眉下切開は、眉の下のラインに沿って余分なまぶたを切り取り縫合する美容整形手術です。眉毛に隠れやすい箇所なので傷跡が目立ちにくいのがメリットですが、傷跡の赤みはしばらく残ります。
「赤みってどれくらいでなくなるの?」
「もし赤みが引かなかったらどうしたらいい?」
眉下切開を検討している方のなかには、傷の赤みについて不安な方もいらっしゃるはず。この記事では、眉下切開の傷跡の赤みと対処方法について解説します。
眉下切開の傷跡の赤みはいつまで?
眉下切開の手術後は、傷跡の腫れと赤みが残ります。術後のダウンタイムは1週間程度と言われており、腫れは1ヶ月程度で気にならなくなりますが、赤み自体は数ヶ月残ります。
この傷跡の赤みがいつまで続くかについては次のとおりです。
- 傷跡の赤みは時間の経過とともに薄くなる
- 傷跡の赤みは1ヵ月から3ヶ月残る
- 赤みは引くが傷跡は残る
順にご説明いたします。
傷跡は時間の経過とともに薄くなる
眉下切開の傷跡の色味は、一般的に次のように変化します。
- 腫れがあり赤みが強い
- 赤みのある傷跡
- 薄茶色の傷跡
- 白っぽい傷跡
手術後の赤みと腫れは、時間の経過とともに薄くなっていきます。最初は強い赤みだったものが、薄茶色になり白っぽく変化していきます。腫れが引いた後の傷跡は、眉毛やメイクによってカバーできる程度で、ほぼ気にならないレベルまで落ち着くでしょう。ただし、腫れがおさまっても傷跡の赤みはしばらく残ります。
傷跡の赤みは1ヶ月から3ヶ月
「しばらく残る」といっても、どの程度の期間かは個人差が大きい部分です。
平均的な期間は、およそ1ヶ月から3ヶ月であり、術後1ヶ月くらいが赤みのピークとなることが多いといわれています。3ヶ月から半年経過すれば、赤みはほぼ気にならないレベルまで治まります。
赤みは引くが傷跡は残る
半年以上経過すれば、ほとんど赤みが気にならない程度まで落ち着きます。
しかし、傷跡が白っぽくなるだけで完全に消えるわけではありません。ちょっとした傷の段差などが気になるケースもあります。
どの程度目立つかは、医師のデザイン力や技術力に寄って差が出ます。
眉下切開の傷跡の赤みが残る理由
眉下切開の傷跡や赤みが残る期間は、個人差があります。その大きな原因に次のふたつが挙げられます。
- 肌質や年齢による個人差が大きい
- 眉と傷の位置関係による
順番に見ていきましょう。
肌質や年齢による個人差が大きい
傷の治り方は個人差が大きい部分です。もともとの肌の色が濃い方は、赤みや薄茶色の傷跡が目立ちにくい反面、色白の方は少しの赤みでも目立ちます。さらに若い方と年配の方を比べると、意外なことに年配の方の方が目立ちにくいようです。このように肌質や年齢によって大きく差が出ます。しかし、3ヶ月から6ヶ月が経過すれば、ほとんどの場合、赤みは気にならなくなります。
眉と傷の位置関係による
赤みが気になるもうひとつの原因は、眉と傷の位置関係にあります。眉下のラインに沿って切り込みを入れますが、切開位置が眉と大きくずれていれば、傷跡が目立ちやすくなります。眉の薄い方は、どうしても隠れにくくなるので、メイクでカバーするようにしましょう。また、大きく眉からずれないよう、手術前のカウンセリングで、医師と切開の位置をよく確認しておくことも重要です。
眉下切開の傷跡の赤みへの対処方法
眉下切開後の赤みを避けることはできません。ただし、赤みを目立たなくさせるための対処方法はいくつかあります。もし、眉下切開後の傷跡の赤みが気になった場合、次の4つを検討してみましょう。
- ダウンタイム中に無理をしない
- レーザーを照射する
- メイクアップでカバーする
- アートメイクでカバーする
順に見ていきましょう。
ダウンタイム中に無理をしない
眉下切開のダウンタイムは約1週間といわれています。大きな腫れや痛みなどは1週間程度で治まり、抜糸も1週間が目安です。その間、腫れや傷が悪化しないよう安静に過ごしましょう。傷の状態が悪いときは冷やしたり、痛み止めを飲んだり、適切な対処をすることで、早めの回復が可能です。飲酒や運動、入浴などの決まりをしっかり守ることも大切です。ダウンタイム中は安静に過ごし、無理をしないようにしましょう。
レーザーを照射する
ケロイドや傷跡の治療にレーザーを照射する方法があります。レーザー照射は、皮膚の凸凹、しわ、くすみ、傷跡、妊娠線などに有効とされています。皮膚表面はそのままに、真皮上層を破壊することで修復活動を起こさせますが、毛が薄くなるリスクもあるので要注意です。照射回数も複数回必要とされる場合もあり、手間とコストさらにリスクをしっかり検討してからにしましょう。
メイクアップでカバーする
眉下切開の傷跡が赤みだけの問題であれば、メイクでほとんど気にならないレベルまでカバーできます。眉の毛量が十分にあり、毛で隠せそうであれば、いつもより眉を長めにカットしてカバーするのもひとつの方法です。普段メイクをしない方も、赤みが気になる期間は眉メイクをするなどして上手に隠しましょう。
アートメイクでカバーする
切開の傷跡は、赤みのある線状に残りますが、アートメイクを施せば、ほぼ見分けがつかなくなります。眉下切開の施術前にアートメイクを施す方法もあり、手術直後から傷跡の赤みを目立たせずカバーさせることが可能です。イートップクリニックでは、眉下切開の手術前にアートメイクを入れる方法もご提案させていただいています。
まとめ
眉下切開の傷跡の赤みは、1ヶ月から3ヶ月ほど残ります。3ヶ月以降半年経過すれば、ほぼ赤みが気にならなくなるでしょう。
もし、傷跡の赤みをカバーしたければ、メイクやアートメイクがおすすめです。
イートップクリニックでは、施術前にアートメイクを施すこともご提案させていただいています。アートメイクを施せば、術後早いうちから傷跡の赤みを自然にカバーできます。
イートップクリニックでは、眉下切開によるリフトアップを得意としています。働く女性のライフスタイルに合わせた医療美を提供しており、Instagramでも情報を更新中です。眉下切開をご検討の方は、カウンセリングにてご相談ください。