顔の上部のたるみが気になるものの、前額リフトとこめかみリフトのどちらが自分に適しているのか分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。いずれもお顔の上部のたるみにアプローチする手術ですが、手術の範囲や改善できる症状、得られる効果には違いがあります。
この記事では、前額リフトとこめかみリフトの違いを詳しく解説します。それぞれの手術範囲や改善が期待できる症状、そして両方を同時に行う場合のメリットや注意点についてもご紹介します。この記事を通して、ご自身の症状やお悩みに適した手術を検討する際の判断材料としてお役立ていただけますと幸いです。
前額リフトとこめかみリフトの違い|手術範囲と効果を比較
前額リフトとこめかみリフトは、どちらもお顔の上部(額・眉・まぶた)を若返らせる手術ですが、手術の切開範囲と改善できる悩みが異なります。ご自身のたるみやシワがどの部位なのかを理解することで、お悩みに合った手術を検討しやすくなります。ここでは、それぞれの手術で改善が期待できる悩みと手術範囲、そして選び方のポイントについて詳しく解説します。
前額リフトで改善が期待できる悩みと手術範囲
前額リフトは、額・眉間のシワの改善に加え、額・眉・まぶた一体のたるみの改善を目的とした外科手術です。額・眉・まぶたを引き上げることで、加齢や表情筋の影響によって深く刻まれたシワやたるみに対し、根本的な改善を行うことができます。
前額リフトには、切開式前額リフトと内視鏡前額リフトの2つの術式があり、シワの深さや皮膚のたるみの程度、表情筋の緊張の強さなどによって適応が異なります。
切開式前額リフトでは、生え際に沿って約15〜20cm程度の切開を行います。皮膚の余剰切除や表情筋への直接的なアプローチが可能で、深いシワや皮膚の余りによるたるみの改善が必要な場合に適応となることが多い術式です。
一方、内視鏡前額リフトは、生え際に3か所、側頭部の頭皮内に2カ所の計5カ所にそれぞれ約1cm程度の切開を行い、内視鏡を用いて骨膜下で剥離を行ったうえで深部構造から引き上げ、吸収性のプレートで固定する術式です。切開範囲が切開式と比べて小さく、傷跡が目立ちにくい点が特徴とされています。額のシワや皮膚の余りが少ない方に適応となることが多い術式です。
また、額のたるみが改善されることで、眉や上まぶたの位置関係のバランスが整い、目と眉の距離が近いことで印象の変化を希望される方にとっても、前額リフトは適応となる場合があります。
こめかみリフトの適応となる悩みと手術範囲
こめかみリフトは、こめかみ周辺から目尻にかけてのたるみを改善する手術です。こめかみから目尻の外側にかけてのたるみを引き上げることで、すっきりとした印象へ整える効果が期待できます。
こめかみリフトは、こめかみから目尻の外側にかけての部分的なたるみを改善する手術のため、比較的若い方に適応があり、50代までの方に特におすすめです。額のたるみが軽度で、こめかみや目尻周辺のたるみが気になり始めた段階で、こめかみリフトを行えば単独で十分な効果が期待できます。ただし、60代以上の方や額全体のたるみが気になる場合は、前額リフトとの同時手術「切開式前額こめかみリフト」をご提案する場合があります。
前額リフトとこめかみリフトの選び方
どちらの手術を選ぶべきかは、たるみやシワが主にどの部位に生じているかによって異なります。お悩みの中心がおでこ(額中央)・眉の位置・まぶた(目頭や黒目中央部分)なのか、こめかみ周辺や目尻なのかを整理することで、適応となる手術を検討しやすくなります。まずは、ご自身がどの部分のたるみが最も気になるのかを明確にすることが大切です。
前額とこめかみ両方が気になる場合は同時手術も選択肢になります。特に50代後半〜60代以上の方で顔の上部全体のたるみが気になる場合は、同時手術によってバランスの良い仕上がりが期待できます。
<切開式前額こめかみリフトの経過例>

料金(自由診療)切開式前額こめかみリフト¥1,200,000(税込)切開ハムラ¥600,000(税込)+麻酔代¥110,000(税込)リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
カウンセリングでは、額・眉・まぶた一体を診察し、たるみの状態やお客様のご希望の仕上がりを踏まえて総合的に適応の手術を診断することが重要です。執刀経験の豊富な医師の診断のもとで適応を見極め、適切な手術計画を立てることが、満足度の高い結果につながります。
前額リフトとこめかみリフトの同時手術のメリットと注意点
前額リフトとこめかみリフトを同時に行うことで、お顔の上部全体を総合的にリフトアップできます。しかし、同時手術にはメリットだけでなく注意すべき点もあります。
ここでは、同時手術のメリット、ダウンタイムの目安、そして検討する際の注意点とリスクについて詳しく解説します。
同時手術のメリット
同時手術の最大のメリットは、顔上部全体を一度にリフトアップできるため、明らかな若返り効果を実感することができます。額からこめかみまでをトータルで引き上げることで、バランスの取れた自然な若返りが実現できます。
また、手術回数が1回で済むため、身体への負担を軽減できる利点もあります。別々に手術を受ける場合と比べて、ダウンタイムや通院回数、そして費用面や傷跡の仕上がりという点でもメリットがあります。一度にお顔の上部全体を調整することで、自然で若々しい美しい仕上がりになります。
同時手術のダウンタイムの目安
同時手術を検討する際は、ダウンタイムについての違いも理解しておく必要があります。こめかみリフトの単独手術よりも同時手術の方が剥離範囲、傷跡が長くなり、ダウンタイムが長くなる可能性があります。手術範囲が広くなる分、腫れや内出血が引くまでに時間がかかる傾向があるためです。
そのため、仕事や予定を考慮したスケジュール調整の必要性が高まります。一般的には、目立つ腫れが引くまでに約1週間〜2週間程度、完全に腫れやむくみが落ち着くまでには約1〜3ヶ月程度かかります。時間とともに和らいでいきますのでご安心ください。大切な予定がある場合は、十分な余裕を持ってスケジュールを立てることをおすすめします。
同時手術を検討する際の注意点とリスク
同時手術には注意すべき点もあります。切開範囲や剥離範囲が広範囲なため、体への負担が大きくなるため体力や健康状態の確認が必要です。持病がある方や高齢の方は、特に慎重に検討する必要があります。
また、手術時間が長くなることによる麻酔リスクや術後の回復期間も考慮しなければなりません。手術時間が長くなると、それだけ体への負担も増加します。さらに、生え際の切開位置のデザインは、医師の技術力によって傷跡の仕上がりの結果を左右する可能性があります。同時手術は高度な切開と縫合技術と適切なリフトアップが求められるため、執刀経験が豊富な医師のもとで手術を受けることが重要です。
前額リフト・こめかみリフトをご検討の方は『e:Top clinic(イートップクリニック)』へご相談ください
『e:Top clinic(イートップクリニック)』は、額・眉・まぶたを一体の構造として総合的に診察したうえで、切開式前額リフト・内視鏡前額リフトをはじめ、こめかみから目尻にかけてのピンポイントのたるみに対応するこめかみリフト、さらに額からこめかみ、目尻にかけてのたるみを同時に改善する切開式前額こめかみリフトまで、幅広い術式に対応しています。
形成外科出身で目元のたるみ手術の豊富な執刀経験を持つ増田えりか院長による丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療計画により、一人ひとりに合った手術をご提案しています。また、術後のアフターフォロー体制や通いやすい立地などの安心ポイントも整っているため、術後も安心して通いやすい環境を整えております。前額リフトやこめかみリフトをお考えの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
まとめ|前額リフトとこめかみリフトの違いを理解して適した手術を選ぼう
前額リフトとこめかみリフトは、切開の長さ・剥離範囲が異なり、改善できる悩みも異なります。おでこ全体のシワやたるみには前額リフトが、こめかみ周辺・目尻の部分的なたるみにはこめかみリフトが適しています。こめかみリフトは50代までの比較的若い方に適応があり、60代以上の方には額のたるみも引き起こされているパターンも多いため前額リフトとの同時手術「切開式前額こめかみリフト」が適応となる場合があります。
同時手術には、顔の上部全体をバランス良くリフトアップできるメリットがありますが、傷跡が長く剥離範囲も広くなるため、ダウンタイムが長くなる、体への負担が大きくなるなどの注意点もあります。ご自身の症状やご希望、ライフスタイルを踏まえて手術を行うためには、執刀経験豊富な医師による診察が欠かせません。まずは適応を確認するため、当院のカウンセリングにお越しください。


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