眉下切開は、目元のたるみを解消する人気の美容施術です。「傷跡が目立つのでは?」「どのくらいで落ち着くのか」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、眉下切開の術後経過や傷跡が目立ちにくくなるためのダウンタイムの過ごし方を解説します。また、傷跡が目立つ際の対処法も紹介します。眉下切開の施術を検討している方はもちろん、術後のケアで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
眉下切開の傷跡は目立つ?
料金(自由診療)眉下切開 ¥450,000+別途脂肪切除代¥100,000+別途麻酔代¥55,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
眉下切開は、眉毛のすぐ下を切開し余分な皮膚や脂肪を取り除くため、傷跡が目立たない術式であることが特徴です。術後すぐは赤みや腫れが目立つことが一般的ですが、傷跡の赤みのピークは1ヶ月程度で、3〜6ヶ月経つにつれて目立たなくなっていきます。
術後の経過やケアの仕方によっては、傷が残る可能性もあるので注意が必要です。正しいケアを続けることで、時間とともに目立ちにくくなります。
ただし、傷跡はケアの仕方だけではなく、医師の技術によっても傷の目立ちやすさが左右されるため、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。
眉下切開の術後の経過
料金(自由診療)眉下切開 ¥450,000+別途脂肪切除代¥100,000+別途麻酔代¥55,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。
ここからは、眉下切開の術後の経過について紹介します。
術後〜抜糸
手術後1週間程度は腫れや赤みが強く現れる期間です。縫合していることにより、目元がつっぱる感覚や違和感を覚える方もいます。腫れや赤みのピークは手術翌日〜3日程度ですが、5日目~1週間後には徐々に腫れが引き、赤みも少しずつ和らいでいきます。
抜糸するまでは傷口に軟膏を塗布していただき、痛みがある場合には痛み止めの服用が必要です。医師の指示に従って、適切に薬を服用したり、塗布したりしましょう。抜糸は術後1週間を目安に行われ、医師が傷跡の状態を確認します。
抜糸〜術後1ヶ月
抜糸から術後1ヶ月を迎えると、傷跡が硬くなり赤みのピークを迎えます。紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めの使用やサングラス・帽子などで傷跡を保護することが重要です。紫外線対策を怠った場合、傷が綺麗に治らなかったり色素沈着が起こるリスクがあります。
さらに、手術後の肌は乾燥しやすいため、保湿をすることが重要です。乾燥していると、傷跡の治りが遅くなったり、かゆみを感じたりするため、抜糸後は保湿ケアを継続しましょう。
術後3ヶ月〜6ヶ月
術後3ヶ月を過ぎると傷跡の赤みが徐々に薄れていき目立たなくなります。しかし、傷跡が綺麗に消えるわけではありません。保湿ケアや日中の紫外線対策を引き続きしっかり行うことで、傷跡がさらに目立ちにくくなる可能性があります。一般的には、術後6ヶ月以降で傷跡は目立たなくなりほぼ完成の状態となります。
術後1年
術後1年を迎えるころには、傷跡がほとんど気にならない状態になります。少し傷跡が目立つ場合もありますが、薄化粧でカバーできる程度になることがほとんどです。傷跡が気になる場合は、レーザー治療や修正手術などの医療的な施術により改善できる可能性があるため、医師に相談してみてください。
眉下切開後にみられる傷跡以外の症状
眉下切開後にみられる傷跡以外の症状は、以下の3つです。
- 腫れや内出血
- つっぱり感
- 感覚の鈍さ
術後には腫れや内出血、つっぱり感、感覚の鈍さなどの症状が現れることがあります。腫れは、術後1~2週間程度で徐々に治まっていくのが一般的です。内出血は、1〜2週間ほどで自然に消えていきますが、メイクでカバーすることも可能です。
また、皮膚が引き上げられた影響で目元に引っ張られるような感覚を覚えることがあります。つっぱり感は抜糸後1週間以降徐々に軽減し、皮膚が馴染むことで気にならなくなるケースがほとんどです。
切開するため一時的な感覚の鈍さが生じるケースもありますが、数週間から数ヶ月ほどで改善していきます。上記の症状が長期間続いたり、程度が強かったりする場合は、早めに医師に相談することが重要です。
眉下切開の傷跡が目立ちやすい人の特徴
眉下切開は目元のたるみを改善し、若々しい印象を取り戻せる美容施術ですが、肌の色や眉毛の濃さによっては、術後の傷跡が目立ちやすい方もいます。ここからは、傷跡が目立ちやすいとされる特徴を2つ紹介します。
肌の色が白い
肌の色が白い方は、術後の赤みが目立ちやすいです。色素沈着は紫外線によって悪化することがあるため、術後の紫外線対策がとても重要です。日焼け止めをこまめに塗るようにしましょう。
また、肌の色が白い方は、傷跡が薄くなっても目立つ可能性があります。傷跡が目立たなくなるまで時間がかかる可能性が高いため、術後のケアを長期的に続けることが大切です。
眉毛が薄め
眉毛が薄い方は、縫合した部分が隠れにくいことから、術後の傷跡が目立ちやすいです。隠すためには、アイブロウペンシルやパウダーで眉毛を描き足すだけでなく、術前にアートメイクを検討するのも良いかもしれません。
アートメイクは半永久的な施術で、日々のメイク時間を短縮できるだけでなく、眉下切開後の傷跡が目立ちにくくなります。
当院では、増田院長とアートメイクアーティストが連携しお客様のご希望の眉デザインをご提案させていただいております。眉下切開後は、眉の位置が下がるため、術後の眉の変化を予想し希望の眉デザインになるように医師とアートメイクアーティストが連携して施術を行うことが重要になります。
眉下切開と眉アートメイクをご検討の方は、是非イートップクリニックまでご相談ください。
眉下切開のダウンタイムの過ごし方
術後のダウンタイム中は、過ごし方によって傷跡の目立ちにくさや回復のスピードが大きく左右されます。適切なケアを行うことで、傷跡をできるだけ目立たせないようにするだけでなく、腫れや内出血の早期改善も期待できます。
ここでは、ダウンタイム中に意識すべきケアや注意点を詳しく解説するので、ぜひ取り入れてみてください。
傷口を擦らない
傷口への刺激は、炎症や感染症のリスクを高めます。術後の皮膚は非常にデリケートな状態なため、洗顔やスキンケアを行う際には、傷口を直接こすらないよう注意が必要です。
洗顔後は柔らかいタオルで水分を軽く押さえるように拭き取りましょう。力を入れて拭くと、摩擦が生じてしまい、皮膚の回復が遅れることがあります。また、術後に傷口がかゆくなることがありますが、掻かないよう心がけましょう。
ペンシルアイブロウメイクは避ける
増田院長の眉下切開であれば、3日目以降パウダーブローであれば可能です。ただし、傷の直上のアイブロウペンシル使用は赤みが落ち着いてくる2〜3ヶ月まで避けましょう。
術後の傷口にメイクを施すと、化粧品に含まれる成分が刺激となり、炎症やアレルギーの原因になることがあります。傷への強い刺激を避けることで、傷口が早く回復しやすくなります。
洗顔やクレンジングを行う際にも、傷口に化粧品が触れないよう注意しましょう。仕事などでメイクを再開したい場合は、医師から許可を得てからにすると安心です。
激しい運動や入浴を控える
術後の回復期には、激しい運動や長時間の入浴を避けることが重要です。血行が促進されると、腫れや内出血が悪化する可能性があります。運動は軽い散歩程度にとどめ、ジョギングや筋トレなどは控えましょう。
また、入浴についても長時間湯船につかることや高温のシャワーは控える必要があります。運動と同様に、血行が促進され、傷口が腫れるリスクがあります。術後1週間程度はぬるめのシャワーで短時間済ませるようにしましょう。
コンタクトレンズの使用を控える
コンタクトレンズの装着は、目を見開く動作が傷口の刺激となる可能性があります。術後の回復期間中は、眼鏡を使用して目元への負担を軽減することが推奨されます。
医師の指示に従い、コンタクトレンズの使用を再開しても良い時期を確認してください。回復が進むまでは無理をせず、目元をいたわることが大切です。
飲酒や喫煙を控える
アルコールやタバコは、術後の回復を妨げる要因になります。飲酒は血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、少なくとも1週間は控えたほうが良いでしょう。特に、飲酒の習慣がある方は、術前から控えることをおすすめします。
一方で、喫煙は血管を収縮させる作用があることから、皮膚の治癒を遅らせる原因にもなります。タバコに含まれる有害物質がコラーゲンの生成を妨げ、皮膚の再生を阻害するといわれているため、傷跡の修復段階ではできる限りタバコを控えることが推奨されています。
眉下切開の傷が目立つ際の対処法
術後に傷跡が気になる場合は、いくつかの方法を試すことで目立ちにくくすることが可能です。ここでは、日常的に取り入れやすい対処法を紹介します。
コンシーラーやメイクで隠す
コンシーラーは傷跡を目立たなくするための効果的なアイテムです。カバー力が高く、肌のトーンに合った色味のものを選ぶことで、より自然な仕上がりを目指せます。
傷跡が赤みを帯びている場合、グリーン系のカラーベースを使用すると赤みを隠しやすくなります。カラーベースを薄く塗った後にコンシーラーを重ねると、さらに効果的です。コンシーラーを使用する際は、指やスポンジで優しくたたき込むように塗布することで、厚塗り感を防ぎ、自然な仕上がりを実現できます。
仕上げには、軽くパウダーをのせることでメイク崩れを防げます。
サングラスをかける
サングラスは手軽に傷跡を隠す方法として非常におすすめです。大きめのフレームを選ぶと、眉元から目元全体をカバーできます。外出時に簡単に活用できるだけでなく、紫外線対策にも役立ちます。
紫外線は傷跡の色素沈着を引き起こすリスクがあるため、術後の紫外線対策が必須です。サングラスを選ぶ際は、UVカット機能がしっかりと備わっているものを選びましょう。
サングラスはデザインやカラーバリエーションが豊富なため、自分のスタイルや顔立ちに合ったサングラスを選ぶことで、おしゃれを楽しみながら傷跡を隠せます。
傷跡を物理的に隠すだけでなく、紫外線による影響から肌を守り、回復を促進する効果も期待できるため、積極的に活用するのがおすすめです。
帽子をかぶる
術後の傷跡を目立たなくするために、帽子を活用するのもおすすめです。広めのつばがある帽子は、直射日光を防ぎながら、傷跡を隠したり、紫外線対策をしたりするのに役立ちます。
帽子を選ぶ際は、頭にフィットしすぎないデザインを選ぶことがポイントです。圧迫感がある帽子は傷跡に刺激を与える可能性があるため、軽量で柔らかい素材のものを選ぶのが良いでしょう。外出時だけでなく、紫外線が室内に差し込む場所でも帽子をかぶることで、肌への負担を軽減できます。
前髪で隠す
眉下切開の傷跡が気になる場合、前髪を活用する方法もあります。ただし、術後すぐは刺激を与える要因となるため、傷口が落ち着いてから前髪で隠すのがおすすめです。
前髪で隠す場合は、ヘアスタイリング剤を使うことで、前髪の位置をキープしやすくなります。しかし、整髪料が傷口に触れると炎症を引き起こす可能性があるため注意しましょう。
眉下切開の傷跡に関するよくある質問
眉下切開を検討する中で、傷跡に関する疑問や不安を抱える方が多いです。ここからは、傷跡に関するよくある質問を紹介します。
傷跡がボコボコになる可能性はありますか?
縫合が雑な場合や、術後のケアが十分でない場合は、傷跡がボコボコになる可能性があります。ボコボコが心配な方は、実績が豊富な医師を選ぶのが良いでしょう。
当院の増田院長は皮膚を切除する際、傷跡直下の眉毛の毛根を残せるよう斜めに切開(毛包斜切開)しています。傷跡から眉毛が生えるため、傷跡が目立ちにくいキレイな仕上がりになります。
メスを斜めにしながら切開し、斜めに切断された皮膚を平らに縫合する技術は形成外科出身の増田院長だからできる難しい技術です。
眉下切開後に皮膚の盛り上がりがみられるって本当ですか?
眉下切開後に皮膚が盛り上がることがありますが、多くは時間とともに落ち着きます。気になる場合は医師に相談してください。
眉下切開の傷跡修正はできますか?
修正手術やレーザー治療を行うことで傷跡を改善できる可能性はあります。レーザー治療は、皮膚の再生を促進し、傷跡を目立たなくさせる効果があります。しかし、時間がかかる可能性があるため、医師と相談しながら進めると良いでしょう。
眉下切開の傷跡にレーザーの照射等は有効ですか?
フラクショナルレーザー治療やニードルRF(高周波)治療は傷跡の改善に有効です。赤みや色素沈着を軽減し、肌の表面を滑らかに整える効果が期待できます。医師に相談して適切な施術を受けましょう。
まとめ
眉下切開は、目元のたるみを改善するための効果的な施術ですが、術後の傷跡について不安を感じる方も多いでしょう。適切なケアや隠す方法を活用することで、傷跡が目立たなくなり、日常生活にも自信を持てるようになります。
帽子や前髪を活用した簡単な隠し方に加え、メイクや医療的なケアを組み合わせることで、理想の仕上がりを目指すことが可能です。疑問や不安はカウンセリング時に医師に相談してみてください。