目尻切開は、切れ長で美しい目元を作りたい方に適した美容整形手術です。しかし、手術を検討している多くの方が「痛みはどの程度なのか」「いつまで痛みが続くのか」といった不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に目元という繊細な部位の手術であるため、痛みに対して不安を抱くのはごく自然なことです。
本記事では、目尻切開の痛みについて詳しく解説し、手術前から回復までの各段階での痛みの程度や対処法について、医学的な観点から分かりやすくご説明いたします。
またe:Top clinic(イートップクリニック)では、痛みを軽減するための各種麻酔、腫れや内出血を最小限に抑えるための「腫れ抑制セット」、さらにダウンタイムが不安な方へ向けたエクソソームによる「ダウンタイム軽減プラン」など、お客様のご希望やライフプランに合わせて選べるオプションをご用意しております。本記事では、これらのオプションについてもご紹介します。
目尻切開とは
目尻切開は、目尻の外側を切開して白目の露出を拡大することで、目の横幅を広げ、切れ長で魅力的な目元を作る美容整形手術です。この手術により、以下のような効果が期待できます。
①目の横幅が広がり、目が大きく見える
②切れ長でシャープな印象の目元になる
③たれ目形成と併用することでつり目を改善できる
<眉下切開・目尻切開・結膜側たれ目の症例>

料金(自由診療):眉下切開¥480,000(税込)+目尻切開¥330,000(税込)+結膜側たれ目形成¥340,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
こちらの20代のお客様は、右目に上まぶたの皮膚がかぶさって二重ラインが見えにくく、左目は開きにくい症状があり、夜になると三重になってしまうことにお悩みでした。さらに、全体的に目が小さく見えるため、目元全体を自然に大きく見せたいとご相談いただきました。
気になるまぶたの左右差に対しては、眉下切開を行い、まぶたの重さを調整することで自然で美しいバランスへ整えています。また、白目の見える範囲を広げるために、目尻切開と結膜側たれ目形成を併用しています。たれ目形成を同時に行うことで、目尻切開単独の場合と比べて後戻りしにくいというメリットもあります。
目尻切開の手術時間は通常約60分程度で、局所麻酔もしくは静脈麻酔を併用して行われます。切開の範囲は、ご希望のデザインや目元の状態をもとに、術前のデザイン時に決定します。また、たれ目のような優しい印象をご希望の場合は、元の目の形によっては目尻切開だけでは十分な変化が得られないこともあり、たれ目形成を併用する必要があります。
そのため、希望される仕上がりに応じて、他手術との併用についてはカウンセリング時に医師が適応を判断いたします。
目尻切開の痛みについて
目尻切開を検討している方の多くが、最も気になるのが「痛み」についてです。美容整形手術である以上、痛みへの不安は当然のことです。ここでは、手術中から回復期まで、実際にどの程度の痛みがあるのか、詳しく解説していきます。
手術中の痛み(麻酔について)
手術中は局所麻酔もしくは静脈麻酔を併用するため、基本的に痛みを感じません。麻酔の注射時には多少の痛みを感じますが、一般的な注射と同程度で、数秒間のチクッとした感覚です。
局所麻酔が効いた後は、切開や縫合の過程で圧迫感や引っ張られる感覚はあるものの、痛みはほとんど感じません。局所麻酔で手術中に痛みを感じた場合は、すぐに医師に伝えることで追加の麻酔を行うことができます。
e:Top clinic(イートップクリニック)では、静脈麻酔を導入しています。痛みが心配であれば麻酔で眠っている間に手術を行うことも可能です。
手術直後の痛み
手術直後は麻酔の効果が残っているため、強い痛みを感じることは稀です。しかし、麻酔が切れ始める術後5〜6時間頃から、軽度から中程度の痛みを感じ始めることがあります。
この時期の痛みは、以下のように表現されることが多いです。
∟ズキズキとした痛み
∟目尻周辺の突っ張るような感覚
∟軽度の熱感
手術後の痛みの経過
手術後1〜2日目:最も痛みを感じやすい時期です。翌日以降は傷周辺に触れたり動いた時にビーンと走る痛みが出ることがありますが、処方された痛み止めの服用によりコントロール可能です。
手術後3〜5日目:痛みは徐々に軽減していきます。この時期には、傷跡周辺に触れた際に軽度の痛みや違和感を感じる程度となり、日常生活への支障も少なくなります。
手術後1週間後:通常この時期に強い痛みを感じることはほとんどありません。当院では、吸収糸(透明)で縫合しているため、抜糸の必要はございません。吸収糸は、3〜4ヶ月かけて吸収または自然に取れますのでご安心ください。
手術後2週間以降:術後2週間以降になると、痛みはほぼ感じなくなり、腫れや内出血もこの時期には落ち着いていきます。
痛みのピーク時期
目尻切開の痛みは、麻酔の効果が切れ始める術後5〜6時間頃から徐々に現れ始めます。その後、術後12〜48時間あたりが痛みのピークとなる方が多く、腫れやむくみとともに鈍い痛みやじんわりとした熱感を感じることがあります。痛みのピークを過ぎると、3〜4日目頃から痛みは徐々に軽減していき、1週間頃には軽い突っ張り感や、触れた際の違和感程度になることが一般的です。
e:Top clinic(イートップクリニック)で受けられる対処法
e:Top clinic(イートップクリニック)では、お客様の痛みを最小限に抑えるため、以下の対処法を提供しています。
①適切な麻酔の使用
当院では、局所麻酔に加えて静脈麻酔を併用することが可能です。そのため、手術中の圧迫感や引っ張られるような感覚がご不安な方でも、静脈麻酔を併用することで眠っている間に手術を受けられます。
さらに、術後の痛みにご不安がある方には、最大72時間効果が持続する長時間作用型麻酔「エクスパレル」をオプションとしてご用意しています。術後の痛みを大幅に軽減できるため、痛みが特に心配な方や術後すぐにお仕事へ復帰される方などに大変ご好評いただいております。
②痛み止めの処方
術後には痛み止めの内服薬を処方しています。また、術後の経過に不安がある場合には、手術を担当した医師が術後診察を行う体制を整えておりますので、安心してお通いいただけます。
③ライフスタイルに合わせたオプションメニュー
腫れや内出血を最小限に抑えたい方には、「腫れ抑制セット」や、ダウンタイムがご不安な方に向けた「エクソソームによるダウンタイム軽減プラン」もご用意しております。
■腫れ抑制セット
腫れ抑制セットでは、手術中の点滴から抗炎症作用のあるステロイド剤と止血をサポートする止血剤を投与することで、術後の腫れや内出血を抑える効果が期待できます。さらに、術後にはステロイドの内服を組み合わせることで、炎症をより抑え、ダウンタイム軽減をサポートします。
■エクソソームによる「ダウンタイム軽減プラン」
ダウンタイムをより短くしたい方には、エクソソームによるダウンタイム軽減プランをご提案させていただいております。エクソソームには、炎症を抑える作用や損傷した組織の修復を促す働きがあり、腫れ・内出血の軽減から傷の治癒促進や、術後の体力回復のサポートを期待することができます。お客様のご希望に合わせて、3種類のプランからお選びいただけます。詳細が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
④アフターケア指導
当院には、実際に美容手術を受けた経験を持つスタッフも在籍しており、ご自宅での過ごし方やダウンタイムを快適に過ごすためのポイントを、医学的根拠と自身の実体験を踏まえて丁寧にお伝えいたします。
初めての方でも、不安なく手術に臨んでいただけるようサポートしておりますので、どうぞ安心してご相談ください。
自宅でできるケア
①適切な冷却:保冷剤をタオルやガーゼに包み、目元を優しく冷やす(手術後の48時間は冷やすのが効果的です。)
②頭を高くして寝る:就寝時は枕を高めにし、頭部を心臓より高い位置に保つ
横向きに寝ると片側のみ腫れが強く出る事がありますので、仰向けで寝るように心がけてください。
③安静:激しい運動や長時間の入浴は避ける
血流が良くなると腫れや内出血が長引く可能性があるため、術後はクリニックの指示に従い、無理をせず安静にお過ごしください。
④処方薬の適切な服用
タリビット眼軟膏、ロキソプロフェン(痛み止め)、レバミピド(ロキソニンで胃が荒れてしまうのを防ぐお薬)ケフラール(抗生剤)を処方させていただきます。
⑤保湿とUVケアの徹底
傷跡をできるだけ綺麗に仕上げるためには、手術の完成時期となる約6ヶ月間、適切なケアを継続することが大切です。
痛み以外のダウンタイム症状
①腫れ
手術後約1〜2週間程度腫れが生じます。腫れのピークは術後2〜4日目です。
②内出血
目尻から目周りにかけて内出血が生じることがありますが、1〜2週間程度で自然に消失します。稀に白目部分が充血することがあります。
③出血
手術後2日間ほどは、傷口から少量の出血がみられることがあります。その際は、ガーゼや清潔なティッシュで目元を軽く押さえ、やさしくふき取ってください。
痛みに関する注意点
①我慢は禁物:強い痛みがある場合はクリニックに連絡
②市販薬の使用:処方薬以外を使用する際は医師に相談
③アルコールの摂取:1週間は飲酒を控える
④感染の兆候:痛みが増強したり発熱がある場合は速やかに受診
安心できる目尻切開をお考えなら
目尻切開の痛みや不安について詳しい情報をお求めの方は、医師による丁寧なカウンセリングをお勧めします。e:Top clinic(イートップクリニック)では、お客様一人一人の不安に寄り添い、安心して手術を受けていただけるようサポート体制を整えております。
まとめ|
目尻切開の痛みやダウンタイムは、適切な麻酔と当院の種類豊富なアフターケアメニューによって軽減することが可能です。当院では、局所麻酔に加えて静脈麻酔を併用することができるため、手術中は眠った状態で受けていただくことも可能です。そのため、局所麻酔だけでは手術を受けることに不安がある方には、静脈麻酔との併用をご提案しております。また、術後の痛みが不安な方には、最大72時間効果が持続する長時間作用型麻酔「エクスパレル」をオプションとしてご用意していますのでご安心ください。
通常痛みのピークは術後1〜2日目で、その後は徐々に軽減し、約1週間程度で痛みは落ち着いていきます。重要なのは、信頼できるクリニックで手術を受け、正しいアフターケアを徹底することです。
目尻切開を検討されている方は、痛みについての正しい知識を持ち、目元手術の執刀経験の豊富な医師のカウンセリングを受けることで、安心して理想の目元を手に入れられるでしょう。
e:Top clinic(イートップクリニック)では、形成外科の専門知識と美的感覚を融合させた高度な切開・縫合技術を用い、数ミリ単位までこだわったオーダーメイドデザインによる手術を行っております。また、術後の腫れや内出血をできるだけ抑えるためのサポート体制も整えておりますので、まずはお気軽にご相談ください。


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