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エクソソーム治療で2日酔いは解消できる?肝臓をケアして2日酔いを予防しよう

2023.05.30

ついついお酒を飲みすぎて翌朝後悔した経験は誰にでもあるでしょう。

ベッドから起きられないような頭痛、吐き気、だるさで1日を棒に振ってしまった経験はありませんか。

本記事では、2日酔いのメカニズムと、飲みすぎてしまった際の対処法を解説しながら、エクソソーム治療を紹介します。

2日酔いで苦しみたくない方は、一緒に学習していきましょう。

2日酔いのメカニズム


2日酔いの諸悪の根源は「アセトアルデヒド」です。

お酒を飲むと、肝臓内で酵素などによってお酒はアセトアルデヒドに分解されます。

その後、アセテート(酢酸)に分解され、血液で体内を循環しながら、最終的に二酸化炭素と水に分解されます。

ところが、多量のお酒を飲むと肝臓がアセトアルデヒドを分解しきれず、血中のアセトアルデヒド濃度が高くなるのです。

その結果、頭痛やむかつき、吐き気が起こり、2日酔いとなります。

また、アルコールによる胃の粘膜の荒れが原因で胃痛や吐き気が起きていることもあります。

自力で2日酔いを解消する方法3つ

2日酔いの時は気分も体調もひどいので、なるべく早く楽な気分に戻りたいと思うでしょう。

ここからは、自力で2日酔いを解消する方法を3つ紹介します。

水をたくさん飲む

2日酔いを解消する方法1つ目は「水をたくさん飲む」です。

水をたくさん飲むことで、血中のアセトアルデヒド濃度を下げ、アルコールを尿として早く排出できます。

また、アルコールには利尿作用があり、水分不足が頭痛を引き起こすこともあるので、水はなるべくたくさん飲みましょう。

一度に大量の水を飲むと吐き気がひどくなることがあるので、飲める量を少しずつ飲むのがおすすめです。

スポーツドリンクは水よりも吸収速度が早いので、もし家にスポーツドリンクがあれば活用してもいいでしょう。

消化のいい炭水化物を食べる

何か食べられそうな場合は果物やおにぎりなど、消化のよい炭水化物を摂ることも、2日酔いを早く治すのに役立ちます。

アルコールを分解する際、肝臓ではビタミンB1と糖を消費するので、ビタミンB1を多く含む豚肉や豆腐、玄米などを食べるのがおすすめです。

食欲がある場合は納豆巻きやおかかのおにぎり、食欲がない場合はカットフルーツを摂りましょう。

果物には果糖や酵素が含まれるため、アルコールの分解を助けます。

頭痛・吐き気がひどければ市販薬を使うのもアリ

水を飲んでも頭痛や吐き気がおさまらない場合は、市販薬を使ってもいいでしょう。

市販薬を使う際は薬剤師に相談しながら選ぶと安心です。

市販薬を入手できない場合や、水分が摂れない・嘔吐がおさまらない・吐血や血便の症状がある場合は、医療機関の受診を検討しましょう。

2日酔いで気持ち悪い!吐き気はいつ解消できる?

2日酔いの症状のなかでも、とくにつらい症状は吐き気です。

頭痛もつらいですが、吐き気はトイレから離れられず、「衣服や寝具を汚すかもしれない」という不安も重なるため早く解消したい症状です。

ここからは、2日酔いの吐き気がいつ解消されるのか、2日酔いの際にしてはいけない「迎え酒」について説明します。

2日酔いはほとんどの場合24時間以内に解消される

2日酔いは、ほとんどの場合24時間以内に解消されるので安心しましょう。

2日酔いはアルコール摂取後8~16時間後に現れる症状で、体内のアルコール濃度がゼロに近くなる時に一番症状が重くなると言われています。

2日酔いはいまだ解明されていないことも多い症状ですが、水分を摂ってアセトアルデヒドの血中濃度を下げることで、不快感を減らすことができます。

つらい時には無理をせず、水分を摂って休養しましょう。

2日酔いの気持ち悪さは迎え酒では解消できない

「迎え酒」とは、二日酔いの症状を緩和させるためにお酒を飲むことを指します。

しかし、実際には迎え酒では2日酔いの解消はできません。

迎え酒はアルコールによって一時的に脳が麻痺して苦痛を感じにくい状態になっているだけで、2日酔いが解消されるわけではありません。

また、体内からアルコールが排出される前にアルコールを摂取するとアルコール依存に陥る可能性がありますので、迎え酒で2日酔いを紛らわせるのはやめた方がいいでしょう。

エクソソーム治療で2日酔い予防への効果が期待できる

2日酔い予防としておすすめの治療法が、エクソソームを使った治療です。

エクソソームは幹細胞が細胞分裂を行う際に分泌する物質で、細胞間の情報伝達を行う働きがあります。

エクソソームがなぜ2日酔い予防への効果が期待できるのか、詳しく説明します。

:肝機能の向上

エクソソームには歯髄・脂肪・臍帯由来の3種類があります。

エクソソームは幹細胞が分裂を行った幹細胞培養液から不純物と幹細胞を取り除き、エクソソームを単離させたものです。

エクソソーム治療で使われる幹細胞培養上清液には、エクソソームのほかにさまざまな成長因子、サイトカインが含まれます。

幹細胞培養液上清液には、特に多くのサイトカインHGF(肝細胞増殖因子)が含まれるため、肝臓の細胞の修復を促し、肝臓を健康に保つ働きが期待できます。

一方で、HGFには細胞の生存を高める働きがあるため、がん細胞内でHGFが多く産生されないようコントロールが必要です。

なお、エクソソーム治療はがん(悪性腫瘍)治療中の方は受けられないので注意しましょう。

疲労回復

エクソソームにはHGF以外にもサイトカインが含まれます。

FGF2(繊維芽細胞増殖因子)とIGF(インスリン様成長因子)によって筋肉や神経の再生が期待できるので、体の組織全体を修復し、2日酔いに負けない体つくりを目指せます。

また、HGFには新陳代謝を活性化し、血行を促進させるため、2日酔いのつらい症状を早く緩和できるでしょう。

イートップクリニックでは質の高いエクソソーム治療を受けられる

イートップクリニックでは歯髄・脂肪・臍帯由来の3種類のエクソソームを取り扱っています。

全身のエイジングケアや2日酔い予防を目指すなら、エクソソーム静脈注射がおすすめです。

施術時間は5分程度で、副作用が少ないといわれています。

イートップクリニックで取り扱っているエクソソーム(幹細胞培養上清液)は、従来の製品の約10倍の500億個/ccのエクソソームを含有しています。

肝機能が気になる方やいつまでも若々しくいたい方は、エクソソーム点滴・静脈注射を検討してみてはいかがでしょうか。

ぜひお気軽に、イートップクリニックのカウンセリングへお越しください。

【まとめ】エクソソーム治療で2日酔いを予防しよう


つらい2日酔いを解消する方法を紹介しました。

2日酔いはまだ解明されていない点も多く、治療法はまだ確立されていません。

しかし、肝機能を高め、体を若々しく保つことで、アルコール代謝を促し、2日酔い予防に役立てられます。

エクソソームは再生医療の一環として、さまざまな効果が期待されているので、肝機能だけではなく、全身のエイジングケアを行いたい方はエクソソーム治療を取り入れてみるのも良いでしょう。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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