眉下切開は、まぶたのたるみを解消し、若々しい目元を取り戻すための人気施術です。
そんな魅力的な施術ですが、「傷跡が残るのでは?」「思った仕上がりにならなかったらどうしよう」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、眉下切開のデメリットを解説します。
また、眉下切開のメリットや向いている人・やめたほうがいい人の特徴も併せて紹介します。
この記事を読めば、眉下切開のリスクや注意点を理解できるので、施術を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
眉下切開のデメリット
眉下切開は、まぶたのたるみを解消し若々しい目元を目指せる施術です。
しかし、美容整形である以上、リスクやデメリットもゼロではありません。
後悔しないためにも、事前に注意点をしっかり把握しておきましょう。
ここでは、眉下切開のデメリットを詳しく紹介します。
傷跡が残る可能性がある
眉下切開は皮膚を切開する施術のため、術後に傷跡が残るリスクはゼロではありません。
特に、眉毛が薄い方や傷の治りが遅い体質の方は目立ったり、残ったりする可能性があります。
通常は眉毛の下に沿って縫合するため目立ちにくくなりますが、紫外線や摩擦などの影響で色素沈着が起きる可能性もあります。
術後はUVケアや保湿、ダウンタイム中の生活習慣の見直しが重要です。
担当医の技術力によっても傷跡の目立ち方が左右されるため、経験豊富な医師を選ぶことが大切です。
ドライアイになりやすくなる
眉下切開によってまぶたの開きが良くなりすぎることで、涙の蒸発が進みやすくなり、ドライアイの症状が悪化するケースがあります。
もともとドライアイの症状がある方は注意が必要です。
乾燥によるゴロゴロ感や充血が続くようであれば、眼科での対処も検討しましょう。
術前のカウンセリングでリスクの説明を受け、状態を見極めることが重要です。
左右で非対称になることがある
眉下切開は左右の眉や目の形に合わせてデザインしますが、左右差が術後にその差が強調されることがあります。
術中のわずかなズレや腫れの引き方の違いでも非対称に見える可能性があります。
また、回復の過程で左右の傷の治癒スピードに差が出ることもあるでしょう。
鏡を見るたびに気になる方にとってはストレスの要因となるため、事前にリスクを理解し、丁寧にカウンセリングを受けることが大切です。
目が閉じにくくなる
眉下切開でまぶたの余分な皮膚を取り除きすぎると、目を閉じる動作がしにくくなる可能性があります。
軽度であれば自然に回復しますが、切除量が多かった場合には目を閉じる際に突っ張るような違和感が残ることもあります。
夜間に目が開いたままになり、目の乾燥や睡眠の質に影響することもあるでしょう。
こうしたリスクを回避するためには、皮膚の切除範囲を見極める医師の審美的かつ機能的な判断と丁寧な施術計画が重要です。
つり目になったような仕上がりになる
術後に「目元がつり上がった印象になった」と感じる方もいます。
特に、外側の皮膚を多めに切除した場合や末広型の二重の方は、つり目になったと感じやすいでしょう。
希望していたナチュラルな印象と異なり、きつく見える印象に変わってしまうこともあるため、デザイン段階で慎重に調整することが求められます。
事前に医師としっかりイメージを共有し、過去の症例写真を確認するなどして不安を解消しておきましょう。
理想通りにならない場合もある
眉下切開は確実な変化が期待できる反面、「思っていたよりも変化が少ない」「ナチュラルすぎて実感が薄い」と感じる方もいます。
加齢によるたるみが深刻なケースや、もともと二重幅が狭い方は、改善に限界がある場合もあるでしょう。
逆に、変化が大きすぎて、周囲にバレてしまうことを気にする声もあります。
理想の仕上がりを得るためには、術前のカウンセリングで「どこまで変化させたいか」を具体的に伝え、医師とビジョンを共有することが大切です。
デメリットだけじゃない!眉下切開のメリット
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+術前眉アートメイク ¥160,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉下切開にはデメリットがある一方で、多くのメリットもあります。
見た目の若返り効果や視界の改善は、日常生活にも良い影響を与えるでしょう。
ここでは、眉下切開の主なメリットなどを詳しく解説していきます。
目の開きが良くなり視界が開ける
眉下切開では、余分な皮膚を切除することで上まぶたの重さが軽減されます。
これにより、目を開けたときの視界が広がり、視認性が向上する効果があります。
年齢とともにまぶたの皮膚がたるむことで視界が狭くなることがありますが、眉下切開をすることでまぶたの重みが軽減され、目を開けやすくなるでしょう。
眼瞼下垂とまではいかない軽度の皮膚のたるみによるまぶたの下垂にも効果的で、見た目の若々しさだけでなく、機能的な改善にもつながります。
眉毛と目の距離が近くなる
眉下切開により、まぶたの余剰皮膚を除去することで眉毛と目の距離が近くなります。
これは目元全体のバランスを整え、よりはっきりとした印象を与える効果があります。
眉と目の距離が縮まることで、顔全体の印象が引き締まり、若々しく華やかな雰囲気になります。
また、メイク映えも良くなり、アイブロウやアイラインが映える目元になります。
二重の幅が広がる
眉下切開によってまぶたのたるみを除去すると、隠れていた二重のラインがはっきりと見えるようになり、自然に二重の幅が広がった印象になります。
年齢を重ねることでまぶたが被さり、二重幅が狭くなったと感じている方にも効果的です。
また、もともと二重であっても、皮膚の重みで眠たそうな印象になっていた方が、すっきりとした目元を取り戻せます。
目元の印象がシャープになり、若々しく見えるとともに、メイクのしやすさも向上するでしょう。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+術前眉アートメイク ¥160,000(税込)++uraふたえ(埋没法)¥280,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
おでこのしわが軽減される
まぶたが重く下がっていると、無意識におでこの筋肉を使って目を開こうとするため、額に横じわが入りやすくなります。
眉下切開でまぶたの皮膚を引き上げることで、無理に額を使う必要がなくなり、おでこのしわが目立ちにくくなる効果があります。
これは見た目の若返りだけでなく、表情の印象にも大きく関わることです。
しわの予防や改善にもつながるため、将来的なエイジングケアの観点からも非常にメリットが大きいといえるでしょう。
頭痛や肩こりが改善される
まぶたが重くなると、視界を確保しようとして無意識に額や首、肩の筋肉を使うことが増え、慢性的な頭痛や肩こりの原因となることがあります。
眉下切開によりまぶたの重さが軽減されると、これらの筋肉への負担が減少し、頭痛や肩こりの症状が改善されるケースがあります。
見た目の若返りや目元の印象改善だけでなく、体の不調の緩和にもつながる点は、眉下切開の隠れた大きなメリットの1つといえるでしょう。
そもそも眉下切開とは
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉下切開とは、まぶたのたるみを改善し、目元の若々しさを取り戻すための美容外科手術です。
眉の下のラインに沿って余分な皮膚を切除することで、自然な印象を保ちながらまぶたの重さを解消します。
ここでは、そもそも眉下切開とはどういうものか、眼瞼下垂手術との違いを詳しく解説します。
眉下切開の特徴
眉下切開の最大の特徴は、切開ラインが眉の下に沿うため、術後の傷跡が眉毛に隠れやすく、仕上がりが非常に自然である点です。
上まぶたの余分な皮膚だけを取り除くことで、元の二重のラインを活かした調整ができます。
そのため、加齢によって二重幅が狭くなった方や、腫れぼったい目元に悩んでいる方にも適した施術です。
腫れは2~4日にかけてピークを迎え、5日目~1週間の間に回復していきます。
術前に眉アートメイクをしておくと、ダウンタイム中の傷を目立ちにくくすることも可能です。
眼瞼下垂手術との違い
眉下切開と眼瞼下垂手術は、どちらもまぶたの悩みを改善する手術ですが、アプローチと目的が異なります。
眼瞼下垂手術は、目を開く筋肉(眼瞼挙筋)に働きかけ、まぶたがしっかりと開くよう機能を改善する医療的手術です。
目を開く機能の改善のみを目的とする場合には、保険適用で手術を受けることが可能です。
ただし、黒目を大きく見せたい場合や、二重の幅を調整したい等の審美的にも改善されたい場合には、自由診療での手術をおすすめいたします。
一方、眉下切開は主に余った皮膚の除去を目的としており、加齢によるたるみや見た目の改善に特化した美容的な手術といえます。
症状の程度や悩みの内容に応じて、どちらが適しているか判断する必要があります。
また、眼瞼下垂の手術だけでは、目尻側のたるみを大きく改善することは難しい場合があります。
そのため、まず眼瞼下垂の手術で目の開きを改善し、その後、眉下切開によって目尻側のたるみを取り除くという2段階の手術が必要になるケースもあります。
見た目と機能の両方をバランスよく整えるために、段階的なアプローチをご提案することがあります。
切開方法と位置
眉下切開では、眉毛のすぐ下のラインに沿って切開を行い、余剰な皮膚を丁寧に取り除きます。
切開範囲はたるみの程度によって異なりますが、自然な仕上がりになるように眉の形に沿って調整されます。
皮膚の切除後は細かく縫合されるため、術後の傷跡は眉毛に紛れて目立ちにくく、数ヶ月かけて徐々に馴染んでいくでしょう。
丁寧な縫合と術後のケアによって、美しい仕上がりが期待できます。
一方、眼瞼下垂手術ではまぶたから切開し、上まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋やミュラー筋)を調整する術式です。
切開の位置が異なるだけでなく、施術の目的も機能的改善に重点を置いているため、アプローチが異なります。
効果や目的
眉下切開の主な目的は、加齢や遺伝によって生じたまぶたのたるみを改善し、若々しくはっきりとした目元に整えることです。
特に、二重幅が狭くなった、まぶたが重くて目が開けづらいと感じる人に効果的です。
余分な皮膚を取り除くことで目元がすっきりし、視界が広がる感覚を得られることもあります。
自然な変化を望む方に向いており、顔全体の印象を大きく変えることなく、上品で洗練された印象を与えられます。
一方で、眼瞼下垂手術は視野の改善や眼精疲労の軽減など、目を開く機能面の向上が目的です。
そのため、たるみによって目が開けづらい、視界が狭くなったといった症状がある方に適しています。
生活に支障をきたす場合には、保険が適用されるケースもあります。
ダウンタイム
眉下切開のダウンタイムは、個人差はあるものの一般的には1〜2週間程度とされています。
術後2日目頃から腫れや内出血が目立ち始め、1週間程度で落ち着いていくことが多いのが一般的です。
抜糸は通常7日目以降に行われ、傷跡は数ヶ月かけて徐々に目立たなくなります。
仕事復帰の目安は1週間程度ですが、大切な予定がある場合は余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
また、ダウンタイム中のメイクや洗顔には注意が必要です。
眼瞼下垂手術もダウンタイムは同程度ですが、施術内容によってはより強い腫れや内出血が出る場合があります。
また、術後に視界の変化を感じることがあるため、日常生活への影響を考慮して、十分な休養期間が必要です。
眉下切開がおすすめの人
眉下切開がおすすめの人は、以下に該当する人です。
- 加齢によってまぶたにたるみがある人
- 生まれつきまぶたが厚い人
- 目の開きを良くしたい人
- 二重の幅を広げたい人
- 目の疲れからくる頭痛や肩こりに悩んでいる人
年齢とともに上まぶたの皮膚がたるみ、目元が重たくなってしまうことがあります。
眉下切開によって余分な皮膚を取り除くことで、視界の改善だけでなく、見た目の若返り効果も期待できます。
若い方でも、生まれつきまぶたに厚みのある場合には、脂肪切除を併用することですっきりとした目元になり、メイクのりも改善されるでしょう。
まぶたのたるみにより目が開きづらい方は、眉下切開によって開眼機能が改善され、はっきりとした目元になります。
たるみによって覆われた二重ラインは、まぶたの余分な皮膚を除去することで、理想的な二重幅を再形成することが可能です。
まぶたのたるみによって目を開けるために額の筋肉を使いすぎてしまうと、頭痛や肩こりにつながります。
眉下切開で目元の負担を軽減することで、これらの症状の緩和が期待されます。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉下切開をやめた方がいい人
眉下切開をやめた方がいい人は、以下のとおりです。
- 眉毛と目の距離が極端に狭い人
- 傷跡がどうしても気になる人
- ダウンタイムを取れない人
- 将来的に別の目元整形を考えている人
眉下切開は、まぶたのたるみや重さを改善できる有効な施術ですが、すべての人に適しているわけではありません。
たとえば、眉と目の距離がもともと狭い方は、手術によって眉の位置がさらに下がり、目と眉の距離が近くなりすぎてしまうことがあります。
その結果、不自然な印象になってしまい、仕上がりにご満足いただけない可能性があります。
このような場合には、他の施術方法をご提案することもありますので、事前の診察でしっかりとシミュレーションを行うことが大切です。
また、傷跡の残り方に敏感な方や、術後のダウンタイムを確保できない方も注意が必要です。
将来的に他の整形を予定している方も、施術の順序や影響を慎重に検討しましょう。
眉毛の薄さや細さは、術前の眉アートメイクにて傷を目立ちにくく対処できます。
e:Top clinicでは、術前眉アートメイクを受けることも可能なため、眉下切開を検討している方はぜひご相談ください。
眉下切開で後悔しないためのポイント
眉下切開は見た目の若返りやまぶたのたるみ改善に効果的ですが、術後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、事前の準備と情報収集が非常に重要です。
医師選びやカウンセリング、リスクの把握など、いくつかのポイントを押さえておくことで、理想の仕上がりに近づけるでしょう。
ここでは、眉下切開で後悔しないためのポイントを紹介します。
実績や経験が豊富な医師を選ぶ
眉下切開は、わずか数ミリのデザインや切開位置によって仕上がりの印象が大きく変わる非常に繊細な手術です。
そのため、美容外科や形成外科での豊富な症例経験と、美的センスに優れた医師に任せることが非常に重要です。
医師のこれまでの施術実績、症例写真、カウンセリングでの対応などを総合的に判断し、自分に合った医師を見極めましょう。
「e:Top clinic(イートップクリニック)」では眉下切開の症例数が多く、デザイン力と仕上がりの自然さに定評があります。
また、目元のオペとアートメイクの両方に対応しているため、眉下切開後の眉のバランスや表情の調和までトータルで提案してくれる点も魅力です。
確かな技術と丁寧な対応で、多くの患者から信頼を得ているクリニックです。
カウンセリングでしっかりとイメージを使える
満足のいく眉下切開に仕上げるためには、カウンセリングで自分の希望や悩みを丁寧に伝えることが必要です。
「もっとぱっちりした印象にしたい」「ナチュラルに仕上げてほしい」など、理想の目元のイメージを具体的に伝えることで、医師との間に認識のズレが生まれにくくなります。
また、カウンセリングでは医師から施術の詳細やリスクを説明されます。
不安や疑問点があれば遠慮せずに質問し、理解や納得しておくことも大切です。
リスクや副作用を理解しておく
眉下切開は比較的安全性の高い施術とされていますが、手術である以上、リスクや副作用はゼロではありません。
たとえば、術後に腫れや内出血、一時的な左右差、まれに傷跡が残るといった可能性があります。
事前にこうしたデメリットを理解したうえで施術に臨むことで、たとえなんらかの副作用が出ても冷静に対応でき、後悔しにくくなります。
また、ダウンタイムの過ごし方や術後ケアの方法も、カウンセリングの段階でしっかり確認しておくと安心です。
まとめ
この記事では、眉下切開のデメリットを解説しました。
眉下切開には傷跡が残る可能性や左右差、ドライアイ、仕上がりへの不満などのデメリットがある一方で、視界の改善や目元の若返りなどのメリットも期待できます。
施術を受ける際は、向いている人・向いていない人の特徴を理解し、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
この記事を参考に、眉下切開のリスクと効果を正しく把握し、納得できる選択をしましょう。