前額リフトや額縮小を考える際は、仕上がりだけでなく「手術後にどのくらい休めばよいのか」「生え際の傷はいつ頃目立たなくなるのか」も確認しておきたいポイントです。
前額リフトには切開式と内視鏡式があり、切開式は前髪の生え際を切開して皮膚を引き上げる方法、内視鏡式は胃カメラなどでも用いる小さなカメラを使用し、皮膚を大きく切り取らずに額のたるみを改善する方法です。額縮小では、生え際を切開して余分な皮膚を切除し、生え際を前進させることで額の縦幅を狭くします。
いずれも切開した部分を縫合するため、術後は一定期間糸がついた状態となり、術後1週間を目安に抜糸を行います。術後は、手術直後の腫れや内出血だけでなく、抜糸後の傷跡の赤みなど、時期によって気になりやすい変化が異なります。
本記事では、手術を受けた後の変化を時系列で追いながら、ダウンタイム中の生活で注意したい点もあわせて紹介します。
前額リフト・額縮小の術後はどのように経過する?
前額リフト・額縮小後の見た目は、数日で完成するものではありません。手術直後は腫れや内出血がみられ、1〜2週間程度は症状が目立つことがあります。その後は抜糸の時期を迎え、さらに時間をかけて傷跡の赤みやつっぱり感など感覚の違和感が落ち着いていきます。
つまり、ダウンタイムには「腫れが引くまで」と「傷跡がなじむまで」という異なる経過があります。それぞれに必要な期間を知っておくと、仕事や外出の予定も考えやすくなるでしょう。
手術直後から1~2週間は腫れや内出血が目立ちやすい
手術を終えて間もない頃は、額周辺に腫れや内出血が出やすい時期です。前額リフトや額縮小では、腫れは手術直後からみられ、目立つ腫れは概ね1〜2週間程度で落ち着いていきます。内出血も経過とともに下垂し、まぶたや目の下に広がることがありますが1〜3週間程度かけて徐々に消失していきます。
そのため、生え際を隠せても顔全体の印象に一時的な変化が出るケースも想定しておきましょう。
また、額や頭皮の手術の術後は触れたときの感覚が普段と違ったり、引っ張られているように感じることもあります。前額リフト・額縮小も額や頭皮を手術するため、つっぱり感や感覚の鈍さなどが生じる場合があります。術後しばらくは見た目だけでなく、こうした感覚の変化にも注意しましょう。
術後1週間を目安に抜糸を行う
前額リフト・額縮小では、切開した部分を縫合し、手術から1週間後を目安に抜糸を行います。
額縮小では生え際に糸がついた状態で過ごします。前額リフトは術式によって切開部位が異なり、切開式では生え際、内視鏡式では頭皮に切開部があります。それまでは生え際や頭皮の糸が気になる場合もありますが、前髪や帽子などでカバーする際も、傷口を刺激しないよう注意しましょう。
抜糸前は、医師から指示された方法で傷口をケアし、糸を自分で触ったり引っ張ったりしないことが大切です。抜糸後も皮膚の治癒は続くため、その後のケアも必要です。
傷跡の赤みは抜糸後も徐々に落ち着いていく
抜糸を終えても、傷跡がすぐに目立たなくなるわけではありません。傷跡の赤みが落ち着くまでの期間は、術式によって異なります。
切開式の前額リフトや額縮小では、抜糸後も傷の赤みがみられ、術後1週間〜1カ月ほどでピークとなった後、半年程かけて落ち着いていきます。
内視鏡前額リフトでは、傷口の赤みが3カ月ほどみられ、その後半年かけて徐々に目立たなくなります。内視鏡前額リフトの傷口は毛髪内のため、抜糸後にはほとんどの場合目立たないのが特徴です。
このように、抜糸後も傷跡が落ち着くまでには時間がかかるため、抜糸直後の状態だけで仕上がりを判断しないことが大切です。傷がなじんでいく期間は、傷口を過度に触ったりこすったりせず、医師から指示されたケアを行いながら経過を見ましょう。
前額リフト・額縮小の術後経過で気をつけたいこと
ダウンタイム中は、傷を守るだけでなく、腫れや内出血を強めない生活を意識する必要があります。見た目が少し落ち着いてきても、すぐに手術前と同じ生活へ戻せるとは限りません。
抜糸を境にすべての制限がなくなると考えず、医師の指示に従って徐々に通常の生活へ戻しましょう。
激しい運動や飲酒を控える
手術直後は、激しい運動や飲酒など、血流を促す行為によって腫れや内出血が強くなる可能性があるため、注意が必要です。
前額リフトでは、激しい運動や飲酒などは術後1週間ほど控え安静にし、2週間目からストレッチなどの軽い運動を再開できます。サウナ・エステ・激しいスポーツは1カ月、飲酒は1週間控え、その後も1カ月はなるべく控えましょう。
自己判断で再開せず、術後の状態も踏まえて医師の指示に従いましょう。
抜糸後も傷跡への摩擦を避け、経過を確認する
抜糸が終わると糸はなくなりますが、生え際の傷そのものはまだ治っている途中です。抜糸後も傷跡を強くこすったり、必要以上に触ったりしないよう注意しましょう。
額縮小では、抜糸後の傷の赤みが落ち着くまで、紫外線対策や保湿を行い、傷跡を過度に触ったりこすったりしないようにしましょう。
前額リフトについても、傷跡が落ち着くまでには数カ月〜1年程度かかる場合があるため、傷口への刺激を避けながら経過を見ることが大切です。
経過に不安がある場合は自己判断せず医師に相談する
「何日くらいで腫れが軽くなるのか」「いつ頃から赤みが目立ちにくくなるのか」と、回復までの日数が気になる方も多いでしょう。ただし、これらは回復を考えるための目安であり、全員が同じ日に同じ状態になるわけではありません。
回復の経過には個人差があるため、症状の期間だけで判断することはできません。一方、痛みが日ごとに増す、腫れ方が変わってきたなど、経過に違和感を覚えたときは別です。
気になる症状がある場合は自己判断せず、医師へご相談ください。術後の変化を正しく判断するには、実際の状態を医師に確認してもらうことが重要です。
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前額リフトや額縮小を検討している方は、額の形や生え際だけでなく、希望する仕上がりやダウンタイムなども含めて相談できるクリニックを選びましょう。
『e:Top clinic(イートップクリニック)』では、形成外科出身の増田えりか院長が診察を担当し、額の形や生え際、希望する仕上がりを確認したうえで手術方法をご提案します。
手術後には院内サロンで看護師によるシャンプーを行うなど、術直後の負担にも配慮します。傷跡の見え方や仕事へ戻る時期など、手術後の生活まで含めて確認したい方は、カウンセリングでご相談ください。
まとめ|前額リフトや額縮小の術後は時間をかけて経過を確認しよう
前額リフト・額縮小の術後は、時期によって気になるポイントが移り変わります。手術直後は腫れや内出血が中心となり、腫れが1〜2週間程度、内出血が1〜3週間程度かけて落ち着いていきます。
術後1週間を目安に抜糸を行い、その後も傷跡の赤みは時間をかけて変化します。数カ月から1年程度かけて、傷跡が徐々に目立ちにくくなっていきます。
また、術後しばらくは生え際や頭皮への強い摩擦を避け、傷跡の経過を確認しながら適切なケアを続けることが大切です。
回復中に普段と異なる痛みや腫れ方が気になるときは、医師へ確認してください。


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