眉下切開のダウンタイムの期間はどのくらい?ダウンタイムの経過や症状、過ごし方などを解説

2025.01.10

監修医師プロフィール

増田えりか
院長

増田 えりか

Erika Masuda
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360度美人を目指して

全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

経歴

2013日本大学 医学部 卒業
2015昭和大学病院 形成外科
2016今給黎総合病院 形成外科
2017千葉こども病院 形成外科
2018湘南美容クリニック 秋葉原院
2020湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021イートップクリニック 開設 院長就任

眉下切開は、加齢によるまぶたのたるみを改善し、若々しい目元を取り戻せる人気の施術です。そんな眉下切開ですが、「ダウンタイムはどのくらい?」「仕事はいつからできる?」と気になる方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、眉下切開のダウンタイムを詳しく解説します。また、症状の経過や過ごし方、注意点や医師選びのポイントも併せて紹介します。

この記事を読めば、ダウンタイムの実態と対処法を理解できるので、不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

眉下切開のダウンタイムの期間とは?

料金(自由診療)眉下切開 ¥450,000+別途脂肪切除代¥150,000+別途麻酔代¥55,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。

眉下切開のダウンタイムは、個人差はありますが一般的に約1週間〜2週間程度です。腫れのピークは術後2〜4日程度で5日目以降に徐々に腫れやむくみ・内出血が治まり、約1週間後にはほとんどの方が日常生活を送れる状態になります。術後1週間ほどで抜糸が行われることが多く、抜糸後は外出時の負担も軽減されます。

傷跡が仕上がりが自然な状態になるには、3ヶ月〜6ヶ月程度の時間が必要です。3ヶ月ほど経つと、傷跡の赤みが薄れ、より目元の印象が整ってきます。経過は人それぞれですが、適切なケアをすることで、回復をスムーズに進められます。

回復をスムーズに進めるためには、紫外線対策や傷跡ケアを継続することが大切です。日焼け止めや帽子を活用することで、より早くきれいな仕上がりを目指せます。

眉下切開後のダウンタイムの経過と目安

料金(自由診療)眉下切開 ¥450,000+別途脂肪切除代¥150,000+別途麻酔代¥55,000(税込)
リスク・副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、顔の雰囲気の変化、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差などを生じることがあります。

術後の回復は時間とともに進み、徐々に症状が軽減していきます。ダウンタイム中の経過を知ることで、適切なケアができるでしょう。ここからは、術後のダウンタイムの経過を紹介します。

手術当日〜翌日

眉下切開の当日は麻酔の影響で痛みはあまり感じませんが、術後数時間ほどで徐々に腫れが出てきます。特に翌日になるとまぶたの腫れがはっきりと現れ、多くの方が「張っている感じ」「重たい感じ」といった違和感を覚えるタイミングです。翌日以降、麻酔が切れたタイミングで痛みを感じることがありますが、多くの場合、痛み止めの服用によりコントロール可能です。そのため、当院では術後の痛みを見越して、あらかじめ鎮痛薬を処方しております。

また、術後の痛みにご不安のある方や、ダウンタイム中もお仕事やご予定がある方には、最大72時間痛みを抑える持続型麻酔「エクスパレル」(税込33,000円)のご利用もおすすめです。こちらは、術直後からの痛みを和らげる効果が高く、多くの患者さまにご好評をいただいております。

術後2日~4日後

眉下切開後の腫れは、術後2〜4日目頃がもっとも強く出やすいピークの時期です。この間は、まぶたが腫れぼったく見えたり、内出血によって赤紫色の変色が目立つこともあります。

一時的にまぶたの開きが重く感じられる場合もありますが、こうした反応はほとんどの場合、時間の経過とともに落ち着いていきます。この時期は無理に外出せず、ご自宅での冷却や保湿をしっかり行い、患部を刺激しないことが回復を早めるポイントです。

術後1週間

術後1週間が経過すると、抜糸のタイミングになります。腫れや内出血は5日目以降に徐々に引き、1週間後には痛みも軽減していることがほとんどです。抜糸後は赤みやかさぶたが一部残ることもありますが、メイクで隠せる程度まで回復する方も多い時期です。

洗顔や入浴の制限も緩和され、日常生活への復帰がしやすくなります。ただし、傷口はまだ不安定な状態のため、強くこすったり日焼けをしたりしないよう注意が必要です。

施術後1〜3ヶ月

術後1ヶ月ほどは、赤みや硬さが目立ちやすい時期ですが、その後は徐々に落ち着き、3〜6ヶ月ほどかけて肌の色になじんでいきます。ただし、ケロイド体質の方は傷跡が残りやすい傾向があるため、事前に医師とご相談いただくことをおすすめします。

また、紫外線対策や十分な保湿といったスキンケアを心がけることで、より自然で美しい仕上がりが期待できます。

抜糸以降

抜糸が終わると見た目の違和感が軽減され、日常生活に戻りやすくなります。ただし、傷跡はまだ赤みや線状の凹凸が残ることが多く、完全に落ち着くまでには約3ヶ月〜6ヶ月程度がかかります。

特に、皮膚の硬さや色素沈着が気になる場合は、保湿クリームやUVケアを用いたケアを継続することで、より自然な仕上がりを目指せるでしょう。また、ダウンタイム後の経過に不安がある場合は、定期的な診察で医師に相談することが安心につながります。

眉下切開の経過をさらに知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

眉下切開の施術直後〜完成までの経過を徹底解説!術後の変化と症状、ダウンタイムの注意点や過ごし方なども紹介

眉下切開のダウンタイム中の過ごし方

眉下切開のダウンタイムを快適に過ごすには、適切なセルフケアが欠かせません。術後の回復を早めるには、医師の指示を守りつつ、日常生活での工夫も大切です。

ここでは、眉下切開のダウンタイム中の過ごし方を紹介します。

腫れがひかない場合は冷やす

眉下切開の術後に腫れが長引いていると感じた場合は、患部をやさしく冷やすことで症状の軽減が期待できます。冷却は術後2〜3日以内が特に有効で、腫れの拡大や痛みを抑える効果があります。

冷やす際は直接保冷剤を当てず、タオルなどで包んで患部に軽く当てるようにしましょう。長時間の冷却は血行を妨げるため、1回10〜15分を目安に休憩を挟みながらすることがポイントです。過度な冷却や摩擦は逆効果となる可能性もあるため、注意が必要です。

軟膏をこまめに塗る

術後の傷口には、医師から処方された軟膏を指示通りに塗ることが大切です。適切な保湿と抗炎症作用によって、感染リスクを抑えながら傷の治癒を促す効果が期待できます。軟膏は1日数回、清潔な手または綿棒でやさしく塗布しましょう。

塗り忘れや過剰な量の使用は逆効果になることもあるため、指示された用法・用量を守ることが重要です。また、メイクや日焼け止めは塗布後しばらく避け、薬剤がしっかり浸透するよう配慮することが望まれます。

傷口を触らないように気を付ける

眉下切開のダウンタイム中は、傷口に触れないよう細心の注意が必要です。無意識にこすったり、かゆみから掻いてしまったりすると、炎症や感染を引き起こす可能性があります。また、摩擦によって傷跡が濃く残るリスクもあるため、洗顔やスキンケアの際は患部を避けるようにしましょう。

就寝時には顔に枕や布団が当たらないよう、仰向けで眠る工夫も有効です。傷がふさがるまでは、極力物理的な刺激を与えないことが、きれいな仕上がりにつながります。

なるべく力を入れず安静にして過ごす

術後は体に負担をかけず、できるだけ安静に過ごすことが回復を早めるポイントです。特に、術後数日は、運動や長時間の外出を避け、目元に血流が集中しないよう心がけましょう。重い物を持ち上げたり、前かがみになったりする姿勢は腫れや内出血を悪化させる原因になります。

また、目を酷使する読書やスマートフォンの使用も控えめにし、眼精疲労を防ぐことが大切です。しっかり休息をとることで、腫れや赤みが早く落ち着き、仕上がりにも好影響を与えます。

抜糸後は患部を温める

抜糸が終わった後は、冷やすケアから温めるケアへと切り替えるのが一般的です。温めることで血行が促進され、赤みや硬さの軽減、皮膚の再生がスムーズに進む効果が期待できます。入浴時に湯船につかるだけでも十分ですが、目元を温める専用のホットパックを使用するのもおすすめです。

ただし、抜糸直後はまだ傷が不安定な状態のため、温めすぎや長時間の加温は避け、やさしく扱うことが大切です。医師の指示を守り、適切なタイミングで始めましょう。

下を向かないようにする

眉下切開のダウンタイム中は、下を向く姿勢をできるだけ避けることが重要です。長時間うつむいた状態が続くと、顔全体に血流が集中しやすくなり、腫れや内出血が悪化する恐れがあります。読書やスマートフォンの操作、家事などでも前かがみにならないよう意識し、姿勢を正す工夫が必要です。

特に、術後数日は頭の位置を高く保つようにし、就寝時は枕を高めにして上半身をやや起こした状態で休むと、腫れを軽減しやすくなります。

当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。

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眉下切開のダウンタイム中にみられる症状と期間

眉下切開の術後には、いくつかのダウンタイム症状が現れます。症状の程度や持続期間には個人差がありますが、あらかじめ起こりうる経過を把握しておくことで、落ち着いて対応できるでしょう。

ここでは、代表的なダウンタイム中の症状とその継続期間の目安を詳しく解説します。

腫れ・むくみ

眉下切開後の腫れやむくみは、多くの方にみられる代表的な症状です。術後すぐから腫れが始まり、2日〜4日後がピークとなります。まぶた全体や目の周囲が重く感じられ、外見にも大きく現れることが特徴です。

一般的には1週間程度で徐々に引いていきますが、完全に落ち着くまでには2〜3週間かかることもあります。冷却や安静、姿勢に気をつけることで腫れを軽減しやすくなるため、術後の過ごし方が回復スピードに大きく影響します。

内出血

内出血もまた、眉下切開後に多くみられるダウンタイム症状の1つです。皮膚の薄いまぶたは血管が豊富で、手術時の刺激により出血しやすい部位です。術後1〜2日後から青紫色や赤色のあざが現れ、時間とともに黄色や茶色に変化していきます。

見た目に強く現れるため不安に感じる方もいますが、通常は約2週間で自然に吸収されます。無理に触れたりメイクで隠そうとしたりすると悪化する場合があるため、自然な経過を見守ることが大切です。

ひきつれ

術後しばらくしてから、ひきつれを感じる方も少なくありません。これは、切開部の皮膚や筋肉が回復する過程で一時的に引きつるような感覚を伴う症状です。特に、笑ったときやまぶたを動かしたときに違和感を覚えることがあります。

通常は術後1ヶ月以内に自然に改善しますが、長く続く場合には医師への相談が必要です。自己判断でケアを進めず、必ず医師の指導を受けるようにしましょう。

痛み

眉下切開後は、軽度の痛みや圧痛を感じることがあります。痛みのピークは術後24時間以内で、数日間続くケースが多いようです。痛みの程度には個人差がありますが、ズキズキするような感覚や、引きつるような違和感を訴える方もいます。

通常は処方された痛み止めでコントロール可能で、1週間以内にはほとんど気にならなくなることが一般的です。また、術後の痛みにご不安のある方や、ダウンタイム中もお仕事やご予定がある方には、最大72時間痛みを抑える持続型麻酔「エクスパレル」(税込33,000円)のご利用もおすすめです。

こちらは、術直後からの痛みを和らげる効果が高く、多くの患者さまにご好評をいただいております。ただし、痛みが長引く、あるいは日に日に強くなる場合は感染などの可能性もあるため、早めに医師に相談しましょう。

傷跡

眉下切開は二重ラインではなく眉毛の下部分の余分な皮膚を切除し、引き上げる施術のため、切開部分の傷跡が気になる方もいます。術後すぐは赤みや盛り上がりが目立つことがありますが、時間の経過とともに徐々に目立たなくなります。

傷跡の成熟には通常3〜6ヶ月かかり、場合によっては1年ほどかかることもあります。紫外線対策や保湿、指示された軟膏の使用を継続することで、きれいな治癒が期待できます。万が一目立つ傷跡が残った場合は、レーザー治療などで修正が可能です。

眉下切開の特徴

眉下切開は、上まぶたのたるみを根本から改善できる外科的手法で、ナチュラルな若返りを目指す方に選ばれています。見た目だけでなく、機能面にも良い影響を与えるのがこの施術の大きな特徴です。

ここでは、眉下切開の特徴を紹介します。

たるみがスッキリし若々しい目元に

加齢によってまぶたが下がると、目元が重たく見えたり、実年齢よりも老けて見られたりする原因になります。眉下切開では、眉の下の皮膚を切除することで、余分なたるみを物理的に除去できます。その結果、上まぶたが持ち上がり、目元がすっきりとした印象に変わります。

特に、ナチュラルに目元を若返らせたい方や、切開線が二重ラインに入るのに抵抗がある方に適した施術です。顔全体の印象が明るくなるだけでなく、表情もイキイキと見えるようになります。

二重ラインがはっきりする

眉下切開によってまぶたの皮膚が引き上げられることで、もともとある二重ラインがはっきり見えるようになります。特に、加齢により二重のラインが薄くなった方でも、眉下切開によってもともとの二重幅がよみがえり、アイメイクの幅が広がることが期待できます。

また、まぶたに厚みがあり、埋没法のみでは理想のラインを作るのが難しい場合は、先に眉下切開でまぶたの厚みを取り除いたうえで、埋没法を組み合わせる方法もあります。
こうしたステップを踏むことで、より自然で美しい二重に近づけることが可能です。

傷が目立たずダウンタイムが短い

眉下切開の傷跡は、眉毛の中に切り込み毛根を残して縫合するため、時間の経過とともに傷から毛が生え目立ちにくくなります。この術式は、毛包斜切開法といって皮膚を切除する際には、傷跡のすぐ下にある毛根をできる限り残せるよう、メスを斜めに入れて切開しています。

さらに、斜めに切除された皮膚を、フラットに縫い合わせる高度な縫合技術が必要となります。この繊細な手技は、解剖学的な理解と豊富な手術経験が求められるため、増田院長だからこそ実現できる技術です。

また、増田院長の眉下切開の場合、施術3日目からパウダーアイブロウメイク(ペンシルアイブロウの使用は1ヶ月以降可能)が可能になります。そのため、早い段階でダウンタイムをカモフラージュすることが可能です。、周りにバレずに自然な変化を求める方にとっては魅力的な選択肢です。

増田院長の傷跡専用Instagramアカウントでは、一眼レフで撮影した術後経過の写真をご覧いただけます。仕上がりや傷の変化が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

視野が広がる

加齢によってまぶたが垂れ下がると、上方の視野が狭くなることがあります。眉下切開によって皮膚が持ち上がると、物理的に視界が開け、視野が広がるのを実感できることがあります。

特に、皮膚の被さりによって視野が狭くなる偽眼瞼下垂に近い状態の方は、見えにくさや目の開けづらさが改善されるケースが多く、QOL(生活の質)の向上にもつながります。美容面だけでなく、機能面の改善も期待できる点は、他のまぶた施術にはない大きな利点です。

頭痛や肩こりの軽減

まぶたが重く視界が遮られると、無意識に額の筋肉を使ってまぶたを引き上げる癖がつくことがあります。その状態が続くと、額の筋緊張から慢性的な頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。

眉下切開でまぶたの重さが改善されると、額の筋肉を無理に使う必要がなくなり、これらの症状の緩和が期待できるでしょう。美容目的だけでなく、日常的な体の不調に悩んでいる方にも、機能的な効果を実感しやすい施術です。

眼精疲労の緩和

まぶたのたるみによって視界が狭まると、目を見開こうとする動作が増え、目の周囲の筋肉に過剰な負担がかかります。これが、眼精疲労や目のかすみ、集中力の低下につながることもあるでしょう。

眉下切開でまぶたの開きが改善されると、目の開閉がスムーズになり、視野が確保されるため、自然に目の疲れが軽減されます。長時間のデスクワークやスマホの使用が多い方にとっても、眼精疲労のケアの観点から選ばれることがあります。

眉下切開の効果をさらに知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。

眉下リフトの効果を徹底解説!施術を受けるメリットやデメリット・ダウンタイムなども紹介

眉下切開のリスク

眉下切開は高い満足度が期待できる施術ですが、外科手術である以上、リスクや副作用の可能性も理解しておくことが重要です。代表的なリスクには、左右差・傷跡の色素沈着・赤みの長期化・ひきつれなどがあり、体質や術後の過ごし方によって程度は異なります。

また、過度な期待や医師との認識のズレにより、仕上がりに満足できないケースも考えられます。こうしたトラブルを避けるためには、事前のカウンセリングで疑問や不安をしっかり解消し、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

眉下切開のダウンタイム中の注意点

ダウンタイムを安全かつスムーズに過ごすためには、日常生活での注意点を把握し、適切に対応することが重要です。ここでは、ダウンタイム中の具体的な注意点を紹介します。

当日の入浴は避ける

手術当日は体温上昇による腫れや出血の悪化を防ぐため、入浴は避ける必要があります。湯船に浸かると全身の血行が促進され、患部の腫れや痛みが強くなる可能性があるためです。

当日はシャワーも控え、体を濡れタオルで拭く程度にとどめましょう。清潔を保ちたい場合は、首から下のみを軽く拭くなど工夫し、顔まわりや頭部への刺激は避けてください。入浴再開の目安は医師の判断によりますが、多くの場合は翌日以降のシャワーが可能です。

洗顔は患部が濡れないように気をつける

眉下切開直後の洗顔では、切開部に水が触れないよう特に注意が必要です。傷口が濡れると、感染のリスクが高まり、炎症や治癒の遅れにつながる可能性があります。洗顔は目元を避け、額や頬を洗う際も水や泡が患部に流れないよう細心の注意を払いましょう。

翌日以降はぬるま湯を使い、洗顔料をしっかり泡立ててから手のひらで包み込むようにやさしく洗うのがポイントです。拭き取りには柔らかいタオルや清潔なガーゼを使用し、摩擦は避けてください。

コンタクトレンズの使用

眉下切開の術後はまぶたが腫れて敏感な状態にあるため、コンタクトレンズの使用は原則として控えることをおすすめします。手術後3日目以降に医師の許可が出る場合もありますが、腫れが強い場合には、抜糸が完了するまではメガネで過ごすのがおすすめです。

コンタクト装着時のまぶたの引っ張り動作が、切開部に負担をかける可能性があるためです。違和感や痛みを感じる場合は無理に装着せず、再開時も慎重に進めるようにしましょう。

飲酒は1週間以降から開始する

飲酒は体温を上昇させ血流を促進する作用があるため、術後の腫れや内出血を悪化させる原因になります。特に、手術当日から3日間は血管が拡張しやすい状態のため、アルコール摂取は厳禁とされています。

また、術後に処方される抗生剤や鎮痛薬とアルコールが相互作用を起こすことで、体調不良を引き起こすリスクもあるため注意が必要です。飲酒再開は1週間以降が目安となりますが、体調や回復具合を見ながら少量から始めることが大切です。

アイメイクの開始時期

眉下切開後のメイク再開には、患部への刺激を避けることが非常に重要です。術後の経過に応じて、段階的にメイクを再開していただくことで、傷の回復を妨げず、より自然な仕上がりを目指すことができます。

術後翌日からは、眉を除いた部分のメイクが可能です。ただし、眉への直接的な刺激は避けてください。術後3日目以降、当院の増田院長による眉下切開を受けられた方に限り、眉部分のメイクも「パウダータイプのアイブロウ」であればご使用いただけます。

ただし、ペンシルタイプなど、摩擦が強くなるメイクアイテムは、傷跡に負担をかける可能性があるため、1ヶ月間は使用は控えていただくことをおすすめしています。お肌の状態や回復スピードには個人差があります。ご不安な点やメイク再開のタイミングについては、お気軽に診察時にご相談ください。

激しい運動は控え、スポーツは約1ヶ月後から

術後の回復を妨げないためにも、激しい運動は約1ヶ月程度控える必要があります。ジョギングや筋トレ・ダンス・ヨガ・サウナなどは、体温上昇や発汗によって血行が促進され、腫れや出血、傷の開きといったトラブルの原因になります。

特に、眉下付近の皮膚はデリケートなため、無理な動きや振動も避けることが重要です。運動再開は医師の判断を仰ぎながら、軽いウォーキングから始め、徐々に元の活動量に戻していくことが安全です。

眉下切開のダウンタイムを短くするには医師の選び方も重要

眉下切開は技術力が求められる手術であり、ダウンタイムの長さや仕上がりの美しさは、医師の技量によって大きく左右されます。経験が豊富で症例数の多い医師であれば、必要最小限の剥離や丁寧な縫合が可能になり、術後の腫れや内出血を抑えやすくなります。

また、術前カウンセリングで希望や不安を丁寧に聞き取ってくれる医師を選ぶことで、精神的な安心感も得られるでしょう。ダウンタイムを短く抑えたい方は、クリニックの症例写真や口コミ、医師の経歴をしっかり確認し、信頼できる医師を選ぶことが重要です。

当院では、丁寧なカウンセリングと個性を活かすオーダーメイド治療が特徴です。経験豊富な増田院長が、お客様一人ひとりの理想の美しさを追求し、自然で洗練された仕上がりを実現します。

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眉下切開のダウンタイムに関するよくある質問

眉下切開のダウンタイムは、施術を検討している方から多くの質問が寄せられます。ここでは、眉下切開の代表的な疑問にわかりやすく回答します。

眉下切開のダウンタイム中、仕事には何日で復帰できますか?

仕事復帰の目安は、職種や個人差によって異なりますが、一般的には術後5〜7日程度で可能です。抜糸が終わる1週間後を目安に、見た目の腫れや赤みも徐々に落ち着いてくるため、デスクワークなどであれば復帰しやすいタイミングといえるでしょう。

ただし、接客業など対面の機会が多い場合は、内出血や赤みが目立つ間はメガネなどでカバーする必要があります。不安な場合は、約1週間程度の休暇を確保しておくと安心です。

眉下切開後のダウンタイムはひどいと・やめたほうがいいと聞きますがなぜですか?

「ダウンタイムがひどい」といわれる理由には、術後の腫れや内出血が強く出る場合があることが挙げられます。特に、体質や術後の過ごし方によって症状が悪化するケースもあるため、不安に感じる人が一定数いるのは事実です。

また、技術の乏しい医師による施術や、不適切なアフターケアによって、仕上がりやダウンタイムが悪化するリスクも否定できません。しかし、信頼できる医師のもとで正しくケアをすれば、過度に心配する必要はありません。

眉下切開とroof切除、眼瞼下垂手術のダウンタイムには違いはありますか?

眉下切開のダウンタイムは約1〜2週間程度になります。また、同時に行うことの多いROOF切除も、同じく眉下切開とほぼ同程度のダウンタイムで済むケースが多く、腫れや内出血は術後数日〜1週間をピークに徐々に落ち着いていきます。

一方で、眼瞼下垂手術は、まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜に処置を行う機能的な手術であるため、より深い層へのアプローチが必要になります。そのため、腫れや内出血がやや強く出やすく、ダウンタイムは2〜3週間程度かかることもあります。

それぞれの施術には目的や回復期間に違いがあります。仕上がりだけでなく、生活スケジュールやご希望の回復期間も含めて、ご自身に最適な治療法を選ぶことが大切です。

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まとめ

この記事では、眉下切開のダウンタイムに関して、症状の経過や期間、適切な過ごし方、注意点、医師選びの重要性まで詳しく解説しました。

ダウンタイム中は腫れ・内出血・ひきつれといった症状が現れやすく、それぞれに応じた対応が求められます。また、術後のケアや生活習慣に気をつけることで、回復を早めることも可能です。

この記事を参考に、事前に正しい知識を身につけ、納得のいく形で眉下切開を検討しましょう。

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    全国各地で形成外科、美容外科治療に携わり、その経験、知識、技術を最大限に活かせる場としてクリニックを開業。
    目周りの手術の執刀数は5千件以上で業界トップクラス。『360度美人』を目指して! 美容医療だけではなく、広くお悩み解決に携われるよう、産婦人科専門医による婦人科外来、泌尿器科専門医による男性美容外来、美容師とのコラボレーションで頭皮・髪質治療も展開中。
    赤坂見附駅前で、男女問わず幅広い年齢層の美容のお悩みを解決している。

    経歴

    • 2013

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    • 2015

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      形成外科

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      形成外科

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