眉下切開は、まぶたのたるみを解消し目元を若々しく整える美容整形の1つですが、術後の腫れが気になる方も多いのではないでしょうか。
そんな眉下切開後は「どのくらい腫れるの?」「いつまで続くの?」と、不安に感じている方も少なくないはずです。
そこでこの記事では、眉下切開の腫れのピークはいつまでかを解説します。
また、腫れの経過や内出血・痛みなど他のダウンタイム中の症状、注意すべき過ごし方なども併せて紹介します。
この記事を読めば、眉下切開の腫れのピークや回復の目安などを理解できるので、術後の経過が不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
眉下切開の腫れのピークは施術後2~3日間
眉下切開後の腫れは、多くの方が気にされるポイントの1つです。
施術後すぐにはあまり腫れが見られなくても、2〜4日目にかけて腫れがピークを迎えるケースが一般的です。
これは皮膚や血管がダメージを受けたことによる自然な反応であり、異常ではありません。
この時期は安静に過ごしたり冷やしたりするなど、適切なケアをすることで、腫れの悪化を防ぎ早期回復を目指せます。
あらかじめ経過を理解しておくことで、慌てずに適切な対応ができるでしょう。
眉下切開後の腫れの経過
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除 ¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉下切開後の腫れは、時間の経過とともに段階的に落ち着いていきます。
個人差はありますが、おおよその目安を把握しておくことで、回復の過程を安心して過ごせるでしょう。
ここでは、施術当日から2週間以降までの経過を時期ごとに解説します。
施術当日~翌日
眉下切開を受けた当日は、麻酔が効いているため痛みはあまり感じませんが、時間が経つにつれて徐々に腫れが出始めます。
翌日にはまぶたの腫れが現れ、多くの方が違和感を覚えるタイミングです。
この時期は炎症を抑えるために、冷却や安静に過ごしましょう。
就寝時はうつぶせにならない、頭を高くして寝るなど、血流を促さない工夫も腫れ対策に効果的です。
施術後2日~4日
眉下切開の腫れは通常、術後2日〜4日がピークです。
この時期はまぶたが腫れぼったくなり、内出血によって赤紫色の変色が目立ったりすることもあります。
人によっては目の開きが重く感じられることもありますが、これは一時的な反応です。
無理に外出せず、自宅で冷却と保湿を徹底し、患部への刺激を避けることが回復を早めるポイントです。
施術後5日目
術後5日目になると腫れのピークを過ぎ、徐々にむくみや内出血が落ち着いてきます。
まだ完全には腫れが引きませんが、見た目の変化が少しずつ改善されてきたと感じる時期です。
この段階では無理のない範囲での軽い外出も可能ですが、紫外線や汗による刺激に注意が必要です。
刺激の強いピーリング洗顔やペンシルアイブロウなども控え、引き続き丁寧なケアを心がけましょう。
施術後1週間
術後1週間が経過すると、多くのクリニックで抜糸が行われます。
抜糸によってまぶた周辺のつっぱり感や不快感が軽減され、腫れや赤みもより穏やかになります。
外見も回復が進み、軽いメイクでカバーできる程度まで落ち着く方が多い時期です。
ただし、まだ傷跡が目立つ可能性があるため、紫外線対策と保湿ケアを引き続き徹底する必要があります。
施術後2週間~
術後2週間を過ぎると、腫れや内出血はほとんど目立たなくなり、見た目もかなり自然な状態になります。
赤みは徐々に薄くなり、メイクで十分にカバーできるようになるため、仕事や日常生活への復帰もスムーズできるでしょう。
施術後、2週間経過した後は、傷跡の色素沈着を防ぐためのUVケアや皮膚の回復を助ける保湿ケアを継続することで、よりきれいな仕上がりを目指すことが可能です。
腫れ以外のダウンタイム中にみられる症状
眉下切開後のダウンタイムでは腫れが代表的な症状ですが、それ以外にも痛み・内出血・むくみ・傷跡の変化など、個人差のある反応が現れます。
これらは時間の経過とともに落ち着くため、慌てずに適切なケアをすることが大切です。
ここでは、腫れ以外のダウンタイム中にみられる症状を紹介します。
痛み
施術後の痛みは個人差がありますが、一般的には2〜3日程度、鈍い痛みや違和感を覚えることがあります。
術直後は麻酔が効いているためほとんど感じませんが、麻酔が切れた後にジンジンとした感覚が出る方もいます。
当院では、術後の痛みが心配な方のために、最大72時間痛みを抑える長時間作用型局所麻酔“エクスパレル”を導入しています。
特に痛みや腫れが強く出やすい術後48時間の負担を軽減できるため、痛みに敏感な方や早めに日常復帰をしたい方にも安心して受けていただけます。
もし痛みがある場合には、鎮痛薬でコントロールできることが多く、我慢できないほど強い痛みが続く場合は、早めに医師へ相談しましょう。
無理な表情や目元の動きは避け、安静を保つことも重要です。
内出血
内出血は、眉下切開の術後に比較的よくみられる反応の1つです。
目の周囲が赤紫色や黄色っぽくなることがあり、施術後2〜3日目が最も色味が目立つタイミングです。
メイクで隠せる程度になるまでは約1週間〜10日ほどかかる場合もあります。
内出血は自然に吸収されていくため特別な治療は不要ですが、強くこすったり、刺激を与えたりすることは避けてください。
むくみや腫れ
腫れと同時にむくみが出ることも多く、朝起きた直後に目元が重たく感じる場合があります。
これはリンパの流れや血行の滞りによるもので、術後2〜4日をピークに徐々に軽減していきます。
保冷剤を使ったクーリングや、寝るときに頭を高くするなどの工夫も有効です。
また、塩分を控えた食事や十分な水分摂取も、むくみ対策に効果的です。
傷跡
眉下切開の傷跡は眉毛の下に沿ってできるため、時間が経てば目立ちにくくなります。
術後1ヶ月程度までは赤みや硬さが残るケースが多く、3〜6ヶ月ほどで徐々に肌の色になじんでいきます。
個人差はありますが、ケロイド体質のはやや傷跡が残りやすいため、術前に医師と相談しておくと安心です。
紫外線対策や保湿ケアをしっかりすることで、より自然な仕上がりを目指せます。
眉下切開のダウンタイム中の過ごし方
眉下切開後のダウンタイムは、腫れや痛みが落ち着くまで約1〜2週間程度です。
その間、適切なケアをすることで、回復を早めると同時に仕上がりにも良い影響を与えます。
ここでは、ダウンタイム中に心がけたい過ごし方を解説します。
目元を冷やす
施術直後から2〜4日間は、目元を冷やすことで腫れや痛みを緩和できます。
冷やし方は、保冷剤を清潔なタオルに包んで優しくあてる方法が一般的です。
ただし、冷やしすぎると血行が悪くなり回復が遅れる場合もあるため、1回10〜15分を目安に、こまめに冷却しましょう。
クーリングは、腫れのピークを早めに乗り越えるための大切なケアです。
こまめに軟膏をぬる
施術後は、クリニックから処方された軟膏を指示通りに患部へ塗布することが重要です。
軟膏には感染予防や炎症を抑える効果があり、傷跡をきれいに治すためにも欠かせません。
1日に数回、清潔な状態でこまめに塗布し、患部を保護しましょう。
軟膏をぬった後は、こすらずに自然に浸透させるように意識するのがポイントです。
患部は触らないようにする
ダウンタイム中は、無意識に目元を触ってしまいがちですが、患部への接触は厳禁です。
細菌が侵入しやすくなり、炎症や化膿のリスクが高まるため、かゆみや違和感があっても触らないように心がけましょう。
洗顔やスキンケア時も、目元に触れる際はやさしく、こすらないように注意が必要です。
保湿を忘れない
傷跡の治りをよくし、色素沈着を防ぐには、患部の保湿が欠かせません。
術後1週間ほど経過し抜糸が済んだら、UVケアと併せて保湿ケアを取り入れることで、赤みの改善や傷跡の早期回復が期待できます。
刺激の少ない保湿剤を選び、朝晩丁寧に塗布する習慣をつけましょう。
乾燥は、回復を遅らせる原因にもなります。
血行がよくなる行動は控える
術後すぐに長風呂や運動、アルコールの摂取など、血行を促進する行動は控えるべきです。
血流が活発になることで、腫れや内出血が悪化する可能性があるため、最低でも1週間はこれらの行動を避けることが望ましいでしょう。
サウナも術後の経過に大きな影響を与えるため注意が必要です。
腫れがひかないときに考えられる原因
眉下切開の腫れは通常1〜2週間で落ち着きますが、それ以上続く場合は他の原因も考えられます。
考えられる原因は術後のケア不足、過度な目元の動き、体質的なむくみや内出血の強さ、さらには感染症のリスクなども否定できません。
特に、1ヶ月以上腫れが続くような場合は、早めに医師の診察を受けて原因を特定することが大切です。
眉下切開のダウンタイム中は日常生活にも注意が必要
眉下切開の術後は、見た目の変化や腫れだけでなく、日常生活の行動にも気をつけることが大切です。
洗顔や入浴・仕事の再開タイミングなど、生活の中での注意点を知っておくことで、回復を早め、仕上がりにも差が出ます。
ここでは、ダウンタイム中の日常生活の過ごし方の注意点を紹介します。
洗顔やメイク
術後の洗顔は、基本的に翌日から可能とされていますが、傷跡に摩擦を与えないようにするために細心の注意が必要です。
泡を手で転がすようにやさしく洗い、患部に触れないようにしましょう。
眉以外のメイクは翌日から可能ですが、アイメイクはさらに慎重になる必要があります。
刺激の強いコスメは避け、低刺激処方のものを選ぶと安心です。
増田院長の眉下切開の場合、施術後3日目以降からパウダーアイブロウであればメイクは可能です。
そのため、術後のダウンタイムも傷跡を目立ちにくくできます。
ただし、傷跡へのペンシルアイブロウの使用は赤みが落ち着くまで避ける必要があります。
入浴やシャワー
シャワーは翌日から可能で、入浴は抜糸後(1週間が目安)から可能になります。
シャワーを浴びる際は直接シャワーで顔を濡らさないようにし、湯気による蒸気で傷口がふやけるのを防ぐためにも、短時間で済ませるのがポイントです。
湯船に浸かるのは抜糸後まで控え、術後1週間ほどは体を温めすぎないように注意してください。
コンタクトレンズ
眉下切開後は、コンタクトレンズの使用を一時的に中止する必要があります。
術後すぐはまぶたが腫れているため、装着時に違和感や痛みを感じることがあります。
一般的には、抜糸が終わる1週間程度までは眼鏡で過ごすことがおすすめです。
レンズ装着の再開時期は個人差があるため、必ず医師の診断を受けてからにしましょう。
飲酒や喫煙
飲酒や喫煙は血行を促進・阻害する作用があり、術後の腫れや内出血、傷の治癒に悪影響を与える可能性があります。
飲酒は体温を上昇させ、炎症を強める原因になるため、術後1週間程度は控えることをおすすめします。
喫煙も創部の回復を遅らせる要因となるため、できる限り禁煙を心がけましょう。
術後の回復を妨げないためにも、飲酒や喫煙を控えることは重要なポイントです。
仕事の開始
仕事への復帰時期は職種によって異なりますが、デスクワークなどであれば、術後3〜5日程度で再開される方もいらっしゃいます。
ただし、術後4〜5日間はしっかりと休養をとっていただくことをおすすめしています。
一方、人と接する仕事や激しい動きがある場合は、腫れや内出血が落ち着くまで1〜2週間程度の休養が理想です。
特に、接客業では見た目の変化が気になる可能性があるため、ダウンタイムを長めに見積もることをおすすめします。
眉下切開のリスク
眉下切開は理想的な目元を目指せる反面、一定のリスクも伴います。
術後に仕上がりが不自然に見えたり、左右差が出たりする可能性もゼロではありません。
手術を検討する際は、デメリットや起こりうる失敗例も理解しておくことが重要です。
ここでは、眉下切開のリスクを紹介します。
左右非対称となる可能性がある
眉下切開では、わずかな切除量や縫合の差によって、左右の目元に非対称が生じることがあります。
もともとの眉やまぶたの高さに差がある場合には、より注意が必要です。
仕上がりが不自然にならないようにするには、事前のカウンセリングで左右差をしっかり確認し、経験豊富な医師に施術を任せることが重要です。
つり目になる
眉下切開は、目尻側の皮膚の切除量が多くなるため、術後につり目気味に見えるケースがあります。
特に末広型の二重の方に多く見られます。
施術前のデザインが不十分だったり、引き上げ方が強すぎたりすると目元の印象がきつくなることもあるでしょう。
自然な印象に仕上げるには、個々の骨格や表情に合わせた調整と他の施術との併用が大切です。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+眉下同時でのぱちキワ¥250,000(税込) ¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
目の上のたるみにより目元が小さく見えてしまっていたため、眉下リフトでは取りきれない目頭側の皮膚も除去できる“ぱちキワ”を組み合わせた複合手術を行いました。
弛んでいた上まぶたの皮膚がすっきりし、黒目の見える範囲が広がって、つり目にはならずにぱっちりとした丸い目に仕上がりました。
眉毛と目の距離が短くなる
眉下切開によって、まぶたのたるみを取ると眉毛と目の距離が縮まります。
若々しく見えるメリットもありますが、人によっては目元が詰まって見えたり、表情が険しくなったりするリスクもあるようです。
顔全体のバランスを考慮せずに施術すると、違和感が生まれることもあるため、事前のデザイン確認が重要です。
眉毛が細くなる
切開ラインの方法により、毛根へのダメージによって眉毛が部分的に抜け落ちたり、生えにくくなったりすることがあります。
眉下の毛量が少ない方や、眉のデザインにこだわりがある方にとっては、術後の見た目に影響を与える可能性があります。
避けるためには、眉毛を温存するテクニックがある医師を選ぶことが重要です。
当院では、傷跡が目立ちにくくなるように“毛包斜切開”という方法を採用しています。
これは、斜めにメスを入れる切開法で、毛根をできるだけ傷つけずに手術ができるのが特徴です。
術後も眉毛が自然に生えそろいやすく、傷跡が眉毛になじみやすくなるため、美しい仕上がりを目指すことができます。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除 ¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
症例のように眉毛が薄い方でも、丁寧な切開を行うことで、眉毛を残しながら傷跡を目立ちにくく仕上げることが可能です。
傷跡が残る場合がある
眉下切開は切開手術のため、術後にわずかながら傷跡が残る可能性があります。
特に、体質によっては赤みや色素沈着、瘢痕が目立つこともあるでしょう。
e:Top clinicでは、形成外科出身である増田院長が施術を担当し、傷跡を最小限に抑える工夫がされています。
傷がきれいに治るようアフターケアも万全で、半年〜1年後にはほとんど目立たなくなる症例が多いのも特長です。
自然な仕上がりを重視する方に、おすすめのクリニックです。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除 ¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
症例は眉下切開から6ヶ月後に一眼レフで撮影したお傷の経過です。
眉下切開に関するよくある質問
眉下切開の術後には、内出血や腫れ、メイクの再開時期など、気になることが多くあります。
ここでは、よくある疑問を取り上げ、安心してダウンタイムを過ごすためのポイントを解説します。
眉下切開後に内出血がひどい場合はどんな対処法がありますか?
眉下切開後に内出血が強く出ることがありますが、基本的には時間の経過とともに自然に吸収されていきます。
まずは患部を清潔に保ち、術後2〜3日は冷やすことで炎症や内出血を抑える効果が期待できます。
無理にマッサージをしたり、強くこすったりするのはNGです。
経過を見て症状が改善しない場合は、早めに施術を受けたクリニックに相談しましょう。
e:Top clinicではアフターケア体制も整っているため安心です。
眉下切開後、アイメイクはいつからできますか?
眉下切開の術後、アイメイクの再開時期は施術方法や個人の回復具合によって異なりますが、当院では眉以外のメイクは翌日から可能です。
また、傷の状態が安定していれば3日目以降からパウダーアイブロウの使用が可能とされており、早い段階で軽いメイクが楽しめます。
ただし、ペンシルやリキッドなど刺激の強い化粧品は、赤みや傷の落ち着きが確認できるまでは控えた方が無難です。
術後の診察で、医師の判断を仰ぐようにしましょう。
まとめ
この記事では、眉下切開後の腫れのピークや経過、ダウンタイム中の過ごし方などを解説しました。
眉下切開の腫れは通常、施術から2〜4日目にピークを迎え、その後は徐々に落ち着いていきます。
ダウンタイム中は患部を触らず、保湿を心がけ、血行が良くなる行動は控えましょう。
洗顔やメイク、コンタクトレンズの再開時期には注意が必要です。
この記事を参考に、眉下切開の腫れのピークや経過を理解して、術後のケアを徹底しましょう。