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AGA・FAGAにはエクソソーム注射による薄毛治療がおすすめ!特徴を解説

2023.05.28

ふと鏡を見た時、生え際や頭頂部から透けて見える頭皮にドキッとした経験はありませんか。

AGA・FAGAは適切な処置を行えば、悪化を防ぎ、改善が見込めます。

AGA・FAGAのメカニズムを学習し、薄毛治療をスタートしていきましょう。

AGA・FAGAの薄毛治療の違い


AGA(Androgenetic Alopecia)は男性型脱毛症と呼ばれ、対してFAGA(Female Androgenetic Alopecia)はその名の通り、女性型脱毛症のことです。

AGAとFAGAでは、症状と治療法に明確な違いがあります。

AGAとFAGAの違いについて説明していきます。

AGA(男性型脱毛症)の症状・薄毛治療

AGA(男性型脱毛症)には、以下のような症状があります。

  • 生え際から抜け毛が進行するM型
  • 頭頂部から抜け毛が進行するO型
  • 生え際と頭頂部両方から抜け毛が進行するU型

AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンが原因で起こります。

男性ホルモンが毛包で「ジヒドロテストステロン(DHT)」という悪玉ホルモンに変換され、毛母細胞に受容されると、発毛が阻害され、髪の毛の量が減ります。

AGAの代表的な治療は以下の2つです。

  • 内服薬による治療(フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル)
  • 外用薬による治療(ミノキシジル)

その他、スカルプケアを行うクリニックもあります。

AGAは早期の薄毛治療が重要

AGAは進行性のため、早期の治療が大切です。

なぜなら、毛母細胞が分裂できる回数には限りがあるため、ヘアサイクルが短期間で何度も繰り返されると発毛ができなくなるからです。

早い方で20代で症状が出始めます。

AGAの方に多い自覚症状には次のようなものがあります。

  • 親族に薄毛の方がいる
  • 生活が不規則である
  • ストレスを感じることが多い
  • 喫煙者である
  • フケが増えた
  • 髪の毛が細く、コシがなくなってきた

該当する症状がある人は、早めに医療機関を受診しましょう。

AGAではなく、ストレス等による一時的な薄毛の可能性もあるので、不安であれば受診して専門医で診てもらうと安心できます。

:FAGA(女性型脱毛症)の症状・薄毛治療

FAGA(女性型脱毛症)には以下の特徴があります。

  • 髪の毛が全体的に薄くなる(びまん型)
  • 頭頂部の分け目から薄くなる

FAGA(女性型脱毛症)ではAGAのようにピンポイントで薄毛が進行するのではなく、全体的な毛量が減ります。

また、AGAよりも発症が遅い傾向にあり、ホルモンバランスが乱れる40代~50代で受診する方が多いという特徴があります。

女性は40代頃から女性ホルモンの1種「エストロゲン」が減少するため、男性ホルモンの比率が大きくなります。

男性ホルモンの比率が大きくなると、AGA(男性型脱毛症)同様の薄毛が進行していくことがあります。

FAGAでは、以下の治療が行われることが多いです。

  • 内服薬による治療(スピロノラクトン/ミノキシジル)
  • 外用薬による治療(ミノキシジル)
  • メソセラピー

ミノキシジルは血流をよくして髪の毛の成長を促進させる効果があるので、妊娠中や妊活中の女性は使えません

妊娠中は胎児に血液を送るため、血圧が上がりやすいからです。

また、ミノキシジルの胎児への影響も解明されていないため、FAGAの薄毛治療でミノキシジルを使用する際は注意が必要です。

FAGAは薄毛治療の継続が重要

FAGAは加齢や妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れや、過度のダイエットによる栄養不足、ストレスなどさまざまな要因で起こります。

AGA同様、ヘアサイクルの乱れを整えて髪の毛の成長期を伸ばし、髪の毛にハリ・コシを与える治療が重要です。

FAGAはAGAに比べて発症が遅い傾向がありますが、薄毛が気になる場合は早めに医療機関を受診しましょう。

ヘアサイクルの乱れが整うまで、半年から1年程度かかると言われています。

FAGAの治療は医師と相談しながら継続して行うとよいでしょう。

エクソソーム注射で期待できるAGA・FAGAの薄毛治療効果

AGA・FAGAの薄毛治療にエクソソームが使われる場合、メソセラピーや注射による治療が多いでしょう。

ここからは、エクソソームがAGA・FAGAの薄毛治療に期待される効果を紹介します。

発毛促進

エクソソーム治療は体内に存在する歯髄・臍帯・骨髄・脂肪など間葉系幹細胞と分類される幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出して滅菌等の各種処理を行った液体(上澄み液=ヒト幹細胞上清液)から特に効果が期待されるエクソソームのみを単離したものです。

幹細胞培養上清液はエクソソームの他に豊富なサイトカインを含みます。

特にVEGF(血管内皮膚増稙因子)は毛乳頭細胞の血行を改善するので、発毛の司令塔である毛乳頭細胞が活性化することで、発毛が期待できるでしょう。

毛包の修復・再生

幹細胞培養上清液に含まれるサイトカインには傷や組織の修復を促すFGF2もあります。

毛包は頭皮の内部で髪の毛を包んでいる組織で、毛根を保護しています。

毛包が修復されることによって、発毛した髪の毛が抜け落ちづらくなり、成長期まで頭皮にとどまれるようになるのです。

成長期の髪の毛が増えると、髪にハリ・コシ・太さが出るので、髪の毛のボリュームアップが期待できます。

頭皮ダメージの修復

幹細胞培養上清液には、皮膚再生と育毛を促すサイトカインIGFが含まれます。

ストレスやホルモンバランスによって頭皮がダメージを受けると、髪の毛が生えにくく、成長しにくい環境になります。

エクソソームで頭皮ダメージを修復することで、髪の毛が発毛・育毛しやすい環境を整え、ヘアサイクルの乱れを整える手助けになるでしょう。

イートップクリニックのエクソソーム注射

イートップクリニックはエクソソーム治療のほか、AGA・FAGAの薄毛治療としてメディカルヘッドスパや内服薬の処方も行っています。

エクソソームは副作用が少ないので、薄毛治療が初めての方にもおすすめできる治療法です。

ナパージュ法(手打ち)による施術

イートップクリニックでは、AGA・FAGAのエクソソーム治療では医師による手打ち注射を行っています。

経験豊富な医師が部位と深部を見極めながらエクソソームを注射し、一時的に血中のエクソソーム濃度を高くすることで、効果的な発毛・育毛促進を狙います。

他のAGA・FAGA薄毛治療も併用できる

イートップクリニックではエクソソーム治療と併用してメディカルヘッドスパやミノキシジル注射など、多彩なメニューを選べます。

女性だけではなく、AGA(男性型脱毛症)の治療メニューもあるので、性別を問わずご来院いただけます。

【まとめ】AGA・FAGAの薄毛治療にはエクソソーム注射がおすすめ


AGA・FAGAの薄毛治療には、内服薬や外用薬の塗布が一般的でした。

しかし、AGA・FAGAで使用される薬には一時的な抜け毛の増加などの副作用があったため、治療を迷っていた方もいたのではないでしょうか。

エクソソームは副作用が少なく、細胞修復を効果的に行える治療として注目されています。

副作用の少ない治療を検討している方は、ぜひエクソソーム治療も視野に入れていきましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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