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眉下切開(眉下リフト)による老後の見た目への影響は?効果の持続期間とは

2024.09.24

まぶたのたるみや厚ぼったさが気になり、ご自身の目元に自信が持てないという方も多いのではないでしょうか。そこで注目されているのが、「眉下切開(眉下リフト)」という美容手術です。

眉下切開は、眉毛の下の皮膚を切除し、まぶたのたるみを引き上げることで、目尻側の厚ぼったさや加齢によって狭くなってしまった二重幅を改善し、若々しさを取り戻す効果があります。ダウンタイムも比較的短いため、幅広い年齢層が手術を受けていらっしゃいます。

一方で、効果の持続期間や10年後〜老後の見た目への影響については気になるところではないでしょうか。

そこでこの記事では、眉下切開の手術がどのように目元に変化をもたらし、将来的にどのような見た目になるのか詳しくご紹介します。

眉下切開とは

眉下切開(眉下リフト)は、眉毛の下のラインに沿って皮膚を葉っぱ型に切除し、たるみを取り除く美容手術です。加齢によるまぶたのたるみや、まぶたの厚ぼったさのお悩みを解消し、目元をスッキリと若々しい印象にする効果があります。

切除と聞くと大掛かりなイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、手術は1時間程度で完了し、ダウンタイム(手術部位が腫れる期間)も1週間ほどと比較的短いのが特徴です。

とはいえ、切り取った皮膚は戻せないため、事前のカウンセリングからアフターケアに至るまで、経験豊富なドクターにお願いすることが重要になります。

眉下切開の手術に適している方の特徴

どんな手術にも言えることですが、眉下切開においても「手術に適している方の特徴」があります。実際のカウンセリングでは目元やその周りをドクターがよく診察し、お客様のお悩みも踏まえた上で眉下切開が妥当かどうかを見極めます。これを手術適応と言います。

眉下切開に向いている方の目元の特徴としては、次のようなものが挙げられます。

眉下切開で解決しやすい目元のお悩み

・まぶたにたるみがある

加齢に伴いまぶたの皮膚にたるみが出てきた方は、眉下切開によって若々しい目元になる可能性が高いです。眉下切開は主に目尻側の皮膚を切除するため、三角目になっている方の印象アップにも効果的です。

・まぶたが厚ぼったい

まぶたの皮膚に厚みがあり、目の開けづらさや重たさを感じる方にも眉下切開は適しています。まぶたの脂肪が原因で厚みが出ている場合、脂肪切除も同時に行うことでよりパッチリした目元が作れます。

・二重のラインが隠れている

まぶたの重みにより、二重のラインが隠れている方にも眉下切開は適しています。ただし、加齢により二重の食い込みが弱まっている場合に「たるみ」を切除すると、時間の経過とともにくっきりしていた二重が、ガタガタになって出てくることがあります。そのような場合、埋没法や二重切開などで作り直す必要がある方もいらっしゃいます。

・額の筋肉を使って目を開いている

額の筋肉も使いながら目を開いている方は、まぶたのたるみによる見えづらさを額の力で補おうとしている可能性があります。額のシワが増える、目立つなどの兆候がある方も多いです。そのような場合、額を使って目を開かなくてもよい状態になり、結果的に額のしわも改善されます。

眉下切開の場合、一重のままでまぶたのたるみを改善することは可能ですが、一重を二重にする手術ではありません。

二重にしたい場合は、「埋没法」や「全切開法」などが適しており、目頭側の二重幅をくっきりさせたい場合は「ぱちキワ」などの施術が適しています。当院では、眉下切開との併用でお客様の理想の目元に仕上げられるよう様々な術式をご用意しております。

眉下切開の手術を受ける年齢層

眉下切開は性別を問わず、20代〜60代まで幅広い年齢層の方が受けている手術です。一般的には、加齢による目元のお悩みが気になり始める30代以上の方が手術するケースが多いです。やはり前述した通り「まぶたのたるみの解消」を求めています。

クリニックによって手術を受ける年代のボリュームゾーンは異なりますが、当クリニックでは30代〜60代の方はもとより、20代の比較的若年層の方も眉下切開を受けられます。20代のお客様からは、「二重をより綺麗に見せたい」「二重の幅を調整したい」というご相談が多いです。

どんな年齢層の方でも、まずは診察にて目元の状態をチェックし、眉下切開の適応かどうかを判断します。

眉下切開の持続効果はどのくらい?

さて、眉下切開の手術の効果がどのくらい続くものなのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

眉下切開はまぶたの皮膚を切除する手術のため、切り取った部分が元に戻ることはありません。理論的には半永久的に効果が持続すると言えますが、術後の生活習慣や加齢によっても個人差はあるものの、持続効果は約数10年程度と言えるでしょう。

一方で、ネット上などでは「眉下切開をしたのに戻ってしまった」という情報を見かけることもあります。これには、主に2つの理由があるからです。

一つは、切り取ったら戻せない皮膚の切除は慎重にしたい、という不安から、切除する幅が小さい場合です。

眉下切開では眉毛の下のラインに沿って皮膚を葉っぱ型に切除した後、眉側とまぶた側の皮膚を縫合してリフトアップを行います。この際、物理的に眉側は下方向に、まぶた側は上方向に引っ張る力が働きます。

しかし、切除の幅が小さ過ぎると瞼を上方向に引っ張る力も弱まってしまいます。眉毛は骨にくっついている訳ではないため下方向に動きやすいため、眉が下がる分で相殺され、あまり変化を感じられないことがあるので注意が必要です。

もう一つは、額の筋肉を使わなくなることによる影響です。特に、額の力を使って目を開けていた方が眉下切開の手術を受けて2〜3年後に「元に戻った」と感じる場合があります。

これに関しては、切除したまぶたが元に戻ったのではありません。これまで目を開けるのに使っていた額の筋肉を使わなくなることにより、額の皮膚がたるんで下がってくるのです。額と眉毛と瞼は一体であり、これが目元にも影響を与えます。

眉下切開の持続効果は理論的には半永久ですが、まぶただけでなく額の皮膚や筋肉の状態に影響されます。よって、経験豊富なドクターは、将来的な皮膚の変化まで見越して眉下切開のデザインをしたり、他の手術との併用を検討したりしながら、術後の効果が最大限に持続するよう提案しています。

眉下切開をした人の老後の見た目に変化はある?

前章にて、『額の皮膚がたるんで下がってくることによりまぶたにも影響が出て、眉下切開をしたところが「元に戻った」ように見える』と解説しましたが、これは特に、加齢により額のたるみが大きくなる50代以上の方に見られる傾向です。

また、年齢に関わらずもともと額にたるみがある方も、眉下切開の術後の持続効果に影響が出ると考えられます。

そこでイートップクリニックでは、眉下切開のご相談で来院されたお客様に対しても、診察時に目元のみならず額も含めて皮膚の状態を確認しています。

眉下切開だけでは術後に額が下がってくる可能性があると判断した場合、そのリスクをお客様にお伝えし、最適な施術を検討しています。代替案として、額の皮膚を持ち上げる手術である「前額リフト」への切り替えや、眉下切開と前額リフトの併用などがあります。

理想的な目元を将来長きにわたって楽しんでいただけるよう、お客様一人ひとりに寄り添ったご提案いたします。

イートップクリニックでの眉下切開の施術例を年代別にご紹介

ここからは、当クリニックで行なった眉下切開手術の事例を年代別にご紹介します。ご年齢に関わらず、お客様のお悩みに応じた施術を実施しています。

①20代女性

二重ラインが瞼のたるみによって隠れてしまっているのがお悩みの方でした。上まぶたのたるみが解消されることで、⼆重の幅がはっきりし、ぱっちりとした印象的な目元に変わりました。

元の眉が平行型なこともあり、困り眉にならないよう全体のバランスをみながらデザインいたしました。

②30代女性

瞼の重みやたるみで、目が小さくなり、「写真を撮ると一重に見えてしまう」とご相談いただきました。眉下リフトでしっかりとリフトアップし、眉下リフトでは切開できない目頭部分のたるみを、ぱっちりキワ見せリフトで整えました。

また眉の左右差もボトックスで調整し、目元の左右差を複合的に改善いたしました。

③40代女性

「上まぶたのたるみが気になる、右目のたるみが強い気がする」と、ご相談をいただきました。左右差を整えながらたるみを切除し、明るい目元に仕上がりました。目元のたるみがなくなったため、「写真映りも良くなった」とご満足いただけました。

眉下切開は、術後3日目から眉のパウダーメイクが可能なため、ダウンタイム中も安心してお過ごしいただけます。

④50代女性

こちらは眉下切開に加え、脂肪移動も行った例です。目を開ける際に瞼が重く開けにくいというお悩みの方です。皮膚のたるみにより二重ラインが隠れてまつ毛に乗ってしまい、まつ毛のキワが隠れてしまっています。

「すっきりとした目元になりたい」というご希望から、皮膚の切除と同時に脂肪の切除・再配置を行いました。

当院の増田院長は、年間500件以上の眉下切開の手術を行なっています。形成外科出身のため、傷跡の目立たない縫合にこだわりがあります。

よりたくさんの事例は「眉下切開の症例専用Instagramアカウント」をフォローすることでご覧いただけます。こちらもぜひご確認ください。

https://www.instagram.com/mayushita_erika/

まとめ

眉下切開の持続効果は理論的に半永久的とされていますが、額のたるみや筋肉の状態によっては術後の見た目に影響が出る場合もあります。

経験豊富なドクターによる適切なデザインと施術が、将来にわたって美しい目元を維持することにつながります。

イートップクリニックでは、お客様一人ひとりに寄り添い、目元や額の状態を総合的にチェックして最適な施術を提案しています。より長く理想の目元を楽しんでいただくため、まずはカウンセリングにてお悩みをご相談ください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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