眉下切開は、瞼のたるみを根本的に改善し、若々しい目元を取り戻すための美容施術です。効果は約10年間とされ、適切なケアや目の開きのクセなどの改善を同時に行えば長期間持続する効果も期待することが出来ます。
そんな眉下切開ですが、「数年後にはたるみは戻ることはあるの?」と思う方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「眉下切開は数年後にたるみが戻ることはある?」について解説します。また、眉下切開の持続効果やリスク、ダウンタイムも併せて紹介します。
この記事を読めば、「眉下切開後のたるみ」について理解することができるので、眉下切開を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
眉下切開は数年後にたるみが戻ることはある?
眉下切開は、眉毛下の余剰皮膚を取り除く手術です。加齢によって狭くなった二重幅を元の状態へ戻したり、目のたるみをナチュラルに改善できることが眉下切開の手術の特徴です。
眉下切開の症例
料金(自由診療)眉下切開 ¥480,000+別途脂肪切除代¥100,000+別途麻酔代¥55,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
約10年程度効果が持続するため、眉下切開が適応な方で施術後にたるみが再び戻る可能性は極めて低くなりますが、中にはまぶたのたるみがすぐに戻ったと感じる方もいます。
眉下切開後にたるみが戻ったと感じる原因
眉下切開の効果が薄れたと感じるのは、額や瞼周辺の加齢による変化が挙げられます。施術の効果は約10年間程度持続しますが、術後の加齢による皮膚の老化や新たなたるみの発生によって、元の状態に戻ったように感じることがあります。その為、当院では持続効果は約10年程度とお伝えをしています。
ここからは、眉下切開後にたるみが戻ったと感じる原因を解説します。
施術後に額のたるみが生じた
眉下切開は瞼のたるみを改善する施術ですが、額や眉上の皮膚が加齢により下がってくると、再びたるみが目立つことがあります。額の皮膚は重力の影響を受けやすいため、額にたるみが生じると、まぶたが重くなるため、眉下切開による効果が薄れたと感じることがあります。
施術計画を立てる際には瞼だけでなく、顔全体のバランスを考慮することが大切です。
また、たるみの原因がまぶたでなく額のたるみの場合には、眉下切開ではなく前額リフトが適応になります。額にたるみがある方が眉下切開を行った場合、たるみの根本的な原因がまぶたでなく額にあるため、施術後にたるみが改善されなかったり、すぐに戻ったと感じるケースがあります。
例えば、
- 目と眉が近い
- 額を持ち上げると目が開けやすい
- いつも額にシワが寄っている
などの症状がある方は、眉下切開ではなく前額リフトの良い適応となりますので、まずは当院にカウンセリングまでお越しください。
前額リフトの症例
料金(自由診療)¥980,000+別途麻酔代¥110,000 採血検査費¥15,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
加齢に伴って瞼に新たなたるみが生じた
加齢による新たなたるみも、眉下切開の効果が薄れたように見える原因です。年齢とともに皮膚の弾力が失われ、脂肪の分布が変化することで、元の効果が損なわれることがあります。
目元は、加齢の影響を受けやすい部分のため、ヒアルロン酸注射やレーザー治療などを組み合わせることで、より持続的な効果を得られる場合もあります。施術前に将来的な変化を見越して医師と相談し、総合的なプランを立てることが重要です。
医師の技術不足によって施術後にたるみが戻ることもある
眉下切開は高度な技術を要する施術であるため、医師の技術不足によって思わぬ結果を招くことがあります。特に、切除量が不十分だった場合、変化を感じられなかったり、皮膚が再びたるむ可能性が高まります。
さらに、切開を伴う手術のため縫合技術が欠けていると、傷跡の仕上がりに不満を感じるケースも少なくありません。医師の技術力不足によるたるみを防ぐには、施術経験が豊富で細部まで配慮できる医師を選ぶことが重要です。
e:Top clinicでは、年間500件以上の眉下切開の実績があり、熟練の医師による高い技術力が魅力です。患者様一人ひとりの目元に合わせた丁寧なカウンセリングを行い、自然で美しい仕上がりを目指しています。
眉下切開とは?
眉下切開は、瞼のたるみを改善するための美容施術で、眉下の皮膚を切除して目元を引き上げる方法です。視界の改善や若々しい印象を与える効果が期待され、自然な変化を求める多くの方に選ばれています。
ここからは、眉下切開の特徴や効果を解説します。
眉下切開の特徴
眉下切開の大きな特徴は、余分な皮膚を取り除くことで自然な目元を作り出し、目元全体の印象をスッキリと若々しいに仕上げることです。眉下のラインに沿って切開するため、傷跡が目立ちにくく、日常生活でも支障が少ないメリットがあります。
施術後は視界が広がり、目元が明るく見える効果が得られるため、実用面と美容面の両方で満足感が高いでしょう。ただし、腫れや赤みといったダウンタイムが一時的に生じるため、施術を受ける際にはスケジュール調整が必要です。
眉下切開の効果
眉下切開により、瞼のたるみが改善されるだけでなく、目元全体が明るくなり若々しい印象を与えます。視界の遮りが解消されることで、視野が広がり日常生活の快適さも向上するでしょう。アイメイクの化粧のノリが良くなるため、美容面でも大きな効果が期待できます。
眉下切開は、遺伝的に瞼のたるみが強い方や、加齢による目元の老化に悩む方に適しています。効果を持続させるためには、術後のケアや定期的なメンテナンスが重要です。適切なクリニックを選び、医師と十分に相談することで、より満足のいく結果が得られるでしょう。
眉下切開の施術方法
当院の眉下切開は局所麻酔のみ、静脈麻酔併用のどちらか選択いただけます。麻酔後に施術を行い、眉下のラインに沿って皮膚を切開してたるみを改善します。増田院長の眉下切開の場合、余分な皮膚を除去した後、傷跡直下の毛根を残せるよう斜めに切開(毛包斜切開)し、傷跡から毛が生えるように丁寧に縫合し、傷跡を綺麗に自然な仕上がりを目指します。
施術時間は約1時間30分程度で、体への負担が少ないのが特徴です。術後は腫れや赤みが数日間続きますが、適切なケアをすることで回復がスムーズになります。施術前にしっかりとカウンセリングを受けることで、不安を軽減し納得のいく結果を得られるでしょう。
たるみが戻る以外の眉下切開のリスク
眉下切開には、たるみが戻る以外にもいくつかのリスクがあります。ここでは、7つのリスクを紹介します。
傷跡が目立つ
眉下切開では、眉下のラインに沿って切開をしますが、傷跡が完全に目立たないわけではありません。体質や治癒力に個人差があるため、傷跡が目立ちやすい体質の方もいらっしゃいます。
また、術後のケア不足やUV対策を怠ると、色素沈着が起きて傷跡が悪化する可能性もあります。施術後は保湿ケアや日焼け止めの使用を徹底し、傷跡を目立たせないための努力が必要です。
目と眉毛の距離が近くなった
眉下切開では、眉下の皮膚を取り除くため、目と眉毛の距離が狭くなることがあります。これにより、表情が変わったように見える場合があるため、事前にどの程度の皮膚を切除するかを慎重に検討する必要があります。
施術後の仕上がりが自然になるように、経験豊富な医師による施術を選ぶことが大切です。さらに、過剰な切除を防ぐためにも、事前のカウンセリングで希望の仕上がりを明確に伝えることが重要です。
左右非対称になった
眉下切開は繊細な技術を要するため、左右非対称になるリスクがあります。この問題を回避するためには、医師が事前に骨格や左右差を十分に考慮し、正確に切開することが求められます。
また、術後の腫れが引くまでは一時的に左右差が目立つことがあるため、焦らず回復を待つことも必要です。経験豊富な医師による施術を選ぶことで、左右差を最小限に抑えることが期待できます。
目を閉じにくい
過剰な皮膚切除をされた場合、目を完全に閉じることが難しくなることがあります。目の乾燥や違和感を生じるため、日常生活に支障をきたす可能性があるでしょう。
このリスクを避けるためには、医師が適切な量の皮膚を切除し、無理のないデザインをすることが必要です。目を閉じにくいと感じた場合は、すぐに医師に相談しましょう。
眉毛が思っていた以上に細くなった
眉下切開では、切除する皮膚の位置や量によって眉毛の幅が狭くなることがあります。眉毛のデザインが施術前と大きく変わると、思った以上に細くなったと感じることがあります。
事前に医師と仕上がりのイメージを共有し、理想的な眉毛の形を考慮した計画を立てましょう。
ドライアイになった
眉下切開後に、ドライアイを感じるケースは少なくありません。この症状は、皮膚切除により瞼の形状が変化し、目の縦幅が広くなることが原因です。
ドライアイを緩和するためには、術後の保湿ケアが大切です。症状が長引く場合は、眼科医に相談して適切な治療を受けることで、目の不快感を軽減できます。
手術前と仕上がりがあまり変わらない
眉下切開の効果が期待通りでない場合、手術前と仕上がりがほとんど変わらないと感じることがあります。原因として、切除量が少なすぎたり、そもそも眉下切開の適応でない、全体のデザインが不十分であったりすることが挙げられます。
再施術を検討する際は、経験豊富な医師による適切なデザインと計画を立てることで、より満足のいく結果が得られるでしょう。
眉下切開がおすすめの人
眉下切開がおすすめの人は、以下に当てはまる人です。
- 瞼のたるみに悩んでいる人
- 視界が狭く感じる人
- 目元を若々しくしたい人
- 長期間効果を求める人
眉下切開は、瞼のたるみを根本的に改善する施術です。特に、加齢による瞼のたるみが進行している方に適しており、施術後には目元が明るく若々しい印象を与えます。また、視界の改善も期待でき、日常生活の快適さが向上します。
眉下切開は、短期間で大きな変化を求める方よりも、自然な仕上がりを重視する方におすすめです。効果が約10年程度と長く持続するため、一度の施術でしっかり改善したい方にも最適です。
眉下切開がおすすめできない人
眉下切開がおすすめできない人は、以下に当てはまる人です。
- 目と眉下の間隔が狭い人
- 大きな変化を求める人
- 眉毛の細さが気になる人
- 傷跡に敏感な人
眉下切開は、すべての人に適しているわけではありません。目と眉の距離が狭い人が施術をすると、仕上がりが不自然になる可能性があります。また、目元の印象を大幅に変えたい場合、眉下切開だけでは不十分な可能性があるため、医師と理想の仕上がりを共有しておくことが重要です。
e:Top clinicでは、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な施術方法を提案していますので、眉下切開以外の前額リフトなどの選択肢についても相談ができます。カウンセリングを活用し、自分に最適な施術を見つけることが重要です。
眉下切開に関するよくある質問
眉下切開は多くの人にとって関心の高い施術ですが、疑問や不安を感じる方も少なくありません。ここでは、眉下切開に関するよくある質問とその答えをわかりやすく解説します。
眉下切開の効果はどのくらい持続しますか?
眉下切開の効果は、基本的に約10年程度です。施術で取り除かれた余分な皮膚は再び生成されることはありませんが、加齢による皮膚や額のたるみや目元の変化が新たに発生する可能性があります。
このため、生活習慣や皮膚の状態によって、効果の持続期間には差が出ることがあります。適切なアフターケアを行い、日常的なスキンケアを継続することで、長期間にわたる効果を期待できるでしょう。
また、医師との定期的な相談を通じて、新たなたるみの発生に備えることも重要です。
眉下切開の手術後は傷跡が消えないって本当ですか?
切開は眉下のラインに沿ってするため、傷跡は自然に眉毛の形に馴染みます。また、術後の適切なケアをすれば、傷跡は時間とともに薄くなり、ほとんど目立たなくなります。
医師の技術力やアフターケアが傷跡の状態に大きく影響するため、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
e:Top clinicでは傷跡を最小限にするため、毛根を残す毛包斜切開法を採用しています。この方法により傷跡から毛が生えるため、傷跡が目立ちにくい自然な仕上がりになります。
また、眉下切開前にアートメイクを行うことで、ダウンタイム中の傷跡の赤みを目立ちにくくすることも可能です。眉下切開後は、1ヶ月後が傷の赤みのピークになります。眉毛が薄い方はメイクで隠さなければなりませんが、事前に眉アートメイクを行えば、傷跡の赤みがほとんど気にならずにお過ごしいただけます。
眉下切開をすると眉の位置が下がるため、増田院長とアートメイクアーティストが連携し、術後の眉の変化を予想しながらお客様のご希望の眉デザインになるように調整していきます。傷跡が気になる方は、術前眉アートメイクもご検討ください。
眉下切開のダウンタイムはどのくらいですか?
料金(自由診療)眉下切開 ¥480,000+別途脂肪切除代¥150,000+別途麻酔代¥110,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
ダウンタイムは個人差がありますが、一般的には1〜2週間程度です。ただし、術後数日間は腫れや赤みが生じる可能性があるため、スケジュールに余裕を持つことをおすすめします。
適切なアイシングや医師の指示に従ったケアをすることで、ダウンタイムをさらに短縮することが可能です。完全な仕上がりを実感するには約6ヶ月程度かかる場合もあるため、焦らず回復を待つことが重要です。
増田院長の眉下切開の場合、施術後3日目以降からパウダーアイブロウであればメイクは可能です。そのため、術後のダウンタイムも傷跡を目立ちにくくすることが出来ます。ただし、傷跡へのペンシルアイブロウの使用は赤みが落ち着くまで避けてください。
術後にたるみが出た場合、何度も手術できますか?
術後にたるみが再発した場合でも、再施術を受けることは可能です。再施術をすることで、さらなる改善が期待できますが、初回施術時の切除量やたるみの状態や傷跡の状態によって再度施術ができるか否かが異なります。
眉下切開をやめた方がいい人はいますか?
- 妊娠中または産後3ヶ月以内の人
- 現在授乳中の人
- 重度の皮膚疾患をお持ちの人
- ケロイド体質の人
- ヘルペス感染症の人
- 局所麻酔アレルギーの方人
これらの条件に該当する人は、眉下切開を避けた方が良いでしょう。
また、皮膚疾患やアレルギーがある場合、術後の回復が遅れるリスクがあるため、事前に医師と十分に相談することが必要です。
まとめ
この記事では、「眉下切開は数年後にたるみが戻ることはあるか」について解説しました。
眉下切開は、瞼のたるみを根本的に改善し、目元を若々しくする美容施術です。効果は約10年程度で、適切なケアをすることで長期間維持できます。ダウンタイムは比較的短く、傷跡も目立ちにくい施術として多くの方に選ばれています。
ただし、術後のケアや医師の技術が結果に大きく影響するため、この記事を参考に、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。