目尻切開は、目尻の外側を切開して白目の露出を拡大することで目の横幅を自然に広げる美容手術です。ただ、手術後に「後戻りしてしまった」と感じる方もいます。これは、切開した皮膚や組織が少しずつ元の位置に戻ろうとするために起こります。
後戻りは手術の技術や術後の過ごし方によって大きく差が出ます。自然で長持ちする目元を実現するためには、原因を知り、対策を行うことが重要です。
本記事では、後戻りの主な原因と防ぐための方法、さらに『e:Top clinic』の特徴を踏まえて解説します。
目尻切開後に後戻りしてしまう原因
目尻切開の後戻りは、体の自然な治癒作用や手術方法に起因することが多く、主に以下の3つの要素で起こります。
傷の治癒過程で皮膚が元の位置に戻ろうとする
手術で切開された皮膚は、体の自然な治癒過程で少しずつ縮む性質があります。
手術後、切開部分ではまず炎症が起こり、血小板や白血球が集まって損傷部位を修復します。次に、線維芽細胞がコラーゲンを生成して皮膚を引き締める収縮作用(創傷収縮)が生じます。この収縮作用により、切開で広げた目尻の皮膚が少し元の位置に戻ろうとすることがあり、これが後戻りの原因となります。完全に元に戻るわけではありませんが、時間とともに少しずつ変化が落ち着き、手術直後ほどの効果を感じにくくなることがあります。
『e:Top clinic』では、目尻切開に併用する手術として、結膜切開たれ目・皮膚切開たれ目・切らないたれ目形成の3種類の方法を、お客様の目元の状態やご希望に合わせてご提案しております。例えば、逆さまつげのある方が結膜側からのたれ目形成を行うと、症状が悪化する可能性があるため、その場合は皮膚側からのたれ目形成をご提案するといったイメージです。また、目尻切開とたれ目形成を併用することで、切開部の癒着を防ぎやすくなり、後戻りを軽減し、より安定した仕上がりが期待できます。
目尻切開が適応でない場合
目尻切開をしたのに「印象があまり変わらなかった」という方は、手術の失敗ではなく、目尻切開の適応がなかった可能性があります。目尻切開は、下まぶたに隠れている白目を露出させて横幅を広げる手術のため、もともと白目が見えている方や、上まぶたのたるみで目尻が隠れている方は効果を感じにくいケースもあります。例えば、まつげのキワに皮膚がかぶさっている場合、下まぶたを切開しても上まぶたの被さりは改善しないため、目尻の印象が変わらないと感じてしまいます。このような場合は、まず埋没法・全切開・ぱちキワなどでまつげのキワが見える目元を作り、その後に目尻切開を行うことで、目尻全体の印象の変化を実感しやすくなります。
目尻切開が適応かどうかのセルフチェックとして、鏡を持って目尻を軽く横に引っ張り、白目が見えるか確認してみましょう。白目が見えれば適応がありますが、ピンクの粘膜しか見えない場合は、白目をこれ以上広げられる余地が少なく、目尻切開の手術が不適応となることがあります。
『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、まぶたの状態を丁寧に診察し、必要に応じて二重形成やまぶたのたるみ治療を組み合わせながら、上下のバランスを整え、自然で印象的な目元をご提案します。
<ぱちキワ・目尻切開・タレ目形成の症例>

料金(自由診療):ぱちキワ¥330,000(税込)+目尻切開¥330,000(税込)+結膜側たれ目形成¥340,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
縫合技術や固定が不十分な場合に起こる
切開後の皮膚や筋膜を安定させる縫合が不十分だと、皮膚が固定されずに後戻りが生じます。特に目尻の皮膚は薄く、眼輪筋や靭帯との連結も弱いため、創部を丁寧に固定する縫合技術が必要です。
『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、形成外科出身の増田院長が皮膚表面だけでなく傷の内部まで丁寧に縫合を行います。創部の安定性を高めることで後戻りの防止や傷跡を綺麗に仕上げます。
<ぱちキワ・目尻切開・タレ目形成の症例>

料金(自由診療):ぱちキワ¥330,000(税込)+目尻切開¥330,000(税込)結膜側たれ目形成+¥340,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
目尻切開後の後戻りを防ぐためにできること
後戻りを最小限に抑えるには、手術前の準備と術後のケアが非常に重要です。ここでは、具体的な方法を紹介します。
経験豊富な医師にデザインを相談する
手術前に医師と十分に相談し、自分の目元の特徴や希望を正確に伝えることが重要です。執刀経験の豊富な医師は、目尻切開の適応の見極めと皮膚の厚みや弾力、目尻靭帯の位置を把握し、最適な切開ラインを設計できます。
『e:Top clinic』では、形成外科出身の増田院長がお客様の骨格や目元の状態を細かく分析し、後戻りのリスクを抑えたデザインや適応に合わせた手術を提案しています。初めて手術を受ける方でも、過去の症例写真や手術前のシミュレーションで仕上がりイメージを確認できるため、安心して手術にお臨みください。
術後のケアや安静期間を守る
術後は腫れや内出血が出る場合がありますが、冷却や頭を高くして寝る、目元をこすらない、過度な運動や飲酒を控えるといった正しい術後ケアを行うことで、ダウンタイムの回復が順調に進み、傷跡も綺麗に治癒していきます。ダウンタイム中の安静期間を守ることは、皮膚や筋膜の癒着を促進し、創部の安定性を高める効果があります。
『e:Top clinic』では、手術を担当した医師が術後の経過まで一貫して診察を行う体制を整えております。術後に不安やご不明な点が生じた際は、どうぞお気軽にご相談ください。
後戻りを防ぐために適切な手術を選ぶ
後戻りを防ぐためには、目尻切開だけを行うのではなく、まぶたや靭帯、皮膚の状態に合った適切な術式の選定が欠かせません。まぶたのたるみが強い方や皮膚の厚みがある方は、上まぶたのたるみの改善や、たれ目形成を併用することで、より安定した自然な印象の変化を期待することができます。
『e:Top clinic』では、形成外科出身の増田院長が、目元の構造を正確に見極めながら、一人ひとりに最適な術式を選択し、長期的に美しさが続く自然な仕上がりをご提供いたします。
後戻りのない自然な仕上がりを求める方は『e:Top clinic』へご相談ください
目尻切開後の後戻りを防ぎ、自然な仕上がりを長く維持するには、目元の執刀経験の豊富な医師による手術の適応判断が欠かせません。
『e:Top clinic』では、お客様の目元の状態や皮膚の状態を正確に分析し、目元全体のバランスを考慮した切開ライン・角度(たれ目を併用する場合)・縫合方法をオーダーメイドで行います。さらに、術後の腫れや回復過程も考慮した丁寧な術後指導を行うため、安心して手術を受けることができます。
「後戻りのリスクを抑えたい」「自然で長持ちする目元にしたい」と考えている方は、まずは当院のカウンセリングにお越しください。
まとめ|執刀経験の豊富な医師を選び後戻りのない理想の目元を叶えよう
目尻切開の後戻りは、手術適応の誤りや切開デザイン、縫合技術の影響によって起こることがあります。しかし、目元の執刀経験が豊富な医師による適切な手術・デザイン・縫合技術によって、そのリスクを大幅に軽減することが可能です。
『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、お客様の目元の状態を丁寧に診察したうえで、最も適した術式をご提案いたします。お客様の理想をしっかりと伺いながら、目の下だけでなく目元全体のバランスをトータルに考慮し、自然で後戻りを防ぐための複合的な手術のご提案も行っています。
形成外科出身の増田院長が、適切な手術の選定とオーダーメイドのデザイン、精密な縫合技術により、理想の目元へ最大限近づけます。
まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。


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