眉下切開の傷跡や赤みが不安で、クリニックに申し込みできないと悩む方は多いです。
確かに眉下切開は傷跡や赤みは一定期間残りますが、目立たなくするコツはあります。
この記事では眉下切開の傷跡や赤みを出さないコツや対処法、その他のリスクを解説します。
眉下切開の傷跡や赤みはどのくらいで消える?
眉下切開の傷跡や赤みは、術後3ヶ月までは残ります。その後は徐々に消えていき、1年後にはほぼ見えない状態になることがほとんどです。
また「若いほうが傷跡がすぐに消えるか?」といった質問がありますが、傷跡は若い方のほうが強く出ることが多いです。
逆に年配の方の方が比較的きれいな傷跡になります。
眉下切開で傷跡の赤みを出さないコツ
眉下切開で傷跡の赤みを出さないコツは、以下の3つです。
- 眉毛に隠れるデザインにする
- アートメイクをする
- 縫合方法を担当医師と話し合う
眉下切開の傷跡や赤みが目立つか心配な方は、以下を参考に対処法を検討してみてください。
眉毛に隠れるデザインにする
眉下切開は、5〜6cmくらいの傷になります。傷はデザインによって、眉毛に傷跡が隠れる場合と隠れない場合があります。
傷跡や赤みは、医師とのカウンセリングの時点で目立つか否かが決まってくるのです。
カウンセリングでは、医師に任せきりにするのではなく目立たない位置に傷跡が来るかチェックしましょう。
アートメイクをする
眉下切開をする前に、アートメイクをすると目立ちにくくなります。アートメイクとは、皮膚の薄い部分にインクを注入し、着色する眉毛のメイクのことです。
すでに眉毛が書いてあるため、たとえノーメイクだったとしても目立ちません。
術後は抜糸までメイクができないと考えておきましょう。そのため、しばらくすっぴんで傷跡が目立つことを考えるとアートメイクをしておくことは有効です。
縫合方法を担当医師と話し合う
縫合の方法で傷跡や赤みが目立つかどうかが変わってきます。
皮膚の表面だけではなく、皮膚の下の処理や傷が開こうとする力をうまく縫う方法でなければ目立ってしまうことがあるのです。
傷跡や赤みを目立たなくしたい方は、縫合方法も医師とよく相談しましょう。
眉下切開で傷跡の赤みが出てしまった場合の対処法
眉下切開をして糸がまだ入っている場合は、メイクで隠すことはできません。その場合は、帽子を深くかぶったり、前髪を下ろして隠したりして傷跡や赤みを隠しましょう。
縫合が上手な医師でも、抜糸前はどうしても傷跡が目立ってしまうことは知っておいてください。
抜糸後は傷跡にメイクをしても問題ありません。コンシーラーなどで赤みを消せば、目立たなくできます。
術後半年程度は赤く残ってしまうため、工夫をして隠すようにしてください。
赤み以外にもある眉下切開のリスク
眉下切開は傷跡や赤みが気になりますが、他にも3つのリスクがあります。
- 内出血や腫れなどを伴うことがある
- 左右非対称になる可能性がある
- 不自然な引き連れを起こすことがある
眉下切開を受けようか迷っている方は、以下のリスクも頭に入れておいてください。
内出血や腫れなどを伴うことがある
眉下切開を受けた場合、内出血や腫れなどを伴うことがあります。眉下切開はメスで皮膚を切開するため、切開した部分が腫れて治るまでに時間がかかることが多いです。
内出血や腫れは、術後2〜3日が強く出ると言われています。気になる方は学校や仕事が休みになる日に合わせて手術するのがおすすめです。
どうしても難しい場合は、帽子や前髪で隠しましょう。
左右非対称になる可能性がある
眉下切開は、左右非対称になる可能性があります。なぜなら人間の眉は左右対称にできていないためです。
眉の形に沿って切開することで、左右に差が出てきてしまいます。
メイクに合わせて手術すれば対象になると思われがちですが、老化したときにたるみが加わり、左右非対称になって不自然になることもあります。
そのため眉下切開は、左右非対称になったとしても骨格に合わせて皮膚を切除するのが一般的なのです。
左右差ができるリスクは頭に入れた上で、手術を受けるようにしましょう。
不自然なひきつれを起こすことがある
たくさんの皮膚を切除する場合、ひきつれを起こし縦じわになって悩まされることがあります。
この場合は、デザインによってひきつれを防止することが可能です。たくさんの皮膚を切除する場合は、医師とよく相談しひきつれを起こさないよう配慮してもらいましょう。
眉下切開はメリットもある
リスクがある眉下切開は、メリットもあります。メリットは、以下の3つです。
- 目の開きが楽になる
- 目と眉の距離が近くなる
- 傷が目立ちにくい
眉下切開をすることで、目の開きが楽になることがあります。手術を受ける方の中には、皮膚がたるんで視界を遮っている方もいます。
無意識におでこの筋肉を使って目を開けて頭痛や肩こりで悩む方もいるのです。施術を受けた後は、余分な皮膚が無くなるため、無駄な力を入れる必要が無くなり目がスムーズに開けられるようになります。
さらに、目と眉の距離が近くなることもメリットの1つです。目と眉が近くなることで、キリッとした印象になります。
外国人やハーフの方のような顔になりたい方に向いている手術です。
さらに眉下切開は、切開をする手術の中では傷跡が目立ちにくいと言われています。そのため、傷跡が気になる方は受けるのがおすすめです。
まとめ
眉下切開の傷跡や赤みは3ヶ月程度残り、その後は徐々に引いていきます。赤みを出さないコツは、眉毛に隠れるデザインにしたり、アートメイクをしたりすることです。
それでも目立ってしまう場合は、帽子や前髪、メイクなどで隠しましょう。
さらに眉下切開は、リスクもあります。傷跡や赤みだけではなく、その他のリスクがあることも考慮しましょう。
リスクがある眉下切開ですが、今回紹介したメリットもあります。メリットとリスク両方把握した上で、自分に合った施術か検討してみてください。
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