眉下切開の傷跡がボコボコになる原因や、対処法が気になる方は多いのではないでしょうか。
そんな傷跡のトラブルを、「なぜ治りにくいの?」「目立ったままだとどうしよう」と不安に感じている方もいるはずです。
そこでこの記事では、眉下切開の傷跡がボコボコになる理由を解説します。
また、目立たないようにくする方法や、治療の経過、予防のポイントも併せて紹介します。
この記事を読めば、眉下切開の傷跡に関する理解が深まり、不安なく施術に臨めるようになるので、術後の見た目が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
眉下切開の傷跡がボコボコになる原因
眉下切開後に傷跡がボコボコしてしまう原因は、主に皮膚の縫合方法や術後の経過管理にあります。
特に、皮膚の引きつれや縫合時のずれ、傷へのテンション(傷口が引っ張られる力)が加わった場合などに、皮膚表面が不規則に盛り上がったり凹凸が生じたりします。
体質的にケロイドや肥厚性瘢痕ができやすい人は、傷跡が目立ちやすくなる可能性が高いでしょう。
術後に強く擦ったり、日焼けをしたりすることも傷の治りに悪影響を与えるため、術後ケアの徹底が重要です。
眉下切開のボコボコした傷跡を上手く隠す方法
眉下切開でできてしまったボコボコした傷跡は、さまざまな工夫でカバーすることが可能です。
ここでは、日常生活で取り入れやすい、4つの眉下切開のボコボコした傷跡を上手く隠す方法を紹介します。
メガネやサングラスをかける
眉下切開後の傷跡がボコボコしている場合、太めのフレームのメガネやサングラスで傷を隠す方法が効果的です。
黒縁やデザイン性の高いメガネであれば、ファッションの一部として自然に取り入れ、傷跡に視線が集まるのを防げます。
また、紫外線対策としても優れており、色素沈着のリスクを軽減できます。
ただし、フレームが傷跡に擦れたり、圧迫を与えたりしないようフィッティングには注意し、必要に応じてメガネ専門店で調整してもらいましょう。
メイクでカバーする
傷跡の赤みや凹凸が落ち着いてきた段階であれば、メイクによるカバーも有効です。
赤みにはグリーン系のコントロールカラーを使用し、その上から肌に合ったコンシーラーを薄く重ねることで、傷の存在感を和らげられます。
さらに、アイブロウパウダーやアイシャドウを併用することで、目元の印象を自然に整えられます。
ただし、メイクのタイミングは医師の許可を得てからにすることが大切です。
許可が出ていない時期にメイクをすると、傷が治りにくくなったり、炎症を起こしたりする恐れがあるため、許可が出るまでは控えるようにしましょう。
ヘアスタイルを工夫する
前髪や顔まわりの髪を活用したヘアスタイルは、傷跡をさりげなく隠すのに適しています。
眉上にかかるように前髪を作ることで、視線が目元に集中するのを避けられます。
顔まわりにレイヤーを入れる、またはサイドにボリュームを持たせたスタイルにすることで、横から見たときにも傷跡を目立たせません。
外出時だけ、前髪を下ろすアレンジも効果的です。
普段のヘアセットに少し手を加えるだけで、傷跡を自然にカバーしながら印象もやわらかく演出できます。
外出時は帽子をかぶる
外出時には帽子をかぶることで、紫外線から傷跡を守りつつ視線もさえぎれます。
特に、ツバの広いハットやキャップは直射日光を遮る効果が高く、術後の色素沈着や傷跡の悪化を防ぐために有効です。
ファッションアイテムとしても取り入れやすく、傷跡を隠していることに気づかれにくいメリットもあります。
ただし、蒸れやすい素材の帽子はかゆみや炎症を引き起こす原因になるため、通気性のよい天然素材を選ぶと快適に過ごせます。
眉下切開の傷跡がボコボコしている場合の対処法
眉下切開後にボコボコとした傷跡が気になる場合、放置せずに適切な対処をすることが大切です。
症状に応じて、レーザー治療や修正手術などで改善が期待できます。
ここでは、眉下切開の傷跡がボコボコしている場合の対処法を紹介します。
レーザーで治療する
眉下切開の傷跡がボコボコしている場合、フラクショナルレーザーやYAGレーザーを使用して、肌の凹凸や赤みの改善を図る治療が有効です。
レーザーによって肌のターンオーバーを促し、コラーゲンの生成を助けることで、傷跡の盛り上がりや色味の改善が期待できます。
術後の経過に合わせて複数回の施術が必要になることもありますが、切らずに治療できる点が大きなメリットです。
ただし、施術には医師の判断が不可欠なため、信頼できるクリニックでカウンセリングを受けましょう。
修正手術を受ける
レーザー治療では改善が見られないほど傷跡が目立つ場合には、修正手術を検討することもできます。
修正手術では傷跡のラインに沿って再度切開し、組織を丁寧に縫い直すことで、ボコボコした状態を滑らかに整えられます。
傷跡の盛り上がりやくぼみが強い場合に特に有効とされていますが、医師の技術力が求められる施術です。
レーザーや修正手術による傷跡治療には限界があり、完全に消すことは難しい場合もあります。
効果には個人差があるため、信頼できる医師と相談の上で治療法を検討しましょう。
眉下切開後の傷跡の経過
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除 ¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉下切開の傷跡は、時間の経過とともに少しずつ目立たなくなります。
ただし、経過には個人差があり、肌質や術後ケアによって治癒のスピードが異なります。
ここでは、眉下切開後の傷跡の経過をみていきましょう。
施術直後
眉下切開の術後は内出血や腫れが起こりやすく、施術直後に目立たなくても時間の経過とともに現れることがあります。
多くの場合、3日目ごろから腫れやむくみが引き始め、5日目以降は急速に改善していきます。
術後1週間ほどで見た目は落ち着いてくるでしょう。
傷口にかゆみが出ることもありますが、必要以上に触れず、処方された軟膏でケアすることが大切です。
増田院長の眉下切開術後であれば、縫合糸が残っていても施術後3日目からパウダーアイブロウによるメイクが可能です。
傷への負担が大きいペンシルタイプのアイブロウは、術後2~3ヶ月程度(赤みが引くまで)は避けるようにしましょう。
アイメイクは、抜糸後(7日目以降)から可能になります。
1~3カ月後
一般的に、眉下切開の術後1ヶ月ほどで赤みが最も目立つ時期を迎えます。
しかし、3ヶ月が経過するころには赤みも落ち着き、メイクで十分カバーできる程度になります。
また、腫れや内出血も次第に軽減していくでしょう。
またこの時期には、傷口が硬くなって少し盛り上がって見えることがありますが、2~3ヶ月を目安に徐々に自然に改善していくのが一般的です。
紫外線対策や保湿をしっかりすることで、傷の回復を早めることが可能です。
メイクでのカバーも比較的自然にできるようになってきますが、敏感な時期のため刺激には十分注意しましょう。
3~6カ月後
術後3〜6ヶ月が経過すると、傷跡はかなり落ち着き、ノーメイクでもほとんど目立たない状態に近づきます。
赤みを帯びていた部分は薄茶色や白っぽい色へと変化していきますが、切開を伴う手術のため、傷跡は完全に消えるわけではありません。
体質によっては白っぽくなったり、わずかに色素沈着が残る場合もあります。
また、切開の部位や縫合の仕上がりによっては、傷跡が残ったり、表面が凹凸になる可能性も考えられます。
そのため、眉下切開では、いかに傷跡をきれいに、目立ちにくく仕上げるかが非常に重要です。
増田院長の眉下切開では、皮膚を切除する際に傷跡の直下にある毛根を温存できるよう、斜めに切開を行う「毛包斜切開」を採用しています。
眉毛の生え際を保ちつつ、傷跡からも毛が自然に生えてくるように調整することで、傷跡がより目立ちにくくなります。
また、縫合の方法によっては、わずかな段差が生じることもありますが、こうした仕上がりには、執刀医のデザイン力と縫合技術力が大きく関わってきます。
増田院長はこれまでに1,700件以上の眉下切開を手がけており、傷跡が目立たない美しい縫合に徹底的にこだわっています。
そのため、術後は手術を受けたことに気づかれないほど、自然な仕上がりが期待できるでしょう。
<眉下切開から7ヶ月後の傷跡を一眼レフで撮影>
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+術前眉ア―トメイク ¥160,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉が薄い方でも、術前に眉アートメイクを組み合わせることで、傷跡を綺麗に目立ちにくく仕上げることが可能です。
眉下切開の傷跡がボコボコになるの防ぐためのケア方法
眉下切開後の傷跡をきれいに仕上げるためには、適切なアフターケアが欠かせません。
術後の行動や習慣によっては、傷跡がボコボコしてしまう可能性もあるため注意が必要です。
ここでは、眉下切開の傷跡がボコボコになるのを防ぐためのケア方法を紹介します。
洗顔は慎重にする
術後の傷跡は、非常にデリケートな状態です。
洗顔時には、患部に直接水や洗顔料がかからないように注意しましょう。
ガーゼやテープで保護している期間は、濡らさないことが基本です。
抜糸後も数日は刺激の少ない洗顔料を使用し、指先でやさしくなでるように洗うことが大切です。
ごしごしと強くこすることや、熱いお湯を使う行為は避けましょう。
洗顔後は清潔なタオルで軽く押さえるように水分を取ると、傷口への負担を最小限に抑えられます。
ペンシルアイブロウは控える
眉以外のメイクは翌日から可能です。
増田院長の眉下切開の場合、3日目以降パウダーアイブロウメイクが可能になりますが、眉下の傷の直上のペンシルアイブロウの使用は傷の赤みが引いてくる2ヶ月以降を推奨しております。
一般的には、抜糸後からパウダー系のアイブロウが使用可能となる場合もありますが、赤みや腫れが残っている間はなるべく避けましょう。
アイメイクの再開時期は医師の診断に従い、自身の回復状況に合わせることが大切です。
激しい運動は避ける
手術直後は、激しい運動や過度な動きは控えましょう。
運動によって血流が促進されると、傷跡に余計な圧がかかり、腫れや内出血が悪化する可能性があります。
さらに、汗をかくことで傷口が不衛生になり、炎症や感染症のリスクも高まります。
ウォーキングなど軽い運動であっても、術後1週間は安静を心がけることが望ましいです。
運動の再開は、2週間目以降で、心配な場合には医師の許可を得たうえで慎重に始めましょう。
飲酒や喫煙は控える
飲酒や喫煙は、創傷治癒に悪影響を及ぼす行為の1つです。
アルコールは血流を促進させるため、出血や腫れを助長させ、傷の治癒を遅らせる可能性があります。
また、喫煙に含まれるニコチンは血管を収縮させ、組織への酸素供給を妨げてしまいます。
皮膚の再生が妨げられると、傷跡がきれいに治りにくくなるおそれが高まるため注意が必要です。
術後1週間は完全に禁酒・禁煙を意識することが理想的です。
可能であれば1カ月は控えることを推奨します。
仕事や学校は様子を見ながら
眉下切開後は、数日間の安静が基本となります。
術後1週間程度は腫れや赤みが目立つこともあるため、仕事や学校への復帰は慎重に判断する必要があります。
在宅勤務が可能であれば数日間は自宅で静養し、出社する場合でもサングラスやメガネで患部を隠すなどの対策が必要です。
特に、人前に立つ仕事をしている方は、ダウンタイムをしっかり確保したうえでスケジュールを調整しましょう。
復帰時期も、医師に相談することをおすすめします。
眉下切開に関するによくある質問
眉下切開は傷跡が残りにくい施術とされていますが、それでも「本当にきれいに治るの?」「ボコボコにならないの?」といった疑問を持つ方は多いでしょう。
ここでは、よくある質問に丁寧に回答していきます。
眉下切開で傷跡が消えないって本当ですか?
眉下切開は自然な仕上がりが期待できる手術ですが、まれに傷跡が完全に消えないケースもあります。
体質的にケロイドになりやすい人や、術後のケアが不十分だった場合には、傷跡がボコボコと盛り上がることもあります。
ただし、多くの場合は時間の経過とともに目立たなくなり、術後半年~1年で自然になじんでいくでしょう。
しっかりとアフターケアをすることで、傷跡の改善は十分期待できます。
眉下切開の傷跡はレーザーで消えますか?
完全に消すことは難しいですが、傷跡の赤みや盛り上がりを軽減する目的でレーザー治療を用いることはあります。
フラクショナルレーザーやYAGレーザーなどが代表的で、コラーゲン生成を促しながら肌の再生をサポートします。
ただし、レーザーの適用時期は術後すぐではなく、炎症が落ち着いた数カ月後からが一般的です。
治療回数や効果には個人差があるため、専門医に相談しながら慎重に進めることが大切です。
眉下切開の傷跡のひきつれはいつまで続きますか?
傷跡のひきつれは、術後しばらく続くことがあります。
特に、切開部分の皮膚が硬くなる1〜2ヶ月の間は、引っ張られるような感覚やツッパリ感が出ることもあります。
ただし、通常は3ヶ月〜半年ほどで徐々に緩和され、時間の経過とともに肌になじんでいくでしょう。
ひきつれを和らげたい場合は、保湿ケアや必要に応じて外用薬の使用が効果的です。
違和感が長引く場合は、早めに医師へ相談しましょう。
眉下切開でドッグイヤーができることはありますか?
「ドッグイヤー」とは、縫合した端の皮膚が盛り上がり、犬の耳のように見える状態を指します。
眉下切開でも、皮膚の切除量や縫合のバランスが不適切な場合に、ドッグイヤーが生じることがあります。
ただし、熟練した医師が丁寧にデザイン・施術をすれば、そのリスクは極めて低く抑えられるでしょう。
仮にドッグイヤーが生じた場合でも、多くは自然に目立たなくなり、必要があれば再調整で対応可能です。
カウンセリング時に、リスクを医師としっかり相談しておくことが安心につながります。
眉下切開の傷跡が不安ならe:Top clinicにおまかせ!
眉下切開の傷跡がボコボコになったり、目立ってしまったりするのではと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、経験豊富な医師が在籍するe:Top clinicでの施術がおすすめです。
形成外科出身の増田院長が一人ひとりのまぶたの状態や骨格に合わせて丁寧にデザインし、極細の糸で繊細に縫合するため、傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できます。
アフターケアも万全で、術後の不安にも丁寧に寄り添ってくれる点も魅力です。
眉下切開に不安がある方は、ぜひe:Top clinicへご相談ください。
まとめ
この記事では、眉下切開の傷跡がボコボコなる原因を解説しました。
眉下切開の傷跡がボコボコになる原因は、縫合方法や術後管理、体質によるものです。
傷跡のボコボコを隠すにはメガネやメイク、ヘアスタイルの工夫、帽子がおすすめです。
術後、傷跡は徐々に落ち着きますが、ピークに赤みが目立ち、3~6ヶ月で目立たなくなります。
予防には丁寧な洗顔、アイメイクを控える、激しい運動や飲酒喫煙を避けることが重要です。
この記事を参考に、眉下切開後の傷跡に対する不安を軽減し、納得のいく仕上がりを目指しましょう。