アンチエイジングや老化防止に効果が期待できるエクソソーム治療ですが、副作用が心配と言う方も多いでしょう。
本記事ではエクソソーム治療の副作用と美容効果を紹介しています。
エクソソームの副作用は注射・点滴による赤み・腫れ・かゆみ
エクソソーム治療の主な副作用は注射・点滴の穿刺部(針を刺した場所)の赤み・腫れ・かゆみです。
エクソソーム治療はほかの注射・点滴をした時と同じく、穿刺部に痛みや内出血、神経障害が起こる場合もあります。
しかし、他の注射や点滴とリスクは同程度です。
また、エクソソーム治療では、まれにアナフィラキシー反応による吐き気・腹痛・血圧低下・ショック状態が起こる場合や、インスリン様成長因子による冷や汗・震え・一時的な低血糖症状を起こす可能性もあります。
エクソソームの副作用は1週間程度でおさまる
エクソソーム治療では針を刺した場所が腫れる場合がありますが、時間の経過とともに症状はおさまります。
イートップクリニックのエクソソーム治療は、幹細胞培養液から、特に高い効果が期待できるサイトカイン(成長因子)とエクソソームを分離した上澄み液を使用しています。
副作用を最小限に抑えた治療が可能です。
エクソソーム治療の美容効果
エクソソーム治療はアンチエイジング・美肌効果・老化防止・毛髪増加など、さまざまな効果が期待されています。
ここからは、エクソソーム治療で得られる美容効果を紹介します。
ターンオーバーを整える
エクソソーム治療の美容効果1つ目は「ターンオーバーを整える」ことです。
エクソソームは幹細胞培養液ではないので、肌再生そのものはできません。
しかし、エクソソームは肌のターンオーバーを整えるので、肌本来の機能の活性化が期待できます。
ターンオーバーの乱れによるニキビ・乾燥・肌のゆらぎなど、肌トラブル全般の改善をしたい方にもおすすめです。
コラーゲン・エラスチンの生成促進
エクソソーム治療の美容効果2つ目は「コラーゲン・エラスチンの生成を促進する」です。
肌の真皮層にはコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸があります。
コラーゲンは真皮の約70%を占め、肌のハリに大きく関係しています。
エラスチンはコラーゲン繊維を束ねる役割をするたんぱく質で、肌の弾力を支えています。
最近の研究で、真皮幹細胞が分泌するエクソソームに含まれる特定の成分が、皮膚のコラーゲン生成に関係していることが明らかになりました。
エクソソーム治療では年齢を重ねてコラーゲン・エラスチンの生成機能が低下している肌へのアプローチが可能です。
肌のハリ・ツヤの低下が気になる方にエクソソーム治療はおすすめと言えるでしょう。
抗炎症・抗アレルギー作用・免疫調整作用
エクソソーム治療の美容効果3つ目は「抗炎症・抗アレルギー作用・免疫調整作用」です。
エクソソームに含まれるサイトカインには以下の3つがあります。
・IL-1Ra (インターロイキン1受容体アンタゴニスト)
・CNTF(毛様体神経栄養因子)
・BDNF(脳由来神経栄養因子)
サイトカインは成長因子ともよばれ、エクソソームとともに幹細胞培養上清液に含まれます。
これら3つのサイトカインには抗炎症作用が確認されており、アトピー性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患への効果が期待されています。
エクソソーム治療は美容だけでなく、抗炎症、抗アレルギー、免疫系への効果が期待されているため、全身の倦怠感を感じる方にも試していただきたい治療です。
エクソソーム治療法による違い
ここからは、エクソソーム治療の治療法による違いを紹介します。
イートップクリニックでご案内しているエクソソーム治療は以下の2つです。
・エクソソーム注射
・エクソソーム点滴
これら2つの違いを紹介します。
エクソソーム注射
エクソソーム注射は顔や頭皮など、局所的な治療に向いています。
例えば肌の乾燥やニキビ、ターンオーバーをピンポイントで治療したい方や、発毛・増毛を目指す方など、目的が決まっている方におすすめの治療法です。
イートップクリニックでは医師が施術範囲や深部を見極めながら手打ちで施術していきます。
エクソソーム点滴・静脈注射
エクソソーム点滴・静脈注射は全身のケアに向いています。
例えば疲労回復や免疫力・体力を向上したい方や、薄毛・抜け毛の予防をしたい方におすすめです。
イートップクリニックでは、基本的に静脈注射をメインで行っております。
静脈注射を用いることで、エクソソームの血中濃度を高めより効果を期待できるためです。
静脈注射が苦手な方には点滴への変更も承りますので、ご安心ください。
エクソソーム治療の禁忌行為
エクソソーム治療は副作用の少ない施術ですが、禁忌行為もあります。
ここからは、エクソソーム治療の禁忌行為について紹介します。
がん(悪性腫瘍)治療中・妊娠中・授乳中の方はエクソソーム治療が受けられない
エクソソーム治療はがん治療中の方・妊娠中・授乳中の方は受けられません。
なぜならエクソソームががん細胞を増やす可能性があるからです。
また、エクソソーム治療は妊娠中・授乳中の方も、胎児や生まれてくる子どもへの影響が解明されていないため受けることができません。
妊娠を希望する方は、担当医と相談してから治療時期を決めるといいでしょう。
施術当日は長時間の入浴・サウナはNG
エクソソーム注射・エクソソーム点滴・静脈注射を受けた当日は長時間の入浴やサウナを控えましょう。
特に、発毛を目的とした頭皮への注射では、施術部位が傷のようになっています。
長時間の入浴では傷口から細菌感染を起こしやすいので、施術当日は長時間の入浴を控え、患部を清潔に保つシャワーで済ませるようにしましょう。
また、エクソソーム注射やエクソソーム点滴によって穿刺部が腫れた場合は触ったり揉んだりせず、タオルにくるんだ保冷剤などで冷やすのがおすすめです。
妊活中のエクソソーム治療は女性医師に相談しよう
エクソソーム治療は副作用が少なく、他の投薬治療とも併用できますが、胎児や生まれてくる子どもへの影響はまだ解明されていません。
イートップクリニックでは女性医師が悩みに寄り添いながらカウンセリングを行うため、妊活中や妊活を希望する方で、エクソソームの施術が気になる方は医師に相談しましょう。
【まとめ】
エクソソーム治療の主な副作用は穿刺部の赤み・腫れ・かゆみです。
副作用は時間の経過とともにおさまるので、触ったり揉んだりせず、タオルでくるんだ保冷剤で冷やすといいでしょう。
施術当日は、長時間の入浴・サウナを控え静かに過ごしましょう。
エクソソーム治療は副作用が少なく、注射ではピンポイントに、点滴では全身にエイジングケアができる治療法です。
気になる方はクリニックに相談してみましょう。