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下眼瞼下垂で起こりうる合併症とは?リスクを回避するための方法もご紹介

2022.09.23

目の下のクマやたるみの治療である下眼瞼脱脂法。

比較的ダウンタイムが軽い治療方法ですが、リスクや合併症が全くないわけではありません。

本記事では、下眼瞼脱脂法によって起こる可能性がある合併症についてご紹介します。

あわせて合併症のリスクを最小限に抑えるための方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

下眼瞼脱脂法(経結膜脱脂法)の施術方法


下眼瞼脱脂法とは眼窩脂肪が原因となる、目の下のたるみやクマ、ふくらみを改善する手術です。

下まぶたの裏側を5〜7mm程度切開し、眼窩脂肪を取り除きます。

下眼瞼脱脂法は下まぶたの裏側にメスを入れるため、顔の表面に傷が残らないのがメリットです。

また、粘膜部分を切開するので、ほかの美容整形術と比較するとダウンタイムが軽いといった特徴があります。

下眼瞼脱脂法の合併症

下眼瞼脱脂法は下まぶたにアプローチする手術です。

基本的にはダウンタイムも短く、症状もあまり残らない治療法ですが、上まぶたの手術と比べて下まぶたの手術は合併症や後遺症のリスクが高くなりやすくなっています。

ここからは、下眼瞼脱脂法の治療後に見られる合併症について紹介します。

血腫

血腫とは、血の塊のことです。

下眼瞼脱脂法後、手術で触った箇所に血が溜まり、塊のようになってしまうことがあります。

通常は血腫ができても体内に少しづつ吸収されていくので、とくに問題はありません。

血腫が完全に吸収されてなくなるまでの期間は、血腫の大きさによって異なります。

あまりにも血腫が大きい場合は、手術した傷口を開いて血腫を除去することもあります。

結膜浮腫

結膜浮腫とは、白目がむくんでいる状態のことです。

下眼瞼脱脂法では、切開したときに切れた血管を高周波などで止血するため、一時的に血流が悪くなり白目がむくみやすくなってしまいます。

結膜浮腫になると白目がぶよぶよになってしまうので、心配される方も多いのですが、数日すれば治まるのが一般的です。

ただし、なかなか症状が改善しないこともあるため、治療として炎症止めの点眼薬を使用する事もあります。

下眼瞼外反症

下眼瞼外反症とは、下まぶたが外側に反り返り「あっかんべー」の状態になっていることを指します。

加齢や顔面麻痺などでも見られる症状ですが、下眼瞼脱脂法の術後にも見られることがある症状です。

下眼瞼脱脂法によって飛び出した脂肪を取り除いてしまうことで、下まぶたの支えがなくなり、反り返ってしまうことで発生します。

手術前の診察で下眼瞼外反症になるリスクを見抜けなかったり、執刀医の技術不足だったりで起こる合併症です。

下眼瞼外反症の治療は、基本的に手術以外ありません。

涙小管損傷

涙小管損傷とは、目頭に近い部分にある涙が通る管を損傷してしまうことで、涙が止まらなくなってしまう症状のことです。

目頭に近い涙の管は鼻とつながっているので、涙の逃げ道となっています。

そこが損傷・閉塞してしまうことで涙の逃げ場がなくなり、涙が目からあふれてしまうのです。

執刀医の知識・技術不足による、手術の失敗といえます。

基本的に手術で涙道をつなぎ合わせる以外の治療法はありません。

視神経症

視神経は脳に見えたものを伝える、ケーブルのような役割をしている神経です。

視神経症とは手術後にできた血腫によって視神経を圧迫し、見え方に障害が出てしまう症状を指します。

視神経症になってしまったら、手術によって血腫を取り除き、圧迫されている視神経を開放する必要があります。

基本的に血腫ができてから48時間以内であれば、視力障碍や視野障害が残ることはないと言われているため、早めの治療がおすすめです。

角膜びらん

角膜びらんとは眼球の表面に傷がつき、目がゴロゴロするような違和感が出ている状態です。

下眼瞼脱脂法ではまぶたの裏側を縫合するため、その糸が眼球にあたり、傷をつけてしまうことがあります。

角膜びらんになってしまった場合は原因である糸を取り除き、傷が治るまで眼軟膏や抗菌点眼薬などを使用して様子をみます。

正しい治療を受ければ、数日程度で治るのが一般的です。

眼窩内炎症性腫瘤

眼窩内炎症性腫瘤とは術後に傷の修復機能や自己免疫機能が異常に働くことで、目の中にしこりができてしまうことをいいます。

眼窩内炎症性腫瘤は、できても数日で治るのが一般的です。

ただし、長期間しこりができたままの場合は、手術して除去する場合もあります。

下眼瞼脱脂法で合併症のリスクを最小限にする方法

いくらダウンタイムが軽いとはいえ、手術であることには変わりないため多少のリスクはつきものです。

とはいえ、できるだけリスクは最小限にしたいですよね。

ここからは、下眼瞼脱脂法による合併症のリスクを抑えるための方法について解説します。

患部を清潔に保つ

手術後はできるだけ患部を清潔に保つことが大切です。

下眼瞼脱脂法の手術当日のシャワー入浴や洗顔は可能ですが、その際患部を濡らさないよう気を付けましょう

患部が不潔だと、感染症などのリスクが上がってしまいます。

アイメイクなども可能な限り控え、できるだけ不潔にならないよう心掛けましょう。

患部に刺激を与えない

下眼瞼脱脂法はメスを入れる手術のため、痛みや腫れ、内出血などのダウンタイムがあります。

ダウンタイムの症状が完全に引くまでは、目元をマッサージしたりこすったりすることは控えましょう

患部に炎症が残っている間に患部に刺激を与えると、さらに症状が悪化することがあります。

気になって触ってしまう方もいますが、できるだけ触らず安静に過ごすことが大切です。

下眼瞼脱脂法の施術実績のあるクリニックを選ぶ

下眼瞼脱脂法は手術前の診察が重要です。

目元がどのような形状なのか、飛び出した脂肪の量、希望のデザインは一人ひとり違います。

事前に正しく診察していないと、失敗や合併症を高確率で引き起こしてしまいます。

そのため、クリニックの公式ホームページなどで、症例実績があるかどうか、カウンセリングを丁寧に行っているかどうかを確認しておきしょう。

下眼瞼脱脂法が得意な医師に施術してもらう

下眼瞼脱脂法は、仕上がりが医師の技量に大きく左右されてしまいます。

理想のデザイン通りの仕上がりを目指すのに加え、合併症を引き起こさないためには、経験も必要です。

クリニックのホームページにある医師の経歴や実績、口コミなども確認して選びましょう。

【まとめ】合併症のリスクを下げたいならクリニック選びを慎重に

本記事で紹介した下眼瞼脱脂法の合併症は、数日で治まるような症状なら一般的に見られるものです。

ただし、手術が必要な症状は、きちんとしたクリニックで治療を受ける場合起こることはほとんどありません。

下眼瞼脱脂法のリスクを抑えるためには、治療を受けるクリニックや医師選びが重要です。

イートップクリニックは、下眼瞼脱脂法の施術実績も豊富。

また、下眼瞼脱脂法が得意な医師が在籍しているので安心して治療を受けられます

治療前後のカウンセリングも丁寧に行っており、些細なことでも相談できる環境を整えています。

無料相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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