眉下切開と目頭切開は、目元の印象を大きく変えられることから人気の美容整形です。そんな注目の施術ですが、「どちらを先に受ければいいの?」「同時に受けると不自然にならない?」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、眉下切開と目頭切開の違いや併用するメリット・デメリットを解説します。また、向いている人や向かない人の特徴や施術の順番、よくある疑問も併せて紹介します。この記事を読めば、自分に合った施術の選び方を理解できるので、後悔せずに整形を受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
眉下切開と目頭切開の違い
眉下切開と目頭切開は、いずれも目元の印象を大きく変える美容整形手術です。はじめに、眉下切開と目頭切開それぞれの特徴を解説します。
眉下切開の特徴
眉下切開は、眉下の皮膚を切開し、上まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除く手術です。上まぶたのたるみが解消され、目の開きが良くなります。特に、加齢によるまぶたの下垂や、厚ぼったいまぶたに悩む方に適しています。
当院の眉下切開では、「毛包斜切開法」を採用しています。この方法では、毛根を残すように斜めに切開し、繊細に縫合することで、傷跡から眉毛が再び生えやすく、時間の経過とともに自然に馴染みやすくなるのが特徴です。そのため、術後の傷跡が目立ちにくく、美しさと自然さを両立した仕上がりを実現します。
<一眼レフで撮影>
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
<一眼レフで撮影>
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
手術後のダウンタイムは2〜4日後が腫れのピークとなり、1週間後に抜糸を行います。内出血や腫れも約1〜2週間で落ち着くことが多く、日常生活への影響が少ない点も魅力です。ただし、傷跡の赤みについては1ヶ月ほどでピークを迎え、3〜6ヶ月で目立たなくなります。
>>東京・赤坂で眉下切開を受けるならe:Top clinic
目頭切開の特徴
目頭切開は、目頭に存在する蒙古ひだを切開して、目の横幅を広げる美容整形手術です。この手術は、目と目の間が広く見える「離れ目」や、目元がきつく見える印象を改善したい方に向いています。手術方法にはZ法、W法、リドレープ法などクリニックによって様々な術式があり、目の状態や希望に応じて選択されます。
当院では、より大きな変化を求める方には「Z形成法」を主軸に施術を行っています。Z形成は、平行型の二重ラインの形成や、目頭の角度をしっかりと整えることができる術式である一方、傷跡が目立ちやすいという課題もあります。そのため、術後の組織の動きを最小限に抑えるため、目頭の眼輪筋へボトックスを併用することで、傷への負荷(テンション)を最小限に安定を促し、より美しく傷が仕上がるように工夫をしています。
お客様のご希望に寄り添いながら、安全性と仕上がりの両立を追求した施術をご提案しています。目の左右差の調整や二重整形と組み合わせて施術されることも多く、顔全体のバランスを整えたい方にとって、効果的な手術といえるでしょう。
料金(自由診療)眼瞼下垂¥600,000(税込)+目頭切開¥330,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
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眉下切開と目頭切開は同時にできる?
眉下切開と目頭切開は、それぞれ異なる部位にアプローチするため、同時に施術することが可能です。2つの施術を同時に受けることで、術後のダウンタイムを一度で済ませられるほか、目元全体のバランスを考慮したデザインが実現しやすくなります。
また、加齢によるたるみと蒙古ひだによる張りの両方に対応できるため、相乗効果が期待できるのも魅力です。ただし、肌の状態や希望の仕上がりによっては、同時施術が適さない場合もあるため、カウンセリングで医師の判断を仰ぐことが大切です。
眉下切開と目頭切開を同時にした場合のメリット
眉下切開と目頭切開を同時にすることで、目元全体のバランスを整え、より自然で魅力的な目元を実現できます。ここでは、眉下切開と目頭切開の同時手術の主なメリットを紹介します。
目の縦横の拡大による「デカ目」効果
眉下切開と目頭切開を同時に施術することで、目の縦幅と横幅の両方を広げられ、いわゆる「デカ目」効果が最大限に引き出されます。眉下切開では、上まぶたのたるみを解消することで目の縦幅が広がり、目の開きが良くなるでしょう。
一方、目頭切開では蒙古ひだを取り除くことで、白目の見える範囲が増え、横幅が拡大されます。これにより目が大きく、かつ中央に寄った印象になるため、顔全体のバランスが整いはっきりとした目元に見えるのが特徴です。加齢で目が小さく見えてきた方にもおすすめできる組み合わせです。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+目頭切開¥330,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
自然な二重ラインの形成
まぶたのたるみによって二重のラインが曖昧になっていた方も、眉下切開をすることで余分な皮膚が除去され、本来の二重ラインが自然に表れやすくなります。そこに目頭切開を併用することで、目頭側の張りが解除され、美しくはっきりとした二重を形成できます。
視界の改善と眼精疲労の軽減
加齢やまぶたのたるみにより、上まぶたが視界に被さっていた方にとって、眉下切開は視野の改善になります。まぶたが持ち上がることで、自然に視界が広がり、日常生活での目の負担が軽減されるでしょう。眉下切開に目頭切開を加えることで、視界の横幅も広がる印象となり、光の取り込み量が増えて目元が明るくなります。単なる美容効果にとどまらず、機能面の改善が期待できる点も施術を併用するメリットといえます。
離れ目の改善
目と目の距離が離れて見える「離れ目」にコンプレックスを抱く方には、目頭切開が非常に有効です。蒙古ひだを取り除くことで、目の内側の白目部分が見える範囲が広がり、両目の間隔が狭く見えるようになります。この効果により、顔全体のパーツバランスが整い、知的で引き締まった印象に変えることが可能です。
さらに、眉下切開を組み合わせることで、目の開きが改善され、より印象的な大きな目元に見えるため、離れ目を自然な形でカバーできます。離れ目をメイクで補正していた方にとっても、根本的な解決策となり得ます。
当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。
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眉下切開と目頭切開を同時にする場合のデメリット
眉下切開と目頭切開を同時にする場合、施術範囲が広くなるため、ダウンタイムや術後の管理が煩雑になる可能性がある点には注意が必要です。ここでは、眉下切開と目頭切開を同時にする場合のデメリットを紹介します。
傷跡が目立つ可能性がある
眉下切開と目頭切開は比較的傷跡が目立ちにくい手術とされていますが、体質やアフターケアの状況によっては、目立つ傷跡が残るリスクもゼロではありません。眉下切開は、眉毛下の皮膚を切開するため、眉毛がしっかりある方であれば傷跡が自然に隠れやすい施術です。しかし、眉毛が薄い方や細い眉の方では、術後に赤みや線状の傷が目立つ可能性もあります。
当院では、こうしたリスクを最小限に抑えるために、眉に切り込んで毛根を残す「毛包斜切開法」を採用しています。さらに、縫合に100倍のこだわりを持つ増田院長が、中縫い・外縫いの両方を丁寧に施すことで、毛が薄い方でも傷跡が自然に仕上がるよう徹底しています。
<一眼レフでの撮影>
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+脂肪切除¥150,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
そのため、切開法や縫合技術に乏しい医師が行った場合、赤みや傷跡が長引くリスクもあるため、医師選びは慎重に行うことが大切です。当院では、見た目だけでなく、長期的な仕上がりの美しさにもこだわった治療をご提供しています。
また、目頭切開ではZ法やW法など術式によっては皮膚を大きく動かすため、敏感肌や色素沈着しやすい方は長期間跡が残ることもあります。傷の治癒には個人差があるため、術後のケアを丁寧にすることが非常に重要です。加えて、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが、傷跡リスクの軽減につながります。
増田院長の傷跡専用Instagramアカウントでは、一眼レフで撮影した術後経過の写真をご覧いただけます。仕上がりや傷の変化が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ダウンタイムがある
眉下切開と目頭切開を同時に施術する場合、ダウンタイムはそれぞれの施術を単独で受けた場合よりも長引く傾向があります。腫れや内出血は目元全体に広がる可能性が高く、術後2〜4日は特に目立つ状態になることが多いでしょう。仕事や外出の予定がある方は、事前にスケジュールを調整しておくことが不可欠です。通常、腫れは約1週間~2週間程度で落ち着きますが、完全に傷が自然な状態に戻るまでには3〜6ヶ月を要する場合もあります。
また、目頭部分の赤みやつっぱり感・眉下の違和感が数週間続くこともあるため、術後はできるだけ安静にし、医師の指導に従いながらの正しいアフターケアが大切です。メイクや洗顔の再開タイミングも、医師に忘れずに確認しましょう。
適さない人がいる
以下に当てはまる方は、眉下切開と目頭切開を同時に受けることが適さない可能性があります。
- まぶたの皮膚が非常に厚い人
- まぶたの脂肪やたるみが極端に少ない人
- 過去に目元の整形を複数回受けている人
- ケロイド体質や肥厚性瘢痕になりやすい人
- 理想の仕上がりイメージが曖昧な人
まぶたの皮膚が厚い方は、切開後の傷が凹凸になりやすく、仕上がりが不自然に見えるリスクが高まる可能性があります。また、脂肪やたるみが少ない場合には、そもそも眉下切開が適用にはならないケースがほとんどです。
整形歴が多く、すでに皮膚や組織に癒着や瘢痕が生じている方は、目頭切開でのライン形成が困難になるケースもあります。さらに、ケロイド体質の方は傷跡が盛り上がりやすく、目立ちやすいため、切開を伴う施術には注意が必要です。
眉下切開と目頭切開は、仕上がりのイメージが曖昧なまま手術を受けると、術後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。目元の整形は、少しの変化でも大きく印象が変わるデリケートな部位であるため、カウンセリング時にしっかりと意思疎通を図ることが重要です。
眉下切開と目頭切開の併用が向いてる人
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+目頭切開¥330,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
眉下切開と目頭切開を組み合わせることで、目元のたるみや蒙古ひだの被さりを一度に改善できるため、目元全体の印象を大きく変えたい方に適した施術といえます。ここでは、>眉下切開と目頭切開の併用が向いてる人を紹介します。
目元を大きく華やかにしたい人
「目を大きく見せたい」「華やかで印象的な目元になりたい」と感じている方にとって、眉下切開と目頭切開の併用は非常に効果的な選択肢です。眉下切開によりもともと皮膚に覆われていた目の縦幅が広くなることで縦方向の開きが改善され、目元が大きく見えるようになります。
また、目頭切開で横幅も広がることで、左右のバランスが取れた立体的な目元が完成します。すっぴんでも華やかな目元になることから、メイク映えする目元を目指す方にはぴったりの組み合わせです。
上まぶたのたるみと目頭の被さりが気になる人
年齢とともに上まぶたがたるんで目が重たく見える、あるいは蒙古ひだが目頭を覆って目の内側が狭く見えるといった悩みを持つ方には、眉下切開と目頭切開の併用がおすすめです。上まぶたの皮膚を引き上げることで視界が明るくなり、たるみのない若々しい印象になれるでしょう。
さらに目頭の被さりを除去することで、横幅も広がり、ぱっちりとした目元になります。老けて見えるのを防ぎたい方や、加齢による目元の変化に悩む方に最適です。
目と眉の距離を調整しつつ、目頭を大きくしたい人
目と眉の距離が広く、ぼんやりとした印象に悩んでいる方にとって、眉下切開はその間延び感を改善する有効な手段です。眉下を切開してまぶたのたるみを除去することで、目の位置が相対的に上がり、顔全体がキュッと引き締まった印象に変わります。
目頭切開を併用することで目の内側も開かれ、よりメリハリのある目元になれます。立体感とシャープさを同時に演出できるため、「印象を変えたい」「美人顔に近づきたい」と思っている方には理想的な施術といえるでしょう。
蒙古ひだが強く、目の横幅を広げたい人
蒙古ひだが厚く、目頭に皮膚が大きく被さっているタイプの方は、目の横幅が狭く見えやすく、結果的に目が小さく見えることがあります。このような方にとって、目頭切開は非常に有効です。さらに眉下切開を組み合わせることで、まぶたの縦幅も広がり、一重のまま黒目を大きく見せたり、たるみによって狭くなった二重幅を広げたりする効果が期待できます。コンプレックスを根本から解消したい方に、適している施術です。
眉下切開と目頭切開の併用が向かない人
眉下切開と目頭切開は多くの方に効果的な組み合わせですが、目元や肌の状態によっては、かえって不自然な仕上がりやリスクが高まるケースもあります。ここでは、眉下切開と目頭切開の併用が向かない人を紹介します。
眉毛の位置が低すぎる人
眉毛の位置がもともと低い方が眉下切開を施術すると、切開によってまぶたと眉の距離がさらに縮まり、眉と目が近すぎて重たい印象になる可能性があります。また、骨格的に目元が詰まった印象になりやすく、不自然な表情につながることもあります。
このような場合には、眉下切開よりも眉の高さを揃える前額リフトを検討するか、慎重なデザイン設計が必要です。目頭切開との併用によって全体のバランスがさらに取りにくくなるため、医師とよく相談したうえで施術の可否を判断しましょう。
料金(自由診療)切開式前額リフト¥¥¥980,000(税込)+目頭切開¥330,000(税込)麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
症例のお客様は、目の左右差やまぶたの重さにお悩みでした。当初は眉下リフトをご希望でご来院されましたが、診察の結果、目と眉の距離が近く、眉の高さにも左右差があることから、前額リフトを併用するご提案をいたしました。さらに、蒙古ヒダの張りが強く目元の印象を制限していたため、目頭切開も併用。額全体のたるみを引き上げることで、まぶた全体の開きが改善され、目の左右差や眉の位置もバランスよく整いました。
術後は見た目の変化だけでなく、額のしわが目立たなくなり、長年悩んでいた頭痛や肩こりの改善も実感できたとのことで、「もっと早くやればよかった」と嬉しいご感想をいただきました。
皮膚の弾力が低い人
加齢や過去の整形経験によって皮膚の弾力が低下している場合、切開による引き上げ効果が十分に得られないだけでなく、傷跡が治りにくくなる傾向があります。眉下切開ではたるんだ皮膚を除去しますが、皮膚の回復力が弱いと傷跡が目立つ、仕上がりが不自然になるといった問題が起きやすくなります。目頭切開も同様に、皮膚の質が仕上がりを左右するため、皮膚の状態が不安定な方には、慎重な検討が必要です。
目の周りに疾患や異常がある人
眼瞼下垂やドライアイ、アレルギー性結膜炎など、目元に疾患を抱えている場合は、眉下切開や目頭切開といった切開手術は一時的に症状を悪化させるリスクがあります。手術による炎症や腫れがもともとの疾患に悪影響を及ぼす可能性があるため、施術前に眼科医との連携が不可欠です。既往症がある場合は、美容クリニックでのカウンセリング時に必ず申告し、安全性を最優先にした施術方針を相談することが大切です。
傷跡が目立つことに抵抗がある人
切開手術には一定のダウンタイムと傷跡のリスクが伴うため、術後の赤みや縫合線がどうしても気になる方には、眉下切開・目頭切開ともに慎重な判断が求められます。眉下切開は眉下の皮膚を切るため、眉毛が薄い方は傷が見えやすくなることもあります。傷跡が心配な方は、術前にアートメイクを検討するのがおすすめです。
料金(自由診療)眉下リフト¥480,000(税込)+術前眉アート¥160,000(税込)+麻酔代¥55,000-¥110,0000(税込)
リスク・副作用:熱感・むくみ・内出血・左右差・違和感・イメージとの相違などを生じることがあります。
「視界が狭く、鏡を見るのもつらい」「主人から目が三角で小さく見えると言われてしまった」とご相談にいらしたお客様。加齢によるまぶたのたるみがお悩みで、眉下リフトをご希望されました。術後の傷跡やダウンタイムを心配されていたため、施術前に眉アートメイクを先にご案内。眉下リフトとアートメイクを組み合わせることで、赤みや段差が目立ちにくく、仕上がりの自然さが格段に高まるため、当院ではセットでの施術をおすすめしています。(※眉アートメイクは、手術の2週間前に1回目、手術から半年以降に2回目を実施)
術後は、瞼がすっきりと軽くなり、傷跡もほとんど目立たない仕上がりに。「鏡を見るのが楽しくなった」と、明るい表情でご感想をいただきました。
眉下切開と目頭切開を別々に受ける場合の順番
眉下切開と目頭切開を別々に受ける場合は、眉下切開を先に施術するのが一般的です。理由として、眉下切開によって上まぶたのたるみが改善され目の縦幅が変化するため、その状態を基準に目頭切開の幅や角度を調整した方が、よりバランスの取れた仕上がりが得られるからです。
蒙古ひだの程度や目の開き具合によって、目頭切開の適応やデザインも変わるため、先に眉下切開で目元全体を整えておくことが理想的でしょう。施術の間隔は、腫れが引いてから次の施術を検討するのが望ましいとされていますが、カウンセリングの際に医師にしっかりと確認をしましょう。
眉下切開と目頭切開に関するよくある質問
眉下切開や目頭切開に関する疑問は、施術前の不安を軽減するうえで非常に重要です。ここでは、眉下切開と目頭切開に関するよくある質問に対してわかりやすくお答えします。
眉下切開は変わらない・やめた方がいいといわれますが本当ですか?
眉下切開が「変わらない」「やめた方がいい」といわれる背景には、術式の選び方や医師の技術、患者のまぶたの状態に対する理解不足が関係しています。適応しない方が施術を受けると、期待した効果が得られず「変わらない」と感じることがあるでしょう。
また、術後の腫れやダウンタイムの不安が先行して「やめた方がいい」との声が広がることもあります。しかし、実際には皮膚のたるみや加齢性の上まぶたの重さに悩む方にとって、非常に有効な選択肢です。適応を正しく判断できる医師選びが、成功につながるポイントです。
眉下切開でつり目になったと聞きますがその理由は何ですか?
眉下切開後に「つり目になった」と感じる方がいるのは、皮膚を引き上げる方向や量にバランスを欠いた場合に起こる現象です。外側ばかりを強く引き上げると、目尻が過剰に持ち上がり、つり上がった印象になります。
ただし、眉下切開の特性上、目尻側の二重の方が広がりやすいため、もともと末広型二重や骨格の影響で、つり目になったと感じる方もいますが、他の施術を組み合わせるなどの提案と信頼できる医師を選ぶことでリスクを低減できます。また、目の開き方や表情筋の動き、皮膚の状態をトータルで判断し、丁寧なシミュレーションをしてくれるクリニックを選ぶことでつり目になるのを回避できるでしょう。
眉下切開は若い人でも受けられますか?
眉下切開は、若い人でも受けることが可能です。まぶたの皮膚が厚くて二重がはっきり出にくい人やメイクで二重を作るのが難しいと感じている人にとって、眉下切開は自然な目元を手に入れる1つの手段です。最近では「ナチュラルなデカ目効果」を狙って20代の女性が受けるケースも増えており、若年層にも支持されています。
ただし、加齢によるたるみと違い、皮膚の張りがある若い人の場合は、切開の必要性や適応の判断がより繊細になります。無理に施術すると違和感のある仕上がりになるため、慎重な医師選びが大切です。
若い人の眉下切開に関して知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
若い人こそ眉下切開がおすすめ!施術を受けられるメリットや向いている人の特徴などを解説
眉下切開を受けると、術後に眉毛が下がることはありますか?
手術の特性上、眉が下に引っ張られるため、眉が下がります。そのため当院では、術後の眉型の変化をカウンセリングでしっかりシュミレーションをしています。術後になりたい眉型のイメージがある場合には、術前の眉アートメイクを行うことが可能です。
当院では、眉下切開後に理想の眉型になるようにアートメイクアーティストと連携しデザインを行っています。
眉下切開が上手い先生にはどんな特徴がありますか?
眉下切開が上手い医師は、まず患者の目元全体のバランスを丁寧に分析し、希望だけでなく骨格や皮膚の状態、眉の形なども加味したデザインを提案してくれます。また、切開ラインを自然に沿わせる技術や、術後の眉型の予想、左右差の修正、縫合技術が高い医師は眉下切開が上手い先生と言えます。口コミだけに頼らず、実際の対応を確認することが大切です。
目頭切開でトラブルが生じることはありますか?
目頭切開は比較的安全性の高い手術とされていますが、術式や医師の技術によってはトラブルが起こることもあります。代表的なのは、目頭の切開が大きすぎて不自然な印象になったり、左右差が目立ったりするケースです。また、蒙古ひだを完全に取りすぎると、目元がきつく見えるリスクもあります。これらを防ぐには、Z法やW法など複数の術式を適切に選べる経験豊富な医師に相談することが重要です。
まとめ
この記事では、眉下切開と目頭切開を併用するメリット・デメリットや、向いている人・向かない人の特徴などを解説しました。施術の組み合わせによって得られる「自然で立体的な目元効果」は大きい一方で、顔立ちや体質によっては注意が必要です。
この記事を参考に、自分に合った施術方法を見極め、納得のいく美容医療を選びましょう。
当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。