「上のまぶたがたるんでいる」「二重になりたい」など、目元に対する悩みはさまざまです。
さらに、いくつもの悩みを同時に抱えている人も少なくありません。
その中でも「眼瞼下垂解消施術」と「二重切開」は同時に行うことが可能であり、実際に希望する人も多いです。
しかし2つの区別がつかず、自分が何の施術を受ける予定なのかあやふやなままだという人も居ます。
本記事では、眼瞼下垂と二重切開の違いについて解説します。
参考にして、施術に進む前に施術に対する知識を身に着けてください
眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂とは、上のまぶたが下がっていて黒目にかかっており、かつ自分の力では瞼が持ち上がらないという症状です。
原因は加齢による筋力の衰えや、まぶたと筋肉を繋ぐ腱の部分のトラブルなどがあります。
眼瞼下垂になると目元の審美性が低下するため、眼瞼下垂の施術を受け付けている美容整形クリニックは少なくありません。
しかし重度の眼瞼下垂となると、審美性に関係なく、前が見えないなど機能的な問題が発生します。
そのため、病院で診てもらうことも可能な症状です。
眼瞼下垂解消の効果
眼瞼下垂を解消すると、目元の審美性が向上します。
美しい目元の条件はさまざまですが、そのうちの1つに「黒目が9割以上見えていること」というものがあります。
眼瞼下垂はこれを妨げ、黒目の見えている割合を低下させてしまいます。
そのため、眼瞼下垂を解消することで黒目が良く見えるようになり、ぱっちりとした明るい目元に変化します。
さらに二重にすることにより、より目が大きい印象を与え、はっきりした顔だちになります。
二重切開とは?
二重切開とは、一重を二重にする施術のことです。
二重と言っても種類はさまざまであり、二重の幅も人によって希望が異なります。
そのため、二重切開の際は事前のカウンセリングをしっかり行い、デザインをクリニックと共有することが大切です。
当クリニックでは、眼瞼下垂と同時に行う二重切開術だけでなく、二重のみを目的とした施術も受け付けております。
二重の施術には切開を伴う方法と、糸を埋没させ切らないで済ませる方法がありますが、当クリニックであればどちらも可能です。
眼瞼下垂と二重切開の違い
眼瞼下垂と二重切開は、あくまで別物です。
具体的には、以下の点が異なります。
・施術の目的
・施術方法
・永続性
本記事では上記の点に加え費用についても解説しますが、施術ケースによって大きく変わるため、参考として覚えておくようにしてください。
施術の目的
眼瞼下垂と二重切開では、施術の目的が異なります。
眼瞼下垂の目的は上まぶたのたるみを解決することです。
まぶたの形は一重でも二重でも関係がありません。
また、審美性の問題でなく、前が見づらいという機能的な問題から眼瞼下垂に悩む人も少なくありません。
対して二重切開は、一重を二重にすることが目的です。
まぶたの動きでなく、目的はまぶたの形の整形です。
そのため眼瞼下垂と異なり、完全に審美性に特化した問題と言えます。
施術方法
眼瞼下垂の施術方法は、まぶたを切開した後、まぶたと筋肉を繋ぐ腱を短くします。
腱を短くすることで、筋肉が大きく動かなくとも、簡単にまぶたが上まで動くようになります。
対して二重切開の施術方法は、まぶたそのものが施術部位となります。
二重とはまぶたの皮膚が一部筋肉と繋がっており、その繋ぎ目が皮膚に食い込んで線を作っている状態です。
二重切開はまぶたを切り開き、人の手でまぶたと筋肉を縫合することで二重の人と同様の状態を作り出します。
いずれにしろ切開が必要である点は共通しているため、同時に行うことで施術は一度で済ますことができます。
また、眼瞼下垂の施術でできてしまう傷も、二重を作ることで二重に隠すことができます。
永続性
眼瞼下垂施術と二重切開は、効果の永続性が異なります。
眼瞼下垂施術は、腱を短く縫合し、上まぶたを開けやすくする施術ですが、効果がいつまで続くかは誰にもわかりません。
施術を行ったとしても、さらに年齢を重ねて高齢になるとまぶたは持ち上がりにくくなります。
また、上まぶたの皮膚のたるみも避けることができません。
つまり、眼瞼下垂施術は効果が永遠ではないということです。
一方で二重切開は、一度行うと二度と一重に戻ることはありません。
つまり、効果に永続性があるということになります。
しかし二重切開には、仕上がりに不満があったとしても、やり直しが効かないというリスクもあります。
また、同じ二重形成であっても、切開を伴わない埋没法は効果に永続性がありません。
生涯効果が続くのは、あくまで切開を伴う二重形成のみです。
【参考】費用について
眼瞼下垂施術と二重切開は、費用も異なります。
眼瞼下垂施術は病院で医療行為として行う場合、保険が適用されるため、リーズナブルになります。
対して二重切開は、医療行為ではなく審美性を高めるためのものであるため、保険が適用されません。
そのため、2つの施術をそれぞれ比べた場合は、費用が大きく異なります。
ただし、眼瞼下垂施術で保険が適用されるのは、医療行為として施術されるケースのみです。
同じ眼瞼下垂施術でも、美容クリニックで行われる場合は「機能性ではなく審美性を高める目的のもの」とみなされ、保険が適用されません。
「眼瞼下垂であれば絶対に保険が使える」とは思わないようにしましょう。
眼瞼下垂と二重切開は同時施術可能
眼瞼下垂施術と二重切開は、同時施術が可能です。
当クリニックでも2つを同時に行うことにより、目元の審美性を大きく向上させ、多くのお客様に納得いただいています。
眼瞼下垂施術は傷が残るのが難点ですが、その二重切開を同時に行うことで、傷を二重の線に隠し分からないようにできます。
クリニック選びが最重要
眼瞼下垂にせよ二重切開にせよ、重要であることはクリニック選びです。
腱を短くする、まぶたを縫いつける、と言葉にするのは簡単ですが、実際に納得のいく仕上がりになるかどうかは、クリニックの腕に大きく左右されます。
「施術ができればどこでも良い」と考えず、自分のために実績豊富なクリニックを探しましょう。
もしもクリニック選びに迷ったら、ぜひイートップにお越しください。
まとめ
眼瞼下垂と二重切開は、同時に施術可能ではあるものの、それぞれ異なる施術です。
施術の特徴を知り、自分がどのような施術を受けるのか知っておきましょう。
知識を深めると安心に繋がるだけでなく、ダウンタイム中やその後の過ごし方について意識が変わり、より効果が長もちするようになります。