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ヴィーナスハイフのダウンタイム|膣が緩む原因も解説

2023.07.09

膣がゆるいため、性行為に自信がない人もいるのではないでしょうか。

膣を引き締めるための膣ハイフヴィーナスハイフを受けたいが、ダウンタイムが怖くて受けられない人もいるかと思います。

しかし、ヴィーナスハイフはダウンタイムがほぼないため安心して施術が受けられます。

本記事では、ヴィーナスハイフの効果や膣が緩む原因について解説します。

そもそもヴィーナスハイフとは


ハイフとは高密度焦点式超音波療法という施術法であり、美容目的で使用されるのではなく元々は医療現場で使用される医療機器でした。

2000年代から美容分野で応用されるようになり、日本では顔のたるみに対するケアとして、多くの美容クリニックで導入されています。

ヴィーナスハイフは、超音波を用いて膣を引き締める施術です。

超音波によって膣壁のコラーゲンを増加させることで、引き締め効果だけでなく弾力アップも期待できます。

膣の締まりが良くなることで、感度がアップするだけでなく、パートナーの満足度も上がると人気を集めています。

膣が緩む原因とは

膣が緩む原因は以下のとおりです。

  • 骨盤底筋群が衰えている
  • 腟粘膜が衰えている

骨盤底筋群が衰えている

膣の緩みには、骨盤底筋群が深く関与しています。

骨盤底筋群は、骨盤の底部に位置する複数の筋肉で構成されるグループです。

この筋群は、女性の子宮や膀胱、直腸などの内臓をしっかりと支え、適切な位置に保持しています。

しかしながら、妊娠や出産、加齢、肥満、腹圧の増加が原因で、骨盤底筋群は伸びてしまい、その結果、膣が緩んでしまうことがあります。

具体的には、骨盤底部は臓器側骨盤隔膜、骨盤隔膜、尿生殖隔膜の3つの部分に分かれています。

これらの隔膜は、肛門挙筋や尾骨筋、恥骨結合、座骨結節などの様々な筋肉や靭帯と密接につながっています。

骨盤底筋群の力が弱まると、子宮脱や骨盤臓器の下垂が起こる可能性もあるため、女性にとって非常に重要な役割を果たす部位です。

腟粘膜が衰えている

膣粘膜の健康状態は、加齢と関連しています。

エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減少することで、膣粘膜は萎縮し、薄くなり、硬くなる傾向があります。

加齢に伴い、30代後半からエストロゲンの分泌量は徐々に減少していくため、膣粘膜の衰えの原因となります。

この衰えた膣粘膜は、尿漏れや性交痛、膣炎などの症状を引き起こしやすくなります。

さらに、20代から30代前半の若い女性でも、ストレス、睡眠不足、過度なダイエット、不規則な食生活などが原因でホルモンバランスが乱れることがあります。

これによって月経不順やエストロゲンの分泌低下が起こり、若い年齢で膣粘膜の衰えを感じる場合もあるでしょう。

ヴィーナスハイフのダウンタイム

ヴィーナスハイフの照射による膣上皮への損傷や副作用はほとんどありませんので、ダウンタイムも少なく、切らずに膣の引き締め効果を期待できる治療法です。

ごくまれに、施術直後に一時的な熱感や下腹部の不快感を感じる方もいますが、数時間で自然に収まりますのでご安心ください。

また照射後のトラブルが無ければ、飲酒や運動、入浴など、日常生活に制限はありません。

ただし、施術当日の激しい運動や過度な飲酒、性交やタンポンの使用は施術後24時間は避けてください。

ヴィーナスハイフの効果

ヴィーナスハイフの効果を以下に示します。

  • 膣のゆるみの改善
  • 性交痛の緩和や感度の向上
  • 萎縮性膣炎の緩和
  • 尿失禁の緩和

膣のゆるみの改善

年齢を重ねると、顔のたるみと同様に膣にも緩みが生じることがあります。

この膣の緩みの原因は、加齢や出産、そして運動不足などがあげられるでしょう。

年齢や出産による影響だけでなく、運動不足による筋力の低下も膣や尿道の締まりを弱めてしまいます。

ヴィーナスハイフを膣壁に照射することで広範な筋肉層に刺激を与えます。

その結果、膣壁のコラーゲン生成を促し、膣の緩みを改善する効果が期待できます。

性交痛の緩和や感度の向上

性交痛は、膣の粘膜の衰えや分泌物の減少、膣機能の低下によって引き起こされます。

これにより、膣の血流が悪化し乾燥が起きることで、性交時に痛みが生じます。

性交痛の原因は他にも、主にストレスや緊張、更年期障害、動脈硬化や婦人科系の疾患、精神的な問題によって引き起こされる場合もあります。

また不十分な前戯も性交痛の原因となることもあるでしょう。

これらの問題は、女性ホルモンの減少などによって引き起こされ、膣の潤い不足によって生じるものであり、以前は中高年の女性に特に関連する悩みとされていましたが、現在では年齢に関係なく発生する場合もあります。

萎縮性膣炎の緩和

萎縮性膣炎は、膣壁の薄さに起因する疾患であり、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量の減少が主な原因です。

閉経後の女性の約40%が萎縮性膣炎になると報告されており、多くの女性がこの問題に悩んでいます。

閉経後、エストロゲンの低下に加えて、膣内の乳酸桿菌(乳酸菌の一種)の減少により膣内のpHがアルカリ性になることや、免疫力の低下による膣内の自浄作用の低下、コラーゲンの減少などが原因とされています。

これらの要因により、膣内が乾燥し柔軟性が低下し、炎症や傷つきが生じやすくなります。

ヴィーナスハイフは、膣壁のコラーゲンの生成を促進し、膣に弾力を取り戻せるため、萎縮性膣炎の改善に効果的といわれています。

尿失禁の緩和

尿失禁は、尿漏れとも称される症状であり、思いがけない瞬間に意図せず尿が漏れてしまう現象です。

症状は一時的なものから持続的なものまで様々であり、命には直接的な影響はありませんが、生活の質を著しく低下させることがあります。

尿漏れの主な原因は、腹圧性尿失禁と呼ばれる状態で、尿道を締める筋肉の弛緩や締める力の低下が関与しています。

他にも、脳と膀胱を結ぶ神経の問題による切迫性尿失禁や、認知症や身体機能の低下による機能性尿失禁などがありますが、膣ハイフは主に腹圧性尿失禁に対して効果を発揮します。

ヴィーナスハイフがおすすめの人

ヴィーナスハイフがおすすめの人は以下のとおりです。

  • 膣の弛みが気になる方
  • 入浴時に膣内に湯が入り込んでしまう方
  • 尿漏れの問題を抱える方
  • 性行痛がある方
  • 感度を向上させたい方
  • 出産経験のある方

ヴィーナスハイフは、膣壁の弾力性や引き締まりを改善することが期待されるため、膣のゆるみや加齢による膣の乾燥にお悩みの方におすすめです。

ヴィーナスハイフならイートップクリニックがおすすめ


赤坂でヴィーナスハイフを受けるなら、イートップクリニックがおすすめです。

イートップクリニックでは保険適応から自由診療まで幅広く婦人科の診察を行っています。

膣の緩みには今回ご紹介したヴィーナスハイフや膣ヒアルロン酸施術など施術経験が豊富な医師や看護師が在籍しています。

事前の診察では、膣内へヴィーナスハイフの照射が出来る状態であるかしっかりと確認させていただきますので、ご安心ください。

ヴィーナスハイフの照射による火傷や損傷はほとんどありませんので、ほぼダウンタイムがなく、膣を切らずに膣の緩みを改善する効果を期待できる治療法です。

膣のゆるみの改善以外にも、萎縮性膣炎や尿失禁の緩和効果が期待できます。

カウンセリングは無料のため、悩んでいる人におすすめです。

本記事を参考にぜひヴィーナスハイフを受けてください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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院内写真6
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