「毎日忙しくて疲れが取れない……」
「疲れを回復させる手っ取り早い方法はないの?」
疲れを放置するのは良くないと分かっていても、仕事や育児で疲労回復が難しい方も多いでしょう。
本記事ではエクソソームによる治療を紹介します。
エクソソーム治療で疲れを回復させるだけでなく、疲れにくい身体作りにもおすすめですので、一緒に学んでいきましょう。
疲れの種類は体と脳の2種類
「疲れた……」と感じる時には、大きく分けて次の2種類の疲労があります。
- 体の疲れ:末梢性疲労
- 脳の疲れ:中枢性疲労
ここからは、「体」と「脳」の疲れについて説明します。
1)体の疲れ:末梢性疲労
一日中歩き回ったり、運動をしたりしたあとの「疲れ」を「末梢性疲労」といいます。
体を使い続けると筋肉がダメージを負い、筋肉痛が起こります。
筋肉痛のようにわかりやすい痛み以外にも、エネルギー不足による血流悪化や、筋肉が動きにくい症状などが出ることもあります。
この末梢性疲労は筋肉の疲労が原因なので、食事や水分を補給し、睡眠を摂ることで疲労の原因を取り除けます。
2)脳の疲れ:中枢性疲労
一方で、脳の「疲れ」を「中枢性疲労」と呼びます。
中枢性疲労はデスクワークや勉強の量に比例するわけではなく、気を遣うなどの心理的なストレスで疲労度が高まります。
長時間のミーティングや大事なプレゼン後にぐったりするのは精神的負担が大きいからです。
中枢性疲労では脳細胞に刺激が加わりダメージとなるため疲労を感じやすくなります。
また「疲れた」という実感がないのにボーっとしてしまったり、飽きて何もしたくなくなったりするのも中枢性疲労の症状です。
中枢性疲労は自覚症状が出にくいので、気が散った・飽きたと感じる場合は休憩するのがおすすめです。
エクソソーム治療が体の疲れ回復に効果的な理由
エクソソームは細胞間の情報伝達を行っている物質で、細胞から分泌されます。
当院で使用されているエクソソームは、歯髄・臍帯・骨髄・脂肪など間葉系幹細胞と分類される幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出して滅菌等の各種処理を行った液体(上澄み液=ヒト幹細胞上清液)から特に効果が期待されるエクソソームのみを単離したものです。
ここからは、エクソソーム治療が主に体の末梢性疲労に効果的といわれている理由を解説していきます。
エクソソームは成長因子サイトカインを含んでいるから
エクソソーム治療に使われる幹細胞培養液上清液は、情報伝達物質エクソソームの他に、成長因子(サイトカイン)を含んでいます。
運動などによって筋肉を動かし続けると、エネルギーを作る際の呼吸で活性酸素が作られます。
通常、活性酸素は成体還元系で解消されますが、エネルギーが不足すると活性酸素の還元が間に合わず、過剰になります。
過剰な活性酸素は体内のたんぱく質や脂質を酸化させ、細胞そのものだけでなく、細胞内のミトコンドリアなどを傷付けるため、体内の免疫系がサイトカインを放出して細胞の修復を促しています。
このことから、疲労回復にはサイトカインが必要ということがわかります。
したがって、サイトカインを含むエクソソームを点滴や静脈注射で取り入れることで、エクソソームが疲労の原因となる箇所へ的確にサイトカインを届けるため、疲労の回復が期待できるといえるでしょう。
エクソソームにはアミノ酸やビタミンも含まれるから
タンパク質は末梢性疲労の回復や筋肉の維持にとって重要な栄養素です。
しかし、タンパク質はそのままでは吸収できないため、酵素によってより分子の細かいアミノ酸に変換する必要があります。
エクソソーム点滴・注射にはアミノ酸やビタミンも含まれるため、効率的に筋肉の損傷を修復し、疲労回復が見込めます。
また、イートップクリニックで使っているエクソソームにはサイトカインの一種「HGF(肝細胞増殖因子)」が含まれ、肝臓機能の向上も期待できるでしょう。
エクソソーム点滴・静脈注射の所用時間は注射が5分程度、点滴が30分程度なので、より効率的に疲労回復を狙うなら、血中濃度を一気に上昇させる静脈注射でのエクソソーム治療がおすすめです。
自力で疲れを回復させる方法もある
高い疲労回復効果が期待できるエクソソーム治療ですが、気軽に通院できない方もいるでしょう。
そこで、ここからは自力で疲れを回復させる方法をご紹介します。
良質な睡眠を取る
自分でできる手軽な疲労回復法は「良質な睡眠を取る」ことです。
ベッドに入ってすぐに眠りに落ち、翌朝スッキリして目覚められる睡眠が「良質な睡眠」です。
朝食をしっかり食べる・朝日を浴びる・寝る前にモニターやスマホを見ない・カフェインを夕方以降に取らない、といった方法を実践することで寝つきが良くなります。
最近ではガジェットやスマホアプリで睡眠計測ができるので、寝ても疲れが取れない方は、活用してみましょう。
食生活に気を付ける
自力で疲れを回復させたい場合は、食生活にも気をつけましょう。
暴飲暴食や早食いは胃腸に負担をかけるので避けましょう。
また、お酒の飲みすぎも肝臓に負担をかけるのでやめましょう。
疲れている時はビタミンB群が豊富な納豆や豚肉、クエン酸の豊富な梅干しなどがおすすめです。
コンビニでも買えるカットフルーツはビタミンCが豊富で消化もいいので、お菓子の代わりにカットフルーツを買うのもおすすめです。
リラックスする
末梢性疲労と中枢性疲労はリンクしているため、イライラや不安を感じると筋肉も緊張しやすくなります。
筋肉の緊張をほぐし、気分を落ち着かせる副交感神経を優位にする手軽な方法は「深呼吸」です。
イライラを感じたら、立ち上がって伸びをしながら深呼吸してみましょう。
また、38~39℃のぬるめのお湯で入浴するのも副交感神経が優位になり、リラックスできるのでおすすめです。
お気に入りの入浴剤を入れるのもいいでしょう。
イートップクリニックのエクソソームは従来のエクソソーム含有量の10倍
ここまで自力で疲労回復するための方法を紹介しましたが、手っ取り早く、しかも確実に疲労を回復したい時に頼りになるのは、やはりクリニックでの治療です。
イートップクリニックのエクソソームは、従来の製品にくらべてエクソソーム量が約10倍の500億個/ccが含有されています。
圧倒的な量のエクソソームのほか、500種類以上のサイトカインを含んだエクソソームは、すべて健康な日本人女性のドナーから製造されています。
治療時間もエクソソーム静脈注射で5分程度で行えるため、疲労が蓄積している方に、自分へのご褒美として受けていただきたい治療です。
【まとめ】体の疲れを感じたらエクソソーム治療も試す価値アリ
疲れを回復させたい方におすすめの治療はエクソソームを使った治療です。
イートップクリニックで使用しているエクソソームはエクソソーム量が多く、サイトカインやビタミン、アミノ酸も含まれます。
疲れのセルフケアも大切ですが、弱っている時はクリニックでの治療も検討してみてもいいでしょう。
全身の疲労が取れ、内側から元気になると見た目の印象も変わります。
エクソソーム治療を通して、内側・外側ともに元気で若々しい体を目指しましょう。