エクスパレルについて。痛みを抑えることができる局所麻酔薬

エクスパレルは長時間作用型のブピバカイン（商品名：マーカイン）を脂質の膜で包みリポソーム化したもので、72時間かけてゆっくりと周囲組織にブピバカインを放出するため、術後最大72時間、痛みを抑えることができる局所麻酔薬です。

通常の手術で用いられる局所麻酔の場合、術後3～4時間が経過すると痛み止めの効果が切れてしまうため、術後は痛み止めの内服薬を複数回服用することが一般的です。

その点、エクスパレルであれば術後、最も腫れと痛みが強いと言われている48時間以内のダウンタイムを軽減できるため、痛みをほとんど気にすることなく、より早い日常生活への復帰が可能となります。

痛みが心配な方や、お仕事のお休みを取りづらい方などにおすすめです。