目尻切開が向いていない人とは?自然で美しい目元を叶える選択肢

2025.12.14

監修医師プロフィール

増田えりか
院長

増田 えりか

Erika Masuda
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360度美人を目指して

全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

経歴

2013日本大学 医学部 卒業
2015昭和大学病院 形成外科
2016今給黎総合病院 形成外科
2017千葉こども病院 形成外科
2018湘南美容クリニック 秋葉原院
2020湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021イートップクリニック 開設 院長就任

目尻切開は、目尻側の白目を露出させることで、目の横幅を自然に大きくする美容外科手術として人気があります。しかし、すべての方に適しているわけではありません。中には、手術を行っても理想の変化が得られにくかったり、逆に不自然な仕上がりになったりする方もいます。

目尻切開が向かないケースを理解し、自分に合った手術を選ぶことは、後悔を防ぎ、自然で美しい目元を実現するために非常に重要です。

本記事では、目尻切開が向かない人の特徴や、代替となる美容手術、そして『e:Top clinic』の特徴について詳しく解説します。


目尻切開が向いていない人の特徴

目尻切開は、切開により目尻の外側の白目部分を広げ、目元を切れ長のシャープな目元にする手術です。しかし、以下のような条件の方は、思ったような効果が得られなかったり、逆に不自然な印象になるリスクがあります。

目尻側の白目が狭く、切開しても変化が出にくい人

目尻切開の基本的な効果は、目尻側の白目部分を広げることです。しかし、もともと白目の幅が狭い方は、切開によって広がる範囲が限られるため、術後の変化が感じられないケースがあります。

目尻切開が適応かどうかは、目尻を軽く指で押さえ、皮膚を外側に引っ張ったときに白目がみえるかどうかで適応の有無を判断することができます。

目尻を横に引っ張ったときに白目が見える場合は、切開によって白目の露出を広げられるため適応があるといえます。一方で、ピンク色の粘膜しか見えない場合は、これ以上白目を広げる余地がないため、手術をお勧めできないケースもあります。

皮膚のたるみが強く、切開で下がり目が強調される人

加齢や個人差によって、上まぶたや目尻の皮膚がたるんでいる場合があります。
このような方が目尻切開を行うと、上まぶたのたるみが残るため、目の横幅が広がっても印象の変化を感じにくいことがあります。

このような場合は、まず二重ラインを整えて目尻の白目をしっかり露出させたうえで、目尻切開を行うことで、より自然で調和の取れた変化を感じやすくなります。

<眉下切開・目尻切開・タレ目形成>

料金(自由診療):眉下切開¥480,000(税込)+目尻切開¥330,000(税込)+結膜側たれ目形成¥340,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

こちらのお客様は30代女性の方で、まぶたの重さとつり目にお悩みでした。まずは眉下切開でまぶたをすっきりと整え、目尻切開とたれ目形成を併用することで、目元全体が自然に大きく、やわらかな印象へと変化しました。

目尻切開を単独で行った場合、目尻側の皮膚切除が中心となるため、もともとつり目傾向のある方は、その印象が強調されてしまうことがあります。そのため、つり目が気になる方には、たれ目形成の手術を併用することをおすすめしています。

また、目尻切開とたれ目形成を同時に行うことで後戻りがしにくくなるというメリットがあります。さらに当院では、たれ目形成を行う場合、術中にお客様に起き上がって鏡を見ていただき、たれ目の下げる位置を医師と一緒に最終確認できる点も特徴です。

術後は「目の開きが軽くなり、肩こりも改善して日常生活が快適になった」と、QOL(生活の質)の向上を実感されたとの嬉しいお声をいただきました。

 

傷跡が残りやすい体質や、ダウンタイムに余裕がない人

体質によっては、術後の傷跡が盛り上がりや赤みとして長期間残ることがあります。特にケロイド体質の方や、炎症反応が強い方は注意が必要です。

また、術後は腫れや内出血が1~2週間程度出ることがありますので、ダウンタイムに余裕がない方には負担が大きくなる可能性があります。

目尻切開に変わる美容医療

目尻切開は、目尻側の白目を露出させることで、目の横幅を自然に大きくする美容手術として人気ですが、すべての方に適しているわけではありません。白目の幅がもともと狭い方やまぶたの皮膚のたるみが強い方、傷跡が残りやすい体質の方は、思ったような効果が得られないことがあります。

こうした場合でも、他の美容医療を活用することで、目尻切開を行わずに自然で理想的な目元を作ることが可能です。ここでは、代表的な施術や手術とその特徴を詳しくご紹介します。

 

目尻ボトックスで優しい印象を作る

目尻ボトックスは、目尻周囲の表情筋の動きを適度に抑制する施術です。医学的には、眼輪筋の収縮を調整することで、目尻の下がりや小じわを軽減し、切開を行わずに目元の印象を整えることができます。特に手術に抵抗のある方にとって、非侵襲的でダウンタイムも短い点が大きなメリットです。

e:Top clinicでは、お客様一人ひとりの目元の筋肉の動きに応じて、注入位置や量を精密に調整します。そのため、過剰な変化や不自然な仕上がりを避けつつ、自然でバランスの取れた目元を実現することができます。さらに、ボトックス単独だけでなく、他の手術との組み合わせによる総合的な目元デザインも可能です。

たるみが原因の場合は下まぶたのリフトアップを行う

目尻の印象は、上まぶただけでなく下まぶたの皮膚や眼輪筋の状態にも大きく影響されます。加齢や個人差により、下まぶたの皮膚がたるむことで、目尻が下がった印象になったり、目の横幅が狭く見えたりすることがあります。

そのような場合には、目尻切開ではなく、下まぶたのリフトアップやたるみ取りを行うことで、目の下の皮膚が自然に引き上げられます。

<下眼瞼リフト>

料金(自由診療):下眼瞼リフト¥500,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

こちらの50代女性のお客様は、他院で脱脂手術を受けた後、目の下のシワやたるみが気になるというお悩みでご来院されました。お客様の場合、皮膚や筋肉の余りが影となり、クマのように見えてしまっていたパターンでしたので、下まつ毛のキワで切開し、余分な皮膚や筋肉を切除・引き上げる「下眼瞼リフト」をご提案いたしました。

『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、お客様がご希望した手術でも目元の状態によっては他の手術が適応となることもあります。お客様のお悩みと術後のイメージに合わせて、適切なオーダーメイドの手術プランを提案しています。これにより、術後の自然な仕上がりと、お客様にご満足いただける結果の両立を実現しています。

二重幅やまぶたのたるみを整えて全体の印象を変える

上まぶたのたるみがある場合、目尻切開だけでは印象の改善が難しい場合でも、二重幅の調整やまぶたのたるみや厚みを改善する手術を組み合わせることで、目の横幅や目元全体的な印象を整えることができます。

まぶたの厚み・目尻・二重ラインのバランスが整うことで、左右差の少ない自然な目元を作ることが可能です。単独の目尻切開よりも、目元全体の調和が取れた印象になるため、より美しく洗練された目元が実現します。

『e:Top clinic』では、埋没法や全切開法などの二重形成や、まぶたのたるみや厚みを改善する眉下切開との複合的な手術でのデザイン提案を行い、一人ひとりの骨格・目元の状態・希望に合わせた最適な手術プランを提供しています。お客様の希望やライフスタイルを考慮し、複数の手術を組み合わせることで、自然で長持ちする目元を実現することが可能です。

自分に合った手術を見つけたい方は『e:Top clinic』へご相談ください

目尻切開が適さない場合でも、他の美容手術で目元を自然に美しく整えることは可能です。

『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、お客様の目元の状態や骨格、皮膚の状態を丁寧に診察したうえで、最適な手術プランをオーダーメイドで提案しています。切開を行わない施術から、必要に応じて切開を組み合わせる複合手術まで、自然で長持ちする仕上がりを目指すことができます。

「自分に本当に合った手術を知りたい」「自然で理想の目元を手に入れたい」という方は、まずはカウンセリングにお越しください。

まとめ|自分に合った施術を見極めて理想の目元を叶えよう

目尻切開は目の横幅を広げるために適した手術ですが、白目の幅や皮膚のたるみ、体質やダウンタイムの制約によって向き不向きがあります。しかし、目尻切開に代わる美容医療として、ボトックスや下眼瞼リフト、二重幅の調整やまぶたのたるみを改善する眉下切開を組み合わせることで、自然で理想的な目元を作ることが可能です。

『e:Top clinic』では、目元の解剖構造や皮膚の特性を踏まえ、適応を見極めたうえで最適な手術法をご提案いたします。

自分に合った手術を選び、信頼できる医師とともに理想の目元を手に入れましょう。

  • 増田えりか

    院長

    増田 えりか
    Erika Masuda

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

      院長

    • 2021

      イートップクリニック

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      院長就任

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