目元のたるみの主な原因と改善、予防方法をわかりやすく解説

2024.08.19

目元のたるみは、多くの女性にとって気になる美容のお悩みの一つです。年齢を重ねるとともに現れるこの症状は、見た目の印象を大きく左右します。

本記事では、目元のたるみの原因とその改善方法について詳しく解説し、具体的な対策を紹介します。

目元のたるみの基本的な原因とは

目元のたるみの基本的な原因は、加齢、紫外線、ストレス、睡眠不足など、複数の要因が絡み合っています。これらの要因が皮膚の弾力や水分バランスを損ない、結果として目元のたるみを引き起こします。

以下に、それぞれの要因について詳しく説明します。

要因1:加齢による皮膚や筋肉、骨の変化

年齢を重ねると、顔の皮膚や筋肉、骨に変化があらわれます。これらが目元のたるみを引き起こす大きな要因です。

加齢に伴い、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンといった成分が減少します。その結果、目元の皮膚のハリがなくなりたるみやすくなります。

また、眼輪筋(目の周りの筋肉)の衰えにより、筋肉によって抑えられていた目の下の脂肪(眼窩脂肪)が前へ押し出される形で目元のたるみになる場合もあります。

さらに目の周りの骨に関しても、加齢により骨密度が低下すると、皮膚や脂肪を支えきれなくなり、目の下にたるみを生じさせる要因となります。このように、加齢による変化は目元のたるみに関わりの深い要因です。

要因2:紫外線による皮膚ダメージ

紫外線は目元のたるみに大きな影響を与えます。長時間紫外線を浴びることにより、皮膚のコラーゲンやエラスチンが破壊され、皮膚の弾力が失われてしまうのです。

また、紫外線は皮膚の細胞を傷つけ老化を促進します。日常的に日焼け止めや日傘を使用し、なるべく紫外線を避けることが重要です。

要因3:ストレスと睡眠不足の影響

ストレスと睡眠不足も、目元のたるみを引き起こす重要な要因です。精神的なストレスによってまばたきの回数が多くなると、目元の疲労を引き起こし、目元のたるみが進行してしまう可能性があります。

また、睡眠不足に関しても、眠くなり目を擦ってしまうなど摩擦の影響で、目元のたるみの要因になりやすいと言えるでしょう。

要因4:食生活の影響

食生活の乱れは、目元のたるみに直接影響を与えます。特にビタミンやミネラルが不足すると、肌の再生能力が低下します。

例えば、ビタミンCは肌のコラーゲン生成を助ける働きがありますが、これが不足すると目元の皮膚が薄くなり、たるみが生じやすくなります。

要因5:喫煙とアルコールが与える影響

喫煙はニコチンによって血管を収縮させ、血行を悪化させます。また、アルコールの過剰摂取も血行不良を引き起こし、皮膚の弾力を低下させます。

喫煙とアルコールを控えることで、目元のたるみを予防することができます。

目元のたるみは早めの対策が重要!

目元のたるみは早めの対策が重要です。その理由は、対策が遅れるほど予防が難しくなるからです。目元のたるみは一度進行するとセルフケアで元に戻すことはほぼ不可能でしょう。

早期にケアを始めることで、効果的に若々しさを保つことができます。さらに、予防の習慣を早くから取り入れることで、将来的に起こりうるトラブルを未然に防ぐことも可能になります。

目元のたるみが及ぼす影響

目元のたるみが及ぼす影響は多岐にわたります。一つ目は、見た目の年齢が大きく変わることです。目元は顔の一部で最も注目される部分であり、わずかなたるみでも老けた印象を与えがちです。

また、たるみが進行すると、目尻を中心に視野が狭くなってくるため眉下切開などの手術で皮膚を切除をすることで改善できます。

このようなケースでは保険が適用される場合がありますが、眼瞼下垂の症状は無く、目を開ける力はあるが、まぶたのたるみが視界を遮り黒目が半分ほどまで隠れているような『偽性眼瞼下垂』の状態と医師に診断された場合に限ります。

また保険適応での手術の場合には、二重幅や左右差を調整したいなどの見た目の改善は含まれないため注意が必要です。

早期ケアのメリット

早期ケアのメリットは若々しい外見を長く保つことができることです。初期段階で対策することで、たるみやシワが深刻化する前に防ぐことができます。

もう一つのメリットは、心理的な安心感を得られることです。自分の見た目に自信が持てると、積極的に人生を楽しむことができます。

目元のたるみの改善方法で最も効果的なのは?


目元のたるみを改善する方法として、一般的によく言われているのは次の3つのアプローチです。

  1. 目の周りのエクササイズ
  2. 目元に働きかけるスキンケア商品にて
  3. 美容施術

しかしこの中で、「根本的な改善」と呼ぶに相応しいのは「3.美容施術」のみになります。自身でのセルフケアは、むくみが取れるなどして一時的に目元がスッキリ見える可能性がありますが、根本解決には至りません。

ただし、目元のたるみのお悩みに対する深刻さは人それぞれです。今の段階ではセルフケアで十分という方は、セルフケアで様子を見てみるのも良いでしょう。

「根本的に解決して若々しい目元になりたい!」とお望みの方は、美容施術にて医師の力を借りることをお勧めします。

目の周りのエクササイズについて

眼輪筋のトレーニングなど、目の周りの筋肉を鍛えることで血行が良くなり、むくみが取れて目が若返ったように見えることがあります。

血行を良くすること自体は肌にも筋肉にもプラスの効果がありますから、疲れ目のリフレッシュもかねて隙間時間で実践してみても良いでしょう。ただし、まぶたに余計な力をかけるようなトレーニングはかえって小ジワを生んでしまう可能性があります。適度に行うことが大切です。

目元に働きかけるスキンケア製品について

目元に働きかけると言われているスキンケア製品は、たるみを直接的に改善するというよりも、肌の保湿力とハリを保つために補助的に使用すると良いでしょう。ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれる美容液や、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEが配合されたアイクリームなどが該当します。

目元のたるみの根本解決は「美容施術」

目元のたるみを根本的に改善するのは、美容施術です。

クリニックで行われる施術には、レーザー治療やボトックス注射、ヒアルロン酸注入などがあります。当院では目元のたるみを根本的に改善する様々な手術をご提案させていただいております。

眉下リフト:眉毛の下の皮に切膚を葉っぱ型除してたるみをなくす手術」や「ぱちキワ®(上瞼たるみ取り):二重まぶたのラインに沿って皮膚を切除したるみを改善する手術」にて、上まぶたの目元のたるみのお悩みを解消しています。

また目の下のクマやたるみには、「経結膜脱脂法」「切開ハムラ」「裏ハムラ」といった複数の施術ラインナップの施術をお客様の目元のお悩みに合わせてご提案いたします。これらの施術は短期間で効果を感じることができるのが特徴です。

※当院での施術により目元のたるみが改善された事例▼

その他の実例をご覧になりたい方は、YouTubeやInstagramがお勧めです。さまざまな年代の方のBefore&After、そして施術のプロセスをご確認いただけます。

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目元のたるみを防ぐための日常ケアとライフスタイル

目元のたるみは見た目の印象に大きく影響を与えるため、日常的なケアが重要です。適切なケアを行うことで、たるみを予防したり、進行を遅らせることができます。

日常的に重要なケアやライフスタイルは以下の6つです。

  1. 保湿ケア
  2. 紫外線対策
  3. 質の良い睡眠
  4. 食事の改善
  5. ストレス管理

以下でそれぞれについて詳しく解説します。

予防法1:保湿ケア

目元のたるみを防ぐためには、保湿ケアがとても大切です。乾燥すると肌の弾力が失われ、たるみの原因となってしまいます。

外出前や就寝前に、しっかりと保湿クリームを塗りましょう。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど目元専用の保湿成分が配合されたものを選ぶと、より効果が期待できます。保湿ケアは日常の習慣にしていきましょう。

また、目元専用の美顔器は、効果的に目元のケアができるツールとして人気があります。

使用する前に、肌を清潔にしてから化粧水やジェルなどのスキンケアアイテムを塗布しながら美顔器を使うとむくみを改善できる効果が高まります。

予防法2:紫外線対策

紫外線は目元のたるみを引き起こす大敵です。外出時には必ず日焼け止めを塗りましょう。なるべく作用時間の長いSPFの高いものを選び、2〜3時間ごとにスプレータイプのものなどで補うのがおすすめです。

また、サングラスや帽子を着用することで、直接的な日差しから目元を守ることができます。

予防法3:質の良い睡眠を取る

質の良い睡眠は、目元のたるみを防ぐ上で欠かせません。寝不足や不規則な生活は、目元の肌に影響を与え、たるみの原因となります。

まず、一定の時間に寝て、一定の時間に起きることを心がけましょう。また、睡眠の質も重要です。就寝前のリラックス時間を設けることで、深い眠りに入りやすくなります。

予防法4:食事内容を工夫する

目元のたるみは、加齢や生活習慣による影響が大きいですが、食事内容を工夫し健康を維持することで予防できる場合があります。

適切な栄養素を含む食べ物を意識的に取り入れましょう。特に、鶏の皮や豚足、魚の皮などコラーゲンや抗酸化物質を多く含む食品はおすすめです。また、肌の老化を防ぐ抗酸化物質が豊富な食材としては、ブルーベリーやほうれん草、緑茶などがあります。

予防法5:ストレス管理

ストレスが蓄積すると生活リズムが乱れやすくなり、皮膚の新陳代謝に影響し、結果的に目元のたるみを引き起こしやすくなります。

ストレスを溜めないためにも、十分な睡眠を取りましょう。また、日常生活の中で趣味の時間を持つなど、リラックスできるひとときを作ることも大切です。

まとめ

目元のたるみは、加齢や生活習慣、紫外線、ストレス、睡眠不足など多くの要因によって引き起こされます。しかし、日常的なケアや生活習慣の改善によって進行を防ぐことが可能です。

適切なスキンケア、バランスの取れた食事、ストレス管理を意識することで目元のたるみを予防し、若々しい目元を保ちましょう。早めの対策を心がけ、日々の生活の中で実践していくことが大切です。

ただし、進行してしまった目元のたるみを元に戻すのは難しいため、お悩みが深刻な場合は美容施術による改善をお勧めします。

当院、イートップクリニックの増田院長は1700件以上の「眉下リフト:眉毛の下の皮膚を葉っぱ型に切除してたるみをなくす手術」や「ぱちキワ®(上瞼たるみ取り):二重まぶたのラインに沿って皮膚を切除したるみを改善する手術」の手術経験があり、様々な症例に対する実績が豊富です。

ひとりひとりに適した手術の提案や切開部分の傷跡を美しく仕上げることにこだわりを持ち、悩みを解消して理想の目元を実現するお手伝いをしています。

クリニックは赤坂見附駅前にあり、気軽にアクセスしやすい立地です。ぜひ一度ご相談ください。

  • 増田えりか

    院長

    増田 えりか
    Erika Masuda

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

      院長

    • 2021

      イートップクリニック

      開設

      院長就任

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