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眼瞼下垂による二重手術には保険が適用される?まずは医師に診断を受けよう

2023.05.12

基本的に美容整形は自由診療となりますが、例外的に保険適用ができる病状も存在します。

その一例が眼瞼下垂手術・二重手術で、保険診療を扱っているクリニックであれば保険適用ができます。

保険が使えるかどうかは、診断を受け一定の基準をクリアする必要があるため、誰にでも当てはまるわけではありません。

日常生活で支障がある、身体的・精神的に悩みを抱えているのであれば速やかに受診しましょう。

保険の負担額は治療法によっても変わりますが、ほとんどは3割負担となるため費用を大きく軽減できます。

眼瞼下垂の状態によっては二重手術が保険適用対象になる


まずは医師から診断を受け、眼瞼下垂の状態を見た上で保険適用ができるか判断を仰ぐ必要があります。

ただし基準は厳しく、眼瞼下垂が軽度や中度の状態であれば保険適用はできない可能性が高いでしょう。

保険対象となる眼瞼下垂の状態とは、見た目が悪くて悩んでいる程度ではなく、日常生活や健康状態の観点で問題があると判断される場合に限ります。

「まぶたが垂れ下がり瞳の大部分が隠れている」「目を開いても視野が狭い」「ドライアイや偏頭痛がある」などがその一例です。

重い眼瞼下垂以外で適用されるケースも

眼瞼下垂症以外に二重手術が保険適用されるケースは、逆さまつげの症状がある場合です。

通常であれば、まつげは外側に向かって生えますが、逆さまつげは内側に向かっているため眼を傷つけるおそれがあります。

生まれつき、まぶたの構造に問題があるという事例もありますが、まぶたやまつげへのダメージや加齢によっても引き起こされます。

加齢による逆さまつげは「老人性眼瞼内反症」といい、重度の場合には失明するリスクもあるため早急に手術が必要です。

眼瞼下垂手術・二重手術が保険適用にならないケース

眼瞼下垂手術・二重手術は健康上に問題がないと判断されたケースでは保険適用にはなりません。

眼瞼下垂の状態が軽度の場合

眼瞼下垂が軽度の状態とは、まぶたが垂れ下がってはいるものの、黒目の部分が隠れていない場合です。

見た目に違和感はあっても日常生活に支障がなければ、問題ないと判断されます。

ただし眼瞼下垂が軽度であっても、他の随伴症状を起こしている可能性もあるため、まずは診断を受けることをおすすめします。

美容目的で二重整形を行う場合

美容目的で二重整形を行う場合、保険適用されることはありません。

ただし必ずしもデメリットばかりではなく、保険適用するための手術とは違い自由診療では理想の二重まぶたを手に入れられるため、結果的に満足度は高くなるでしょう。

保険を使った手術の場合、費用の負担が少なくなることが大きなメリットですが、眼瞼下垂の状態を改善する以上の成果は得られません。

機能性の改善以上を求めて施術をする場合

保険を使う場合、手術の目的は健康状態や日常生活での支障を改善することに限られます。

機能性を改善するための手術なら行えますが、それ以上を望むのであれば適用はできません。

眼瞼下垂で悩んでいる人の多くには日常生活の問題だけでなく、外見的な悩みも抱えている人も多く見受けられます。

健康と見た目どちらをとるかではなく、どちらも手に入れられることが自由診療の大きなメリットです。

眼瞼下垂の状態で二重手術が保険適用されるケース

眼瞼下垂症と診断され保険適用されるためには、現在の状態を見て日常生活に支障をきたしていると判断される必要があります。

眼瞼下垂症の基準

眼瞼下垂症には明確な基準がなく、保険適用も含めて最終的には医師の判断によって是非が問われます。

二重手術によって症状が改善されると見込まれる場合に保険適用が可能です。

眼瞼下垂を改善するにはまぶたに対して切開を行い、その際切った部分が二重になりますが、幅を狭くすれば奥二重にすることや一重に見えるようにもできます。

基本的には眼瞼下垂症と診断されるには、まぶたが瞳孔の多くを隠してしまい、力を入れても大きく目が開かず日常生活で支障を伴う程度の状態であることが挙げられます。

​​修正手術でも基準を満たせば保険適用となる

修正手術でも保険適用となるかどうかには基準があるため、まずは医師の診断を受けることが重要です。

まぶたにメスを入れる眼瞼下垂の手術は難易度が高く、医師の腕が未熟だと失敗するリスクがあります。

特に眼瞼下垂の手術は修正になると難易度がさらに上がるため、名医の選択が不可欠です。

保険適応の基準を満たしていても、名医から手術を受けなければ更なる失敗を招くおそれもあるため注意しましょう。

​​まずは医師から診断とカウンセリングを受けよう

保険適用の有無だけでなく、手術方法についても医師から診断とカウンセリングを受けた上で検討することになります。

リスクについての説明を行い、患者の希望も考慮した上で切開のデザインや手術方法を決定します。

目を向けるべきは保険適用だけでなく、その結果どのような改善が期待できるかです。

名医を訪ね、カウンセリングで要望や不安な点を伝えられれば結果も良いものとなるでしょう。

保険適用には利点以外の面にも注目するべき

保険適用の利点を考えた場合、費用を大きく軽減できるところが大きいです。

眼瞼下垂手術は決して安いものではないため、保険によって初めて治療を検討される人も多いはずです。

ただし保険を使った手術では、見た目の改善といった美容目的での手術は行えません。

ネットで検索をすれば、目元手術によって印象が大きく改善したという事例は多くありますが、保険適用の際には手術の幅が狭くなるため美容目的の人には不都合が生じる可能性がでてきます。

保険適用・自由診療のぜひイートップクリニックへ

眼瞼下垂の症状に対して保険適用の有無は、一度診察を受けてみなければ判別できません。

基準を満たせば費用の負担額も少なくなり、日常生活での悩みも大きく改善されるでしょう。

ただし保険適用をした眼瞼下垂の手術は症状の改善は期待できますが、見た目を良くするには自由診療の方が適しているため注意しましょう。

当院では眼瞼下垂の保険診療は行なっていませんが、目元手術に関しての名医が在籍しており、様々な症例に対して多くの症例実績があります。

同じ眼瞼下垂でも苦悩の質は人それぞれで、当院ではお客様一人一人の悩みや要望に沿った治療法を提案しています。

現在症状にお悩みであれば、お気軽にお問い合わせください。

まとめ


眼瞼下垂手術・二重手術は日常生活に支障をきたしている場合や健康上で危険があると判断された場合に保険適用できます。

自由診療と違い美容目的での改善はできませんが、眼瞼下垂が重くなると他の症状も併発する可能性があるため、早急な手術が必要です。

ただし保険適用をする場合は見た目の印象の改善には適していません。

保険診療、自由診療、どちらを選ぶにしても手術の成功には医師の腕が大きく関与しており、選択を誤ってしまえば失敗のリスクもあるため、信頼できるクリニックを選びましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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