患部の赤みや軽いむくみが残ることがありますが、回復は順調に進んでいます。
傷跡への保湿クリームを使用することで、より早い回復が期待できます。引き続き、紫外線対策や適切なケアをしながら、無理のない範囲で日常生活を楽しみましょう。
また、この時期は抜糸をするため、一度クリニックへ通院する時期でもあります。
1週間以降~
1週間以降は、腫れや内出血がほとんど目立たなくなり、多くの方が普段の生活に戻れます。ただし、傷跡が完全に目立たなくなるまでには、3ヶ月~6ヶ月かかる場合があります。
この期間中は紫外線対策を徹底し、患部の保湿を心がけることが大切です。また、医師のアフターケア指導に従い、必要であれば定期的に通院して経過を確認してもらいましょう。
眉下切開の失敗例やリスク
眉下切開には、リスクや失敗例が存在します。ここでは、眉下切開の失敗例やリスクを紹介します。施術を受ける前にこれらの可能性を理解し、適切な医師のもとで慎重に検討することが重要です。
目立つ傷跡ができた
眉下切開の術後、傷跡が目立つケースがあります。これは医師の縫合技術の差や、皮膚の状態、術後のケア不足が原因で起こることが多く見受けられます。傷跡が赤く盛り上がったり、色素沈着が生じたりする場合があるため、注意が必要です。
増田院長の眉下切開の場合、皮膚を切除する際に傷跡直下の毛根を残せるよう斜めに切開(毛包斜切開)し、傷跡から毛が生えるように仕上げていきます。そのため、眉下切開後の傷跡が目立ちにくい点が特徴です。
眉毛から離れた傷跡
施術時のデザインや縫合が不適切だった場合、傷跡が眉毛から離れてしまい、不自然な仕上がりになることがあります。このようなケースでは、施術の効果を十分に感じられない可能性があるでしょう。
事前に医師と詳細なデザイン相談をして、適切な位置を確認することが重要です。また、経験豊富なクリニックを選ぶことで、リスクを軽減できます。
左右非対称になった
料金(自由診療)
眉下リフト¥480,000+ぱちキワ(右のみ)※眉下同時:¥250,000
+別途麻酔¥110,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
眉下切開後に左右非対称が生じることは、施術中のデザインミスや術後の腫れのひき方の違いが原因で起こる場合があります。目元の左右差は、顔全体の印象に影響を与える可能性があるでしょう。
また、もともと左右差がある場合は、より強調される可能性もあります。経験豊富な医師による施術計画や丁寧な縫合技術がリスクの軽減になりますが、必要に応じて修正施術も検討しておきましょう。
もともと目の左右差や眉の高さの左右差がある方でも、他施術を組み合わせることで左右対称に仕上げることも可能です。
目と眉毛の距離が近くなった
過剰な皮膚切除が行われた場合、目と眉毛の距離が近くなり、不自然な印象になることがあります。施術後に目元が重たく見えたり、表情が硬く見えたりする原因になることもあるため、医師との十分なカウンセリングを行い、切除量を慎重に決定することが大切です。
経験豊富なクリニックを選ぶことで、リスクを最小限に抑えられます。
目を閉じにくくなった
過剰な皮膚切除や縫合が強すぎると、目が閉じにくくなることがあります。目が乾きやすくなるため、ドライアイになる可能性や日常生活に支障をきたす可能性があるため、早めの対応が必要です。
症状が長引く場合は、修正施術を検討してみましょう。施術前の医師との十分な相談や、術後の適切なケアがリスクを軽減させるポイントです。
内側のひきつれやスジが入った
縫合時の皮膚の引っ張り方が適切でない場合、内側にひきつれやスジが目立つことがあります。この症状は傷跡が硬くなる原因にもなるため、早期のケアが重要です。
目立つ場合には医師に相談し、改善方法を検討することが必要です。
あまり変化を感じられなかった
期待していた効果が得られず、見た目の変化がほとんど感じられないケースもあります。原因は、切除する皮膚の量が不十分だったことが挙げられます。
一方で、皮膚を切除しすぎると目が閉じにくくなるリスクもあるため、施術前のカウンセリングで仕上がりを確認しておくことが重要です。
ドッグイヤー
ドッグイヤーとは傷跡の端にできる膨らみのことで、縫合時に余った皮膚が原因となっています。この症状は見た目の問題だけでなく、皮膚の引きつれ感を引き起こすこともあるため注意が必要です。
経験豊富な医師や、縫合技術が優れている医師を選ぶことでリスクを軽減できます。
眉下切開に関するよくある質問
眉下切開について、施術後の腫れや傷跡、メイクのタイミングなど多くの疑問が寄せられます。ここでは、よくある質問に対する具体的な回答を紹介します。
術後に腫れがひかないときはどうすれば良いですか?
眉下切開の術後、腫れが引かない場合は、冷却ケアが最も効果的です。患部を冷やすことで炎症が軽減され、回復を早めることが期待できます。
ただし、長時間の冷却は逆効果になることもあるため、医師の指示に従い適切に行いましょう。腫れが極端にひどい場合や痛みが強い場合は、早めに医師に相談することが大切です。
眉下切開は後戻りしますか?
眉下切開は基本的に約10年程度効果が期待できますが、加齢による皮膚のたるみや額の筋力の低下が原因で、後戻りを感じる場合もあります。そのため、術後は適切なスキンケアや紫外線対策を行い、皮膚の老化を予防することが大切です。
さらに、定期的なメンテナンス施術や美容トリートメントを受けることで、長期的に美しい状態を保つことが可能です。
眉下切開後の傷跡や内出血は前髪やメガネでカバーすれば大丈夫ですか?
眉下切開後の傷跡や内出血は、前髪やメガネを利用してある程度隠すことが可能です。ただし、術後1週間は傷口の回復が進む大切な期間なので、無理に隠そうとせず、医師の指示に従ったケアを優先しましょう。
メイクはいつからできますか?
メイクは一般的に、眉下切開の術後1週間程度から可能となります。ただし、患部の状態や回復状況により異なるため、医師へ確認しておくと良いでしょう。
特に、アイメイクは傷口に負担をかける可能性があるため、慎重に再開すると安心です。メイクをする際は清潔な道具を使用することで、感染症のリスクを最小限に抑えられます。
増田院長の眉下切開の場合、施術後3日目からパウダーアイブロウでメイクを再開することが可能です。また、傷跡が目立ちにくいと評判で、年間500件以上の眉下切開の実績があります。
眉下切開を検討している方は、ぜひe:Top clinicへご相談ください。
料金(自由診療)眉下切開¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+別途麻酔代¥110,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、二重の幅が手術前と変わらない、もしくは狭く見えることがあります、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
まとめ
この記事では、「眉下切開による内出血」について解説しました。
眉下切開は、内出血が発生する可能性がある施術ですが、多くの場合は術後数日~1週間程度で自然に改善します。内出血がひどい場合でも、冷却ケアや生活習慣の見直しで早期回復が期待できるでしょう。
また、術後の適切なケアや医師の指示に従うことで、症状を軽減し美しい仕上がりを目指せます。この記事を参考に、安心して眉下切開の施術を受けましょう。