目を大きくする方法を知りたいと考えている方は、多いのではないでしょうか。
そんな目元の印象を変えたいと感じている方の中には、「どうすれば自然に目を大きく見せられる？」「日本人の目は平均的にどのくらいの大きさなの？」と、疑問に思う方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、目を大きくする方法を徹底解説します。
また、目が小さく見える原因や、理想的な目のバランス、整形なしや一重のまま目を大きくする方法なども併せて紹介します。
この記事を読めば、自分に合った目を大きくする方法を理解できるので、ナチュラルに目元を魅力的にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目が大きいといわれる基準
目が大きいとされる基準は、目の横幅や縦幅だけでなく、顔全体とのバランスも重要なポイントです。
一般的には、目の横幅が約3cm前後、縦幅が約1cm前後だと「大きい目」と言われる傾向にあります。
また、目と目の間隔が適度に開き、白目と黒目のバランスが整っていると、より目が大きく魅力的に見えます。
日本人の平均的な目の大きさ
日本人の平均的な目の大きさは、横幅がおよそ2.5cmから3cm、縦幅は約1cm前後といわれています。
目はそれほど大きくなく、欧米人に比べるとやや小ぶりな印象があります。
日本人は蒙古ひだがあるため、目頭が覆われているケースも多く、目の横幅が実際よりも小さく見られがちです。
また、日本人は奥二重や一重まぶたの人が多いため、目元がぱっちりとした印象になりにくいことがあります。
このため、目を大きく見せるために二重整形や目頭切開を希望する人も少なくありません。
理想的な目の大きさ
理想的な目の大きさは、顔全体のバランスとの調和がポイントです。
一般的には、顔の横幅を5等分したうちの1つ分が理想的な目の幅とされ、これに当てはまるとバランスが良く見えます。
つまり、目の横幅は約2.8cm〜3.2cm程度が目安です。
また、左右の目の間隔はも目1個分程度が理想とされており、これにより自然で整った印象を与えます。
目の縦幅と横幅の比率が1：2前後であると、より美しい目元を手に入れられます。
ただし、これらはあくまで目安であり、顔全体の骨格やパーツの配置に合ったバランスこそが、自然で魅力的な目元をつくります。
目を大きくする方法【自力】
目を大きくするには、美容医療だけでなく、日常生活の工夫もポイントになります。
ここでは、自力でできる目を大きく見せる方法を紹介します。
むくみを取る
目元のむくみを取るためには、リンパの流れを促すケアが効果的です。
朝起きたときの目の腫れが気になる場合は、冷たいタオルを使ってクールダウンすると血管が収縮し、むくみが軽減されます。
また、塩分の多い食事や寝不足など生活習慣もむくみに影響するため、日常生活を見直すことも大切です。
むくみが取れると目元がすっきりし、目が大きく見えやすくなります。
メイクで工夫する
メイクによって、目を大きく見せる工夫はたくさんあります。
アイラインを目の形に合わせて引き、目尻を少し長めに延ばすことで横幅が強調され、自然に大きな目元を演出できます。
アイシャドウを使ってグラデーションを作ると、奥行きのある立体感が生まれ、目元に華やかさが加わるでしょう。
また、まつ毛をしっかりカールさせてマスカラを塗ることで縦幅も強調できます。
自分の目の形に合ったメイク方法を、研究することが大切です。
カラコンを使用する
カラコン（カラーコンタクトレンズ）は、手軽に目を大きく見せるアイテムとして人気です。
特に、「着色直径」が大きいタイプを選ぶと、黒目が一回り大きく見え、目元にインパクトを与えられます。
ただし、サイズが大きすぎると不自然な印象になったり、目やまぶたの負担が増えたりするリスクもあるため、自分の顔立ちに合ったナチュラルなサイズを選ぶことが大切です。
目の健康を守るためにも、使用時間を守り、定期的なケアや眼科でのチェックを欠かさないようにしましょう。
紫外線対策と保湿を意識する
目元のたるみを予防するには、紫外線対策と保湿が欠かせません。
紫外線は肌のハリを保つコラーゲンにダメージを与え、たるみやシワの原因になります。
日差しの強い日だけでなく、曇りの日でもUVケアを心がけましょう。
また、乾燥は目元の小ジワやハリの低下につながるため、保湿ケアも重要です。
アイクリームや保湿成分を含むスキンケアアイテムで、目元にしっかりとうるおいを与えることで、たるみを防ぎながら、ふっくらとした明るい印象に導くことができます。
日々のスキンケアに紫外線対策と保湿を取り入れることで、目元のエイジングをゆるやかにし、若々しい印象を保ちやすくなります。
すぐに目を大きくする方法なら美容整形がおすすめ！
自力での方法では、目を大きく見せられても、目の大きさ自体は変えられません。
そのため、「すぐに目を大きく見せたい」と考えるなら、美容整形は効果的な選択肢です。
例えば、埋没法による二重整形なら、短時間の施術でぱっちりとした目元を手に入れることが可能です。
まぶたの厚みによる小さな目が悩みの場合は、脂肪切除や切開法などを組み合わせることで、より理想に近づけることもできます。
最近ではダウンタイムが短く、自然な仕上がりが手に入る施術も増えており、忙しい方でも挑戦しやすいでしょう。
当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。
経験豊富な増田院長が、患者様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。
目を大きくする方法【美容整形】
美容整形には、目を大きく見せるための多彩な施術方法があります。
それぞれ特徴や効果が異なるため、自分に合った施術を選ぶことが大切です。
ここでは、美容整形で目を大きくする方法を紹介します。
埋没法
料金（自由診療）眉下リフト￥480,000(税込）＋脂肪切除￥150,000(税込）＋麻酔代￥55,000-￥110,0000(税込）
リスク・副作用：熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
埋没法は、医療用の細い糸を使ってまぶたの内側を留めることで二重ラインを形成するプチ整形の1つです。
メスを使わずに短時間で施術でき、ダウンタイムも比較的軽いため、初めての二重整形に選ばれることが多い施術法です。
自然な仕上がりが期待でき、糸を外すことで元に戻せる可逆性も大きなメリットでしょう。
ただし、埋没法は、まぶたが薄く二重のりなどで一時的に二重を作れるような方に適した施術です。
一方で、まぶたが厚ぼったく、二重のりではラインを作ることができない場合、埋没法だけでは理想的な二重を実現するのが難しいことがあります。
そのようなケースでは、眉下切開と脂肪切除を組み合わせることで、まぶたの厚みを軽減し、より自然で美しい二重を形成することが可能です。
当院で行ったこちらの症例では、特に脂肪が多かったため、脂肪切除と移動を同時に行いました。
この術式は、当院医師・増田によるオリジナル手法で、下まぶたの「ハムラ法」を応用した上まぶたの処置です。
上下の眼窩脂肪は繋がっているため、脂肪を固定することで、将来的に下まぶたに生じやすいクマの予防にもつながります。
さらに、眉下切開と脂肪処理の後に埋没法で適切な「食い込み」を作ることで、まつげが自然に上を向き、目の開けにくさやまつげの逆さまつげによる不快感も軽減されました。
このように、まぶたの厚みによって埋没法だけでは満足のいく結果が得られない方には、脂肪処理と埋没を組み合わせた立体的なアプローチをご提案しています。
切開法
切開法は、まぶたを切開して皮膚や脂肪を適切に取り除き、長期的な二重ラインを作る手術です。
まぶたが厚い方や、明確な二重ラインを希望する方に向いています。
ダウンタイムは1～2週間程度と長めですが、埋没法と違い、時間が経っても二重が消えにくい点が特徴です。
術後しばらくは腫れや内出血が目立つこともありますが、完成するとはっきりとした美しい二重が得られます。
仕上がりには医師の技術力が大きく関わるため、クリニック選びが重要です。
目頭切開・目尻切開
料金（自由診療）眼瞼下垂￥600,000(税込）＋目頭切開￥330,000(税込）＋麻酔代￥55,000-￥110,0000(税込）
リスク・副作用：熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
料金（自由診療）眉下リフト￥480,000(税込）＋脂肪切除￥150,000(税込）＋目尻切開￥330,000(税込）＋皮膚側タレ目￥400,000（税込）＋麻酔代￥55,000-￥110,0000(税込）
リスク・副作用：熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
目頭切開は目頭の蒙古ひだを切開して目の横幅を広げる施術、目尻切開は目尻を外側に延ばして目の横幅を拡大する施術です。
どちらも目元のバランスを整えたり、目を大きく見せたい方に人気があります。
目頭切開は特に、切れ長でシャープな印象にしたい方に向いています。
一方で、たれ目ややさしい印象を演出したい方は、目尻切開が適しているでしょう。
どちらも目の形に大きな変化を与えるため、術後のデザインやバランス調整が非常に重要です。
まぶたの脂肪切除・たるみ取り
まぶたの脂肪切除やたるみ取りは、目元のボリューム感や重たさを改善するための施術です。
脂肪が厚いとせっかく二重を作ってもすぐに取れてしまったり、重たく見えたりするため、当院では、眉下切開と併用される施術です。
また、加齢に伴うたるみを取り除くことで、目の開きが良くなり、若々しい印象に変える効果もあります。
自然な仕上がりを目指すためには、取りすぎず適度なボリュームを残すことが大切です。
眉下切開
料金（自由診療）眉下リフト￥480,000(税込）＋脂肪切除￥150,000(税込）＋麻酔代￥55,000-￥110,0000(税込）
リスク・副作用：熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります
眉下切開は、眉毛の下のラインを切開して、たるんだ上まぶたの皮膚を除去し、目元をすっきりと若々しく整える施術です。
二重ラインを変えることなく、自然な範囲で目元のリフトアップができるのが特徴です。
特に、加齢によってまぶたが重たくなった50代以上の方に人気があります。
眉のラインに沿って縫合するため、傷跡も比較的目立ちにくいのがメリットですが、医師の縫合技術によって仕上がりに差が出るため慎重なクリニック選びが大切です。
こちらの症例の方は、まぶたのたるみと過去に入れたアートメイクが時間の経過とともに太く滲んできたことにお悩みでした。
そこで、眉下切開と脂肪切除によってまぶた全体をすっきりさせると同時に、滲んでしまったアートメイク部分を切除することで、眉のラインも自然に整えました。
すでにアートメイクが入っている場合でも、眉の形や位置の変化を事前にシミュレーションし、仕上がりのイメージをご確認いただけます。
お気軽にご相談ください。
眼瞼下垂手術
眼瞼下垂手術は、まぶたを持ち上げる筋肉（眼瞼挙筋など）の機能が低下した結果、まぶたが開きにくくなった状態を改善する手術です。
まぶたが開きにくいと、視野が狭くなる・額にしわが寄る・頭痛や肩こりが起きるなどの症状を伴うこともあります。
眼瞼下垂手術は、保険適用で手術を受けられるケースもあり、美容目的だけでなく、機能回復も重視される重要な治療法です。
手術方法には挙筋短縮術や腱膜修復術などがあり、症状や希望に応じて選択されます。
ただし、保険適用となる手術では、視野の確保やまぶたの開けづらさなど、機能面の改善のみが対象となり、二重幅や見た目の左右差などの審美的な調整は含まれません。
一方、美容目的の眼瞼下垂手術では、機能改善はもちろん、患者さまのお好みに合わせて二重幅やまぶたの形を丁寧にデザインすることが可能です。
ご希望に応じた調整ができるため、診察や手術枠も長めに確保し、時間をかけて理想に近づけることを大切にしています。
目の開きの機能の改善に加え、「もっと自然に」「もっと美しく」など、見た目を整えたいというご希望がある方には、美容手術をおすすめしています。
料金（自由診療）眼瞼下垂￥600,000(税込）＋麻酔代￥55,000-￥110,0000(税込）
リスク・副作用：熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
目が小さく見える原因
目が小さく見える要因には、まぶたや皮膚、筋肉、骨格などさまざまな要素が関係しています。
これらが複合的に重なることで、実際の目のサイズ以上に小さく感じられることもあるでしょう。
ここでは、特に影響を与えやすい代表的な原因を1つずつ解説していきます。
一重まぶたか、奥二重
日本人の多くは一重まぶたまたは奥二重であり、これが目を小さく見せる一因となります。
一重の場合、まぶたに折り目がなく皮膚が目を覆うため、目の開きが弱く見えがちです。
奥二重も同様に、二重のラインが隠れがちで、まぶたが重たく見えます。
特に、目元の皮膚が厚い人では、せっかくの二重ラインも埋もれてしまいやすく、目が実際の大きさより小さく感じられることが多いでしょう。
まぶたが厚い
まぶたに脂肪が多く厚みがあると、脂肪によって二重ラインが隠れるため、ぱっちりとした目元の印象を作るのが難しくなるためです。
まぶたの厚みが原因で目が重たそうに見えたり、眠たげな表情に見えたりすることも多いでしょう。
脂肪量に応じて、脂肪切除や移動を組み合わせることで改善できる場合があるため、自身のまぶたの状態を正しく理解することが大切です。
皮膚のたるみ
加齢や生活習慣の影響でまぶたの皮膚がたるむと、目元が重たく見え、実際の目の大きさより小さく見えてしまいます。
特に、上まぶたが下がることで、視界が狭く感じる場合もあり、日常生活に支障をきたすケースも見られます。
たるみは自然な老化現象ですが、紫外線や乾燥、過度な目の酷使によって進行が早まることもあるようです。
早めのケアや適切な治療によって、目元の若々しさを維持できます。
蒙古ひだの面積
蒙古ひだとは、目頭にかかる皮膚のことで、日本人を含むアジア人に多く見られる特徴です。
蒙古ひだの面積が広いと、目頭が隠れてしまい、目の横幅が短く見えるため、目が小さい印象になります。
逆に、蒙古ひだが薄いと、目がより横に広がって大きく見える効果があります。
目頭切開などの施術で蒙古ひだを調整することで、目の横幅を広げ、理想的なバランスに近づけることも可能です。
目のむくみ
目元のむくみは、睡眠不足や塩分の取りすぎ、血行不良などが原因で起こります。
むくみがあると目の輪郭がぼやけてしまい、目が小さく見えることも多くあります。
特に、朝起きた直後は、目元が腫れぼったくなりやすく、鏡を見てショックを受けることもあるでしょう。
冷やしたタオルで目元を冷却したりすることで、むくみの改善が期待できます。
むくみ対策は、日頃からの生活習慣の見直しが大切です。
涙袋がない
涙袋とは、笑ったときに目の下にできるふくらみのことを指します。
涙袋があると目元が大きく、立体的に見え、若々しい印象を与えられます。
一方で、涙袋がない場合、目の縦幅が狭く感じられ、目全体が小さく見えるでしょう。
近年では涙袋をふっくらさせるために、ヒアルロン酸注入などの施術を希望する方も増えています。
自然な涙袋を作ることで、目元全体の印象が大きく変わるでしょう。
眼瞼下垂
眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉の力が低下し、まぶたが正常よりも下がっている状態のことです。
このため、目が開きにくくなり、目の大きさが小さく見えるだけでなく、視界が狭くなるなど日常生活にも影響を及ぼします。
眼瞼下垂には先天性と後天性があり、加齢やハードコンタクトレンズの長期使用が原因となる場合もあるようです。
状態が進行すると、手術による治療が必要となることもあります。
以下の記事では、以前より目が小さくなったと感じる原因や改善方法を解説しています。
以前より目が小さくなった原因は？考えられる原因と改善する方法を解説
目を大きくする方法に関するよくある質問
目を大きく見せたいと考える方は非常に多いですが、具体的にどうすればよいのか悩むこともあるでしょう。
ここでは、整形手術を受けずにできる方法や一重のままでも目を大きく見せる工夫など、よくある疑問に答えていきます。
当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。
経験豊富な医師が、患者様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。
整形なしで自力ですぐに目を大きくする方法はありますか？
整形をせずに目を大きく見せるためには、メイクを活用する方法が効果的です。
アイラインを目の際ギリギリに引き、まつ毛を根本からしっかりと立ち上げることで、目元に立体感が生まれ、目を大きく見せられます。
また、まぶたのむくみを解消するために、目元の血行をよくするのも有効です。
クマやくすみをカバーするために、コンシーラーや明るめのアイシャドウを使うと、さらに目元が明るく大きく見えるでしょう。
これらの方法は、道具さえあればすぐに試せるので、手軽に実践できるのも魅力です。
一重のまま目を大きくする方法はありますか？
一重まぶたのまま目を大きく見せたい場合も、メイクの工夫で印象を大きく変えることが可能です。
例えば、アイラインを目尻より少し長めに引いて切れ長の目元を演出したり、上まぶたに明るいアイシャドウをのせて立体感を出したりする方法が効果的です。
まつ毛をしっかりカールさせて長めのマスカラを塗ることで、目を縦に大きく見せることもできます。
また、目の下にパール系のアイシャドウを入れると、涙袋が強調され、目元全体がふっくらと大きく見えるでしょう。
まとめ
この記事では、目を大きくする方法を解説しました。
平均的なサイズを把握することで、自分の目元の特徴を知り、理想との違いを理解できます。
理想的な目の大きさは顔全体とのバランスが重要であり、単に大きさだけを追求するのではなく、自然な調和を重視することがポイントです。
また、根本的に目を大きくしたいなら、美容整形をおすすめします。
さまざまな方法があるため、自分に合った施術を選ぶことが大切です。
この記事を参考に、自分に合った目元の美しさを目指していきましょう。
