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ヴィーナスハイフ効果とは?ダウンタイムやおすすめの方の特徴を紹介

2023.07.27

膣が緩んでしまい、ヴィーナスハイフを検討しているが、効果がわからない方もいるのではないでしょうか。

ヴィーナスハイフについて、事前に理解しておくことで、施術後の過ごし方や焦りを防げます

本記事では、ヴィーナスハイフ効果と併せて、ダウンタイムやおすすめの方の特徴を紹介します。

膣の緩みが気になる方やヴィーナスハイフを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ハイフとは


ハイフとは、超音波を特定の一点に集中させる技術で、この技術は2000年代から美容分野での活用が進んできました。

特に顔のたるみのケアとして多くの美容クリニックで取り入れられています。

ハイフは、一点に集中した超音波が作り出す熱で特定の組織を選択的に収縮させることで、肌の引き締め・リフトアップ・痩身効果・肌のハリツヤの向上などをもたらします。

ハイフの一番の特徴は、肌表面を傷つけることなく、切らずに目的の部位にだけ照射できるという点です。

照射の深さを調節することが可能なため、筋膜層や真皮層のコラーゲンを刺激して活性化させることができます。

これがハイフがもたらす効果の根源となります。

従来のレーザーや光治療、高周波RFでは到達しきれなかったSMAS筋膜までメスを使わずにアプローチをすることができるため、マシン施術でのフェイスラインの引き締めやリフトアップの効果を期待できると、日本では大きな話題となりました。

これらの原理を利用し、膣緩みの改善に応用が開始されたのが「ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)」です。

ヴィーナスハイフは、皮膚同様に膣内の粘膜を傷つけることなく、エネルギーを粘膜下層や筋層まで届けることが可能です。

これにより、膣内のコラーゲンが活性化されることで、膣の潤いが増し、膣内の若返り効果が期待できます。

膣が緩む原因

膣が緩む原因は以下の2点です。

  • 腟粘膜が衰えている
  • 骨盤底筋群が衰えている

腟粘膜が衰えている

膣の緩みは膣粘膜の衰えやコラーゲンの減少によって引き起こされます。

膣粘膜の衰えの背後には、主に加齢が影響しています。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が加齢とともに低下し、結果として膣粘膜は萎縮し、薄く、硬くなります。

エストロゲンは膣粘膜の健康を維持する役割を果たしており、その量は30代後半から徐々に低下します。

その結果、膣粘膜の衰えにより、尿漏れや性交時の痛み、膣炎などが起こりやすくなります。

この問題は加齢だけに限らず、若い女性にも影響を及ぼす可能性があります。

このようなホルモンバランスの乱れや加齢による膣粘膜の衰えが見られる場合、膣ハイフを利用して膣壁のコラーゲン生成を促すことを推奨します。

骨盤底筋群が衰えている

骨盤底筋群は、骨盤の底部に存在するハンモックのような形状をした筋肉群のことを指します。

この筋肉群は、女性の子宮・膀胱・直腸などの重要な臓器を支え、適切な位置に保持しています。

しかし、妊娠や出産・老化・肥満、または腹部に圧力がかかるスポーツなどによって骨盤底筋群が過度に伸ばされると、膣の緩みが発生します。

ヴィーナスハイフの効果

ヴィーナスハイフの効果は以下のとおりです。

  • 尿失禁の緩和
  • 萎縮性膣炎の緩和
  • 性交痛の緩和や感度の向上
  • 膣のゆるみの改善

尿失禁の緩和

尿失禁、別名尿漏れは予期せずに尿が漏れ出る状態を指します。

この症状は一時的なものから慢性的なものまであり、命に直接的な危険はもたらさないものの、生活の質(QOL)を大幅に低下させる可能性があります。

尿漏れの主な原因には以下のことがあります。

  • 腹圧性尿失禁(尿道を閉じる筋肉が弱くなり、尿が漏れやすくなる状態)
  • 切迫性尿失禁(脳と膀胱をつなぐ神経の問題による尿漏れ)
  • 機能性尿失禁(認知症や身体機能の低下により尿がコントロールできなくなる状態)

膣ハイフは、特に腹圧性尿失禁に効果的とされています。

さらに最近では、ハイフのエネルギーを活用した治療法が子宮頸がん・子宮筋腫・乳がんなどの治療にも応用されているという報告もあります。

萎縮性膣炎の緩和

萎縮性膣炎は、膣の壁が乾いて膣の粘膜が弱くなった状態です。

女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することが主な原因となります。

閉経後の女性の約40%が萎縮性膣炎を経験しているというデータがあり、多くの女性が直面する問題となっています。

エストロゲンの分泌減少による閉経後の変化だけでなく、膣内に存在する乳酸桿菌という種類の乳酸菌の数が減少し、その結果膣内がアルカリ性に傾いてしまうことも症状を引き起こす原因のひとつです。

性交痛の緩和や感度の向上

性交時の痛みは、膣の粘膜が薄くなり、分泌物が少なくなったり、膣機能が低下して血流が滞ったり、膣内が乾燥することで引き起こされます。

性交時の痛みの原因は、ストレスや不安・更年期の影響・動脈硬化・婦人科系の疾患・精神的な要因など多岐にわたります。

また前戯が十分に行われていない場合にもこのような症状が出現します。

これらの症状は、膣内の潤いが不足して起こるもので、かつては中高年の女性に特に多いとされていましたが、最近では年齢に関わらず多くの女性が経験しています。

膣ハイフの施術は、膣内の潤いを取り戻すのに有効で、性交時の痛みを軽減させるとともに、感覚を高める効果が期待できます。

膣のゆるみの改善

年齢を重ねるとともに、顔がたるむように、膣も弾力を失い緩んできます。

膣の緩みの主な原因は加齢、出産、そして運動不足などがあります。

老化や出産だけでなく、適度な運動が行われていないことによる筋力の低下も、膣や尿道を閉じる力を衰えさせる原因となります。

膣ハイフは筋膜層に直接働きかけ、コラーゲンの生産を刺激することで、膣の緩みに効果的な治療法とされています。

赤坂でヴィーナスハイフを受けるならイートップクリニックをおすすめします

赤坂でヴィーナスハイフを受けるなら、イートップクリニックがおすすめです。

イートップクリニックでは、婦人科の保険診療から自由診療まで幅広く対応しています。

また、ヴィーナスハイフの施術経験が豊富な看護師が在籍していますのでご安心下さい。

事前のカウンセリングでは、医師がヴィーナスハイフを照射できる状態かどうか、しっかりと診察を行いますので、施術後のリスクが心配な方でも安心です。

ヴィーナスハイフの照射は、ダウンタイムは少なく、切らずに膣の引き締め効果を期待できる魅力的な施術です。

術後、問題がなければ飲酒・運動・入浴など日常生活に制限はありません

ただし、施術当日の激しい運動や過度な飲酒、性交やタンポンの使用は施術後24時間は避ける必要があります。

ご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【まとめ】ヴィーナスハイフの効果はさまざま


ヴィーナスハイフは尿失禁の緩和や萎縮性膣炎の緩和、性交痛の緩和や感度の向上、膣のゆるみの改善などさまざまな効果が期待 できます。

膣が緩む原因を理解してから施術を受けるとより、納得して治療に望めるでしょう。

本記事を参考にぜひヴィーナスハイフを受けてください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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