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20代でも眼瞼下垂になる?セルフチェック方法と治療についてご紹介

2023.03.20

眼瞼下垂は年齢を重ねた人だけがなるものだと、思っている人も多いのではないでしょうか。

生まれつきのものもありますが、最近では20代や30代などの若い人でも眼瞼下垂の症状が見られることがあります。

眼瞼下垂になってしまうと見えづらいだけでなく、眠そうに見えたり目つきが悪く見えたりと、見た目にも影響を及ぼしかねません。

そこで本記事では、若くても眼瞼下垂になる原因について詳しく解説していきます。

また、合わせて、眼瞼下垂のセルフチェック方法や治療法についてもご紹介するので、「もしかしたら眼瞼下垂かも?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

20代でも眼瞼下垂になるって本当?


眼瞼下垂はまぶたの皮膚や筋肉がたるんだり、目の周りがくぼんだりすることで起こる症状です。

そのため、20代・30代の若い世代でも普段の生活習慣などが原因で眼瞼下垂の症状が現れることがあります。

若くても視力が低下するほどの眼瞼下垂の場合は、早急に治療が必要です。

若くても眼瞼下垂になる原因

眼瞼下垂の原因は、上まぶたを収縮させる筋肉と上まぶたをつないでいる腱膜が薄くなって伸びてしまうことで、引き起ります。

先天性のものもありますが、若くして後天的に眼瞼下垂になる場合は良くない生活習慣が原因です。

ここからは、20代・30代で眼瞼下垂の症状が現れる原因についてご紹介します。

過度なアイメイク

アイプチやまつげエクステなど、まぶたに負担がかかるメイクを日常的にしている人は、眼瞼下垂になりやすいです。

まぶたの皮膚は非常に薄く繊細なため、強い刺激を日常的にかけ続けると若いうちから眼瞼下垂の症状が現れてしまいます。

また、メイクをごしごしこすって落とす習慣がある人も注意が必要です。

アイメイクは欠かせない人も多いと思いますが、できるだけ丁寧なケアを心掛けましょう。

コンタクトレンズの使用

コンタクトレンズを使用している方も、眼瞼下垂になりやすいので要注意です。

特にハードコンタクトレンズはレンズに厚みがあるため、まばたきによる摩擦で目を開く筋膜が薄く伸ばされたり、収縮力が失われてしまい、眼瞼下垂の症状が出やすいといわれています。

反対にソフトコンタクトレンズは薄いので、正しい使い方をしていればそれほど影響はありません。

ただし、コンタクトレンズの出し入れは思った以上にまぶたに刺激を与えてしまっています。

コンタクトレンズの出し入れを乱暴にしている人や、使用期限を守らない人は眼瞼下垂になりやすい傾向があるので注意しましょう。

花粉症などのアレルギー

目をよくこすってしまうのも、眼瞼下垂をもたらす原因の一つです。

目をこする行為は、まぶたに強い刺激を与えます。

花粉症などアレルギーがあり、頻繁に目がかゆくなる人はその分まぶたにもダメージが蓄積されているので、注意が必要です。

眼瞼下垂の主な症状

眼瞼下垂は、主に以下のような自覚症状があります。

・眠そう・目つきが悪く見える

・物が見えにくい

・目が疲れやすい

・肩こり

・頭痛

・まぶたが重い

・目が開きにくい

眼瞼下垂には、上記のようなさまざまな症状が現れます。

自分は眼瞼下垂?セルフチェック方法

「眼瞼下垂かも?」と思ったら、手軽にできるセルフチェックで確認してみましょう。

1.顔を正面に向け、目を軽く閉じる

2.眉の上を指で軽く押さえる

3.そのまま目を開ける

4.おでこに力が入ったり、目が開きにくかったりする場合は眼瞼下垂の可能性あり

セルフチェックで眼瞼下垂かもしれないと思ったら、医療機関を受診するのがおすすめです。

眼瞼下垂は早めに治療するのがベスト!

眼瞼下垂だった場合、そのまま放置してしまうのは危険です。

今はそうでもないとしても、年齢を重ねるにつれ眼瞼下垂の症状は進行していきます。

日常生活に影響が出てから治療をするとなると、大がかりな治療が必要になる可能性もあるので、早めに治療するようにしましょう。

ここからは、眼瞼下垂の治療法について詳しく解説していきます。

挙筋筋膜前転法

挙筋筋膜前転法とは、伸びてしまった上まぶたを持ち上げる筋肉を縫い縮める治療法です。

上まぶたの二重のラインを切開する方法で行うため、手術前二重じゃなかった人でも二重になります。

また、手術時にまぶたの脂肪取りや皮膚のたるみを取ることも可能です。

ただし、切開するため傷が残ってしまうのと、切らない手術に比べダウンタイムが長い傾向にあります。

ミュラータッキング法

ミュラータッキング法は、切らずにできる眼瞼下垂の治療方法です。

上まぶたの裏から糸を入れ、目を持ち上げる筋肉を縮めて縫合することで、目の開きを良くします。

手術はまぶたの裏から行うだけなので、皮膚表面に傷が残りません。

また、切開しないのでダウンタイムが短いのも魅力です。

ただし、眼瞼下垂の症状が重度の場合は、ミュラータッキング法が向かないことがあります。

眉下切開法(眉下リフト)

眉下切開法とは眉の下の皮膚を切除し、上まぶたのたるみを取ることで眼瞼下垂を改善する治療法です。

まぶたを直接切開しないので、挙筋筋膜前転法ほど目の印象を大きく変えずに、自然な仕上がりになります。

眉毛に隠れる場所を切開するので、傷跡が目立ちにくくダウンタイムも短いのが特徴です。

眼瞼下垂の治療は保険適用になる?

医療機関で眼瞼下垂だと診断を受ければ、治療は健康保険が適用になります。

ただし、ごく軽度の眼瞼下垂の場合や美容目的の場合は健康保険は適用されません

その場合は自由診療となるので、治療費は全額自己負担です。

術後の仕上がりにこだわるならイートップクリニックがおすすめ


眼瞼下垂にはさまざまな要因がありますが、一度症状が現れるとどんどん進行していくのが特徴です。

見た目だけでなく、日常生活にまで影響を及ぼしかねないので、できるだけ早く治療するようにしましょう。

眼瞼下垂だと診断を受ければ保険適用で治療が可能ですが、治療後の仕上がりにこだわる場合は美容整形外科での治療がおすすめです。

イートップクリニックは、ひとりひとりの理想の目元に近づくお手伝いをさせていただいています。

保険適応での手術では、目の開きやすさなどの機能性のみの改善になりますので、過去に手術を受けられた方で二重の幅を調整したいなどのご要望も是非当院までご相談ください。

経験豊富な医師が眼瞼下垂の度合いと仕上がりのイメージをしっかりと確認しながら治療を進めるので、安心してご来院ください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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