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睡眠の質を上げる方法とは? おすすめの治療法も紹介

2023.06.05

「寝ても疲れが取れない」

「途中で起きてしまう」

「ぐっすり眠れない」

など、睡眠に問題を抱えている方もいるでしょう。

成長ホルモンは睡眠中に分泌されるので、質の高い睡眠はダイエットやアンチエイジングに有効と考えられています。

また、記憶の整理は睡眠中に行われるため、認知力や記憶障害にも睡眠は深く関わっています。

睡眠不足や浅い眠りに悩む方に向けて、自力で睡眠の質を上げる方法を解説しながら、エクソソーム治療を紹介します。

自力で睡眠の質を上げる6つの方法


ここからは、具体的に自力で睡眠の質を上げる方法を6つ紹介します。

質の高い睡眠のカギを握るのは「トリプトファン」「カフェイン」「副交感神経」です。

最初からすべてを実践するのは難しいかもしれませんが、できるところから初めて、少しずつ質の高い睡眠を手に入れましょう。

朝にタンパク質を摂る

朝のタンパク質摂取は「いい眠り」の一要素です。

朝ごはんでタンパク質を摂ると、タンパク質が必須アミノ酸の一種である「トリプトファン」に変化し、セロトニンやメラトニンといったホルモンが分泌されます。

メラトニンは入眠を促すホルモンで、トリプトファンが体内で作られてから14時間~16時間後に分泌されると言われています。

そのため、もし午後10時に眠りたいのであれば、朝6時から8時ごろに朝食にタンパク質を摂るのがおすすめです。

夕食はなるべく夜8時までに済ませる

寝る直前の食事は胃腸に負担をかけ、睡眠の質を下げるので注意しましょう。

寝る前の3時間は食事をしないようにすると、睡眠の質が上がります。

「おなかがすいて眠れない」

という方は、食事の代わりに白湯やハーブティーを取り入れるのがおすすめです。

:カフェインは午後2時まで

FDA(アメリカ食品医薬品局)によると、カフェインの半減期間は4時間から6時間です。

カフェインの摂取量によっては、6時間経過後ももう半分が残っている計算になるので、午後10時頃に眠りたい方であれば、午後早めの2時までにカフェインの摂取を済ませるといいでしょう。

夕食後の飲み物をコーヒー・紅茶・緑茶から白湯やハーブティーに変えるだけでも眠りの質は変えられます。

朝日を浴びる

ヒトにはサーカディアンリズムといういわゆる体内時計が備わっていますが、ヒトの体内時計はおよそ25時間で設定されているので、24時間制の社会で暮らしているとズレが起こり、睡眠に影響をもたらします。

朝日を浴びることで、眠りのホルモンメラトニンの分泌をストップさせ、セロトニンの分泌がスタートします。

セロトニンは体温を上昇させて交感神経をオンにしてやる気を出すので、朝の倦怠感が抜けない方は朝起きてすぐに朝日を浴びましょう。

就寝1時間以上前にぬるめのお湯で入浴する

38~39℃のぬるめのお湯は、交感神経のスイッチをオフにして、リラックスを司る副交感神経を優位にするのでおすすめです。

入眠までの時間は入浴後2~3時間と言われていますが、残業が多い方や生活が不規則な方は難しいので、できる範囲で入浴してみましょう。

トリプトファンを食事で摂取する

必須アミノ酸のトリプトファンを摂取してから14~16時間後に睡眠ホルモンメラトニンが分泌されます。

しかし、トリプトファンは体内で合成できないので、質の高い睡眠を取りたい方は朝食にトリプトファンが多い食品を摂りましょう。

トリプトファンが多い食品は、納豆や豆腐などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品やバナナです。

朝食を食べる習慣がない方は、手軽に食べられるバナナからスタートしてみてはいかがでしょうか。

睡眠の質が気になる人にはエクソソーム治療が一番おすすめ

ここまで、自力で睡眠の質を上げる方法を紹介してきました。

しかし、忙しい方は生活が不規則になりがちですし、育児中の方は思うように睡眠が取れない方も多いでしょう。

そこで、ここからは睡眠の質を上げ、疲労回復に効果が期待できるエクソソーム治療を紹介します。

セルフケアよりも高い効果を期待できるため、ぜひ前向きに検討してみてください。

エクソソーム治療は細胞修復効果が期待できる

エクソソームはヒト幹細胞上清液から、特に効果が期待できるエクソソームを単離させた液体です。

エクソソームは細胞間の情報伝達を行うため、傷付いた細胞の修復を早めると言われています。

そのため睡眠時間を確保しにくい方のエクソソーム治療は、細胞修復を促し、疲労回復に役立つと考えられます。

エクソソーム治療は不眠の改善が期待できる

エクソソームにはエクソソームの他にさまざまな成長因子サイトカインが含まれます。

サイトカインは免疫を増強させるだけでなく、睡眠誘導作用があることがわかっています。

風邪やインフルエンザで発熱したとき、強烈な眠気に襲われるのは、白血球や神経細胞から分泌されたサイトカインが深いノンレム睡眠を引き起こしているからと言われています。

サイトカインを含むエクソソームを体内に取り入れることで、不眠改善の効果が期待できるでしょう。

イートップクリニックのエクソソーム治療

イートップクリニックでは、医師の手打ち(ナパージュ法)によるエクソソーム注射と、点滴・静脈注射によるエクソソーム治療を用意しています。

特に推奨しているのが静脈注射で、エクソソームの血中濃度を一気に高めることでより高い効果を期待できます。

またイートップクリニックのエクソソームは健康な日本人女性のドナーから培養した幹細胞培養液上清液を使用し、従来のおよそ10倍の量の500億個/ccのエクソソームが含有されています。

エクソソームは1回の治療では効果を実感しにくいので、継続治療がおすすめです。

イートップクリニックのエクソソームは歯髄・脂肪・臍帯由来の3種類があり、それぞれ違った長所を持っています。

目的に応じて、どのエクソソームが自分に向いているのか一度ドクターに相談するためにも、お気軽にカウンセリングへお立ち寄りください。

【まとめ】エクソソーム治療を受けて睡眠の質を高めよう!


エクソソーム治療は睡眠を自分ではなかなか改善しにくい方にもおすすめの治療法です。

睡眠不足は不安感を高めたり、うつなどの精神疾患とも密接に結びついています。

エクソソーム治療では、細胞修復とともに不眠改善効果が期待できるので、不眠でつらい方は一度ドクターに相談してみましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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