眉下切開と前額リフトを比較!手術方法の詳細とそれぞれの効果を徹底解説

2025.11.02

監修医師プロフィール

増田えりか
院長

増田 えりか

Erika Masuda
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360度美人を目指して

全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

経歴

2013日本大学 医学部 卒業
2015昭和大学病院 形成外科
2016今給黎総合病院 形成外科
2017千葉こども病院 形成外科
2018湘南美容クリニック 秋葉原院
2020湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021イートップクリニック 開設 院長就任

年齢とともに額やまぶたのたるみが気になり、目元の印象を変えたいと考える方は多くいます。特に上まぶたの重さや眉の位置が下がることによって、疲れて見えたりキツイ印象になったりする悩みは深刻です。

こうした悩みに対しては、眉下切開と前額リフトという二つの手術が選択肢となります。それぞれの手術方法や得られる効果に特徴があり、目的に応じて適切に選ぶことが重要です。

この記事では、眉下切開と前額リフトの具体的な手術方法、期待できる効果、自然さや持続性の違いまで詳しく解説し、自分に合った手術選びに役立つ情報を提供します。信頼できるクリニックの情報も参考にしながら、安全で満足度の高い手術を検討してみてください。

前額リフトとは

前額リフトは、額・眉・まぶたにかけて生じるたるみをまとめて改善できるリフトアップ手術です。額・眉・まぶたのリフトアップを同時に行えるため、一度の手術で若々しい印象を取り戻すことが可能です。

眉下切開が「上まぶたの皮膚のたるみ」に対して局所的に効果を発揮するのに対し、前額リフトは額全体を引き上げることで額のたるみ、横ジワ、眉の位置、まぶたのたるみまで複合的に改善できる点が大きな違いです。そのため、眉下切開だけでは対応しきれない「額のシワ改善」や「目と眉の位置が近い方」に適しています。

当院では、切開式と内視鏡式の2つの術式をご用意しており、それぞれの適応やダウンタイムに応じて最適な手術をご提案しています。例えば、切開式は余分な皮膚や額の横ジワをしっかり改善でき、内視鏡は最小限の切開で額・眉・まぶたのたるみのリフトアップを叶えます。

参考YouTube:これで解決!【2024年保存版】Q&A集〜切開式前額リフト編〜|増田えりか医師のバレずに10歳若返りチャンネルat イートップクリニック

生え際や頭皮に切開ラインをデザインする

前額リフトには、切開式と内視鏡の2つの方法があり、その大きな違いは切開の範囲や切開の位置、リフトアップの方法が異なります。

<切開式前額リフト>

髪の生え際、または頭髪内に沿って切開を行い、余分な皮膚を取り除きながらリフトアップする手術です。切開式の場合、表情筋にも直接アプローチできるのが大きなメリットで、当院では特に眉を下げる働きを持つ皺眉筋・眉毛下制筋・鼻根筋を切除していきます。これにより、将来的に眉を下に引っ張る力を弱め、まぶたのたるみの再発を予防することが可能です。

<内視鏡前額リフト>

額の生え際に3か所、さらに左右の側頭部の頭髪内に1か所ずつ、合計5か所の小さな切開を行い、そこから内視鏡を用いて額・眉・まぶたをリフトアップする低侵襲の手術です。大きな皮膚切除を伴わないため、ダウンタイムが比較的短いのが特徴です。額の横ジワが少なく、額のたるみによってまぶたが重たくなっている方に適しています。

前額部の皮膚を持ち上げてリフトアップする

切開式の場合は、前額部の皮膚を慎重に持ち上げて余分なたるみを整えます。この工程により、眉毛の位置や上まぶたの重さが改善され、目元全体が明るく見える効果が得られます。前額リフトは眉下切開より額・眉・まぶたの広範囲にアプローチできるため、額から上まぶたにかけて均一にリフトアップが可能です。

また、内視鏡前額リフトでは、額の生え際や側頭部に小さな切開を行い、そこから細い内視鏡を挿入して視野を確保します。モニターで内部を確認しながら、皮膚や組織を丁寧に剥離しながら、下がってしまった組織をリフトアップしていきます。

引き上げた状態を維持するために、吸収性の固定器具を用いて骨膜にしっかり固定します。これにより、額・眉・まぶた全体が持ち上がり、重たく見えるまぶたや額のたるみを一気に改善することが可能です。

<内視鏡の固定器具のイメージ>

必要最小限の切開で手術を行えることから、傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

縫合して自然な額とまぶたのバランスを整える

リフトアップ後は、切開部を丁寧に縫合して仕上げます。特に切開式の場合、切開範囲が広くなるため「傷跡が残らないか不安」と感じられる方も少なくありません。しかし切開線は髪の生え際に隠れるため、他人から見ても手術を受けたことが分かりにくい仕上がりとなります。

また、当院の増田院長は「傷跡をいかに美しく仕上げるか」に人の100倍のこだわりを持ち、縫合では中縫いと外縫いを丁寧に行っています。傷の表面に段差が出ないよう精密に整えることで、時間の経過とともに傷跡が自然に馴染み、仕上がりの美しさに多くのお客様から喜んでいただいております。

<一眼レフ撮影 切開式前額リフトの傷跡>

料金(自由診療)切開式前額リフト¥980,000(税込)+採血検査費¥15,000+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

眉下切開と前額リフトの効果の違い

眉下切開と前額リフトは、目元の印象を改善する手術ですが、効果の範囲や持続性、適応に違いがあります。どちらも若々しい印象を得られますが、改善したい悩みや求める仕上がりによって適した手術は異なります。

ここでは、手術ごとの特徴や比較ポイントを詳しく解説します。

眉下切開でまぶたの余分な皮膚を取り除いて自然な若返りを得る

眉下切開は、上まぶたの皮膚のたるみや厚ぼったさを取り除き、目元を自然にすっきりと若返らせる手術です。切開ラインは眉毛の下に隠れるため傷跡が目立ちにくく、もとの二重を活かした自然で明るい印象を演出できます。

適応となるのは、まぶたの皮膚のたるみや厚みが原因で目元が重たく見えるケースです。二重を新たに作る手術ではないため、大きな変化よりもナチュラルな印象改善を求める方に適しています。

料金(自由診療)眉下切開¥480,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

出典参照:東京・赤坂での眉下切開(眉下リフト)なら美容外科イートップクリニック|e:Top clinic

前額リフトで額から上まぶたまで広範囲のリフトアップ効果を得る

前額リフトが適応となるのは、額のたるみによって上まぶたまでたるみの影響が出ている場合です。まぶたと額のたるみは密接に関係しており、まぶたのたるみが実は額のたるみから生じているケースも少なくありません。

<額とまぶたの関係>

このような方に眉下切開を行ってしまうと、根本原因である額のたるみを改善できないため、2~3年後に再びまぶたのたるみが出てしまう可能性があります。

そのため、カウンセリングでは「額のたるみによるまぶたのたるみ」なのか、「まぶた単独のたるみなのか」を正しく見極めることが重要です。適切な診断と術式の選択が、長期的な効果と満足度につながります。

料金(自由診療)切開式前額リフト¥980,000(税込)+採血検査費¥15,000+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

出典参照:額リフト|e:Top clinic

自然さとダウンタイムの観点から違い

眉下切開は、まぶたそのものの皮膚のたるみや厚みが原因の場合に適応となり、目元の自然な若返り効果を得られる手術です。ダウンタイムはおよそ約1〜2週間程度で、ナチュラルな変化を求める方に多く選ばれています。

一方、前額リフトは、額のたるみが原因でまぶたが重たく見えている場合に適応となります。額全体を引き上げることで、まぶたのたるみも根本から改善でき、額・眉・まぶたの広範囲にわたる自然な若返り効果が期待できます。切開式の場合は、切開範囲が広くなるためダウンタイムを不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ダウンタイムは眉下切開と同様に1〜2週間ほどが目安です。また、切開部は前髪で隠せるため、周囲に気づかれにくいという利点もあります。

<切開式前額リフトの術後の様子>

料金(自由診療)切開式前額リフト¥980,000(税込)+採血検査費¥15,000+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

一番重要なのは「まぶたのたるみの原因が額か、まぶたそのものか」を医師が正しく見極めることです。

眉下切開と前額リフト、それぞれの手術が向いている人

手術を検討する際には、自身の悩みや希望に合わせて最適な方法を理解することが大切です。眉下切開と前額リフトは目元や額の印象を改善する手術ですが、適応範囲や効果に違いがあります。

ここでは、どのような方がそれぞれの手術に向いているかを詳しく解説します。

眉下切開が適している人

眉下切開は、まぶたが厚ぼったい方や、上まぶたの余分な皮膚によって生じるまぶたのたるみが気になる方に適しています。特に、目元の開きは十分で視界に問題がないが、加齢や皮膚のたるみによって目元が重たく見える場合に効果的です。

切開は眉毛の下で行われるため、傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できます。余分な皮膚を取り除くことで、もとの二重ラインが際立ち、アイメイクの映えも改善されます。ダウンタイムはおよそ約1〜2週間で、整形感のない自然な若返りを希望する方に適しています。

また、まぶたに厚みがある方には脂肪切除を併用することでまぶたの厚みを改善できるため、眉下切開でまぶたをすっきり整えた後に、埋没法を組み合わせて理想の二重を形成するケースもあります。

<眉下切開+埋没法の適応例>

料金(自由診療)眉下切開¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+埋没法(uraふたえ)¥280,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)

リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

 

前額リフトが適している人

前額リフトは、額から上まぶたにかけて広範囲のたるみや目と眉の位置が近い方に適しています。額のシワの改善や眉毛の位置を同時に調整できるため、目元だけでなく額全体の若返り効果が期待できます。

前額リフトには2つの術式があり、それぞれの適応が異なります。

<切開式前額リフトの適応例>

料金(自由診療)切開式前額リフト¥980,000(税込)+リジェランエクソソーム1cc¥99,000(税込)+採血検査費¥15,000+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)

リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

切開式は、額に横ジワが目立つ方や、余分な皮膚をしっかり取り除きたい方に適しています。皮膚だけでなく表情筋にもアプローチできるため、たるみの根本改善と再発予防が期待できます。

<内視鏡式前額リフトの適応例>

料金(自由診療)内視鏡前額リフト¥980,000(税込)+採血検査費¥15,000+麻酔代¥55,000-¥110,000(税込)

リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。

内視鏡は、額の横ジワが少ない方や、額のたるみによってまぶたが重たく見える方に適しています。小さな切開から内視鏡でリフトアップを行うため、低侵襲でダウンタイムを抑えやすいのが特徴です。

額からまぶたにかけてのたるみに悩む方は『e:Top clinic』へご相談ください

額や目元のたるみは、加齢や皮膚の弾力低下によって徐々に進行します。

『e:Top clinic』では形成外科出身の増田えりか院長が、カウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当します。お客様一人ひとりのまぶたの厚み・筋肉・脂肪の状態を丁寧に診察し、将来的な変化まで見越したオーダーメイドのデザインを行っています。

まぶたのたるみは単独で起こるのではなく、額・眉毛・まぶたが一体となって影響し合うため、症状の原因を正しく見極めることが重要です。そのため、複合的な要因がある場合には、適切な手術を選ぶことで、機能改善と美しい見た目の両立が可能となります。

このように、どの部分のたるみが根本的な原因なのかを見極める医師の診断力と、複数の術式を組み合わせられる提案力が、自然で満足度の高い仕上がりにつながります。e:Top clinicでは、豊富な執刀経験をもとに最適な手術をご提案いたします。

まぶたのたるみでお悩みの方は、ぜひ一度『e:Top clinic』へご相談ください。

まとめ|眉下切開と前額リフトの違いを理解して最適な手術を選ぼう

眉下切開と前額リフトは、どちらもまぶたのたるみを改善できる手術ですが、切開位置や効果範囲が異なります。眉下切開は上まぶたの余分な皮膚を取り除くことで目元の自然な若返りを得られる手術です。

一方、前額リフトはまぶたのたるみの原因が額にある場合に、額全体を持ち上げることで広範囲のリフトアップが可能です。当院の前額リフトの場合、表情筋のアプローチを同時に行うため、長期的に安定した効果が期待できます。

まぶたのたるみの原因が「額によるものか」「まぶたそのものによるものか」を正しく見極められる医師の診断を受けることが、適切な手術選択につながるため非常に重要です。

  • 増田えりか

    院長

    増田 えりか
    Erika Masuda

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    360度美人を目指して

    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

      日本大学

      医学部

      卒業

    • 2015

      昭和大学病院

      形成外科

    • 2016

      今給黎総合病院

      形成外科

    • 2017

      千葉こども病院

      形成外科

    • 2018

      湘南美容クリニック

      秋葉原院

    • 2020

      湘南美容クリニック

      高田馬場院

      院長

    • 2021

      イートップクリニック

      開設

      院長就任

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