「エクソソーム点滴に危険性はないの?」
幹細胞培養液上清液治療と聞くと聞きなれない名称に不安になる方もいるかもしれません。
しかし、エクソソーム点滴は比較的危険性が少なく、多くの美容へのメリットが期待できるでしょう。
本記事ではエクソソーム点滴治療が何かを紹介しながら、危険性について説明します。
エクソソーム点滴・注射の危険性はほとんどない
エクソソーム点滴・注射治療の危険性はほとんど無いと言われています。
なぜなら、エクソソーム点滴は幹細胞培養液治療とは違い、幹細胞培養液のさらに上澄み(幹細胞培養液上清液)からエクソソームを分離して、美容・健康対策にすぐれた薬剤にしているからです。
エクソソームは細胞から分泌される顆粒状の物質で、細胞間の情報伝達を行う「細胞間のメッセンジャー」の重要な役割を担っています。
たとえば、加齢による皮膚の乾燥など肌トラブルがあると、修復を求めて各細胞に弱った細胞をサポートをするように指示を出したりします。
したがって、エクソソームを点滴・注射することで、免疫機能の改善や全身疲労の回復、肌機能の改善効果が期待できます。
エクソソーム点滴・注射とは
エクソソーム点滴・注射とは、幹細胞培養液のさらに上澄みの幹細胞培養液上清液を点滴によって体内に注入するエクソソーム治療の1つです。
しかし、エクソソーム治療が初めての方は、エクソソーム点滴・注射に危険性や副作用はないのか不安に思うこともあるでしょう。
ここからは、エクソソーム点滴・注射の危険性と副作用について紹介します。
エクソソーム点滴・注射の危険性
エクソソーム点滴・注射の危険性はほとんど無いと言われています。
なぜなら、エクソソーム点滴・注射は幹細胞治療とは違い、幹細胞培養液のさらに上澄み(幹細胞培養液上清液)から、エクソソームを取り分けたものを使用しているからです。
イートップクリニックで使用しているエクソソーム点滴・注射は、厳選された日本人ドナーから提供されたヒト由来の幹細胞培養液上清液を日本国内で製造しているので、危険性はかなり低いといえます。
エクソソーム点滴・注射の副作用
危険性がほとんどないエクソソーム点滴・注射ですが、副作用が起こる場合もあります。
エクソソーム点滴・注射の主な副作用は穿刺部(点滴用の針を刺した部位)の腫れ・赤み・かゆみです。
これらの副作用は時間とともにおさまることがほとんどですが、気になる場合はタオルでくるんだ保冷剤などで冷やすといいでしょう。
ごくまれに、アナフィラキシー反応による冷や汗や・吐き気・腹痛・呼吸困難・血圧低下や、培養上清に含まれるインスリン様成長因子による一時的な低血糖症状が起こる可能性があります。
アレルギーや持病のある方や、点滴で具合が悪くなった経験のある方は、事前のカウンセリングで医師に相談すると安心です。
エクソソーム点滴・注射に危険性がほとんどない理由
エクソソーム点滴・注射は危険性が少なく、メリットの多い治療法です。
ここからは、エクソソーム点滴・注射に危険性がほとんどない理由を紹介します。
エクソソーム点滴・注射はヒト細胞由来だから
エクソソーム治療・注射に危険性がほとんどない理由は、ヒト細胞由来の幹細胞培養液上清液を原料にしているからです。
エクソソーム点滴・注射とは、幹細胞培養液のさらに上澄み部分の幹細胞培養液上清液を使用します。
エクソソームは細胞間で情報伝達をする役割を担っていて、良い情報も悪い情報も細胞に伝えます。
したがって、エクソソーム治療には良い情報を持ったエクソソームだけを体内に取り入れることが重要です。
イートップクリニックで使用しているエクソソーム点滴・注射は、健康な日本人ドナーから作られたヒト由来の幹細胞培養液上清液に、細胞の修復・成長を助けるサイトカイン(成長因子)・ビタミン・アミノ酸を加えています。
ヒト由来のため拒絶反応が起きにくく、安全性と健康・美容効果が高いのが特徴です。
エクソソーム点滴・注射が受けられない人
危険性の少ないエクソソーム点滴・注射治療ですが、残念ながら受けられない方もいます。
ここからは、エクソソーム点滴・注射が受けられない人を紹介します。
がん(悪性腫瘍)治療中の方
がん(悪性腫瘍)を治療中の方はエクソソーム点滴・注射が受けられません。
なぜなら、エクソソームによってがん(悪性腫瘍)の細胞が活性化する可能性があるからです。
妊娠中・授乳中の方
妊娠中・授乳中の方もエクソソーム点滴・注射が受けられません。
理由は、現状では妊娠中の母体や胎児、生まれてくる子どもへの影響がわかっていないからです。
妊娠を希望する女性には「エクソソームで体内のエイジングケアをしてから妊活したい」と考えている方もいるでしょう。
妊娠を希望している方は、妊娠希望を医師に伝えて、点滴・注射を受ける時期や回数を一緒に決めるのがおすすめです。
エクソソーム点滴・注射のデメリット
エクソソーム点滴・注射は危険性や副作用がほとんどない治療法ですが、デメリットがあります。
ここからは、エクソソーム点滴・注射のデメリットを紹介します。
費用が高い
エクソソーム点滴・注射のデメリット1つ目は「費用が高い」ことです。
エクソソーム点滴・注射は自由診療のため、費用が高額になりやすい傾向にあります。
美容・健康効果を引き出すには治療の継続が必要なことも費用が高額になる理由です。
献血ができない
エクソソーム点滴・注射のデメリット2つ目は「献血が受けられない」ことです。
エクソソーム点滴・注射はヒト由来の幹細胞培養液上清液を使用するため、献血が受けられません。
理由は現在の検査法では安全性がまだ確認できないからです。
献血をよく行う方は、注意しましょう。
(参照 日本赤十字社)
忙しい女性にこそエクソソーム点滴・注射がおすすめ
イートップクリニックのエクソソーム点滴は・注射良質なエクソソームに細胞の修復・成長を促す成長因子のサイトカインやアミノ酸、ビタミンなどを配合した点滴・注射です。
エクソソーム点滴・注射は細胞修復と成長を促すため、全身の美容だけでなく、疲労回復やエイジングケアにも向いています。
また、薄毛や抜け毛の予防にも期待できるので、全身を効率的に整えたい方にエクソソーム点滴・注射治療はおすすめの治療法といえるでしょう。
忙しい女性はなかなか自分のケア時間が取れませんが、静脈注射であれば5分~10分程、エクソソーム点滴は施術時間は30分~60分なので、休憩がてら気軽に受けることができます。
イートップクリニックのエクソソーム注入は、基本的に静脈注射をメインで行っております。
エクソソームの血中濃度を高めて体内へ注入することでより効果を期待できるためです。
注射が苦手な方には点滴への変更も承っております。
また美肌や薄毛改善といったピンポイントでより効果を実感されたい方へ、直接肌や頭皮への手打ち注射での対応も可能です。
同じ悩みを持つ女性医師に相談できるので、忙しくなかなか自分のケアができない方は、クリニックで相談してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
エクソソーム点滴・注射の危険性はほとんど無いと言われています。
理由は幹細胞培養液ではなく、上澄みの幹細胞培養液上清液を使うこと、原料に動物由来を使わず、ヒト由来の幹細胞培養液上清液を使用しているからです。
しかし、穿刺部の赤み・腫れ・かゆみなどの副作用が起きる場合もあります。
副作用は時間の経過とともにおさまりますので、心配しすぎることはありません。
アナフィラキシー反応や一時的な低血糖が気になる方、点滴・注射で具合が悪くなった経験がある方は、クリニックで相談することで、安心して治療が受けられます。