眉下切開と埋没法は同時に施術できる?それぞれの特徴やどっちを先にするかの順番も解説

2025.07.20

監修医師プロフィール

増田えりか
院長

増田 えりか

Erika Masuda
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360度美人を目指して

全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

経歴

2013日本大学 医学部 卒業
2015昭和大学病院 形成外科
2016今給黎総合病院 形成外科
2017千葉こども病院 形成外科
2018湘南美容クリニック 秋葉原院
2020湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021イートップクリニック 開設 院長就任

「眉下切開と埋没法を同時に受けることはできるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。そんな眉下切開と埋没法ですが、「同時にやっても大丈夫?」「順番はどっちが先?」と疑問に思う方も少なくありません。

そこでこの記事では、眉下切開と埋没法を同時に施術できるのかを中心に、それぞれの特徴や施術順、注意点などを詳しく解説します。この記事を読めば、施術計画の組み立て方が理解できるので、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

眉下切開と埋没法は同時に施術できる?

眉下切開と埋没法の同時施術は可能かどうか、どちらの施術を先に受けるべきか、術後のダウンタイム、仕上がりの相乗効果などを正しく理解しておくことが重要です。また、目元の構造や仕上がりの希望によって、同時に施術するか別々に分けるかを判断する必要もあります。

眉下切開と二重埋没法の順番はどっちが先?

眉下切開と埋没法の両方を希望する場合、多くのクリニックでは「眉下切開を先に施術し、その後に埋没法をする」といった順番が推奨されています。なぜなら、眉下切開によって上まぶたのたるみが引き上がることで、まぶたの皮膚量が変化し、最終的な二重ラインの見え方にも影響するからです。

先に埋没法の施術を受けると、眉下切開によってラインが崩れるリスクがあり、再調整が必要になることもあります。そのため、理想の二重を安定させたい場合は、眉下切開を済ませて皮膚の状態が落ち着いた後に、埋没法を受ける方が満足のいく仕上がりが得られます。

当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。

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眉下切開と埋没法の施術の特徴

眉下切開と埋没法は、どちらも目元の印象を大きく変える美容整形ですが、その目的やアプローチ方法には明確な違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った施術の選択がしやすくなります。ここでは、眉下切開と埋没法の施術の特徴を紹介します。

眉下切開の特徴

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

眉下切開は、眉毛のすぐ下を切開して、上まぶたのたるみを改善する手術です。加齢によるまぶたの重みや一重を維持しながらたるみを解消したり、加齢によって二重ラインが狭くなったと悩む方に適しており、自然な目元のリフトアップ効果が期待できます。

当院の眉下切開の場合、切開部分からは眉毛が生えてくるため傷跡が目立ちにくく、術後も比較的ナチュラルな仕上がりになる点が特徴です。また、適切な皮膚を切除するため、自然な効果が長期的に持続するのもメリットです。一方で、メスを使う手術であることから、ダウンタイムとして腫れや赤みなどの症状が出る可能性を理解しておく必要があります。

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埋没法の特徴

料金(自由診療)埋没法(uraふたえ)¥280,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

埋没法は、糸でまぶたの内側を留めて二重のラインを形成する、切らないタイプの二重整形です。施術時間が短く、ダウンタイムも軽いため、初めての美容整形として選ばれることが多い施術です。

当院の埋没法の場合、糸の結び目がまぶた側ではなく裏側で留めるため、施術直後からメイクが可能です。腫れや内出血が起こっても数日〜1週間程度で引くケースが多く、日常生活への影響も最小限に抑えられます。また、将来的に元に戻すことも可能で、デザインの修正も比較的容易です。

ただし、皮膚のたるみやまぶたの厚ぼったさが強い場合は糸が外れやすく、持続性に懸念が生じることもあります。そのため、たるみが目立つ方には眉下切開との併用や別の方法を検討する必要があります。

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眉下切開のメリット・デメリット

眉下切開は、年齢とともに現れる上まぶたのたるみに効果的な施術です。自然な印象を保ちつつ目元をすっきりさせたい方に選ばれていますが、メリットとデメリットの両面を理解しておくことが大切です。ここでは、眉下切開のメリットとデメリットを紹介します。

眉下切開のメリット

眉下切開は、上まぶたのたるみを自然に改善し、若々しい印象の目元を叶えることが最大のメリットです。ここでは、具体的なメリットをいくつかの観点から紹介します。

まぶたのたるみを自然に引き上げる

加齢によって上まぶたの皮膚が垂れ下がると、目元が重たく見え、老けた印象を与える原因になります。眉下切開は、まぶた全体の皮膚を眉下の皮膚を切除するため、不自然な引きつれ感を生じにくく、ナチュラルにたるみを引き上げられるのが特徴です。切開位置がまぶたではなく眉の中もしくは下であることで、まぶたの形を変えることなく、自然なリフトアップが可能となります。そのため、年齢を重ねても自然な目元を保ちたい方に向いています。

目の開きがよくなる

まぶたの皮膚が垂れ下がると、視界を妨げるだけでなく、目の開閉時に余計な力がかかることで、眼精疲労や額のしわの原因にもなります。眉下切開で不要な皮膚を取り除くことで、目の開きがスムーズになり、視界の広がりとともに日常の快適さが向上します。結果として、目力が増して表情も明るくなり、周囲に与える印象が大きく変わるでしょう。加齢により「目が開きにくい」と感じている方には大きなメリットです。

二重ラインを変えずに上まぶたを整えられる

二重整形をすでに施術している方や、現在の二重ラインに満足している方にとって、ラインを変えずにたるみだけを改善できるのは大きな利点です。眉下切開は、まぶたに直接切開を行わないため、元の二重の形や幅をキープしたまま、上まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除けます。埋没法や切開法で形成された二重ラインが気に入っている場合、そのデザインを活かしながらまぶたをすっきりとさせられる点が評価されています。

腫れぼったい目元のボリュームを自然に軽減できる

上まぶたに脂肪が多いと、目元が腫れぼったく見え、眠たそうな印象を与えることがあります。眉下切開では、皮膚だけでなく必要に応じてROOFや眼窩脂肪を同時に除去できるため、まぶたのボリュームを減らしてすっきりとした目元に整えることが可能です。

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+埋没法¥280,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

傷跡が目立ちにくく仕上がる

眉下切開は、眉の下の皮膚を切開するため、術後の傷跡から眉毛が生え目立ちにくい点が特徴です。さらに、時間の経過とともに赤みが消え、半年ほどでほとんど目立たなくなります。日常生活ではメイクや前髪で十分カバーできるうえに、術後のケアや紫外線対策をしっかりすることで、傷の治りもよりスムーズになります。人目を気にせず、自然に仕上げたい方にとって大きなメリットです。

料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

増田院長の傷跡専用Instagramアカウントでは、一眼レフで撮影した術後経過の写真をご覧いただけます。仕上がりや傷の変化が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

眉下切開のデメリット

眉下切開には手術特有のデメリットも存在します。まず、切開を伴うためダウンタイムが必要であり、術後約1週間前後は腫れや赤み、内出血などの症状が現れます。また、傷跡が一時的に目立つこともあるため、スケジュール調整が必要不可欠です。さらに、まぶたの構造や皮膚の状態によっては効果が限定的となる場合もあります。そのため、カウンセリング時に医師としっかり相談し、自分の目元に適した施術かどうかを見極めることが大切です。

眉下切開のデメリットをさらに知りたい方は、以下の記事でも詳しく解説しています。

眉下切開のデメリットやメリットを徹底解説!眉下切開がおすすめな人・やめた方がいい人の特徴なども紹介

埋没法のメリット・デメリット

埋没法は切らずに理想の二重を実現できることから、初めての美容整形として選ばれることの多い施術です。しかし、手軽さの裏にはデメリットもあるため、特徴を理解しておくことが重要です。ここでは、埋没法のメリットとデメリットを紹介します。

埋没法のメリット

埋没法には、メスを使わずに二重を形成できることや、短いダウンタイムで日常に復帰できる点など、多くの魅力があります。ここでは、代表的なメリットを3つ紹介します。

メスを使わないため傷が残りにくくダウンタイムが短い

埋没法は、専用の医療用糸でまぶたの内側を留めて二重ラインを形成する施術です。皮膚を切開しないため傷跡が残る心配がほとんどなく、腫れや内出血も比較的軽度で済みます。そのため、術式によっては、施術当日や翌日からメイクや洗顔が可能なケースも多く、日常生活への支障が最小限に抑えられます。忙しい方やダウンタイムを確保しにくい方にとっては、非常に魅力的なポイントといえるでしょう。

万が一気に入らなくても元に戻せる

埋没法の大きな利点の1つが、やり直しや修正がしやすい点です。糸で二重ラインを留めているだけなので、万が一希望の仕上がりと異なった場合でも、糸を抜去することで元の状態に戻すことが可能です。また、ライフスタイルや加齢によって二重のデザインを変更したいときも、再施術できます。初めて二重整形に挑戦する方にも、安心な施術方法です。

短時間で施術でき費用も比較的リーズナブル

埋没法は、施術自体が非常に短時間で完了するのも魅力の1つです。一般的には10〜20分ほどで施術が終わるため、仕事の合間や休みに受ける方も少なくありません。また、切開法に比べると費用もリーズナブルで、数十万円程度で受けられるクリニックも多く、費用面でのハードルが低いのも選ばれる理由です。美容整形初心者の方でも、気軽に受けやすい環境が整っています。

埋没法のデメリット

手軽で人気の高い埋没法ですが、すべての人に適しているわけではありません。持続力や安定性に不安が残るケースもあるため、デメリットも把握しておくことが大切です。ここでは、埋没法のデメリットを紹介します。

時間とともに二重ラインが取れる・薄れる可能性がある

埋没法は糸でまぶたを固定しているため、時間の経過とともにその固定力が弱まり、二重ラインが薄れたり消失したりする可能性があります。特に、まぶたの皮膚が厚い方や脂肪が多い方では、糸が食い込みづらく、持続性が短くなる傾向にあります。また、まぶたを強くこするクセやコンタクト装用時の刺激でもラインが崩れやすくなるため、長期的な効果を求める場合は注意が必要です。

左右差やラインの戻りが起きやすい

埋没法では、糸を留める位置やテンションによってラインの出方が変わるため、術後に左右差が出ることもあります。また、腫れが引くにつれてラインが浅くなったり、目の開き方によって二重が片側だけ戻ったりするといった現象も起こり得ます。片目ずつ状態が異なる方は医師の高度な技術と経験が求められるため、左右差が気になる方はクリニック選びにも慎重さが必要です。

まぶたの状態によっては適応できないことがある

埋没法は万能な施術ではなく、まぶたの皮膚にたるみが強い場合や、脂肪が多すぎる場合には適さないことがあります。こうしたケースでは、糸が皮膚に食い込まず、すぐにラインが取れるリスクがあるため、切開法や眉下切開後に埋没法を行うなど他の施術との併用が検討されることもあります。カウンセリングで医師が適応を判断し、自分の目元に合った施術を選ぶことが重要です。

当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。

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眉下切開のダウンタイム

眉下切開のダウンタイムは個人差はあるものの、一般的には術後2~4日で腫れや内出血が強く現れ、5日目以降から徐々に軽減します。1週間程度で抜糸を迎え、2週間後には多くの方がメイクで隠せるほどに落ち着きます。1ヶ月後には腫れは引きますが、傷に硬さや赤みはピークを迎えます。2ヶ月以降から徐々に薄くなり、半年後にはほとんど目立たず、自然な見た目に戻るケースが多く、仕事や日常生活への支障もなくなります。術後の冷却や紫外線対策、清潔なケアを怠らず、医師の指示に従うことが、きれいな仕上がりにつながります。

眉下切開のリスクや注意点

眉下切開には左右差や傷跡の残存、皮膚のつっぱり、目の開きにくさなどのリスクが伴います。皮膚の切除量が過剰だと二重ラインが変化したり、眉と目の距離が不自然に縮まったりする可能性があります。これらのトラブルを避けるには、解剖学的な知識と経験のある医師を選び、丁寧なカウンセリングで自分のまぶたの状態を正確に診断してもらうことが重要です。術後は刺激や紫外線を避け、処方された薬を正しく使用しながら傷の回復を見守りましょう。

眉下切開が向いている人

眉下切開が特に効果を発揮するのは、上まぶたの皮膚のたるみが気になる方や、二重ラインを保ちながら目元をすっきりさせたい方です。特に、以下のような方に向いています。

  • 加齢により二重が隠れてきた人
  • 目元が重くて眠たそうに見られる人
  • 眉と目の距離が広く、たるみが強調されている人
  • 二重ラインはそのままに、上まぶたの皮膚だけを改善したい人
  • 切開によるしっかりとした効果を求める人

この施術は、皮膚の厚みやたるみの程度によって適応が異なるため、医師の判断のもとで施術を決定することが重要です。また、たるみによって視界が狭くなっている場合には、視野の改善との医療的メリットも期待できます。一方で、まぶたの皮膚が薄い人や眉毛の位置が低すぎる人・傷跡に敏感な人などは、他の施術の方が適しているケースもあるため、カウンセリング時の診断が欠かせません。見た目の若返りだけでなく、機能面でも恩恵がある眉下切開は、ナチュラルな変化を望む多くの人にとって有力な選択肢となる施術です。

眉下リフトをさらに知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

眉下リフトとは?向いている人やダウンタイム・メリット・デメリットなどを徹底解説!

眉下切開は単独でも効果的ですが、他の目元の施術と組み合わせることで、より総合的に理想の目元を実現することが可能です。ここでは、埋没法以外に眉下切開と同時にできる代表的な施術をご紹介します。

埋没法以外で眉下切開と同時にできる施術

眉下切開は単独でも効果的ですが、他の目元の施術と組み合わせることで、より総合的に理想の目元を実現することが可能です。ここでは、埋没法以外に眉下切開と同時にできる代表的な施術をご紹介します。

全切開

全切開法は、まぶたを切開して皮膚や脂肪、眼輪筋などを調整し、長期的な二重ラインを形成する手術です。眉下切開と同時にすることで、たるんだ皮膚を除去しながら、くっきりとした二重を作ることが可能です。まぶたが重たく見える方や、埋没法では持続が難しい方に適しています。まぶたのたるみと脂肪の処理を一括でできるため、目元全体のバランスが整い、若々しくはっきりとした印象の目元を実現できます。ダウンタイムは多少延びるものの、トータルでの満足度が高い組み合わせといえるでしょう。

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脂肪切除

脂肪切除は、眉下切開と併用で行う手術で、上まぶたにあるROOFや眼窩脂肪を取り除く施術です。まぶたの厚みや腫れぼったさに悩む方に適しています。眉下切開では皮膚のたるみを改善できますが、同時に脂肪切除を施術することで脂肪による重さを軽減し、よりシャープな目元を演出できます。脂肪と皮膚の両方にアプローチすることで、まぶたのボリュームを均等に整え、若々しく軽やかな印象に導きます。ダウンタイムを一度にまとめて管理できるため、施術の効率面でも優れた組み合わせといえるでしょう。

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目頭切開・目尻切開

目頭切開や目尻切開は、目の横幅を広げることで目を大きく見せる施術です。蒙古襞が発達している人や目が小さく見えることに悩む人に効果的です。眉下切開と組み合わせることで、上まぶたのたるみを解消しながら横方向の目の広がりも確保できるため、縦横両方に目元を拡大する「デカ目効果」が得られます。バランスの良い美しい目元を目指すには、複合施術の活用が有効です。全体の仕上がりに統一感が出ることから、美容上の完成度も高くなります。

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眉下切開と埋没法に関するよくある質問

眉下切開と埋没法を検討している方の多くが、施術の影響や組み合わせに関して不安や疑問を抱えています。ここでは、眉下切開と埋没法に関する2つの質問に対して解説します。

眉下切開後に埋没法で作った二重ラインがとれることはありますか?

眉下切開は、上まぶたの皮膚を引き上げる施術であり、直接的に二重ラインを形成するわけではありません。しかし、術後に皮膚の厚みや緊張状態が変化することで、既存の埋没法によるラインに影響が出ることがあります。皮膚の切除量が多かったり、埋没糸の近くに強いテンションがかかったりすると、二重ラインが浅くなったり、元に戻ってしまったりすることがあります。ラインが不安定にならないようにするためには、埋没法の時期や施術の順番なども医師とよく相談し、計画的に実施することが大切です。

二重埋没法後の眉下切開に関して知りたい方は、以下記事で詳しく解説しています。

二重埋没法後の眉下切開はどうなる?埋没パターン別に施術方法も解説

眉下切開をやめた方がいいといわれるのはなぜですか?

眉下切開が「やめた方がいい」といわれる理由には、適応を誤った場合のリスクが関係しています。まぶたのたるみが軽度な方が施術を受けると、逆に不自然な引き上がりになったり、目と眉の距離が縮まりすぎてバランスが崩れたりする恐れがあります。また、切開による傷跡が気になる方にとっては精神的負担となる可能性もあります。加えて、医師の技量不足やデザインミスにより、左右差やつっぱり感が生じるリスクもあるため、慎重な検討と信頼できる医師選びが非常に重要です。

まとめ

この記事では、眉下切開と埋没法は同時に施術できるのかとの疑問に対し、それぞれの施術の特徴や組み合わせのメリット・デメリットなどを解説しました。

同時施術を検討する際は、目元の状態や希望する仕上がりに応じて適切な施術計画を立てることが重要です。

この記事を参考に、自分に合った方法を医師と相談し、理想の目元づくりに役立てましょう。

  • 増田えりか

    院長

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

      院長

    • 2021

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