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まぶたが垂れ下がる「眼瞼下垂」が起こる原因とは?対処法やセルフチェック方法も紹介

2023.04.15

眼瞼下垂になるとまぶたが上がりづらくなるため、目つきが悪くなったり、頭痛などを引き起こしたりしてしまいます。

原因はまぶたの筋肉や腱が収縮しづらかったり、加齢によってまぶたが垂れ下がっている場合が多いです。

本記事で眼瞼下垂になる原因と対処法を知り、まぶたの悩みを解消しましょう。

まぶたが下がる「眼瞼下垂」とは


眼瞼下垂とは、上まぶたが上がりづらくなり瞳孔が一部見えなくなってしまう症状のことです。

上まぶたにある上眼瞼挙筋やミュラー筋、これらを動かす神経の機能が低下すると起こります。

まぶたを上げているつもりなのによく見えない場合や、目を開くためにおでこや目の上に力が入ってしまう場合は眼瞼下垂の可能性が高いです。

そのまま放置してしまうと頭痛や肩こり、疲れやすいなど日常生活にも影響する可能性があるため、早めに対処しましょう。

眼瞼下垂の原因

眼瞼下垂の原因はさまざまですが、大きく分けると先天性と後天性の2パターンに分けられます。

自分はどの原因が当てはまるのかチェックしておくと、カウンセリングがスムーズになるでしょう。

生まれつきまぶたが上がりにくい

人によっては最初からまぶたを上げる筋肉が弱い場合もあります。

成長過程でまぶたの筋肉が発達せず、硬く伸びづらい線維組織がたくさん混ざってしまうのです。

通常、眼瞼下垂以外の異常はほとんどみられませんが、片目のみに眼瞼下垂がある場合は視力が弱まってしまう可能性があります。

この場合は、しっかり経過を観察したり早めに手術したりすることが大切です。

眼瞼下垂の手術は生後6ヶ月から行えますが、医師に相談して手術を検討してみてください。

加齢によってまぶたが上がりにくくなった

年齢を重ねるとまぶたにくっつく健が衰えたりはがれてしまったりするため、まぶたが下がり眼瞼下垂の症状が強く表れる方が増加しやすいです。

特にまぶたは強い刺激を与えられ続けると、上眼瞼挙筋が縮みにくくなり、目を開きづらくなる場合があります。

だんだん目元が重く、疲れているような印象になってきたら、まぶたを支える筋膜の部分が衰え始めているのかもしれません。

まぶたがたるんでいる

加齢によってまぶたがたるんでしまうのも、眼瞼下垂になる原因の1つです。

目をこするクセがある方やアイプチをする方は、まぶたに負担が掛かっているため、将来まぶたがたるんでしまう可能性があります。

皮膚がたるんで瞳孔の一部が隠れてしまうことを「眼瞼皮膚弛緩症」といい、症状を解消するためには手術が必要です。

余分な皮膚を切除するだけで完了する場合もありますが、ほかの病気が原因の場合は速やかに該当する診療科を受診しましょう。

ケガや神経の麻痺

大きなけがや病気によってまぶたを持ち上げる動眼神経や脳神経がダメージを受けると、眼瞼下垂になる場合があります。

また神経の麻痺が原因で、まぶたが垂れ下がって瞳孔が小さくなってしまう>「ホルネル症候群」を発症する場合も。

上まぶたを動かすためには筋肉と神経が必要なため、動きを伝える神経が切断されると眼瞼下垂の症状が強く出てしまうでしょう。

眼瞼下垂の対処法

眼瞼下垂は生まれつきの体質や加齢によって起こりやすい症状です。

ほとんどの場合は手術をすると解消されますが、まぶたに大きな負担をかけない生活をすることで予防効果を期待できます。

眼瞼下垂の対処法を覚えて、いざというときに役立ててください。

手術をする

手術は眼瞼下垂の対処法として1番効果的です。

たるんでしまった皮膚を取り除くことで目が開きやすくなり、頭痛や肩こりが解消されます。

イートップクリニックでは、眉下リフト(眉下切開)という眉毛の下を切開し、まぶたのたるみを改善する効果を期待できる手術 や、切開法などお客様の目の状態に合わせて手術をご提案させていただきます。

特に眉下リフト(眉下切開)は腫れにくく、比較的短いダウンタイムでまぶたのたるみを対処できます。

眼瞼下垂の予防法

眼瞼下垂の予防法は、ハードコンタクトの使用を控えることです。

ハードコンタクトレンズを長期間使用していると、レンズの厚みでまぶたを持ち上げる挙筋腱膜やミュラー筋が摩擦によって薄くなってしまい、収縮力が低下しまぶたが上がりにくくなると言われています。

出来れば、眼鏡を使用するなどの対策を検討するのも良いでしょう。

テープでまぶたを固定する

軽い眼瞼下垂は、専用のテープでまぶたを固定するだけで目の開きづらさの症状を軽くすることができます。

テープは薬局やコンビニで購入できるサージカルテープを使用してください。

まぶたの皮膚を軽く引き上げてテープで固定したまま1日中過ごします。

なるべく寝る時以外は固定しておく方が良いため、外出する予定がない日に行うのがオススメです。

ただし、まぶたを固定するためにセロハンテープやアイプチは使用しないでください。

肌のかぶれや負担がおおきくなり、眼瞼下垂が悪化する可能性があります。

眼瞼下垂のセルフチェック方法

眼瞼下垂は、生まれつきや加齢によって少しずつ進行していくため、気付くまでに時間がかかる場合が多いです。

ひどくなる前に対処することで頭痛や肩こり、視界の悪さを早めに解消することができます。

まぶたに異常がないか定期的にセルフチェックしてみましょう。

<眼瞼下垂のセルフチェック方法>

・目を閉じて顔を正面に向く

・眉毛の上を指でおさえる

・ゆっくりとまぶたを上げる

おでこに力が入っていない場合や、目が開けにくい場合は眼瞼下垂の可能性があります。

まぶたの「眼瞼下垂」は筋力や加齢が原因で起こる場合が多い


眼瞼下垂とは、まぶたが下に垂れ下がってしまい瞳孔の一部に覆い被さってしまう症状のことです。

原因は、生まれつきまぶたを上げにくい構造になっているか加齢によって徐々にまぶたが下がってしまっている場合が多くあります。

大体は手術で対処できますが、トレーニングやテープでまぶたを固定することで予防したり進行を遅らせたりすることが可能です。

イートップクリニックでは、患者様のまぶたの状態に合わせて、まぶたを切開し目の開きを良くする全切開法や、眉毛の下のラインに沿って皮膚を切開し、まぶたのたるみを取り除く眉下リフトなどの多数の手術をご提案することが可能です。

眉下リフトの手術執刀数は1,200件以上(2018年〜2022年)あり、さまざまな目元のお悩みに最適な手術方法を提案しています。

公式サイトやInstagramで過去の症例を紹介しているため、眼瞼下垂にお悩みの方はぜひチェックしてみてください。

記事監修医師プロフィール

院長/医師

増田えりか

2013年 日本大学 医学部 卒業
2013年 東京臨海病院 内科、皮膚科、形成外科、救急科
2015年 昭和大学病院 形成外科
2016年 今給黎総合病院 形成外科
2017年 千葉こども病院 形成外科
2018年 湘南美容クリニック 秋葉原院
2020年 湘南美容クリニック 高田馬場院 院長
2021年 イートップクリニック 開設 院長就任

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