ROOF切除と眉下切開にはどんな違いがある?それぞれの違いやメリット・デメリット、どちらが合うかを解説

2025.07.23

監修医師プロフィール

増田えりか
院長

増田 えりか

Erika Masuda
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360度美人を目指して

全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

経歴

2013日本大学 医学部 卒業
2015昭和大学病院 形成外科
2016今給黎総合病院 形成外科
2017千葉こども病院 形成外科
2018湘南美容クリニック 秋葉原院
2020湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021イートップクリニック 開設 院長就任

まぶたの厚みやたるみを改善したいと考えたとき、ROOF切除と眉下切開のどちらを選べば良いのか迷う方は多いのではないでしょうか。そんなROOF切除と眉下切開のそれぞれの違いを詳しく知りたいと思っている方に向けて、この記事では両施術の特徴や目的、アプローチの違いを解説します。また、ダウンタイムやリスク、同時施術の可否なども併せて紹介します。

この記事を読めば、自分に適した施術方法が見極められるようになるので、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

ROOF切除と眉下切開のそれぞれの違い

ROOF切除と眉下切開は、どちらも目元の若返りを目的とした美容外科手術ですが、それぞれアプローチする部位や目的が異なります。症状や希望する仕上がりによって、適した施術は異なるため、それぞれの違いを正しく理解することが大切です。ここでは、ROOF切除と眉下切開のそれぞれの違いを紹介します。

目的

ROOF切除の主な目的は、まぶたの深部にあるROOF(Retro Orbicularis Oculi Fat)と呼ばれる眼輪筋下の脂肪層を除去することです。基本的には二重切開や眉下切開と併用して行うことがほとんどで、腫れぼったさを取り除き、すっきりとした目元を作れます。

一方、眉下切開の目的はまぶたの皮膚のたるみを取り除いて、自然なリフトアップを図ることです。加齢による皮膚の余剰が原因で目元が重たくなっているケースに適しており、目の開きを改善することで視界もクリアになり、若々しい印象が得られます。

切開位置

ROOFを除去するためには、二重ラインまたは眉下に沿って切開する方法が選ばれます。特に二重ラインからの切開では、まぶた内部の深層へアクセスできるため、眼窩脂肪とは異なるROOF脂肪を的確に除去することが可能です。一方、眉下切開の場合は、眉毛の下の皮膚を切開し、主に皮膚・眼輪筋の一部・必要があればROOFを切除します。切開線が眉に隠れやすいため、術後の傷跡が目立ちにくく、メイクでのカバーもしやすいというメリットがあります。それぞれの切除方法は、仕上がりの印象やダウンタイムに違いが出るため、目元の状態やご希望に応じて適切な術式を選ぶことが大切です。

アプローチする組織

ROOF切除が対象とするのは、眼輪筋のさらに奥に存在する深層脂肪であるROOF(眼輪筋下脂肪)です。ROOFは通常の脱脂術で処理する眼窩脂肪とは異なり、比較的若い方でも発達していることがあります。ROOFを取り除くことで、脂肪によるまぶたの前突感が改善され、よりすっきりとした印象の目元に変化します。

対して、眉下切開は皮膚や皮下組織、そして眼輪筋の一部を切除・引き上げることで、加齢による上まぶたのたるみや皮膚のかぶさりを改善する施術です。脂肪切除を行わない場合には、深層筋に深く干渉するわけではないため、ナチュラルな仕上がりを保ちつつ、皮膚の余剰を取り除くことが可能です。つまり、 ROOF切除はまぶたが厚ぼったい方に併用して行うまぶたのボリュームダウンのアプローチ、眉下切開を単独で行う場合は皮膚のたるみのみのアプローチである点に違いがあります。

改善される効果・仕上がり

ROOF切除により得られる効果としては、まぶたの厚みが軽減され、目元の印象が引きしまって洗練されることが挙げられます。これにより、二重の幅がはっきり見えるようになったり、アイシャドウの発色がよくなったりするなど、メイクのノリが向上する美容的なメリットもあります。まぶたが重たく感じる方にとっては、視覚的にも機能的にも快適さが増すでしょう。

<脂肪切除を行った症例>

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除 ¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。一方で、眉下切開は皮膚のたるみを解消し、まぶたの開きがよくなるため、眠たそうな印象や加齢による老け顔の解消につながります。

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。目元が自然にリフトアップされることで、やわらかく明るい表情に仕上がるのが特徴です。 両者はどちらも目元の印象を改善しますが、ROOF切除はまぶたの厚みを取りシャープな印象を、眉下切開は自然な若返りをもたらすといった違いがあります。

ダウンタイムやリスク

眉下切開にROOF切除を併用した場合は、比較的深部に位置する脂肪組織にアプローチするため、術後の腫れや内出血が強く出るケースがあります。特に、 施術から2~4日間は腫れがピークになり、1〜2週間かけて徐々に引いていくといった経過をたどります。また、脂肪の除去量が多すぎると凹みやラインの不自然さが出るリスクもあるため、医師の判断と手技の繊細さが重要です。

眉下切開の傷跡の赤みは1ケ月をピークに徐々に落ち着き、3ヶ月〜半年かけて傷が目立たなくなります。切開を伴う施術のため傷跡や左右差、感染といった一般的な外科的リスクを含むため、信頼できるクリニックと術後のケアが欠かせません。

適している人

ROOF切除が適しているのは、主に若年〜中年層で、まぶたに脂肪が多く、目元が厚ぼったく見えることを気にしている人です。埋没法や二重形成術を受けてもラインがきれいに出ない人や目の開きが悪く見える場合には、高い効果が期待できます。また、ナチュラルなシャープさや洗練された印象を目指す方に適しています。

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+埋没法(uraふたえ)¥280,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

一方で、眉下切開が向いている人は加齢によって上まぶたがたるみ、視界が狭く感じたり、二重のラインが隠れてしまっていたりする方に適している施術です。中高年の方でも、まぶたの脂肪が多い場合には、脂肪切除も併用するケースもあります。

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+術前アートメイク¥160,000(税込)+埋没法(uraふたえ)¥280,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

皮膚の余剰を自然に取り除くことで、目元の開放感が得られ、やさしく若々しい表情を取り戻せます。どちらの施術を選ぶかは、たるみの度合いや脂肪の厚み、希望する印象によって異なるため医師との十分な相談が必要です。

当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。

>>東京・赤坂でROOF切除・眉下切開を受けるならe:Top clinic

ROOF切除とは

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

ROOF切除とは、まぶたの深部にあるROOF脂肪(Retro Orbicularis Oculi Fat)を除去することで、上まぶたの厚みや腫れぼったさを改善する美容外科手術です。ROOF脂肪は眼輪筋の下にある脂肪で、皮下脂肪とは異なります。この脂肪が発達するとまぶたが重く、二重ラインが不明瞭になったり、メイクが映えにくくなったりするといった悩みが生じます。ROOF切除では、脂肪を取り除いても自然なカーブや立体感が保たれるため、術後の仕上がりも若々しくすっきりした印象になるでしょう。

>>東京・赤坂で目の上の脂肪取り(ROOF切除)を受けるならe:Top clinic

ROOF切除のメリット・デメリット

ROOF切除は、まぶたのボリュームを自然に軽減できる優れた手術ですが、深部の脂肪にアプローチするためデメリットがあります。ここでは、ROOF切除のメリットとデメリットを整理して解説します。

ROOF切除のメリット

ROOF切除は、まぶたの深層にある脂肪を確実に除去できる点が大きなメリットです。これにより、厚ぼったく見えていた目元がすっきりとし、二重ラインがくっきり現れるようになります。また、目の開きが改善されることで目元の印象が明るくなり、メイク映えもしやすくなるため、特に美容意識の高い若年層に人気です。眼輪筋下のROOF脂肪は一度除去すると再発しにくいことから、効果の持続性にも優れています。皮膚を切除せずに目元のボリュームだけを調整できるため、ダウンタイムを抑えつつ確実な変化を実感できる点も魅力の1つです。

ROOF切除のデメリット

一方で、ROOF切除には注意すべきデメリットも存在します。まず、 深部に位置するROOF脂肪にアプローチするため、手術の技術的難易度が高く、経験豊富な医師による施術が求められます。誤って脂肪を取りすぎると、目元がくぼんだ印象になったり、左右差が生じたりするリスクもあるため、慎重な計画と繊細な手術操作が必要です。また、腫れや内出血などのダウンタイムが他の浅層施術に比べてやや長くなる傾向があり、術後数日はメイクや外出を控える必要があります。過度な脂肪除去により老けた印象を与えることもあるため、デザインと仕上がりのバランスにも配慮が必要です。

ROOF切除のダウンタイム

ROOF切除は、眼輪筋下と呼ばれる深部にあるROOF脂肪を除去するため、術後にはある程度の腫れや内出血が伴います。個人差はありますが、術後2〜4日は腫れが強く出る時期であり、冷却などのアフターケアが重要となります。その後1週間前後で腫れや内出血が落ち着き、2週間ほどでメイクでカバーできる状態になるのが一般的です。

傷跡は通常、眉下切開と併用して行いますので、傷跡は眉下に目立たないようにデザインされるため、時間と共に自然に馴染んでいきます。完全な仕上がりが安定するまでには3ヶ月~半年程度を要します。施術後は医師の指示に従って安静に過ごし、摩擦やメイクを避けることで回復を早めることが可能です。

眉下切開とは

料金(自由診療)眼瞼下垂¥600,000(税込)+眉下リフト(当院眼瞼下垂後)¥430,000(税込)+術前眉アート¥160,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

眉下切開とは、眉毛の下の上まぶたの余分な皮膚を切除することで、たるみやかぶさりを改善する美容外科手術です。加齢によりまぶたの皮膚が垂れ下がると、目の開きが悪くなったり、視界が狭くなったりすることがあります。眉下切開によってそれらを解消し、自然で若々しい目元を取り戻せます。二重のラインには触れずに施術できるため、自然な印象を損なわずにリフトアップできるのが特長です。傷跡も眉下のラインに沿ってデザインされるため、比較的目立ちにくい点も支持されています。

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眉下切開のメリット・デメリット

眉下切開は、加齢によるまぶたのたるみを根本から改善できる施術として注目されています。皮膚を切除するため確実な効果が得られる反面、切開を伴うことでリスクも存在するのも事実です。ここでは、メリットとデメリットの両面から、眉下切開の特徴を詳しく解説します。

眉下切開のメリット

眉下切開の最大のメリットは、上まぶたの皮膚のたるみを根本から除去できることです。これにより、視界が広がり目の開きが改善され、表情が若々しくなります。また、二重ラインに影響を与えずに施術ができるため、自然な二重を保ちつつリフトアップが可能です。さらに、切開部位は眉毛の下に沿っているため、術後の傷跡が目立ちにくくなるようにデザインされています。皮膚の厚みによるまぶたの重さや、かぶさりによる視界の狭さに悩んでいる方には、非常に効果的な選択肢となります。

眉下切開のデメリット

一方で、眉下切開には切開を伴う施術ならではのデメリットも存在します。まず、術後には腫れや内出血が出る可能性があり、ダウンタイムとして約1~2週間程度の回復期間が必要です。
傷の赤みについては、1ヶ月でピークを迎え、3〜6ヶ月かけて目立たなくなっていきます。

また、体質によっては傷跡が残りやすい方もおり、色素沈着や赤みが長引くケースもあります。加えて、仕上がりに左右差が出ることや、デザインによっては眉毛の形に影響することもあるため、術前のカウンセリングと医師の技術力が非常に重要です。理想の仕上がりに近づけるためには、症例数が豊富な医師を選ぶことが大切です。

眉下切開のダウンタイム

眉下切開は皮膚を切除する手術のため、ダウンタイムにはある程度の症状が伴います。手術直後は、まぶた周辺に腫れや赤み、軽度の痛みが現れますが、これらは通常1〜2週間程度で落ち着いていきます。内出血が出た場合でも、2週間ほどで自然に吸収され、目立たなくなってくるでしょう。抜糸は術後7日目で、その時点で腫れが引き始める方も多いようです。傷跡は、眉下のラインに沿ってデザインされるため目立ちにくく、増田院長の眉下切開であれば、3日目以降からパウダーアイブロウメイクが可能です。

ただし、傷へのペンシルアイブロウメイクは、赤みが落ち着く2ヶ月目以降からにしましょう。紫外線対策や保湿などのアフターケアを怠ると色素沈着が残ることもあるため、医師の指導に従って丁寧なケアを心がけましょう。

眉下リフトをさらに知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

眉下リフトとは?向いている人やダウンタイム・メリット・デメリットなどを徹底解説!

ROOF切除と眉下切開どちらがおすすめ?

基本的に同時に行う手術ですが、ROOF切除と眉下切開は、それぞれ異なる原因にアプローチする施術です。まぶたの厚みや腫れぼったさがある方には、ROOF切除が効果的で、脂肪切除によってすっきりとした目元に整えられます。

一方で、加齢に伴う皮膚のたるみのみが気になる場合は、眉下切開によるリフトアップが適しています。自分のまぶたの状態や、希望する仕上がりによって選択肢が異なるため、診察を受けて的確な診断を受けることが重要です。場合によっては両者を組み合わせることで、より高い効果が得られることもあります。

ROOF切除と眉下切開は同時に施術はできる?

ROOF切除と眉下切開は、基本的に同時に行う手術です。同時に施術をすることで、まぶたの脂肪と皮膚の両方にアプローチできるため、より高い若返り効果が期待できます。ただし、両施術はアプローチする層が異なるため、手術の難易度が高くなる傾向があります。そのため、同時施術を希望する場合は、両方の施術に熟練した医師に相談することが必要です。術後のダウンタイムやリスクも複合的になるため、スケジュール調整や生活面への配慮も必要です。

ROOF切除と眉下切開の同時施術が向いている人

ROOF切除と眉下切開を同時に受けることが向いているのは、まぶたの厚みと皮膚のたるみ、両方の悩みを抱えている方です。若年層で脂肪量が多い方で、皮膚のたるみも進行している場合、両方の施術によってよりバランスの取れた仕上がりが期待できます。また、基本的に同時に行う手術なので、ダウンタイムをまとめて取れるメリットもあります。ただし、脂肪切除を併用した場合リスクや腫れが強く出る可能性もあるため、カウンセリングを通じて慎重に検討することが重要です。

当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。

>>東京・赤坂でROOF切除・眉下切開を受けるならe:Top clinic

ROOF切除と眉下切開の違いに関するよくある質問

ROOF切除と眉下切開に関する疑問は多く、施術の適応やリスクを不安に感じる方も少なくありません。ここでは、ROOF切除と眉下切開の違いに関するよくある質問に対する回答を詳しく解説します。

眉下切開はやめた方がいいといわれる理由は何ですか?

眉下切開が「やめた方がいい」といわれる主な理由には、切開を伴うための傷跡のリスクやダウンタイムの存在が挙げられます。また、まぶたのたるみが軽度である場合や、若年層で皮膚の弾力が十分にある方には、施術の必要性が低いと判断されるケースもあるためです。さらに、眉下切開は医師の技術により仕上がりに差が出やすく、左右差や眉毛の位置が不自然になるといったリスクも指摘されています。そのため、カウンセリング時に必要性を見極め、信頼できる医師のもとで慎重に判断することが大切です。

眉下リフトがやめた方がいいといわれる理由に関して詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

眉下切開は後悔する?やめた方がいいといわれる理由や後悔しないための対策などを徹底解説

ROOF切除は意味がないですか?

ROOF切除が「意味がない」と感じられる背景には、まぶたの厚みの原因がROOF脂肪ではなかった場合や、皮膚のたるみが主因であった場合が考えられます。 ROOF脂肪は上まぶたの深層にある組織で、適切に取り除くことで腫れぼったい印象を軽減できますが、皮膚のたるみが解消されるわけではありません。誤って脂肪だけを除去しても期待した効果が得られないケースがあり、意味がなかったと感じることにつながります。施術前には、まぶたの厚みの原因を正確に診断することが重要です。

ROOF切除すると将来はどうなりますか?

ROOF切除を受けることで、上まぶたがすっきりとした印象になり、若々しい目元が手に入ります。しかし、将来的には加齢によって皮膚のハリが低下し、脂肪を除去した部分がくぼんで見える可能性もあります。 脂肪の除去量が多すぎた場合には、目のくぼみが目立ち、老けた印象を与えることもあるため注意が必要です。そのため、脂肪の量や分布を正確に把握し、必要最小限の除去にとどめることが長期的な美しい仕上がりにつながります。

眼窩脂肪とROOF脂肪の見分け方はありますか?

眼窩脂肪とROOF脂肪は、存在する層が異なるため専門的な診断が必要です。眼窩脂肪は眼球の奥にある脂肪で、目の下の膨らみの原因になります。一方、ROOF脂肪は上まぶたの皮膚と眼輪筋の間にある脂肪層で、まぶたの腫れぼったさを引き起こす要因となります。見分けるためには、触診や経験豊富な医師による視診、場合によってはMRIやCTなどの画像診断が必要です。自己判断は難しいため、必ず美容外科での診察を受けることをおすすめします。

まとめ

この記事では、ROOF切除と眉下切開の違いを、それぞれの目的や適応部位、仕上がりの特徴などを比較しながら解説しました。

ROOF切除はまぶたの厚みに、眉下切開は皮膚のたるみにアプローチする手術であり、求める効果によって適した施術は異なります。将来的な変化や顔全体のバランスも踏まえたうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

この記事を参考に、将来的な変化も見据えたうえで、納得のいく施術方法を選びましょう。

  • 増田えりか

    院長

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

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