眉下リフトのデメリットについてはご存じでしょうか?どのような施術を選択するにしても、メリットだけでなく、デメリットも理解することが大切です。眉下リフトは顔の皮膚を切開し、効果を発揮する治療法です。もしデメリットの詳細を知らないで施術へ臨んでしまえば、大きなトラブルへと発展する可能性があるでしょう。クリニックでは施術前には診断とカウンセリングを行ない、想定されるリスクについても伝えています。本記事では主に眉下リフトのデメリットといえる側面に触れながら、対処方法についても解説します。
眉下リフトと眉下切開は違うの?
眉下リフトと眉下切開は言葉が違うだけで、施術そのものの内容は同じです。正式名称は「眉毛下皮膚切除術」といい、施術の前には適応しているかどうか診察を行う必要があります。施術の内容は、眉毛の下の皮膚を切開するものです。上まぶたにある余分なたるみが無くなり、見た目の改善効果が期待できます。まぶた箇所へは直接施術をしないため、目元への印象は変わらず自然な仕上がりになります。
眉下リフトのデメリット
眉下リフトに限らず、美容整形ではメリットばかりに目を向けられる人も多いですが、デメリットもしっかり理解することが大切です。眉下リフトのデメリットは以下の3点が挙げられます。
● 100%傷跡が残る
● 傷跡が目立たなくなるまで長期間かかる
● 効果が小さめである
100%傷跡が残る
眉下リフトで切開した傷跡は100%残ってしまいます。眉毛に沿ったラインを切開し、施術後1週間ほどで抜糸を行います。腫れが引けば徐々に目立たなくなりますが、完全に傷跡が消えるわけではありません。しかし腕の良い医師なら切開の仕方によって、傷跡が目立たなくなる施術も可能です。例えば「毛包斜切断法」であれば、眉毛の中に傷跡が隠れるため、通常の切開法と比べて目立ちにくくできます。
傷跡が目立たなくなるまで長期間かかる
抜糸後、時が経つにつれ徐々に腫れが引いてきます。多くの場合は1ヶ月程で腫れが引くため、目立ちにくくなり、さらに時が経てば傷跡はほとんどわからなくなりますが、多くの時間が必要です。眉下リフトは眉毛からすぐ下の皮膚を切開するため、目立ちにくく見える効果があります。しかし万が一眉毛から離れた箇所を切開してしまった場合、眉毛で隠すことは不可能です。このケースではたとえ長期間かかっても、傷口が目立ってしまう可能性もあります。
効果が小さめである
眉下リフトは目の上のたるみ改善に効果を発揮しますが、人によっては効果があまり感じられないケースもあります。例えば年齢が若く、たるみもほとんどない人であれば施術する必要はありません。施術が効果的に感じられるかどうかは、現在の状況次第です。重要なのは、現在抱えている悩みは施術することで十分な効果が得られるか?といった点です。詳細は、医師のカウンセリングで相談する必要があります。
眉下リフトのメリット
眉下リフトにはどのようなメリットがあるのでしょうか。「目は口ほどにものを言う」と言うことわざにもあるように、目は言葉と同じくらい相手への印象を決定づける可能性のあるものです。自分の希望通りに仕上がれば、表情も明るくなり相手に対して良い印象を与えます。
目の印象はそのままで、目元がスッキリする
まぶたの上の余計な皮膚を取り除くことで目元が大きく見え、元々二重だった人は二重幅がすっきりとした印象になります。目の形を変えるわけではないため、違和感もなく、目元の印象が変わりすぎることはありません。一重の人で二重にせずはっきりした目元にしたい人にも効果的です。
目が開けやすくなる
弛んだ瞼は持ち上げるのに力が必要ですが、そのたるみ自体を切除してしまうため楽に目を開けていられるようになります。まぶたのたるみが強い人は無意識に眉毛をあげている場合もあり、おでこにもシワができてしまうこともあります。おでこのシワや目のたるみが原因の人や視野が狭く感じる人におすすめです。
自然な仕上がりで若々しく見える
まぶたのたるみは老けた印象になる要因の一つです。眉下リフトによって、たるみが無くなると若々しさを取り戻せます。自然な仕上がりを期待でき、時間をおけば傷跡もほとんど目立たなくなるので、美容整形をしたと周りに思われる心配もなくなります。
眉下リフトはバレる?
周りの人にバレてしまわないか?これは眉毛リフトの施術において多くの人が気にされることの一つです。施術後は人にバレやすい期間があるため、その間は特に注意するべきです。人にバレないためには目立つ箇所を隠すことも大切です。
ダウンタイム期間中はバレる
ダウンタイム期間中にバレる原因は、内出血や腫れによるものです。皮膚の下には細かい血管があるため、どうしても施術後は内出血が目立ってしまい、治るまでには1〜2週間かかります。腫れに関しては、抜糸から1ヶ月程で治ってきます。個人差はありますが、眉毛リフトを行なったことがバレる原因は傷跡だけではないことを念頭に置きましょう。
抜糸するまでの間で施術がバレる
もう一つのバレやすい要因は、抜糸するまでの期間はどうしても目立ってしまう点です。眉毛リフトは切開術であるため縫合糸が必須です。抜糸までの期間はおよそ1週間なので、その間は人と会う約束をしないよう気をつけましょう。バレにくくするには帽子を深く被ったり、フレームの太い眼鏡をかけたりする方法も有効です。
傷跡は化粧で隠せる
傷跡は化粧によって隠すことがおすすめです。眉毛リフトは眉のすぐ下のラインに沿って切開するため、まゆ墨を利用することで傷跡を目立ちにくくできます。期間を置けば段々と目立ちにくくなる傷跡も、施術を行なって間もない頃はバレやすいことが欠点ですが、対策を怠らなければ大きな問題には繋がりません。
まとめ
眉下リフトは見た目に大きな改善効果があることがメリットですが、傷跡が残ることや、目立たなくなるまでに時間を要することがデメリットとして挙げられます。避けられないデメリットが存在する中で、多くの人が眉下リフトの施術を希望する理由は、それ以上にメリットを感じる背景があるからです。目の周りに少し変化を加えるだけで、見た目や美しさに大きな変化があらわれ、自分に自信が持てるようになり人生が輝きを取り戻し始めます。眉下リフトの治療において最も大切なことは、技術や経験、実績の伴った医師を選ぶことです。e : Top clinicの院長増田は眉下リフトを得意としており、確かな技術や経験、実績があります。ご不明な点や相談があればお気軽にお問い合わせください。