目尻切開のダウンタイムを徹底解説|腫れや痛みを抑える過ごし方

2025.12.08

監修医師プロフィール

増田えりか
院長

増田 えりか

Erika Masuda
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360度美人を目指して

全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

経歴

2013日本大学 医学部 卒業
2015昭和大学病院 形成外科
2016今給黎総合病院 形成外科
2017千葉こども病院 形成外科
2018湘南美容クリニック 秋葉原院
2020湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021イートップクリニック 開設 院長就任

目尻切開は、「目を横に大きく見せたい」という方に適した手術ですが、気になるのがダウンタイムではないでしょうか。腫れや赤み、内出血などの症状が出ることは切開を伴う手術のため自然な反応ですが、正しい知識を持つことで回復を早め、より美しい仕上がりを目指すことができます。

本記事では、医学的な観点から見たダウンタイム中の症状や過ごし方、そしてe:Top clinic(イートップクリニック)が行う低負担の手術の特徴を詳しく解説します。


目尻切開のダウンタイム中に現れる主な症状

目尻切開は、目の横幅を広げて切れ長の印象をつくるために適した美容外科手術ですが、術後には回復の過程でダウンタイムが生じます。

腫れや赤み、内出血などは一時的な炎症反応によるものであり、正しい知識を持って経過を理解することで、よりスムーズな回復につながります。ここでは、手術後の一般的な経過と症状を医学的な視点から解説します。

手術直後に起こる腫れや赤み

手術直後に最も多く見られるのが腫れと赤みです。これは「炎症性浮腫」と呼ばれる生理的な反応で、切開部位の毛細血管が一時的に拡張し、血漿やリンパ液がしみ出すことで起こります。通常、術後24〜72時間でピークを迎え、その後は時間の経過とともに落ち着いていきます。

『e:Top clinic』(イートップクリニック)では、腫れや内出血を最小限に抑えるための「腫れ抑制セット」をオプションでご用意しています。このセットでは、手術中の点滴から抗炎症作用のあるステロイド剤と、止血をサポートする止血剤を投与し、術後の腫れや内出血を予防する効果を期待することができます。さらに、術後には内服によるステロイド剤の服用を組み合わせることで、さらに炎症を抑えてダウンタイム軽減のサポートをします。

ステロイド剤は長期服用により体への負担がかかるため、当院では5日間の処方で行っております。

数日後に出る内出血やむくみ

手術から数日経過すると、切開時に損傷した毛細血管からの血液が皮下に滲み出し、紫〜黄色の内出血として現れることがあります。これは血液中のヘモグロビンが代謝されてビリルビンへと変化する過程で生じるもので、自然な治癒の一環です。およそ約1〜2週間で吸収され、徐々に目立たなくなります。

また、まぶたの眼輪筋や皮下組織にはリンパ管が多く走行しており、これが一時的に圧迫されることでむくみが生じます。

内出血を抑えるためには、血流を過度に促進する行動を控えることが大切です。手術直後に、飲酒・激しい運動・辛い食べ物の摂取などにより血流が良くなると、切開部から血液がにじみ出やすくなり、内出血が長引く原因となることがあります。

また、むくみを早く落ち着かせるためには、就寝時に頭を少し高くして寝ることが効果的です。重力の影響でリンパや血液の流れがスムーズになり、腫れやむくみの軽減につながります。

抜糸後から落ち着くまでの経過

一般的に術後7日目を目安に抜糸が行われ、腫れや内出血は約1週間後を目安に落ち着いてきます。皮膚表面の腫れや内出血が落ち着いて見えても、内部ではまだ線維芽細胞の増殖とコラーゲン再構築(リモデリング期)が進行中であり、完全な傷跡の回復には約半年を要します。

1ヶ月後をピークに傷跡が硬く赤みのピークを感じることがありますが、組織が回復するにつれて滑らかになり、約半年後には自然な仕上がりへと変化します。

当院では、ダウンタイムが不安な方に向けて、エクソソームによる「ダウンタイム軽減プラン」をオプションでご用意しております。エクソソームは、炎症を抑えながら損傷した組織の修復を促す働きがあり、腫れや内出血の軽減・傷の治癒促進・術後の体力回復をサポートします。目的やご希望に合わせて、3種類のプランからお選びいただけます。気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

<ぱちキワ(右のみ)・目尻切開・皮膚側タレ目形成の経過>

料金(自由診療):ぱちキワ(右のみ)¥330,000(税込)+目尻切開¥330,000(税込)+皮膚側たれ目形成¥440,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

目尻切開のダウンタイム中の安全な過ごし方

術後の経過を良好に保つためには、日常生活の過ごし方にも注意が必要です。ダウンタイム中の正しいケアは、炎症を抑え、創部の治癒を促進するうえで非常に重要です。

ここでは、医師が推奨する具体的な過ごし方を紹介します。

冷却や頭を高くして腫れを抑える

術後48時間以内は、冷却によって血管を収縮させることが腫れの軽減に有効です。保冷剤を清潔なガーゼに包み、10分程度あてて休むことを数回繰り返すとよいでしょう。過度な冷却は血流を阻害するため、短時間を意識することが大切です。

また、睡眠時には頭部を高く保つことで、顔まわりへの血液やリンパの流れが過度に集中するのを防ぎ、むくみの軽減につながります。『e:Top clinic』(イートップクリニック)では、美容手術を実際に受けたスタッフも在籍しております。そのため、ご自宅での過ごし方やダウンタイムを快適に過ごすためのポイントを、実体験をもとに詳しくお伝えいたしますので、ご安心ください。

メイクや洗顔を再開するタイミングを守る

抜糸が終わるまでは、創部を清潔に保つことが重要です。手術当日は目元以外拭き取りのみ可能で、洗顔は目元も含め翌日から可能となります。また、目元のメイクの再開は通常、1週間後(抜糸後)を目安とし、患部への刺激を最小限に抑えることが重要です。

『e:Top clinic』(イートップクリニック)では、お客様一人ひとりの回復状態を確認しながら、ダウンタイム中の過ごし方について説明させていただきます。

術後のトラブルを防ぐために無理をしない生活を心がける

ダウンタイム中は、血流を急激に促す行為を避けることが基本です。飲酒やサウナ、激しい運動は腫れや内出血を悪化させる要因となります。

また、痛みによる睡眠不足やストレスによって副腎皮質ホルモンの分泌が乱れると、炎症が長引くことがあります。十分な休息と栄養バランスの良い食事を意識することが、回復を早める鍵となります。

『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、痛みにご不安のある方へ向けて、最大72時間効果が持続する長時間型麻酔「エクスパレル」をオプションでご用意しております。術後の痛みを大幅に軽減できるため、痛みが心配な方や、手術後すぐにお仕事に復帰される方にも大変ご好評いただいております。

ダウンタイムの不安を最小限にしたい方は『e:Top clinic』へご相談ください

目尻切開を検討している方にとって、ダウンタイムの不安は避けて通れない悩みです。しかし、『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、形成外科の専門知識と美的感覚を融合させた「高度な切開と縫合技術・数ミリ単位のオーダメイドのデザイン」を行っており、術後の腫れや内出血を最小限に抑えるサポート体制を整えています。

手術前には、お客様一人ひとりの骨格や目の形に合わせてシミュレーションとデザインを実施します。この工程により、仕上がりのイメージを共有しやすくなり、理想の仕上がりイメージとのズレを防ぐことができます。

当院の増田院長は、術後の経過を左右する縫合の精度にも人の100倍のこだわりをもって対応しています。傷跡の中と外をしっかり縫合することで、創部への負担を減らし、傷跡を安定させることで傷は綺麗に治癒していきます。また、ダウンタイムをできるだけ軽減したい方には、術後の腫れを抑える「腫れ抑制セット」や回復力をサポートする「エクソソーム注射」のオプションをご用意しております。

お客様一人ひとりのご要望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。

『e:Top clinic』では、初回カウンセリングから術後のアフターフォローまで一貫して手術を担当した医師が行い、お客様に安心してお通いいただける診療体制を整えています。「初めての手術で不安」「自然な仕上がりにしたい」といった悩みを抱える方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

まとめ|正しい知識で安心してダウンタイムを乗り越えよう

目尻切開後のダウンタイムは、身体が自然に治癒していくための大切なプロセスです。腫れや内出血などの症状は一時的なものであり、医学的に正しいケアを行うことで、個人差はありますがおおよそ1〜2週間を目安に落ち着いていきます。『e:Top clinic』では、ダウンタイムをできるだけ軽減したい方に向けて、腫れ抑制セットやエクソソーム注射など、術後の回復をサポートするオプションをご用意しております。また、痛みにご不安のある方には、最大72時間効果が持続する長時間型麻酔「エクスパレル」もオプションでご用意しており、術後すぐにお仕事に復帰される方にもご好評をいただいております。

さらに、術後の過ごし方やセルフケアについても、医学的根拠に基づいた生活指導を行い、お客様が安心してお過ごしいただけるよう丁寧にサポートしています。

手術の仕上がりだけでなく、ダウンタイムを最小限に抑える工夫や、痛みに配慮した麻酔管理まで一貫して行うクリニックを選ぶことも重要です。

ダウンタイムにご不安のある方は、ぜひ一度当院のカウンセリングへお越しください。

  • 増田えりか

    院長

    増田 えりか
    Erika Masuda

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

      院長

    • 2021

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